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彼女は存在しない
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彼女は存在しないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全80件 61~80 4/4ページ
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古い本らしいですが 著者の代表作ともいえる作品で素晴らしい作品 という本屋のPOP説明を読み手に取りました。 個人的には、この手の残虐な内容が 苦手ということもあるのですが、 読了後の何とも言えない気持ち悪さは いかんともしがたかったです。 ただ、二重人格者本人の苦悩や その家族の苦悩の様子は克明に 描かれており、そのあたりに著者の 伝えたかったことがあるのかな・・・ とも思いました。 | ||||
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☆ゼロです。 文体もストーリーも味わいがない。 気持ちの悪いシーン続出。救いもない。 止めればよかった。 じかんのムダだった。 | ||||
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酷い!の一言につきる。これは小説と呼べるのだろうか!? まず文体が好きになれなかった、否、文体と呼べる代物ではない。 この話のもつ“秘密”は前半でわかってしまった。 とにかく刺激的にすべく、あらゆるタブーを盛り込んだようだが、少しも鮮烈でなくオリジナリティーもなく、陳腐! 音楽を入れても、映画を入れても、少しも生きていない。とにかく、この人には文学の才能が皆無なのだと確信した。 最後に種明かしが、やはり小説的ではなく、橋田壽賀子的に一から十まで懇切丁寧に披瀝されるあたり、怒るどころか笑ってしまった。 そこまで教えてくれなくても・・・というところまで(爆笑) これは、小説でもなければミステリーでもない。何の余韻も残らない。 本物のミステリーであれば、最後に得体の知れない何かが心に巣くうものである。 新聞広告に躍らされて暇つぶしに買ってしまったが、本屋さんのオススメ、特に幻冬舎のものは買うべからず!勿体ない勿体ない! 早くブックオフに売りに行こう! | ||||
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ラストまで予想どおり ミステリーを読み慣れている人は、面白くないかも 文章は読みやすいかな | ||||
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読み始めてすぐ、なんとなく文章が読みにくい感じを覚えました。 これは好みもあるかと思うので、人によるのでしょうが・・。 多重人格者の話だったので、 ラストはこういう感じになるのかな?と思いつつ 頑張って読み進めて行くと だいたい想像した通りのラスト。。 ここから何かあるのかなと思いましたが そのまますっと終わってしまいました。 うーん。 POPで大々的に勧められていた割には・・ ちょっと肩すかしでした。 | ||||
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すっかり騙された。 サスペンス系の本は、意外にラストがよめちゃったりするから、当たり外れが大きいのだけれど、この本は当たりだったなと思う。 まず、本屋でこの本を手に取った時にそのタイトルから自分なりの予想を持っていたのだが、全くの的外れであり、その後読み終わるまで騙されっぱなしだった。 途中ではもう全くどこに向かってるのか分からず、混乱しかけたところがあったが、逆にそこまで混乱させることができる本手のは、こういったジャンルの本では大きな成功であろう。 ただ、最後のネタばらしの部分が理解しずらいなと思った。 でもそういった部分も含めて、この本の面白さを増しているのかなと思う。 なんにせよ久しぶりにこういった類の本を読んだがとても面白かった。 そして、兄弟愛みたいなものを強く感じたところもあり、兄弟を持つ身として少し考えさせられた部分もあった。 | ||||
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多重人格の人物が出てくることによって、叙述トリック的な 楽しさが味わえ、だんだんと過去のトラウマが明かされていくという 構成はとてもよかったです。 進むにつれて謎が深まり、さあ、どう決着をつけるんだろう? というところで、真相が明かされます。 どんでん返しの連続です。 で・・・・読了しても、よくわかりません。 結局、どういうことだったの?と。 ラストの真相を元に、最初から読もうとしても、謎だらけです。 ***! ここからネタバレ含みます。!*** ・香奈子はいつから貴治と付き合っていたのか? 生暦、生活面、金銭面、どうしていたんでしょうか。 ・先生は、同名を偶然と思っていたのか? ・由子と亜矢子は、過去のトラウマから偶然、同じ時期に同じような環境に陥っていた? それはちょっと考えにくいなと・・・ ***! ネタバレ終わりです。 !*** ざっと頭の中で整理しただけなので、間違っていたらすみませんが、 とにかく、一読して「なるほど!」ってなる感じではないです。 映画でいうと、「メメント」みたいな感じ。 私としては、「レザボア・ドッグス」くらいわかりやすい「そうだったのか」感が欲しかったです。 (どちらも純粋なミステリじゃないので、例えがあれですが・・・) 謎なところがあってもOKな方には、雰囲気は悪くないのでいいのかもしれません。 恩田陸の「ユージニア」の謎が気にならない、という人にはお勧めかもです。 | ||||
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ラストが頭の中で繋がりづらかった印象があります。 「ん? ん?」と読み返すとよく分かります。 新宿の紀伊国屋で推していたので読んでみましたが、 期待以上ではなかったです。 | ||||
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タブーに果敢に挑み続けるキワモノキングの非シリーズもの作品。非シリーズものと聞いてやった、タブー要素ないやと思ったことでしょう。ところがそれは残念、あるんです。前に刊行された「記号を喰う魔女」ほどではないもののタブー要素目白押しです。せいぜい出てこないのは「カニバリズム」程度です。なのでもちろん、従来どおりの注意として近親相姦等の表現に拒絶反応を示す人は絶対に読まないでください。まあ気分が悪くなるか本を投げ飛ばすかでしょう。むろん最後も救えません。でもそれでいて読めない作品でないのが本当に不思議。奇跡とも言えるかもしれません。毎度ですが従来のミステリーに飽きた人にはお勧めです。 | ||||
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最後まで真相が分からずすっかり騙されてしまった。物語の展開方法はおもしろかったが、多重人格の話に重点を置いていた結果、殺人事件が起きているのに警察の捜査が発生しなかったり、兄とその恋人の出会いが分からなかったりといくつか気になる点もあった。 | ||||
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うひょ!面白かった。('-,_ω-`)プッ 迂闊なことを書くとネタバレになるので、事細かに書けませんが、一応内容らしきものを書いておくならば、とりあえず多重人格者のお話です。 男女二人の主人公が出てきて、それぞれの視点で物語が綴られます。この時点ですでに叙述は始まっており、ラストのトリックに繋がっていきます。 まぁ僕は途中でそのトリックに気づいちゃいましたが。('-,_ω-`)プッ ミステリ的な部分を排除しても今作はその淡々とした文章で綴られる登場人物の凄惨な過去や心の葛藤があまりにも生々しく、読んでいて始終胸が苦しくなりました。 だけど面白いです、はい。文句なく。('-,_ω-`)プッ | ||||
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少なくとも、浦賀和宏殺人事件、眠りの牢獄など、初期以後の浦賀作品の中ではこれはかなりいいと思う。 ミステリ的にも一応きちんとしていて、僕はミステリをあんまり読んでなかた頃にこれを読んだので、かなりいいと思った。 主人公のラストのあれもとてもいい感じだし。 | ||||
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どんでん返しは期待しない方がいいですね。ミステリー好きさんならば分かる人多いんじゃないかと。してやられた感は薄く、後味はよろしくない、新領域には達していないのではないか、と珍しく辛口になってしまいました。さらさら読めてしまうが、そのままサラーっと流れていくような。設定は非常にそそられるものだったが... | ||||
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確かに読みやすかったです。でも後半でどんでん返し。読みやすくスラスラ読んでいるテンポで読み進めていると絶対に最後は理解できない内容だと思う。それよりなにより、解離性同一性障害を面白おかしくミステリアスに題材として書きすぎだと思いました。本当に解離性同一性障害で苦しんでいる人にとっては苦痛に耐えがたい、見るに見かねない本だと思います。解離性同一性障害を理解している人なら客観的に見れるかもしれませんが知らない人が読んだら病気に対しての変な先入観(本書の場合は特に殺人者)を植え付けるに違いありません。もう少し題材に関しての勉強をしてから本書を書いていただきたかったと思います。でも、核心に迫るまで両サイドからの視点で書いていくストーリーは面白かったです。 | ||||
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長編のわりに内容がない。途中でだいたいのことに気付いてしまうし、なんらかの物事について考えさせられるような、後々にも心に残る部分がないのが心底残念。 本書の解説に、作者をはじめて読む方にすすめたい、と記してあったけども、後味が悪いだけで、正直はじめてはじめてじゃないに関係なく、個人的にはおすすめしない。 | ||||
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読みやすく、わかりやすく書かれてありますが、最後の最後で何が起きたのかわかりませんでした。考えれば考えるほどわからないです。けれども、本当に可哀想なのはこの人なのかな…と、切なさを感じました。 | ||||
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軽いタッチなのですらすらと一気にラストまで読みとおせる。そこが肝心!たぶんあまり時間をかけて読んでいると最後に何がなんだかわからなくなってしまいそうである。多重人格者の特徴を見事に生かした構成。文章がどこかジュニア小説っぽいのが気になるものの、この構成の上手さに感心してしまいました。 | ||||
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大学時代に著者のデビュー作「記憶の果て」を読んで、とても衝撃を受けました。とにかく、この人の書く文章は、人の心の繊細さを文字に書き表して、私を切なくしてくれます。それはこの作品でも強く出ています。物語は、多重人格障害の疑いのある妹と、それに向き合うことで変化に巻き込まれる兄とその恋人、妹の別人格のときに交流する人々たちで進んでいきます。この作品では、その「人格」をキーワードに、それぞれの人間関係、劇的な展開、あっと驚く結末が、「記憶の果て」同様、「やられた」と衝撃を与えてくれます。個人的には、よりエモーショナルになれる終わり方のが、好きなんですが、やはりこの表現力と構成力は、素直にすごいと思います。 | ||||
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多重人格の描写が、こわい。夜一人で読んでいると、だんだん「ひとごと」でないような、気になってくる。誰が誰だか、わからなくなって来る恐怖。もしかして、自分の身近にも・・と考えると、怖くなります。 | ||||
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「すごくアヤコに似ていたから、あなたと間違えちゃったみたい」自分とそっくりなアヤコという女がいる・・・・誰だって興味を覚えずにはいられないだろう。この物語の主人公、香奈子は見ず知らずの女の子に人違いされ、そこから女の子と仲良くなる。しかしそれが、恐怖への幕開けだった。2重人格の女アヤコ、もう一つのペルソナ由子を中心に、ごく普通だった人間関係が歪み始めた。゛存在しない彼女゛とは一体誰なのか?息もつかせぬ展開に、きっとあなたも引き込まれるはず。「彼女は存在しない。」 | ||||
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