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彼女は存在しない
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彼女は存在しないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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良い状態でした。 | ||||
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最後でびっくりして。 えー?? ちゃんと辻褄が合ってるの?? 後で最初から読み直すか? こういうトリックって難しいね。 イニシエーション・ラブとかの方が読後感がスッキリですね。 | ||||
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まずは、人物整理をはっきりさせる。これがスタートです。多重人格も名前が付いているなら、はっきりさせるべきである。これがクリアー出来れば、ウルトラ大どんでん返しだったと思います。 | ||||
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多重人格をテーマにした叙述トリックもの。解けそうなヒントがあちこちにあるように見せかけて実はトラップだらけ (「・ω・)「 読めば読むほど、考えれば考えるほど、どんどん混乱していく…それが著者の狙いなのだろう。そして、まんまと騙されました(笑)若干グロいシーンもあるが嫌いではない。面白い作品でした。 | ||||
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途中の言い回しで分かってしまいますが、読みやすくて良かったです。 ただ最後の殺人はいらないかな。ちょっと可哀想でした、、 | ||||
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メフィスト賞作家として講談社ノベルズで数多くの著作を発表してきたが癖の強いシリーズ上いまいち一般層には波及しなかった浦賀氏が、講談社ノベルズを離れて幻冬舎から出して、好評のためベストセラーとなった大ブレイク作だ。 サイコサスペンス風のミステリーだが、氏のお馴染みのテーマである近親相姦やカニバリズムを織り込みながらも一般層にも受け入れやすいストーリー展開の面白さで一気読み確実の傑作である。 | ||||
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多重人格の小説といえば、「ISOLA―十三番目の人格(ペルソナ) 」(貴志祐介、角川書店)を連想しますが、一般人には身近なテーマではないため、ホラーやミステリー系になりがちな題材です。 僕は、ミステリー系小説を「読みはじめたらすぐに分かっちゃいました」的な視点で読みたくないのでいつも先読みせずに読み進めますが、この小説は読み終わってからもう一度読んでみると最後の仕掛けをより深く理解することができると思いました。 伏線が散りばめられ、読み返して改めて深く理解できる構成になっています。 あまり期待はしていなかったのですが、グロい描写もあり意外と面白かったです。 | ||||
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私はこの作品大好きです。グロ描写と性虐待は出てきますが、構成がすばらしくて話がおもしろいです。ラストはちょっと残念。捕まったらどうなるのか、そこが1番気になるところだったので。この作品から浦賀作品集めて読んでますが、どれもラストにどんでん返しがあるのでおもしろいです。 | ||||
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10年ほど前に読んで以来、もう一度読んでみました。 当時は多重人格の本を読みたくて読んだはいいけれど、軽いノリとかがきっとダメだったのでしょう。乱読して終了してしまいました。 帯に何が書いてあるのかは、捨ててしまって手元にないのでわかりませんので、何の先入観もなく過去の記憶もさっぱりなく、まっさらな気持ちで読みましたところ、これが意外と面白かったです。 まず、軽いノリなのでとっても読みやすい。 で、青春ものを読んでいる雰囲気で読み始めれば、まぁ、すっかり騙されるとまではいかないかもしれませんが、本格的な多重人格のモノを読みたい方以外はなかなか楽しめると思います。 単なる想像ですが、きっと作者の方も多重人格のほうがメーンで書かれたのではないと思いますし…。とても考え抜かれた構成でよくできているな、と感じました。 | ||||
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佳作。 ミステリのサプライズと文学的テーマを巧みに縒り合わせた希有な作品。 ただ、帯が結末ばかりに重点を置き、さらに書店も大々的に売り出したので、 新本格やメフィストに何の下地も無い一般読者層に受けが悪かったようだ。 確かに、トリックだけを見ればエレガントとは言えないかもしれないが、それは確固とした作品のテーマがあり、 それを幾層も掘り下げたり重ねたりしたことの結果だ。 単にサプライズを書くだけなら、(良い意味で)こんな歪な話の展開はしない。 人の内面をテーマに、新本格以降のトリックや世界観を用い、 やや青臭く魅力的な作品を完成させる著者の力量は高く評価されるべきものと思う。 帯の煽りと、この作者の魅力はそもそも全く別なところにある。 しかし出版社は手に取ってもらわなければ何も始まらないと割り切っているのかも知れない。 その先入観で作品の評価が変わってしまうのであれば非常に残念なことである。 | ||||
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とても、とてもよくできたトリックなのに、あまりに先に批評を目にしたためにラストがうっすら見えてしまったのが、ものすごく残念! 何も知らずに読みたかったです…。 | ||||
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浦賀さんの作品は、本作がきっかけでいろいろ読ませてもらっていて 大好きな作家のひとりです。 評価については賛否分かれているようですが、 私は「彼女は存在しない」の意味を知った時には純粋にかなり驚きました。 私はミステリや推理物を読むとき犯人やオチを自分で先回りして 考えたりせずに読むので、そういった人は、必ず最後の展開には 衝撃を受けると思います。 また、この作品の素晴らしいところは、その話の展開だけでなく 読後、人間の意識や、人格とはいったい何ぞや。何をもって 人間たるか。といったことを考えさせる作品になっているところです。 その点、単なる多重人格ものとして一緒くたにされるのはもったいない作品 だと思います。 | ||||
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表題のとおりの感想です。 面白く読みました。 私にはオチは読めなかったから、最後に「あっ!!!」となって、 確認のためにページをさかのぼることしきり。 酷評が多いので、ちょっと著者が気の毒になりました。 私は「楽しい数時間をありがとう。」という気持ちです。 | ||||
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文章の稚拙さに苦言を呈している方がいますが、自分はむしろ文体の書き分けが上手いなと思いました。 若い女性の一人称で進む「香菜子」パートと、三人称視点の「根本」パートが交互に進む構成となっていますが、「根本」の方では落ち着いた文章となっています。「香菜子」の語りが携帯小説風なのは、まさにそういう小説に出て来そうな今時の若い女性像を念頭に置いているからでしょう。 多くの方が指摘している通り、途中でオチは読めてしまいます。が、作者が苦心して●●トリックを多用しているのを確認するだけでも楽しいです。オチに気づいてから最初に戻って読み返すと、結構最初の方からヒントを小出しにしているのが分かります。 時系列がわかりにくいのがやや残念な点。 帯に「ミステリファンが傑作と唸る」と書いてますが、たぶんある程度ミステリ慣れした人の方が楽しめるのだと思います。人によっては「なんじゃこりゃ」になるのもまあ頷けます。 | ||||
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出来事は非現実的ですが、人物像はとても丁寧に描かれている印象で、 身近に感じます。 とんでもない状況下の中でも、描写が繊細で生々しくリアルなので、非現実的だと敬遠せずに引き込まれました。 普段ミステリーを読まないので、 尚更かもしれないですが 終始予想を裏切られました。 グロテスクな描写が苦手なかたは 読まない方がいいです。 かなりダメージを受けると思います。 私はそういう破綻した状況下での人間に興味があるので、読みました。 ガツンガツンと頭を殴られるような衝撃の連続です。 その中にも人間の奥深さ、複雑さや繊細さ脆さを沢山感じ取れる作品だと思います。 力強い文体が胸に刺さります。 | ||||
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楽しく読ませてもらいました****************** | ||||
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最初の3分1ぐらいは、今どきの若者の生活感が描かれていて、 ハッキリ言ってそこはちょっと読んでてダルいな〜と思いました。 しかし中盤、ある事件をきっかけに物語がようやくミステリの様相を見せ始めます。 とりあえずそこまで頑張って読めば、 終盤はもうページをめくる手を止められず最後まで一気に読めてしまうこと請け合いです。 折原一、我孫子武丸、この辺の名前に興味惹かれるタイプであれば、 読んでみて損はしないと思います。 まあ、ちょいグロなところがあるので、少しのグロもダメって人は読まない方がいいですね。 | ||||
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読み終わってここのレビューを見たとき、意外と評価低いな…って思いました。 多重人格を上手く使ったトリックには最後まで裏切られっぱなしでした。 内容はとにかく暗くてグロですが、ちゃんとヒューマンドラマになっていて、とても心揺さぶられました。 ただ、ラストが少し違和感ありました。そこまでするなら最後は兄妹の会話で終わって欲しかった…。だから☆4です。 | ||||
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この本に関する評価は色々あるようだが、結果的に一気に読んでしまったことは間違いなく面白かったということになると思う。自分の読書量の少なさ故、そう思ってしまったのかどうかは分からないけれど、ミステリ性もホラー性もあり読者を引き込む本だと思う。ミステリの性格上、腑に落ちない部分は最後には解決してもらいたいと思うけれど、細かいところは拘らなくても良いのかも知れない。人物の心理描写にもう少し工夫の余地があったと思うが、結末に至るまでの伏線の部分もあったので、もう一度よく読み返してみないと描写の問題なのか意図的なのかは分からない。いずれにしても面白かったのは事実であり、再度検証したくなる本だった。 | ||||
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すっかり騙された。 サスペンス系の本は、意外にラストがよめちゃったりするから、当たり外れが大きいのだけれど、この本は当たりだったなと思う。 まず、本屋でこの本を手に取った時にそのタイトルから自分なりの予想を持っていたのだが、全くの的外れであり、その後読み終わるまで騙されっぱなしだった。 途中ではもう全くどこに向かってるのか分からず、混乱しかけたところがあったが、逆にそこまで混乱させることができる本手のは、こういったジャンルの本では大きな成功であろう。 ただ、最後のネタばらしの部分が理解しずらいなと思った。 でもそういった部分も含めて、この本の面白さを増しているのかなと思う。 なんにせよ久しぶりにこういった類の本を読んだがとても面白かった。 そして、兄弟愛みたいなものを強く感じたところもあり、兄弟を持つ身として少し考えさせられた部分もあった。 | ||||
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