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ジェネラル・ルージュの凱旋
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【この小説が収録されている参考書籍】
ジェネラル・ルージュの凱旋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全196件 61~80 4/10ページ
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(本作については、上下巻共に同様のレビューになっています) どんな作家でも、物語を描く上で、「こうありたい自分」の理想像を 投影した人物を意識的・無意識的に生み出すことがあると思う。 本作の速水医師は、もしかしたら海堂さんにとってそういった存在。 投下できる資本・資金が減り続け、そして人海作戦の結果人員が 疲れ果てているとしたら、現場の将は血にまみれて闘うしかない。 そういった力強く、悲壮なメッセージを受け取った。 個人的には、『チーム・バチスタの栄光』で描かれた克明なバチスタ 手術の描写よりも、本作の速水医師による現場の描写の方が、 拙く荒々しい部分がありながらも、作者の魂を感じ、心に残った。 また、本作下巻の末尾に、シリーズの年表や登場人物をまとめた 特別付録が付いている。これを見たときに、「ああ、この人は、 エンターテインメントの分野で、ある一線を超えて普遍性を獲得 したのかも」と思った。 「読み返してもいいなあ」と思わせてくれる作品。 | ||||
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海堂尊が贈る、大人気田口・白鳥シリーズ。 今作はミステリーではない。 エンターテイメントというのにも抵抗を感じる。 現代の救命救急の限界を登場人物の口を介して訴えている。 テーマだけ聞くと重そうでつまらなそうだが、文章に熱というか勢いがあるためぐいぐい読める。 登場人物がとても魅力的。特に、速水のかっこよさが半端ない。 彼の訴えには心揺さぶられました。 ここまで何かを訴える小説は久しぶりに読みました。 作者お得意の、病院内の確執もいいスパイスになっています。 ジェネラル・ルージュの凱旋。 この題名に込められた想いをあれこれ想像すると、楽しくて仕方無い。 | ||||
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これはまた、面白い小説でした。 これまでにないスピード感があり、一気に読んでしまえます。 秋の夜長にはおすすめの一冊です。 | ||||
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いよいよ「チームバチスタ」の第2弾映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』も公開直前。今回のテーマは、救命医療がとりあげられている。 | ||||
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本書は田口・白鳥シリーズの第3弾作品である.本作の舞台も東城大学付属病院であり,主役はジェネラル・ルージュという別名をもつ,同病院の救命救急センター部長・速水晃一である.本作でも神経内科学教室講師・田口公平と厚生労働省大臣官房秘書課付技官・白鳥圭輔の田口・白鳥コンビが,キーマンとなっている.しかし,本作での白鳥は,ストーリーの後半からのみ登場し,前2作と比べて,その存在意義は少し薄れている.一方,田口は本職の不定愁訴外来医師ということより,リスクマネジメント委員会委員長として,本作では存在意義を増している. 海堂作品といえば,日本の医療行政が抱える様々な問題点をえぐり出し,エンターテイメント小説という形式で,分かりやすく世論に訴えかけている.本作では患者や医療従事者の立場を軽視した病院経営の合理化に伴う,救急医療部門の軽視という問題を指摘している.これはもとをただせば,日本の医療行政の失策といっても良いであろう.また本作でも,海堂氏のライフワークであるAi(死亡時画像病理診断)を中核とする死亡時医学検索システムの構築について触れ,世論の認知度の向上に努めている. 海堂氏の一連の作品は,一般人だけでなく,ぜひ政治家や厚生労働省職員,さらには医療従事者にも読んで,死亡時医学検索の重要性を認知し,行動していただきたい. | ||||
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今回のテーマは、医療経済。赤字を垂れ流す医療に政府は医療費削減を断行し、総務省は黒字化できない施設は民営化しろと言った。民営化とはなにか?民間企業の理念は利益の追求、金儲けだ。つまり、医療で金儲けしろということだ。ならば、不採算部門である救急医療や小児科、産婦人科はなくなることになる。でなければかかる費用以上に患者に請求しなければ成り立たない。医療はライフラインではないのか?警察や消防や自衛隊に金儲けしろというヒトがいるだろうか?官僚や政治家などの金持ちたちは東京のど真ん中で金持ち専用の私立大学付属病院の特別室で最先端の医療を受けるつもりだろう。しかし、金がなければ病院にいけない、災害が起こっても自衛隊や警察が負傷者のケアをしてくれるのだろうか?机上の空論ばかりを振り回し、予算の分捕り合戦と天下り先の確保にしか興味のない官僚に医療を国民のライフラインと考える頭はないようだ。もはや、ジェネラルのように使命感のみでは犯罪者にされ、消え行くのみである。海堂作品はすべての医僚関係者に読んでもらいたい。 | ||||
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今回のテーマは、医療経済。赤字を垂れ流す医療に政府は医療費削減を断行し、総務省は黒字化できない施設は民営化しろと言った。民営化とはなにか?民間企業の理念は利益の追求、金儲けだ。つまり、医療で金儲けしろということだ。ならば、不採算部門である救急医療や小児科、産婦人科はなくなることになる。でなければかかる費用以上に患者に請求しなければ成り立たない。医療はライフラインではないのか?警察や消防や自衛隊に金儲けしろというヒトがいるだろうか?官僚や政治家などの金持ちたちは東京のど真ん中で金持ち専用の私立大学付属病院の特別室で最先端の医療を受けるつもりだろう。しかし、金がなければ病院にいけない、災害が起こっても自衛隊や警察が負傷者のケアをしてくれるのだろうか?机上の空論ばかりを振り回し、予算の分捕り合戦と天下り先の確保にしか興味のない官僚に医療を国民のライフラインと考える頭はないようだ。もはや、ジェネラルのように使命感のみでは犯罪者にされ、消え行くのみである。海堂作品はすべての医僚関係者に読んでもらいたい。 | ||||
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相変わらずのストーリーテラー、あっという間に読ませてしまう。 マンガのようなエッジのきいたわかりやすい登場人物たち。 心の内面の描写は一切なく、劇画調に物語は進んでいく。 一連の謎掛けと最後の解決はさすがだなーと思わせるものの、 ジェットコースターや派手なアクションのハリウッド映画と 同じで、読むときは夢中だけど、3日たったら忘れちゃう。 そんなたぐいの小説です。 それだからこそエンターテイメントなんだともいえるけれど。 といいつつ、次も読んじゃうね。 | ||||
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「原作読んでいた→映画化されたので見に行った」というケースが個人的に圧倒的に多く、その大半が「原作の方が圧倒的にいいよなァ」で終わります。 逆に「映画で気に入った→原作買って読んだ」のケースは自分の中で評価が二分します。「映画の方がキャスト含めて迫力在るし分かり易くて良い」という場合と「原作の方が厚みがあって全然いいじゃん」というケース。およそ半々になります。 本作については圧倒的に後者でした。 映画も凄く良かったです。 元々、(特に)阿部寛さん、竹内結子さんのファンですし堺雅人さんの圧倒的な熱量を感じさせる演技に気圧され一瞬映画であることも忘れ本当の救急医療最前線の指揮者が行政、組織、医療の仕組みに対して抱く憤懣やるかたない想いをぶちまけ猛り、嘆いていると思ったほどです。 映画について高い評価を抱きつつ尚、この原作は凄いと感じました。 映画の印象と異なり案外軽妙なタッチで全編が進むことに意外感を抱き「あれ?映画の方が真摯じゃん」と最初は感じましたが読み進む内にジェネラル速見が抱える心の闇とその理由、映画で演じられた阿部寛さんより圧倒的にシニカルで傲慢で嫌な男、白鳥が短く挟む一言の重さ。映画ではあまり描かれなかった(そもそも男女変わっているし)田口と狸親父病院長との意味深なやりとり。 医療現場に携わり、それも4〜5年で文筆業に転業ではなく長年勤務医を続けてこられた筆者だからこそ軽いタッチでも重篤で瀕死の状態にある救急医療の問題をここまで描けるのだと思います。 田舎の開業医をしている先輩や小児心療内科の勤務医をする幼馴染みの愚痴から聞こえる内容とは異なり、その目線の深さにも感銘を受けました。 エンターテイメント作品という位置づけをされているのが本質を見失わせ、長期ベストセラーになるべき資質を奪うのではないかと余計な心配してしまう程に何度か読み返してみたくなる作品でした。 | ||||
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上下巻合わせてレビューします。 これまでに文庫本化されたバチスタシリーズ3作の中で一番楽しめました。 バチスタ・スキャンダル後の東城大学医学部付属病院を舞台に、ICU部長である ジェネラル・ルージュ速水が収賄を行っているとする怪文書が、 同期のリスクマネジメント委員会委員長田口のところに届けられるところから 物語が展開していきます。 速水のICUでの活躍や周囲からの信頼、伝説となった過去の活躍を描写しながら、 収賄嫌疑の真偽についても徐々に明らかにされていきます。 『螺鈿迷宮』で桜宮病院・碧翠院に潜入する準備として、姫宮が如月翔子に ついて看護士修行をする様も描かれています。ドジもしますが、虐待死が疑われる 子供にAIを試みることを提案してICUの危機を救うなどの見せ場もあります。 バチスタシリーズがウケている理由のひとつに、すぐにでも映像化できそうな くらい登場人物に際立った個性があることが挙げられると思います。 本作では速水がこれ以上ないくらいにかっこよく、才能と志を併せ持った 医師として描かれているのですが、ルージュを引いて救命にあたった逸話や 最後の恋愛絡みの場面などは、さすがに芝居がかりすぎていて、読んでいる こっちが照れくさくなってしまいました。 本作では、速水と、同期である田口との友情が描かれ、 読後感をさわやかにしています。 | ||||
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故あって2作目とばして読みました。 筋が面白いというのより何より、 速水さんがとっても魅力的に描かれていて、 それに引き込まれました・・・。かっこいー!! 田口-白鳥コンビと謳いつつ、 今回白鳥さんはほとんどめだたなかったのですが、 とにもかくにも速水さんの魅力にひっぱられて 最後まで楽しめました。 ちょっときざすぎて鼻につくかもって感じですが、 小説とかではこれくらいのがよいんですよねー。 映画では堺さんが演じられるそうですが、 あまりにはまってそうで、 映画のほうもみたくなりました。 | ||||
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いや〜、惚れてしまいました。 誰にかって? この作品の王子さま、ジェネラル(将軍)こと速水晃一医師にですよ!! 本作は海堂尊さんの「田口×白鳥コンビ」が主人公の医療問題小説第3弾なわけですが、 いや〜、主人公のお二人が…かすんでしまいます。 本作のテーマはドクターヘリ導入というTVなどでも扱われることの多いホットな問題です。 本の表紙にはかっこいいヘリが舞っていますが、舞台の東城大学医学部付属病院には予算の都合がどうとかで実際にはドクターヘリがありません。でも、医療の向上を熱く望む熱血速水先生は、一人でも多くの命を救うために是が非でもドクターヘリを導入したくて孤軍奮闘するわけです。その生きざまがかっこよすぎます!! 作中でも速水先生に惚れてしまう女性、た〜くさん出てきます。もう、東城大学医学部付属病院の光源氏です。 お話の最後には、そんな光源氏もたった一人の女性を選ぶわけですが…。 そのシーンがもう最高で鳥肌が立ちます。 かっこいい。ただただかっこいい。 と、何度も一人ごとを言いながら一気読みした作品でした。 追伸:この作品を読むと真っ赤な口紅を買いに行きたくなります。 | ||||
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利益を追求する病院経営と、利益を度外視し患者を救う救急医療のギャップの 問題点をモチーフにした小説です。 どこまでも斜に構える速水先生はかなりかっこいい。 企業との癒着など、なりふり構わず医療現場を守る姿は、 あながちフィクションとはいえないのではないかと思いました。 本作はナイチンゲール〜と並行したお話です。 前作では今一存在感がなかった田口先生ですが、 本作とあわせるとまさに八面六臂の活躍だったのだなと思いなおしました。 | ||||
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利益を追求する病院経営と、利益を度外視し患者を救う救急医療のギャップの 問題点をモチーフにした小説です。 どこまでも斜に構える速水先生はかなりかっこいい。 企業との癒着など、なりふり構わず医療現場を守る姿は、 あながちフィクションとはいえないのではないかと思いました。 本作はナイチンゲール〜と並行したお話です。 前作では今一存在感がなかった田口先生ですが、 本作とあわせるとまさに八面六臂の活躍だったのだなと思いなおしました。 | ||||
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「チーム・バチスタの栄光」で楽しませてくれて、「ナイチンゲールの沈黙」でがっかりさせてくれたメディカル・エンターテインメントと銘打たれたシリーズの第3弾(宝島社から出版されたものとして)。 不定愁訴外来の万年講師にして、リスクマネジメント委員会委員長の田口のもとに届けられた怪文書。その内容は救命救急センター部長速水の、特定業者との癒着を告発する内容だった。 この物語、実は前作の「ナイチンゲール―」と平行に進む話になっている。あのときのこういうセリフが、「こういう意味だったのかっ」となること請け合いか、もしくは「あれ、どんな話だっけあれ、、読み直そう」となること請け合いなのである。一番よいのは、「え、これってリンクしてるんだ、、前作も買って読んでみようっ」となることだ。とくに、作者と出版社にとって。これはどうでもよい話である。 前作で肩透かしをくらったが、今作は最高のでき。救急医療の現状や、病院のシステムへの警鐘、医者とは、医療とは、命とはいったいなんなのか、ということのある種の答えを含む作品である。医療にはお金がかかるが救急医療は儲からず病院のお荷物。それでも運び込まれる患者、救わなければならない命。海外ドラマの「ER 緊急救命室」もいつもお金や訴訟で大変そうだけど、そんなこと気にせずに命を救うことだけ考えられる環境になればよいのになぁ。。いつのまにかERのインターンだったカーターがスタッフドクターになってて、経営の悩みを愚痴ってるのを観ると、カーターの成長を感じると同時に、自分も年取ったなぁと思う。 話を戻して、ジェネラル・ルージュである。血まみれ将軍こと赤字将軍こと、今回の主人公の一人、速水部長である。この速水部長のスマートさときたら、もうすごい。最前線で活躍し、判断力に優れ頭がよい。現場主義者で部下の信頼も厚い。まるでおいらだな。。すいません、ウソです。。でも、そういうものに私はなりたい。そして、この小説の見どころであり、ジェネラル・ルージュの由来となったエピソードは、もう鳥肌モノのかっこよさ。加えてこのシリーズらしい、個性的なキャラクターたち。名前がいちいち、っぽくなっているのも笑える。本作、シリーズ最高傑作の呼び声は(おいらのなかで)高い。 ところで、グッチーが竹内結子ってどうよ。。 | ||||
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「チーム・バチスタの栄光」シリーズ3作目。 前2作も面白かったが、この作品がさらに上をいく面白さだった。 海堂さんすごいな〜 | ||||
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「チーム・バチスタの栄光」で楽しませてくれて、「ナイチンゲールの沈黙」でがっかりさせてくれたメディカル・エンターテインメントと銘打たれたシリーズの第3弾(宝島社から出版されたものとして)。 不定愁訴外来の万年講師にして、リスクマネジメント委員会委員長の田口のもとに届けられた怪文書。その内容は救命救急センター部長速水の、特定業者との癒着を告発する内容だった。 この物語、実は前作の「ナイチンゲール―」と平行に進む話になっている。あのときのこういうセリフが、「こういう意味だったのかっ」となること請け合いか、もしくは「あれ、どんな話だっけあれ、、読み直そう」となること請け合いなのである。一番よいのは、「え、これってリンクしてるんだ、、前作も買って読んでみようっ」となることだ。とくに、作者と出版社にとって。これはどうでもよい話である。 前作で肩透かしをくらったが、今作は最高のでき。救急医療の現状や、病院のシステムへの警鐘、医者とは、医療とは、命とはいったいなんなのか、ということのある種の答えを含む作品である。医療にはお金がかかるが救急医療は儲からず病院のお荷物。それでも運び込まれる患者、救わなければならない命。海外ドラマの「ER 緊急救命室」もいつもお金や訴訟で大変そうだけど、そんなこと気にせずに命を救うことだけ考えられる環境になればよいのになぁ。。いつのまにかERのインターンだったカーターがスタッフドクターになってて、経営の悩みを愚痴ってるのを観ると、カーターの成長を感じると同時に、自分も年取ったなぁと思う。 話を戻して、ジェネラル・ルージュである。血まみれ将軍こと赤字将軍こと、今回の主人公の一人、速水部長である。この速水部長のスマートさときたら、もうすごい。最前線で活躍し、判断力に優れ頭がよい。現場主義者で部下の信頼も厚い。まるでおいらだな。。すいません、ウソです。。でも、そういうものに私はなりたい。そして、この小説の見どころであり、ジェネラル・ルージュの由来となったエピソードは、もう鳥肌モノのかっこよさ。加えてこのシリーズらしい、個性的なキャラクターたち。名前がいちいち、っぽくなっているのも笑える。本作、シリーズ最高傑作の呼び声は(おいらのなかで)高い。 ところで、グッチーが竹内結子ってどうよ。。 | ||||
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映画→ナイチンゲール→ジェネラル→バチスタの順で読みました。 ナイチンゲールがいまいちでしたが、田口先生が魅力的だったのと 映画のジェネラル役の堺雅人さんが好きなので読んでみたところ、 時間を忘れてのめり込みました。(ジェネラルの映画は見ておりません) ジェネラル=堺雅人で読んでしまったので気持ちの入り方が多少おかしかったかもしれませんが、こんな人がいたら本当に神に見えてしまうかもしれません。 他の作品と比較してもダントツ面白いと思います。 しいて言えばジェネラルがかっこよすぎて他のキャラが霞んで見えてしまいそうですが。 シリーズのどこかで再会できることを望みます。 そのときジェネラルが幸せでありますように。 | ||||
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映画→ナイチンゲール→ジェネラル→バチスタの順で読みました。 ナイチンゲールがいまいちでしたが、田口先生が魅力的だったのと 映画のジェネラル役の堺雅人さんが好きなので読んでみたところ、 時間を忘れてのめり込みました。(ジェネラルの映画は見ておりません) ジェネラル=堺雅人で読んでしまったので気持ちの入り方が多少おかしかったかもしれませんが、こんな人がいたら本当に神に見えてしまうかもしれません。 他の作品と比較してもダントツ面白いと思います。 しいて言えばジェネラルがかっこよすぎて他のキャラが霞んで見えてしまいそうですが。 シリーズのどこかで再会できることを望みます。 そのときジェネラルが幸せでありますように。 | ||||
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ナイチンゲール・・の、女性目線の書き口にいまいち馴染めずだったので、ちょっとどきどきしながら手にした本作。 でも、一気に引き込まれてしまった。 正直、あたしが1995年からファンである堺雅人さんがジェネラル役だっていうので、かんっぜんに堺さんの姿をまぶたに浮かべてほぼうっとりモードで読んでいたからということをさっぴいても、十分に楽しめた。第一作の白鳥・田口の完全なチームプレイは残念ながらやっぱり少し隠れ気味だけど、エシックスコミッティーでの白鳥のかましっぷりやらジェネラル・ルージュの逸話に隠されたもうひとつのルージュの意味やら、最後の最後にほんのり見せるレンアイモードだとか、前回は盛りこみすぎてあふれ出ていた感のあるエピソードがそれぞれ、ぴたっとうまく収まって、オーケストレーション成功!って感じ。 あえて微妙だったのはナイチンゲール・・と並べて読むと、明らかに会話がずれていたり場面がちょっとずつずれているところ? これをザッピングのように楽しめるか、若干の違和感を覚えるかは人それぞれかもしれない。 特に主人公の速水先生は、裏でこんな展開だったらナイチンゲール・・でのやりとりはいくらなんでも軽すぎるのでは?なんて、ほんの少し、あたしには違和感が残った。 同じ時間軸で起こったかもしれない、二つの不連続な物語・・というとらえかたをすればいいのだろうか? ただ、結論としていうと、デビュー作ほどのインパクトはないけれど、安心の3番バッター!って感じ。次も読みたい!と、引きずられる惚れた女の弱味みたいな気分で、★バーンと5つ!つけました! | ||||
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