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ジェネラル・ルージュの凱旋
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【この小説が収録されている参考書籍】
ジェネラル・ルージュの凱旋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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帯、表紙は綺麗で良かったです。ただ中身が少々折り目があったりして残念に思いました。でも、保存状態へ古本としたら、良い方だと思います。 | ||||
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上巻と同じで、帯、表紙は綺麗で良かったです。中身の折れ目が、やはり気になりました。 | ||||
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第一弾の面白さを期待すると、ひどい事に。救急医療にAIを、という気持ち、志は伝わるのですが。時間が有ればどうぞ。 | ||||
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第一弾の面白さを期待すると、ひどい事に。 救急医療にAIを、という気持ち、志は伝わるのですが。 時間が有ればどうぞ。 | ||||
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ドラマ化・映画化されているシリーズということで、書店でも話題の作品。 海堂作品は初めて読むのですが、予備知識がなくともすらすら読めます。 現代の医療の問題点を描きだす作品、ということらしいですが、比較的読みやすく、恋愛を絡めてストーリーが進むので、ドラマ・映画で興味を持った人にもお勧めできると思います。 ただ、初めてこのシリーズを読んだからかもしれませんが、登場人物がカッコイイ!という帯の煽り文句には、少し温度差を感じました。 これはキャラで売る小説なのだろうか、と。 | ||||
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ICU(集中治療室)の孤高のジェネラル(将軍)が、 闇に光を発する12台のモニター前でチュッパチャップスを咥えている様は、 冷徹で優れた才能と幼児性或いは純粋さが同居する特異なキャラクターを印象付けています。 テレビドラマでは、そのようなキャラクターがよく描かれていました。 ジェネラル・速水の鋭利な洞察力は、死亡した少女の真の原因を、 どのメンバーよりも早くえぐっていた、この謎解きは、テレビドラマでは違った場面で用いられていました。 テレビドラマに魅かれ原作を手に取ってみましたが、他にも違う部分があります。 中年の田口先生が、速水の収賄疑惑に単身当たっていきますが、厚生労働省の白鳥の登場はまだです。 若い田口とダンディな白鳥の二人三脚の印象が強く、下巻ではどのような展開をみせるのか興味のあるところです。 | ||||
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ジェネラル・ルージュ、大学病院の救急部門を睥睨する独裁者、不可能を可能にする男。なんて格好のいい男だろう。そんな男を主人公に、物語の幕は開く。 その主人公の収賄を内部告発する文書が、リスクマネジメント委員会に届く。さあどうする、グッチーこと田口公平! 魑魅魍魎の闊歩する病院の裏世界の描写を交えながら、話はテンポよく、しかも思わぬ方向に進んでいく。 多彩な人物の絡みを楽しんでいるうちに、話は盛り上がっていく。気がついてみたら読み終わっていた、というような、圧倒的な、力まかせの筆力を感じる。だが、シリーズものとしては、白鳥圭輔の活躍等、物足りない部分もある。伏線も、生かしきっているとはいえないだろう。 どこまでが脚色であるかは別として、物語が進むにつれて露わになってくる、救急医療の問題の根の深さには、実際にこの物語通りのことが起こっていても、なんら不思議なことと思わせないほどのものがある。警察組織に利潤を求めるか? という問いは、救急医学についてはもちろん、医学全般に広がっていく問いだろう。とはいえ、現実になされている議論がどんなものかさえ、自身を含め、多くの人は知らない。医療の世界の現実が想像されてくるにつれ、われわれの命が、いかに薄氷のごときものに支えられているかが思われ、ぞっとさせられる。 | ||||
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長編の一冊ものとして描かれた単行本が文庫化され2〜3冊に分かれる。良く見受けられるケースです。 物語の進行に起承転結が必要なのは太古から現在に及ぶまで変わらぬ「読み物の鉄則」推理小説などでラストから始まって改めて起承転結という裏技を使い出したのも東野圭吾氏あたりからですから極々最近のこと。 なぜ最近ベストセラーと表されるミステリーほどそういう傾向が多いのだろうかと疑問を抱いていました。 本作を上下通して読んで理解が出来ました。 1冊の長編としては感じられない一つのストーリーとしての流れが上下に分かたれることによってカラーの相違が発生するからなのだと。 京極夏彦氏が装丁、紙質、頁数など拘りの強さから遂には従来の原稿提出型小説家ではなく自身でPDF形式で落とし直接印刷業者とまでやりとりするようになったと10年ほど前に知った時「偏執的なだけじゃないの?」と感じた記憶があります。 それが文庫化に当たっても同じ姿勢なのは出版社主導による商業的側面を持つ上下分割の弊害を嫌う作者としての究極の拘りなのだとよく分かりました。 本作は上下でカラーが異なると感じます。 どちらが良い悪いではなく、またその発生した理由が出版社側にあるのか著者が文筆業始められたばかりで慣れておられないせいかは分かりません。 しかし上下でカラーが異なってしまったことは残念に感じます。 「ジェネラル・ルージュの凱旋」としては星5に価する間違いない良作です。 しかし下巻だけで捉えると上巻と分離された色合いを感じ星3に減らさざるを得ないと感じました。 あとせこい話ですが頁数や装丁と比して価格が高いと感じます。 重版されると分かっている作品ですから価格設定が高い理由がわかりません。 下巻で評価を下げた理由、大半は作者に帰するのではなく出版社の姿勢への違和感に依るものです。作品の質は下巻でも高いと感じたことを重ねて表したい。 | ||||
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確かにテンポよく一気に読めます。全体的に表現がしつこいですが、それなりにエンタテイメント性は高く、何となく勉強になったかのような気もします。一応お薦めできる範疇にはあります。 しかし、本当に下らない突っ込みかもしれませんが、ディテールがちょいちょいダサく、興を削がれます。 そもそも、真っ赤なリップを塗る男ってどうよ!? 最初、顔色よく見せるためにちょっと塗ってこすり落とした程度かと思いましたが、きっちり塗るとは想定外でした。 また、リップ/口紅/グロス とかはよく使うワードですが、「ルージュ」って死語では。 ジェネラル・ルージュ(=血まみれ将軍)”の異名を取る・・・ ?何それ。ププ 大体ルージュの使い方、これでいいんですか。血まみれはどっちかっていうとbloodyて感じですが。 ほかにも突っ込みどころが満載・・・ こういうのが気になるのって心狭い証拠でしょうか。。 でも、センスが感じられないのです。 | ||||
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『ナイチンゲールの沈黙』と同時期に起こった、もう1つの話。 そんなコンセプトはわりと好きで、特に『ナイチンゲール〜』を読んだ私は興味深く読んでいました。 話自体は、匿名の告発文書の存在など、謎の部分もありますが、ミステリーと呼ぶほどではなく、どちらかといえば「医療エンターティメント」と呼べるかと思います。 今回のテーマは「緊急救命治療」。『ナイチンゲール〜』で初っ端に登場し、それほど掘り下げずに終わってしまった印象がありましたが、なるほど、ここでかなり掘り下げて問題をとりあげています。 しかしこの物語、まるで映像をそのまま文章化したような印象があります。 「リアルな描写は読むだけで頭にはっきりと映像が浮かぶ」というのは『チームバチスタ〜』の医療シーンで思ったことですが、ここではそういう意味ではありません。 小説を映像化するにあたっては、時間の問題もあり、かなりそぎ落とした上、観客を映像に引き込むためにドラマチックな「脚色」を施すため、「小説より深みがない」「小説とは別物で面白い」などという意見もでるものですが、この本の場合、小説の時点で映像化の際に施される「脚色」が感じられ、映像化の際と同様にドラマチックさを演出しようとする意図が所々に感じられ、逆にしらけました(特に速水部長の言動にそれを感じました)。小説に引き込まれる要素となるのは、小説ならではの描写力、話運びの上手さであり、映像化する際の「脚色」ではありません。 ただ、ラスト近くでの、緊急治療の部分は、かなりの臨場感。 ここだけは「脚色」うんぬんは別として、リアルな描写力を感じ、唯一、引き込まれました。 | ||||
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前作「ナイチンゲールの沈黙」があまりにもヒドかったので、もう読むのはやめようと決意していた田口&白鳥コンビの医療ミステリー・シリーズ。2作目ほど評価が低くなかったので<泣きの1冊>でつい書店に平積されていた本書を買ってしまった自分がバカだった。伏線をはればいいってもんでもないが、ほとんど伏線らしい伏線が読んでいてみあたらないミステリーというのも珍しい。特に、上/下巻に分かれている本著の上巻は、大筋をあらかじめ把握していればわざわざ読む必要を感じないほど内容が希薄で、単なる行数稼ぎとしか思えない冗長な文章がつづられているだけ。 東城大学救命救急医療センター長・速水の収賄事件をめぐって、エシックス(倫理)委員会及び田口主催のリスクマネジメント委員会で繰り広げられる討論が本作品の読みどころとなっている。田口や速水をねたましく思うエシックス委員長・沼田の“倫理”を楯にした陰湿な言葉攻めに対し、切れ味鋭いアクティブ・フェーズで応戦する“ジェネラル・ルージュ”速水の切り返しはそれなりに楽しめたが、肝心の田口や白鳥の存在感が薄まったと感じる読者も多かったことだろう。 登場人物に“おさまりの悪い変なあだ名”をつけたがるこの作家の癖も、1作目の<ロジカル・モンスター>や<火喰い鳥>までは許せたが、3作目ともなるとそろそろ読者の神経に障ってくる。本筋においては関係のない、医師でもある作家のライフワーク=AI(オートプシー・イメージング)と呼ばれる死亡時画像病理診断に関するエピソードも長々と挿入されており、ミステリーというよりはむしろ医療ビジネス啓蒙書に近い内容だ。 1作目の出来があまりにも素晴らしかったので、その後に書いた小説の影がすっかり薄くなってしまった海堂尊。“文壇のナイト・シャマラン”に今後の奮起を期待したい。(もう読む気はしないけどね) | ||||
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田口・白鳥コンビの第三作目ということだが、残念ながら、白鳥の痛快さが(イライラ感)がまるで目立たない。▲チームバチスタの時に見せた白鳥のマイナスオーラが、今回はほんのチョイ役として彩りを与えている程度となっており、白鳥ファンとしては残念至極である。▲もちろん、一気に読ませるスピード感は健在で、作者の力量は大きく買うが、次回こそ、白鳥に準主役としての大立ち回りを与えて欲しいと切望する次第である。 | ||||
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率直な感想は、「ジェネラルルージュの凱旋」「螺鈿迷宮」「ナイチンゲール の沈黙」の3作が「チームバチスタの栄光」に束になってかかっても敵わない感 じでしょうか? いたって普通に読める医療ミステリーです。 今回は緊急救命医療がテーマとなっている。「螺鈿〜」と「ナイチンゲール〜」 のキャラクター達が登場するので、それぞれ読んでみると、桜宮ワールドが立体 的に広がるかも? 話の位置づけとしては「ナイチンゲール〜」の裏面なのですが、巻末付録とし て桜宮の年表が用意されており、三つの物語の繋がりが確認できる。 もう少し、田口と白鳥のコンビが活躍して欲しいと願う。 | ||||
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本書の解説によれば、もともと、前作の『ナイチンゲールの沈黙』と本書とは一冊の長編として構想されていたのが、書いているうちに長くなりすぎたため、編集者のアドバイスを入れて二作品に分割されたとのことです。後に出版された本書では、そのような事情に伴うしわ寄せがきているようで、本書を読んだだけでは、よくわからなかったり違和感がある部分が散見されます。 従って、本書の内容をよりよく理解するためには、前作『ナイチンゲール〜』を読んでおいた方がよいということになりますが、個人的には、前作はいまいちだったので、そのためだけに前作を読むことはお奨めしません。著者の作品は、『チーム・バチスタ』、『ナイチンゲール』及び本作を読みましたが、その三作では、『チーム・バチスタ』が図抜けて面白く、本作はまあまあ、『ナイチンゲール』はいまいちという感想です。 本作自体も、前半はいまいち乗れず、後半になってようやく物語に引き込まれたといった感じでした。どうせなら、『ナイチンゲール』に注いだ労力を本作に注いでれば、もっと面白い作品にできたのではないかと惜しい気がしています。 | ||||
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バチスタ、ナイチンゲールから続いてここへやってきました。 取り上げるテーマや登場人物としては面白いのに、なんだか不完全燃焼な作品です。 もっと痛快に!テンポよく!簡潔明瞭に! ややこしい説明やこじつけたストーリー展開がうっとおしい。 「白い巨党」みたいなドラマが好きな人には好まれるお話かもしれません。 でも。私個人の感想としては、田口&白鳥コンビが事件の解決をしていくような ストーリー展開を望みます。 キャラ設定が素晴らしいだけに、ストーリーが生きてこないのが本当に残念。 ただ、登場人物の速見先生に魅せられ、星3つで! | ||||
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バチスタ、ナイチンゲールから続いてここへやってきました。 取り上げるテーマや登場人物としては面白いのに、なんだか不完全燃焼な作品です。 もっと痛快に!テンポよく!簡潔明瞭に! ややこしい説明やこじつけたストーリー展開がうっとおしい。 「白い巨党」みたいなドラマが好きな人には好まれるお話かもしれません。 でも。私個人の感想としては、田口&白鳥コンビが事件の解決をしていくような ストーリー展開を望みます。 キャラ設定が素晴らしいだけに、ストーリーが生きてこないのが本当に残念。 ただ、登場人物の速見先生に魅せられ、星3つで! | ||||
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身長180センチのたくましい男が 真っ赤な口紅をひいて鬼神のごとく立ち働く…って、 山場の光景として想像すると 印象的を通り越してグロテスクつぅか、滑稽では。 ルージュ=血まみれ、赤字、画面が赤く見える特殊能力(?)、小道具の赤い表紙のノート …と、四つもかかってるんだから、さらにもう一つ補強する必要あったのかなー。 ショッピングモールに、どうにかしてひっかけたかったのか? 如月の口紅を借りる(それを花房が見て色々感じる)シーンが必要だったから? う〜ん、どう想像しても異様に感じてしまいます。 士気を上げるため、真っ赤なキスマークを白衣につけてもらう、とかじゃダメだったのかな…それじゃセクハラか。 | ||||
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身長180センチのたくましい男が 真っ赤な口紅をひいて鬼神のごとく立ち働く…って、 山場の光景として想像すると 印象的を通り越してグロテスクつぅか、滑稽では。 ルージュ=血まみれ、赤字、画面が赤く見える特殊能力(?)、小道具の赤い表紙のノート …と、四つもかかってるんだから、さらにもう一つ補強する必要あったのかなー。 ショッピングモールに、どうにかしてひっかけたかったのか? 如月の口紅を借りる(それを花房が見て色々感じる)シーンが必要だったから? う〜ん、どう想像しても異様に感じてしまいます。 士気を上げるため、真っ赤なキスマークを白衣につけてもらう、とかじゃダメだったのかな…それじゃセクハラか。 | ||||
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医療崩壊が騒がれている昨今、赤字・成り手不足で問題となっている救急医療に焦点を当てた快作です。非常に読みやすかったです。 ただ、作者はERでの勤務経験がないのか、いくつか医療用語の使い方で誤りがありました。 ・DOA(来院時死亡)→昔使われていた用語で今はCPA(来院時心肺停止)といいます ・心静止(心電図がフラット)の状態では、カウンターショック(除細動)をかけることはありません ・AIはCPAの患者に対してはすでに多くの施設で行われています 細かいですが気になりましたので・・・。 田口・白鳥コンビシリーズですが、バチスタと比べ、キャラが立っておらず、彼らの魅力が生きてなくちょっと残念でした。それから助教授(今は准教授といいます)はそんなに偉くないですよ。 | ||||
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医療崩壊が騒がれている昨今、赤字・成り手不足で問題となっている救急医療に焦点を当てた快作です。非常に読みやすかったです。 ただ、作者はERでの勤務経験がないのか、いくつか医療用語の使い方で誤りがありました。 ・DOA(来院時死亡)→昔使われていた用語で今はCPA(来院時心肺停止)といいます ・心静止(心電図がフラット)の状態では、カウンターショック(除細動)をかけることはありません ・AIはCPAの患者に対してはすでに多くの施設で行われています 細かいですが気になりましたので・・・。 田口・白鳥コンビシリーズですが、バチスタと比べ、キャラが立っておらず、彼らの魅力が生きてなくちょっと残念でした。それから助教授(今は准教授といいます)はそんなに偉くないですよ。 | ||||
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