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(短編集)
明智小五郎対金田一耕助
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明智小五郎対金田一耕助の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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江戸川乱歩&横溝正史のパスティーシュ、パロディー、オマージュ、贋作等々の作品集であります。 金田一耕助&明智小五郎の名探偵共演の巻頭作は、先輩格の明智に花を持たせるのはいいものの、名探偵らしくない金田一の迷推理ががっかり過ぎて、企画倒れな印象。 二度目の共演はがらりと趣向が変わり、本格ミステリ冷遇期のわびしさ漂う金田一に自虐混じりのメタ発言を連発させていて楽しめます。 乱歩オマージュの4編はいずれも幻想譚。名探偵大集合の「《ホテル・ミカド》の殺人」が秀逸な出来。横溝本そのままのカバーイラストににやり。 収録作は創元推理文庫刊『真説ルパン対ホームズ』『明智小五郎対金田一耕助』から各2編ずつ、その他のアンソロジーから2編、そして書き下ろしが巻末の表題作(?)であります。 | ||||
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金田一ファンとしては、中学生の頃に出会い(37年前)それ以来暇があれば昔の活字本(かなり小さい文字です)を読んだりしていましたが、最近復刻本を再読し始めました。その点から読むと、もの足りませんね。ただ、明智小五郎と金田一耕介の時代背景を見事に捕らえ、プロットとしてはまずまずかな?ただ、ドキドキ感が湧かない作品でした。 | ||||
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2002年に原書房から出た単行本の文庫化。 『真説ルパン対ホームズ−名探偵博覧会』に続くシリーズ第二弾。 7編が収められている。 明智小五郎、金田一耕助、ブラウン神父、フレンチ警部、フェル博士、エラリー・クイーンなどが活躍するパスティーシュ集である。きちんと探偵たちの特徴をつかみ、それっぽく描いており、安心して楽しめる。 トリックやストーリーも練り込まれており、職人芸だなあと感嘆させられた。 なかでも表題作の作り込み方が尋常ではない。まさか、こんなトリックとは! ただ、明智と金田一を良く知る人でないと得心がいかないかも。 | ||||
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