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死んだ山田と教室
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死んだ山田と教室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
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リズム感・テンポが良く一気に読んでしまった。 驚きと共に胸に刺さるラストは必見。 本屋大賞最有力候補との呼び声も。 | ||||
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穂木高校2年E組の人気者、山田が事故死した所から物語は始まります。 男子高校生同士の軽快なテンポの会話が全編にわたって繰り広げられスイスイと読み進めることができました。 会話の内容のしょうもなさ、アホさ加減に思わず吹き出しつつ、羨ましさや愛おしさがこみあげるのは私が完全に「大人」になってしまったからでしょう。 山田の死は表向きは事故ですが、実は隠された真相が…え、事故の加害者とは別に真犯人が⁈と思いましたが、そんな単純な展開ではありませんでした。 斬新な設定と息苦しくなるような結末は高校を卒業して長い時間が経ち、教室の風景がおぼろげになった「大人」の胸にこそ迫るものです。 蒸し暑い夜に、ぜひ窓を開けて読んでみてください。 高校時代の自分が、山田のようなクラスメイトが、楽しみにしていた深夜ラジオが、教室のさざめきが、土埃のにおいが、夜風の中に感じられると思います。 メフィスト賞受賞作品とのことですが、作者の言葉のセンスや奇抜な設定を最後まで活かす力量に新しい才能の出現を確信しました。 次回作にも期待しています。 | ||||
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