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(アンソロジー)

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七人怪談



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【この小説が収録されている参考書籍】
七人怪談

七人怪談の評価: 3.00/5点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

創作疲れが垣間見える作品集

怪談・ホラーを得意とする七人の作家のアンソロジー。あまり怖くなく物足りないものが多かった。表紙のマンガチックなイラストも影響したのかもしれない(最近はこの手の軽いイラストが多すぎるね)。あえて印象に残ったのは菊池秀行の「旅の武士」と霜島ケイの「魔々」。「旅の武士」は、前半がどんな展開になるのか非常に興味をそそられる奇々怪々で謎めいた内容だったが、後半はしっぽりと、よくある怨霊の復讐劇に収まっている。思い付きで前半の話の筋を膨らませ過ぎて手に負えなくなったようにも見える。「魔々」は、例えて言えば小池真理子のホラー小説のように、闇の奥からひたひたと得体の知れないものが忍び寄ってくるような昭和時代的な怖さがあったが、クライマックスの描写が抽象的すぎて、意味がよく分からないまま終わってしまったのが残念だ。
七人怪談Amazon書評・レビュー:七人怪談より
4041127637
No.1:
(2pt)

どうしよう何も起こらない…

三津田さんがそれぞれテーマを決め、筆者に執筆を依頼するというかたちの怪談集です。
実話系は加門さんの担当でしたが、もう一篇実話系があります。たぶん三津田さんの期待に応えようと思われたのだと思います。筆者さんに非はありません。でも七篇のうち二篇が実話系ってどうなんでしょう。
これから先ネタバレあるかもです。

一番期待していた澤村さんはいつもの安心感です。
加門さんは針小棒大…これもいつもの感じです。
名梁さんは頑張って読みました。なにが起こっているのやらふわふわして掴めない感じ。
菊池さんは時代もの。しかしこれも何がなんやら…。最後まで取り残されてしまいました。
霧島さんのお話はオーソドックス。でもこの混沌の中にあるとほどよく怖くてよかったです。
肝心の三津田さんは読んでびっくり何も起こりません。こちらが不安になるくらい何も起こらない。
この怪談集は、裏テーマで『何も起こらない』と指定されているのでしょうか。
これは…文庫化を待った方がいいかもしれません。
七人怪談Amazon書評・レビュー:七人怪談より
4041127637

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