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骨灰
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骨灰の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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男性の勝手な価値観と、犯罪の証拠隠滅…小説だから許されるが、コンプラNGじゃないのw 読みやすくて、最後まで一気に読みました。 | ||||
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純粋に恐怖を楽しもうと思っていたのですが、 怪異の存在が開示されてしまうと想像の余地が 狭まってしまって駄目でした。 上級国民の養分になる弱者の怨嗟が晴らされない もどかしさを感じます。 割りを食うのはお金も地位も コネもない弱者ばかりです。 もっとスカッとしたカタストロフを! | ||||
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この作品中での骨灰とは不特定多数の過去の火災や空襲等で亡くなった人達の亡霊という事で良いのでしょうか? 誰々の亡霊!というかたちで特定されている訳ではないので、霊も匿名的な感じになって、怖さが少々ぼやけている気がしました。 主人公の娘が小学生の設定ですが、セリフが幼稚園児のようでちょっと気になりました。 | ||||
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内容に触れているので未読の方は注意して下さい。 冒頭の穴に向かって地下を下っていく描写は読んでいて主人公の松永同様喉が渇いてしまった。そして穴に触れてしまった事で松永が段々と正気失って行く様は雰囲気満点でゾッとした。 が、読後の感想は何かモヤモヤするでした。というのも自覚が無かったとはいえ、松永は14人もの人間を殺めておいてお咎めなしで家族とハッピーエンドって流石に虫が良すぎやしないか。荒木から窮地を救ってくれ、娘を穴から出してくれた原義一が生き埋めになるのも黙って見てるし。そういう世界なんだよと言われればそれまでなのかもしれないけど何か私的には消化不良でした。 余談ですが、建築系のこの手の話として漫画ですが、鯛夢著の”ある設計士の忌録”が同様の世界観で通ずるものがあるので本著で興味を持った方は楽しめるのではないでしょうか。 | ||||
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イマイチだった。展開が遅くてイライラした。ただ、最後に伏線回収がなされており、結末は十分面白かった。 | ||||
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だらだら遅い展開だと思ったら後半一気に物語が進行 ホラーという印象は全く感じないまま終劇 映像化すればホラー感は増すかもしれないけど終わらせ方が強引すぎてしらけるので無理だろうなあ | ||||
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東京で暮らす人にとって身近なホラーという作品。ただ、冒頭のシーンが突然すぎて、イメージしにくい部分があった。また、ゲリラ豪雨という意味ありげな背景が、最後まであまり生かされなかった気がする。 水神と炎の呪いの二つが背景にあるらしいが、その二つが未分離で分かりにくく、呪いのメカニズムが未整理な感じがした。背景にある条理を整理するためには、神道なり陰陽道なり、実在の文献に当たって補強・整理する必要があったのではないか。ただ載せないだけかもしれないが、巻末に参考文献が何も挙げられていないところに、強引さを感じた。 | ||||
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東京の地下で普段人が立ち入らないところってよく分からないから気味悪く感じる。古来から続く謎めいた祭りごとが催されていてもおかしくない。渋谷という多くの人が集い通過する場所のビルの地下で行われている儀式は恐怖でしかない。捧げられる生贄のおかげで東京が成り立っているのかと思わせる著者のストリーテリングに舌を巻いた。東京では震災や戦争で大勢が亡くなっている。ビルを大きな墓石とすればその地下の骨灰はやはり故人の遺灰になるのだろうか。 | ||||
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amazon商品紹介より以下、 大手デベロッパーのIR部で勤務する松永光弘は、自社の高層ビルの建設現場の地下へ調査に向かっていた。 目的は、その現場について『火が出た』『いるだけで病気になる』『人骨が出た』というツイートの真偽を確かめること。 異常な乾燥と、嫌な臭い――人が骨まで灰になる臭い――を感じながら調査を進めると、図面に記されていない、巨大な穴のある謎の祭祀場にたどり着く。 穴の中には男が鎖でつながれていた。数々の異常な現象に見舞われ、パニックに陥りながらも男を解放し、地上に戻った光弘だったが、それは自らと家族を襲う更なる恐怖の入り口に過ぎなかった。 * 知らなかったが、2023年の直木賞にノミネートされてた5作のうちの1つ。 何も内容も知らずに読んでたら、あ、これはホラーだと気づいたくらい鈍感な自分です。 そして更に言うと、おかしい事に気づくのも遅かったと思う。 ここのあたりは唸る思い。嗚呼、自分がおかしくなっていく事に気づいていない。 最後まで一気に読んだ、気づいたら朝の4時。なんてことw 誰か気づいて~って叫びたくなるくらい移入しちゃった。 ただ、指摘がある様に、最後の方が中盤までに比べて物足りんかな。 とはいえ500ページ近くもなるわけだから、あんまり長くもしないでってなる。 単純に、楽しませて頂きましたよ。合掌。 | ||||
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渋谷のどまんなか、建築に携わる人がビルの地下であやしい穴を見つけるところから始まるホラー。 主人公がどんどん巻き込まれていくのが怖い。消えない足跡が怖い。 とにかく怖いのに読むのがやめられない。 渋谷に行くたび、足下に何が埋まってるのか考えちゃいます。 | ||||
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私にとって、とても読みにくい文体で理解しにくかった 面白くなかった | ||||
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前半から中盤までは得体のしれない気持ち悪さが伝わり先が楽しみな展開。 東京の火災との闘いであった歴史的な背景を上手くストーリーに落とし込み、設定は面白い。 それだけに後半に展開は急にその設定は生かされなくなり、またホラー要素も普通になってしまって台無しになる。 もったいないなー 東京の「火」と渋谷の「水」というのをもっと突き詰めない理由が分からない。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります ホラーとのことも,ヒュードロドロ…的なものではなく,因習や都市伝説のような, 片やそんなものとは無縁に思える,東京で暮らす主人公が,気が付けば吸い寄せられ, 穴底へと引き込まれていく,『人間の変わりよう』を見せる物語だった印象を受けます. ただ,序盤はまずまずも,とある人物が出てきたあたりから一気にしらけてしまい, 一連の騒動のせいであることは見え見えな上,言動にも仕方がないとはいえ不快感が. また,因縁めいたことを匂わせながら,曖昧に終わったことにも物足りなさが残ります. このほか,後始末についても,相当なことをしているにも関わらず,お咎めはなく, 最後の言葉もありきたりに映るなど,終わってみれば,平凡な一冊に感じられました. | ||||
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書籍化されるのをずっと待ってた作品です!ゾワゾワ感が最高でした | ||||
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エンタメ小説として悪くはなかったけど普通。ホラーではないかな。全く怖くなかった。焼死した怨念の話なら、残穢の方が遥かに怖かった。調伏ものなら、ぼぎわんが、来る。精神的な恐怖なら、篠田節子の聖域。御伽話風ホラーなら風の古道。 まあ、ホラー初心者の冲方さんとホラー大家の先生方を比べるのは酷というものですかね。次回作に期待! | ||||
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渋谷の大型再開発工事の地下に調査で向かった大手デベロッパーの社員が、あることをきっかけに段々と精神に変調をきたしていく。 途中、展開がやや単調気味と感じつつも、起きている現象は歴史を考えればそんなこともあるかと思わせるような怖さを感じさせるホラーでした。 | ||||
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最初の設定は興味深く、以降の展開を期待させた。100ページを過ぎたあたりからまどろこしく、テンポも遅く、ホラーっぽくもない。駄作! | ||||
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最近の日本のホラー小説は、民俗学的知見をバックグラウンドに配して、作家が設定した「キャラ」が怪異に出合う・謎を解く・・・といったパターンが多く、これもざっと読むと同様の作品に思えます。ただし、キャラに厚みがあり、民俗学的知見をひけらかすことなく物語をぐいぐいと進める力量は、さすが冲方さん。スティーブン・キングの「シャイニング」を思い出しました。「骨灰」が深く染みこんだ災害都市・東京の歴史をもう少し深く、複層的に彫り込めば、もっとよい作品になったのではとは思いますが。 | ||||
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いわゆる呪いや怨念にあたるものを土地に降り積もる骨灰というものとした点は面白く、骨灰に魅入られた主人公の主観視点での描写は秀逸。 明らかにおかしいのに、同時にそれが正しいことであると信じさせられ、異常な思考で異常な行動を取っている状況は「もっとのめりこめ、地獄のような破滅を見せてくれ」と応援してしまうほど。 黒幕の正体も良い。 ただ、終盤はいわば超展開と言えるような展開で、ここまで異常な状況を積み上げてきた割にはあっさり終わるというのがいまひとつ物足りない。 | ||||
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とある工事現場の地下で異様な光景を目にする主人公。その時とった行動に結果、恐ろしいものに祟られることに。 ドンドン追い詰める主人公に果たして救いは訪れるのか?というストーリー。 マルドゥックシリーズの大ファンなのですが、本書は正直イマイチでした。 まずは、とことん追い詰められるので気分が落ち込むのは仕方ないとしても、怖くない。 不愉快ではあるものの怖さが足りない。 澤村伊智などのホラー小説専門家に比べると、(仕方ない面もあるが)ホラーとしての深み(知識、取材量?)が足りないので、薄っぺらい感じがしてしまいます。 それから展開が遅い、というか、正直展開しているかも分からない展開が続く。 長い割には、それに見合った読み応えがないので、ともすれば飽きてしまうのが致命的でした。 全体としてはつまらないわけではない筈なのだが、最後まで没入できなかったです。 マルドゥックシリーズは最高なのですが、アクティベーターや本書は、個人的には嵌りませんでした。 | ||||
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