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骨灰の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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内容に触れているので未読の方は注意して下さい。 冒頭の穴に向かって地下を下っていく描写は読んでいて主人公の松永同様喉が渇いてしまった。そして穴に触れてしまった事で松永が段々と正気失って行く様は雰囲気満点でゾッとした。 が、読後の感想は何かモヤモヤするでした。というのも自覚が無かったとはいえ、松永は14人もの人間を殺めておいてお咎めなしで家族とハッピーエンドって流石に虫が良すぎやしないか。荒木から窮地を救ってくれ、娘を穴から出してくれた原義一が生き埋めになるのも黙って見てるし。そういう世界なんだよと言われればそれまでなのかもしれないけど何か私的には消化不良でした。 余談ですが、建築系のこの手の話として漫画ですが、鯛夢著の”ある設計士の忌録”が同様の世界観で通ずるものがあるので本著で興味を持った方は楽しめるのではないでしょうか。 | ||||
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東京の地下で普段人が立ち入らないところってよく分からないから気味悪く感じる。古来から続く謎めいた祭りごとが催されていてもおかしくない。渋谷という多くの人が集い通過する場所のビルの地下で行われている儀式は恐怖でしかない。捧げられる生贄のおかげで東京が成り立っているのかと思わせる著者のストリーテリングに舌を巻いた。東京では震災や戦争で大勢が亡くなっている。ビルを大きな墓石とすればその地下の骨灰はやはり故人の遺灰になるのだろうか。 | ||||
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amazon商品紹介より以下、 大手デベロッパーのIR部で勤務する松永光弘は、自社の高層ビルの建設現場の地下へ調査に向かっていた。 目的は、その現場について『火が出た』『いるだけで病気になる』『人骨が出た』というツイートの真偽を確かめること。 異常な乾燥と、嫌な臭い――人が骨まで灰になる臭い――を感じながら調査を進めると、図面に記されていない、巨大な穴のある謎の祭祀場にたどり着く。 穴の中には男が鎖でつながれていた。数々の異常な現象に見舞われ、パニックに陥りながらも男を解放し、地上に戻った光弘だったが、それは自らと家族を襲う更なる恐怖の入り口に過ぎなかった。 * 知らなかったが、2023年の直木賞にノミネートされてた5作のうちの1つ。 何も内容も知らずに読んでたら、あ、これはホラーだと気づいたくらい鈍感な自分です。 そして更に言うと、おかしい事に気づくのも遅かったと思う。 ここのあたりは唸る思い。嗚呼、自分がおかしくなっていく事に気づいていない。 最後まで一気に読んだ、気づいたら朝の4時。なんてことw 誰か気づいて~って叫びたくなるくらい移入しちゃった。 ただ、指摘がある様に、最後の方が中盤までに比べて物足りんかな。 とはいえ500ページ近くもなるわけだから、あんまり長くもしないでってなる。 単純に、楽しませて頂きましたよ。合掌。 | ||||
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渋谷のどまんなか、建築に携わる人がビルの地下であやしい穴を見つけるところから始まるホラー。 主人公がどんどん巻き込まれていくのが怖い。消えない足跡が怖い。 とにかく怖いのに読むのがやめられない。 渋谷に行くたび、足下に何が埋まってるのか考えちゃいます。 | ||||
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書籍化されるのをずっと待ってた作品です!ゾワゾワ感が最高でした | ||||
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渋谷の大型再開発工事の地下に調査で向かった大手デベロッパーの社員が、あることをきっかけに段々と精神に変調をきたしていく。 途中、展開がやや単調気味と感じつつも、起きている現象は歴史を考えればそんなこともあるかと思わせるような怖さを感じさせるホラーでした。 | ||||
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最近の日本のホラー小説は、民俗学的知見をバックグラウンドに配して、作家が設定した「キャラ」が怪異に出合う・謎を解く・・・といったパターンが多く、これもざっと読むと同様の作品に思えます。ただし、キャラに厚みがあり、民俗学的知見をひけらかすことなく物語をぐいぐいと進める力量は、さすが冲方さん。スティーブン・キングの「シャイニング」を思い出しました。「骨灰」が深く染みこんだ災害都市・東京の歴史をもう少し深く、複層的に彫り込めば、もっとよい作品になったのではとは思いますが。 | ||||
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