『ジェノサイド』の著者、11年ぶりの新作! マスコミには決して書けないことがある―― 都会の片隅にある踏切で撮影された、一枚の心霊写真。

香港国家安全維持法成立以来、日本に流入する犯罪者は増加傾向にある。

夏日が通う大学で教授が突如失踪し、「事情を探る」と言う同級生も大学に来なくなった。

ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。

動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。

生きながら、地獄に堕ちるということ――。恐るべき新シリーズ始動! 失踪した作家・青山黎明が遺した原稿。

江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ちあがった。

8歳の清少納言は、帝の后である17歳の中宮定子様に仕え始めた。

千葉県松戸市の結婚相談所でアドバイザーとして働くシングルマザーの平山亜紀は、仕事で顧客とトラブルを起こして以降、無言電話などの嫌がらせに苦しめられている。

「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符合が見られる。

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。

「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ」。

極限状況での謎解きを楽しんだ読者に驚きの〈真相〉が襲いかかる。

児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。

私は探している、「人を殺せる」怪談を。

戊辰戦争のただ中、侍殺しの罪で捕まった駕籠かき人足の政(まさ)は、薩長率いる「官軍」から砦を守るよう命じられる。

東京、炎上。正義は、守れるのか。

交通事故に遭って意識不明の息子から、オンラインゲーム内でメッセージが⁉ 息子のため、父は仲間を集めてゲームで世界一を目指す!

ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作 その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。

私、小澤雄也は本書の編集を手掛けた人間だ。

天文年間、小土豪が群雄割拠する中国地方で没落した宇喜多家の嫡男・八郎は、その器量を見込まれ、豪商・阿部善定のもとで父母とともに居候していた。

助産院に勤める紗英は、不妊と夫の浮気に悩んでいた。彼女の唯一の拠り所は、子供の頃から最も近しい存在の奈津子だった。

標的は、日本国民1000万人――。 羽田空港に突如、中国のステルス爆撃機が飛来した。

戦国――激動の55年を、織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼ら六傑の視点から描く、かつてない連作歴史長編小説! 男達が戦う意味は何だったのか。

比嘉姉妹シリーズ、待望の最新長編。澤村伊智が放つノンストップホラー。

救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。

作家・三津田信三のもとに届いた1冊の古びたノート。

「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。

この祝祭の真実は、禁忌。ポップなのにねっとり不気味な民俗学カルトホラー 失敗続きの就職浪人生・島本笑美。

最愛のひとり息子を失った桜子は、カウンセラーの久根からふしぎな壺を与えられる。

急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。

余計なことは喋らない。上司から疎まれる。

メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。

全ては「死者の日記」から始まった。これは“怪異”か、或いは“事件”か。

雨の日には、読まないでください。

歴史時代小説には、吉川英治『宮本武蔵』、藤沢周平『蟬しぐれ』、宮本昌孝『剣豪将軍義輝』、葉室麟『あおなり道場始末』など、剣の修行を通して成長する若者を描く青春小説の系譜がある。

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作! 戦慄のノワールサスペンス 26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。

転校生の白石要は、少し不思議な青年だった。背は高いが、髪はボサボサでどこを見ているかよくわからない。

「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。

コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。

この現実は、すべて虚構だ。価値観を揺るがす連作奇譚集! 元デザイナーで小説家の「僕」は、知人友人からよく相談を受ける。

〈クインテット〉との死闘の末、ついにガス室からウフコックを救出したバロット。

本能寺の変より四年前。織田信長に叛旗を翻し有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起こる難事件に翻弄されていた。

東京に住む保阪宗佑は、娘を暴漢に殺された。妊娠中だった娘を含む四人を惨殺し、死刑判決に「サンキュー」と高笑いした犯人。

この呪いは剥がせない――『異端の祝祭』の著者が放つおぞましい粘着ホラー 塾講師の片山敏彦は、絶世の美青年。

死んだほうがいい。死にたくない。

無明大学にある「怪異民俗学研究室」（怪民研）は、作家であり探偵である刀城言耶の研究室で、膨大な書籍と曰くある品で溢れている。

数百年続く、凄惨なる呪いの戦い――。至高の恐怖と異形の謎に挑め。

江戸は神田の袋物屋・三島屋は風変わりな百物語で知られている。語り手一人に聞き手も一人。

大手銀行に勤める４１歳の安達は、無差別大量殺傷事件のニュースに衝撃を受ける。

時間がないです、私、殺されます――錯乱状態に陥った少女は、オカルト雑誌のライター・美羽の眼前で突然、爆発するように血肉を散らして死んだ。

誘拐犯に仕立て上げられた自殺志願者たちの運命は。

「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで、貸し出されている一軒家がある――。

奇蹟 VS 探偵! ロジックは、カルトの信仰に勝つことができるのか? 病気も怪我も存在せず、失われた四肢さえ蘇る、奇蹟の楽園ジョーデンタウン。