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汝、星のごとく
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汝、星のごとくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全363件 121~140 7/19ページ
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主人公を取り巻く人間関係の不思議と過去が知りたくて、ぐんぐん読みました。 芯がありながらもたおやかな女性の強さと、どうにもできない男性の弱さが印象に残ります。 それぞれの複雑な愛の話。 タイトルの意味にも納得しました。 | ||||
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一気に読むつもりも時間も無かったのに上手く区切る事が出来ず読み終えてしまってこんな時間に(午前3時)。 この本を勧めたくて沢山思う事はあるのに上手くまとめられなくてもどかしい。 遠距離や長く付き合ったけど結婚に結び付かなかった恋愛をした人は過去の自分と重ねるんじゃないかな。 とにかく切なくて泣けます。 | ||||
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この内容で、本当に本屋大賞を取ったのかとビックリです。 | ||||
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家族を含め人生に悩みながらも生きていく2人の行く末が気になりスラスラと読めていまった。 自分は自分、他人は他人であると背中を押される様な感じがした。 SNSが広がる現代において、多様な価値観で否応なしに人を傷つける人は多い。しかし、結局は自分で折り合いをつけて生きなければいけない。私も将来は後悔する事はあるだろうが、それを含めて人生を過ごしていきたい。 | ||||
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久しぶりに本をかって、読み切れるか不安でしたが一気に読み切ってしまいました。 涙が止まりませんでした。 | ||||
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久々に本を読んで泣いた。 半分ほど読んだところで、先が心配で読み続けるかどうか逡巡してしまった。 でも、こんな気持ち、あったよね…とか、そうそう、おかしいと思うよ…など、とても感情移入できてしまう展開は見事でした。 最後の方は涙が止まらないくらい泣きました。 本当に素晴らしい物語。私のイチオシです! | ||||
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この本を読んで見ての感想もしくは感じたことは、初めて告白した女の子を思いだしたことです。さしぶりに連絡取ろうか悩んだぐらいです。そのくらい感情に浸らせられる本なんだと思います。本の序盤は苦しくて共感しすぎる人は辛いかもしれません。著者の言葉使いも卓越していて、より鮮明にイメージさせられるのも原因です。でも、中盤以降は大人の恋愛と生き方に、自分の体験が少しかぶってしまって自分の心にしまっておいた感情と感情が出てきやすかったです。本当に良くも悪くも心が動かされるそんな作品だと感じました。 | ||||
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複雑に絡み合った感情。想い。 自分の人生は自分だけのもの。 自分で決めて自分で責任をとって自分で生きていく。まさに日頃考えていた事が合致してはまりました | ||||
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エピローグを読んだとき、プロローグを読んだときの気持ちを思い出した。あぁ、幸せな気持ちだったのかって。涙ひとすじながれました。もういちど読み返しています。 | ||||
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今、専業主婦であることがすごく危うい立場であり、自立を目指す女性の生き方というものをテーマにした本がとても多いです。色々と読んできて思う総括としては「やはり女性は働いていた方が幸せになれる」ということ。そして「専業主婦ならば他の人にここまで気を使って、優しく世話をやいてあげなければ社会から認められにくい」という重圧も感じました。 しかしこの凪良ゆうさんの小説はそういった女性の自立を直接表すのではなく、 仕事を持たない、稼ぐことができない女性はここまで社会の中で弱い立場になるんだということを遠回しに表現しています。 というのもこの話の中心はそこではなく、二人の若い男女がそれぞれタイプの違う毒親を持ち、それによってどんな生き方どんな愛し方を会得するかというのが中心になるのです。 全体を通してとても読み応えがあり、冒頭部分が最後にどう繋がるかもうまい具合にまとまっている。 しかしこの作者は昔からBL作品をてがけていたこともあるのだろうけど、閉じられた世界の中で迫害されながら生きる二人の物語に帰結していくものばかりなのです。 社会を描いているようにみえて、実は特殊で不幸な立場にあるカップルが、周りから理解されなくても幸せに生きるまで、を書いている物語ばかりなのです。ある意味「世界系」ものに近いかもしれません。 二人の世界は二人のためにあり、周囲になんと思われようと関係ない。 しかしその境地にたどり着くまでに、二人はものすごい不幸と苦労と過酷な環境をのりこえなければならない。最も大きい不幸は「世間の目」です。それはどの物語にも共通しています。 だからこそ最後に二人だけの幸せな世界を見つけた時、ハッピーエンドのような気がしてしまうんです。これまでの話はそれでよかった。周囲が悪にも見えるほどだったから、二人どこかで幸せになってくれる方が解決策としてもいい。 でもこれは、あまりにも男性の方がかわいそう。そして救われない。 もちろんそれは彼自身の行動によりまねかれたことで自業自得でもあるため、すべてが周囲のせいとは言えないのですが、根本的なガンとなっているのは毒親です。 そして女キャラの毒親である母親は最終的には自分の小さな幸せをみつけることができ、主人公にも謝れた。 しかし男キャラの毒親は最後まで改心することはなく自分勝手に今後も生きていくでしょう。 スカッと系じゃないんだから、読者の溜飲をさげなくてもいい、というのはあるんですがあまりにも身勝手で。しかしこれは女と男の性差でもあると思います。 男の子はいつまでたっても母親を切れない。だからこそ不幸の底に落ちていく。女はどこか現実的なので根本的に優しいのは女ではなく男だと私も思うのですが、それが顕著に表れていて救いがない。 実在する島をモデルにしていることが見て取れますが、村社会と都会の夫婦の意識差やジェンダーの価値観の遅れなどはとてもリアルに感じますし、 婚活現場に置き換えたり、現代における夫婦の在り方なども考えさせたり、いろいろと面白い物語でしたが、ここまで毒親と村社会の中でよく素直に真面目に育つことができたなあと思います。それくらい、二人にふりかかる不幸がえげつない。 | ||||
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全て読み終わって、本を閉じて、タイトルを見た時「汝(なんじ)」という文字の水が滴るようなレタリング字体を眺めて、そういうことか!!って腑に落ちました。 「サンズイ」に「オンナ」、びっくりすぎるぐらい本文にぶち込みましたね♪ 水と女、海と女、涙と女、・・・・取り上げたら、あの場面もこの場面も、「汝」なんですね。 文学ってとっても楽しいですね♪ 次回作も楽しみにしております。 | ||||
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老若男女問わず読めば読む程心の在り方とか 自身の心の在り方が重なり物語に引き込まれて行くと思いました。 生きて行く事を考えさせられた様に思いました。 さすが凪良先生の小説だと思いました。 | ||||
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紆余曲折ありの恋愛小説として読み通すことも出来るが、生きることの意味、想いを貫く矜持の強さに感銘を受ける | ||||
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めちゃくちゃよかった。 何度も泣きそうになった。 櫂くんが幸せでありますように。 | ||||
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ネタバレを含みます。 序盤から不快感を覚えながら読み進めましたが「本屋大賞だし……Amazonでも絶賛されてるし……極上の読書体験とやらを味わいたいし……」と我慢した結果が『気持ち悪さ』と『不快感』でした。 主人公の片方であるアキミが家庭崩壊に導かれた最大の要因である、父の不倫相手、瞳子(トウコ)このキャラが問題。 『自分の人生を生きることを、誰かに許されたいの? 誰かに遠慮して大事なことを諦めたら、あとで後悔するかもしれないわよ。そのとき誰かのせいにしてしまうかもしれない。 でも私の経験からすると、誰かのせいにしても納得できないし、救われないの。 誰もあなたの人生の責任を負ってくれない。』 『いざってときは誰に罵られようが切り捨てる、もしくは誰に恨まれようが手に入れる。 そういう覚悟がないと、人生はどんどん複雑になっていくわよ。』 などといった名言風なことを説教するのだが、アキミの人生が『複雑』になったのはトウコの身勝手な振る舞いのせいではないか。 それだけならいいんですが、アキミがこの瞳子を憧れるようにえがかれているのが非常に不快で、違和感を覚え、歪に思えました。不倫相手が身勝手な「聞こえのいい正論めいた自己正当化」を言ってるだけなので全くもって説得力がない。 父を取られて壊れて鬱になる実の母親は足枷として描かれている一方で、愛人であるトウコは自分で仕事もしている魅力的な女性として描かれ続けるのです。最近よく見る「経済的にも精神的にも(主に男性から)自立している素敵な大人の女性」として。 こんなおかしい話はないでしょう。 一応贖罪としてトウコは視力が落ちて仕事が出来なくなり自分の顧客をそのままアキミに引き継がせるというようなことをします。けど、それだけ。 話全体の評価をするなら星5か4くらいはあります。最後のタイトル回収や、複雑な人間関係など面白かったです。ハラハラドキドキする感じもありましたね。 けれども、私はこのトウコが無理です。この存在だけは認められない。 男主人公カイの母親は男性に依存しっぱなしで、男性に媚びて周りを振り回し自分がいつも被害者になることでしか人生を生きてこなかった人です。完全に徹頭徹尾ヘイト役として描かれます。アキミの母親は最終盤になって自分を取り戻しますが。ヘイト役として描かれるならそれでいいんです。作劇上そういうキャラも必要ですし、振り回される側に感情移入して読めました。 トウコは別です。一致していないんです。諸悪の根源ともいえる父親とその愛人。これらもヘイト役として描かれるならわかるのですが、なぜか上記のような聞こえのいい名言めいたことをいってのけます。どのツラが? 片方はアキミの母親が追い詰められトウコ宅に放火寸前まで行ったところを主人公と北原先生たちが止めるシーンでいうのです。……は? お前のせいで人生が捻じ曲がって『こう』なってるんだろうが。としか思えません。 他の読者はこれを名言として扱っているようですし、作者もそのように書いていると思いますが、私はそう受け取りません。『ただ自分勝手なロクデナシが自己の身勝手さ、わがまま、自己中心的行動を正当化するため』に年端もいかない、自分が人生を歪ませてしまった相手に対してご高説を垂れているだけなのです。これをアキミが憧れて「うちの母親とは違う自立した女性!素敵!」となっているのも本当に歪。自己正当化した身勝手な不倫相手ですよそれ。 アキミが東京の大学に進学したいと言った時も『わたし”たち”が口を出すことじゃないわ』といい、『お金は大丈夫だから』とか言うんですが、アキミの母親が事故を起こして借金を背負ったときには『銀行から融資受けたばかりでなにもできない』とか言うんです。発言に責任と行動が伴ってないじゃないですか。 アキミもアキミで、こんな大人に憧れるから歪んでいて、自分可哀想を永遠に繰り返すだけのヒロインでした。最終盤は違いましたが。 我慢をして自分可哀想を連発するアキミが爆発するシーンがあるのですが、その際の内面が「早く子供を産みたい!専業主婦になりたい!夫の稼ぎでのんびりしたい!」とかですよ。結局そこなんだな、とゲンナリしました。また終盤にも我慢に我慢を重ねたアキミがまた内情を爆発させるシーンがあるんですが「結婚して籍を入れなくても手術の同意書が書けるようにしてほしい。結婚後の苗字は変えたい人が変えればいい。遺産相続は好きに出来るといい」とか言い出すんです。今まで一切そんなシーンがなかったのに。筆者の主張でしょうか。こんな風に混ぜ込まれて違和感を覚えるなって言う方が無理なんですよ。 ことあるごとに「女性の生きづらさ」も描かれて「女」が主語になるんですが、「男性の生きづらさ」はほぼ描写されずされたとしても「日本人」が主語になります。カイとナオトとのとあるシーンです。 それでも最後まで聞いてレビューしました。ナレーションの方々の演技がお上手だったので。けれどやっぱりアレな論調がところどころ見え隠れしているのが気持ち悪くて不快で違和感で不愉快でした。 話の大筋はいいんです。キャラクターの思想と行動がわたしには合っていませんでした。それだけのことです。 なので星1です。 少なくとももうこの作者の本は読みません。あなたが読む読まないはご自由に。 | ||||
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70歳近くのおばあさんですが大変面白く拝読いたしました。老若男女の方に読んでいただきたい。 情景が目に浮かび、これは映画化になりますね、 丁寧な映画化を期待したい! | ||||
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主人公二人の置かれた境遇は大変なものです。 その境遇が自らを侵食するのに耐えられない思いを抱えながらも、いつまでもそこに身を置く二人に「早く逃げ出して!」と言いたくなりました。 ストーリーは、読んでいて辛い部分も多いし、そこが長くもあります。 が、読後感としては「読んで良かった」、主人公たちがいつまでも頭から離れない感じです。 心に響く人生格言のような文章もたくさんありました。 ラスト、東京からの原稿のくだりは、映画「君に読む物語」を思い出しました。 北原先生はいい人過ぎ、あと、レビューに「カバーを外したら云々」という記述を見かけましたが、図書館で借りたのでカバーが接着してあり残念です。 | ||||
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Amazon Audibleにて拝聴。 高校時代から交際を始めた二人の生涯を描いた小説。 ありきたりなストーリーではあるが、二人の心のすれ違いを繊細に描いていて、最後までもどかしい想いを感じながらあっという間に読了した。 非常に良い小説だった。 | ||||
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子どものクリスマスプレゼントに購入したのですが、帯が破れていたのと、本のカバーの端が、少しめくれてましたました。 残念ですが、帯は外して子どもには渡そうと思います。 | ||||
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今まで経験したことのない素晴らしい小説です。いろいろな小説を読んできて、どこか好きになれなかったり、納得できなかったりしたのですが、この小説は全てを愛せる気がします。生きているうちにこの小説を読めたことを本当に幸せに思います。 | ||||
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