■スポンサードリンク
汝、星のごとく
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
汝、星のごとくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全363件 41~60 3/19ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
運命とも言える出会い、その後遠距離恋愛ですれ違っていく二人。 章ごとに男女それぞれの視点で繊細なタッチで物語が描かれていて引き込まれました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
泣いた。 全体的にまとまりのある物語で、随所に、社会へ伝えたいことが強調されていて、わかるなあと思った。 だが、素晴らしい!!と手放しには言えないなという感情が残る。 一つは、櫂が最後まで、弱い…! 星4つの方々の感想に共感するところが多い。 とにかく、続編も読みます!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2人の主人公の物語が交互に描かれる。双方の物語が徐々に近づいていき、それが離れていき、さらに集約していく様子とそのそれぞれの物語が描く時間が同時であったり、時間的に前後したりする、そうした様子が物語全体にダイナミズムを生み出しているように感じた。 お互いに求め合っているのに、簡単に結ばれない様子が切ない物語だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みながら物語に没入してしまう。読んで良かったと思える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話題になっていたので読んでみました。 一章読み終えた時点でやめようか悩み、半分超えた辺りでようやく話が動き始めたものの全く共感出来ない上にヤングケアラーや女性蔑視、島生活あるある、LGBT、がんなどなど話題盛りだくさん。特に最後の章にぎゅうぎゅう詰めで無理矢理感が否めなくて目が滑りました。単に私の好みと合わないだけかもしれませんが、もう他の作品も手に取ることはないです。 本屋大賞というビジネスです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレあります。 一言でいうと、盛りすぎ。 毒親、ヤングケアラー、田舎の閉塞感、不倫、女性差別、成功と挫折、病気、最後に恋愛。 それぞれの登場人物が抱えているものが多すぎて、作品としての焦点がぼやけていると感じた。 序盤のヤングケアラーの描写は良かった。櫂と暁海のすれ違い、最悪のプロポーズのあたりまでは心理描写も優れていて、物語に入り込めた。 ただ、櫂の病気以降の展開はあまりにご都合すぎて携帯小説とさして変わらない。 櫂は都会に出て成功して調子に乗って浮気するというただのダサい男で、暁海になにひとつ汚名返上していない。病気というチートを使って暁海と結ばれただけ。しかもそこで死んでしまって永遠になる。 そして続編まで読むと櫂は暁海を「瀬戸内の海のようだ」と言い、暁海は櫂を花火にたとえ、先生を海にたとえている。 櫂と暁海はちぐはぐで、結局うまくいかなかったふたりなのに、病気と死で無理やり結ばれたように思ってしまう。 櫂は生い立ちがかわいそうで、本人の暁海に対する態度もダメで、最終的に若くして亡くなってしまう。彼の人生はなんだったんだろう。 なぜ彼に挽回の機会を与えなかったのか。本人の力で再起して暁海を取り戻してほしかった。 このあたりが読後感の悪さに繋がっていると思う。というのも、ふたりが幸せになるならそれまでの最悪な大人たちの描写も許せるのだが、このエンドなら最悪な大人たちが大した報いも受けずに子どもが最悪な思いをして終わっているからだ。 もし櫂の母がちゃんとしていたら、もしあそこで暁海の母が瞳子の家に火をつけに行かなかったら、もし暁海の父が不倫をしなかったら、こんな結果にはならなかったのに、とどうしても思ってしまう。 続編は相変わらず盛りすぎていたが、まだこちらの方が言いたいことはわかる。本編はため息をつきたくなるような読後感だったが、続編まで読むといくらか溜飲が下がった。ただ、肝心の櫂が書いた『汝、星のごとく』という小説で晩年の櫂が暁海をどのように描写していたか、それを読んだ暁海がどんなアンサーを出したのかは作中でも言及してほしかった。そこ一番重要なのでは?そもそも彼は暁海のことを瀬戸内の海のようだと言っているのになぜ星とタイトルにつけたのか。彼にとって暁海がどのような存在だったのか、単なる執着や共依存以上のものを見いだせなかった。もっと悪く言えば求めていたのに得られなかった母性を暁海に求めていたようにも見えた。また彼女にとっての櫂も、母親をほっとけなかったときの感情以上のものを見いだせなかった。これは恋愛描写としては微妙すぎる。 それと、この内容ならばプロローグとエピローグの先生が不倫云々は不要というか本筋からブレていると思う。このプロローグ=先生をヒーローに据えるならあまりに櫂の存在が大きすぎ(櫂視点が多すぎる)、櫂をヒーローに据えるなら先生の存在はともかく結の実母とのエピソードは盛りすぎ通り過ぎて蛇足。続編なしのこの本編で冒頭の「月に一度 わたしの夫は恋人に会いにいく」は、正直本筋と全く関係がないといっても過言ではない。 つまるところ、この小説のテーマがわからない。「不自由な境遇のふたりがときに傷つきながらも愛し合っていく」というテーマの恋愛小説と思って読むとガッカリする。実質、「女性は経済的に自立しろ」「身勝手に生きろ」というのが一番強いメッセージなので(それを言うのが父親の不倫相手というのもまた…)。 とにかく不幸モリモリでしんどい話が好きな人に向けた小説。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ありきたりな言葉になってしまいますが、本当に傑作です。凪良さんの作品はBL・一般文芸問わず拝読していて、非常に丁寧な心情描写と魅力的な登場人物たちの虜になっています。この作品でもその魅力は遺憾なく発揮されていますが、特に情景の描写に引き込まれました。瀬戸内海の美しさ、そして地方ならではの閉塞感。一方で東京で流れる時間の速さとそれに伴う焦り。あまりにもリアルで、心が痛い描写もありましたが、そこも含めて素晴らしい読書体験でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今まで読んできた本の中で、いちばん泣いたと言っていいと思います。互いに毒親を抱え、不自由なまま生きてきた二人が惹かれ、別れ、再び結ばれるまでの尊くも切ない過程が描かれています。櫂と暁海の両方の心理描写が卓越していて、どうしたらここまで生身の人間を描けるんだろうと思いました。 この小説のテーマは、自分の人生を自分で生きるということです。二人とも悩み、迷い、葛藤し、最後には正しさとかそういうの関係なしに、自らの魂に従って人生を選択します。彼らに光あれと祈るような気持ちで読み進めました。あと、北原先生が人格者すぎます。続編も読んで彼の過去も知りたいです。 この小説と出会えて幸せです。ありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
3日ほどで一気に読みました。現代における生きづらさがこれでもかというほど凝縮して要素として組み込まれていて、呼んでいて胸が苦しくなるほどでした。 きっとどのシチュエーションも誰かにとって身に覚えがあるもので、登場人物のすべてに共感したり、呆れたり、怒ったりしながら読み進められると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すみませんでした。侮ってました。そして読む順番間違えました。最初に「星を編む」を読んでしまったので、めぞん一刻よろしく、何か死んだ男を引きずった女性と現在の夫との中年ラブストーリーを見せられて萎えてましたが、この作品はところどころに深いメッセージが隠されており、大変感動しました。いや、身につまされるじゃないけど、自分の人生を自分で責任を負うことが何なのか考えさせられました。よく知らないのに訳知り顔で他人の評価や境遇を他人のせいにしちゃダメだね。反省します。 少し残念だったことは、この小説は、他人にどう思われようが関係ない、自分の好きなように生きることをひとつのメッセージとして強く訴えているんですが、重度のうつで自殺企図あった人が何故か心療内科に入院する流れがあるんですよね。肥満などの副作用あるし、おそらく薬も三環系あたりか専門的なものだし、心療内科じゃ手に余るでしょ。だって心療内科って摂食障害か身体表現性、慢性疼痛、糖尿病あたりがストライクだもん。このような自殺リスク高いうつ病患者は精神科と思うんすよ。心の病気の描写も丁寧だし、とても勉強されてると思うので(心療内科で扱えると)勘違いではないはず。おそらく世間のイメージを忖度したなって邪推しました。「え?これで精神科??」ってショック受けさせたくないんでしょ笑めちゃくちゃ他人の評価気にしとるやないか。できればとことん尖ってほしかったな。 あと、薬あるってことは引きこもりといってもおそらく通院してたんだろうなと思います。なぜワーカーは訪問看護つけるとか対策しないのか。みすみす自殺させるでしょうが! と関係ない話はさて置き、日常にある自分の甘さを炙り出されるような、得る為に失うことを覚悟することを再確認するような体験でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
星を編むも必ず読んで欲しいです。 モヤモヤっとしたものが少しスッキリします。 時間が経つと変わってしまうものと変わらないものってなんだろう...変えたくないことはどうすれば維持できるんだろう...なるように受け入れるのが正解なのか....大切なものを見失わずに大切にし続けることの難しさなど色々考えてしまうお話でした。 読後感は果てしなくスッキリしないです。櫂に対しての理解が追いつかなかったです。そこがこのお話のポイントだったのかなと思うんですが、自分の心が弱っている時はちょっとおすすめしないです。 今すごく幸せだと感じる時ほど読んでみるのが良いのかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久々に感動する小説が読みたくなり購読。読み始めて、苦手な恋愛ドロドロ系の本かなと思ったが、中盤あたりから徐々に物語に引き込まれていく。 若い男女が互いに成長しながら紡ぐ人間ドラマだが、とにかく文章の表現力が飛び抜けてうまく、何度も「上手いな〜この表現」と口に出して感心してしまうほど。 2人の主人公が紡ぐ物語は、見る者の心を鷲掴みにし、終盤にかけては心はかき乱され、ラストは清々しい気持ちと活力を与える物語である。 また著者の作品を読みたいし、素晴らしい主役俳優2人を揃え映画化してもらいたい作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここまで心を動かされる作品に久しぶりに出会いました。表現が繊細で、でも分かりやすくスッと入ってくる感覚が心地良いです。大号泣しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は小さい時から本が嫌いでした。しかし社会人になり変わらない毎日を変えたいと思いスマホを手から離し、「汝、星のごとく」を読み始めました。読み始めて自分の手がページを次々とめくり、最後はスーッと涙を流し毎日この作品のことを考えている自分にも驚きました。 生きにくい世界の中、自分の世界で強く時に弱く、脆く、生きたい、死にたいを交互に生きていく彼らから生ぬるい世界で生きている私に勇気をくれました。自分が生まれた時から手元にあるカードが少ない彼らだから、全てを受け止めることができ人を様々な形であろうと大切にしようと思っているのだと感じました。 人って人が思うよりも繊細でドミノのようにすぐに崩れてしまうものであり、強い人は居ないのだと思います。 緩く育った私とは真逆の彼らは、美しいと思いました。素敵な作品を有難う御座います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ヤングケアラーの主人公達 世間的には認められない過ちを犯したと揶揄される先生 どうしようもない親達 描き方は秀逸ではあるけど 死が綺麗に描かれ過ぎて落胆しました そう簡単に殺さないで欲しかった 生き続けて幸せになって欲しかった 死んだ人を美化しすぎ 人が死ぬってこう爽やかじゃない 悲嘆を感じさせないこういう小説は 簡単に死を選びがちな人にとって救いになってしまいかなない危うさも感じました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
恋愛小説,特に現代の作品が好きではありません。なんというか薄っぺらくてドラマみたいな台詞とか単語が本当に苦手です。この作品は本屋大賞を取ったということで本屋大賞はハズレがないので読んでみようかなと手に取りました。 あまりあらすじも具体的に知らず,読み始めたら恋愛小説か…セカチューか??みたいに毛嫌い感が先に立ちましたが,軽薄感がなくするする読めました。青春時代から悩みと孤独を共有し合った二人のよくある恋愛設定ではありますが,文章に手垢がついていないというか,映像化見越してるような脚本的な感じではありません。かといって高尚な感じでもなく。ラストに近づくにつれ,櫂と尚人のくだりからまさかまさかの涙が出てきました。自分でもびっくり。そこからは常に涙が止まりません。何故かは素人なのでわかりません。なんだったのかなと今も考えていますが,理由が思いつきません。現代のいろいろな問題もちりばめられながら。今も考え込んでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
凪良ゆうさんの『流浪の月』が面白かったので読みました。 ドラマにすると、おもしろいだろうなと思いながら読んでいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
家庭環境に恵まれなかった2人の高校生が出会い、恋愛と夢の天秤をかけながら懸命に生きている姿に心を打たれた。同じ思いを持っていても些細な言動や行動ですれ違っていく様は儚くもどかしい。登場人物は皆どこか感情移入できてしまい、どうしようもない現実の厳しさに辛くなってくる。ダメだと分かっていても不正解の道を選んでしまう人物の描写が鮮明で、違和感なく物語に引き込まれてしまった。読み終わった後は不思議とスッキリしていて、これが凪良ゆうの魅力なのかなと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
素晴らしい作品でした。 自分の人生を生きるとはどういうことか? 櫂と暁美の2人の劇的な人生を共に辿ることで、痛烈に伝わってくるメッセージ。 自分の経験とは重ならなかったとしても、感じ入るものがある作品でした。 ありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人生は前だけを向いて進むことを学びました。自分の人生は今が大切であるし、責任を持って突き進むものだということを物語っている内容で、心打たれた本です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!