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苦役列車
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苦役列車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全276件 41~60 3/14ページ
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前に文庫本で買っていたのですが行方不明なので、今回西村賢太さんが亡くなられたのを期に再度買い求めました。 読みながら、そうだった、こんなふうに吐き気を催すくらい気分の悪い主人公だったと思いだしましたw。 だけど、物語の主人公が一貫しているので、「その後はどういう暮らしをしていたんだろう」「この彼女はその後どうなったんだろう」とジグソーパズルみたいに穴を埋めるかのごとく次々と読みたくなるんです。 不思議な作家さんでした。 | ||||
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作者自身のキャラの方が面白いかもしれません。作品は、リアルなのかもしれませんが、リアルな分だけ、単なる怠惰な生活をだらだらと見せられているような、、、文学足り得ているのだろうか。 | ||||
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読むだけ無駄。何も感じない。下らない。 これだけつまらない物が書ける事に感心する。 | ||||
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正直、賞を取りに行った作品だと思います。その分読みやすいと言えるでしょう。もちろん癖ありの作品ではありますが、この作家の中ではかなり柔らかくしているといえます。逆に言えば、この作家本来の味を求めるなら、ちょっと物足りない作品とも言えます。 いずれにしても受賞作ですが、読んで価値はあると思います。 ただ、一般的に言って、結構腹立たしい主人公を読まされることは間違いありません。そこを楽しめるかどうかで、読者を選ぶ作品ではあります。 | ||||
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私小説とはこんなにも切ないほど赤裸々なものか。ありのまま。一切の飾りなし。 | ||||
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物語自体はどこにでもあるような荷役の現場と、その職場で起こったこともありがちなことである。しかし西村賢太自体の恵まれない境遇と欲望に正直で、その内面を赤裸々に吐露した点、文章に純文学を読みこなしていないと分からないような語彙の豊富さなどがある点が、作品を読みものとして読めるものに仕上げていると思われる。しかし何でもない普通のことを価値あることのように取り上げたり、誇張することで、作品が成り立っていると思われる。 | ||||
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氏の訃報に接し遅蒔きながら読まさせて頂きました。 大薮春彦ファンの私にとって氏の文は次々に心に入って来ました。 若くして失った才能にご冥福をお祈り致します。 | ||||
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あれは何年前だったか、強烈なタイトルと先生の印象的な姿を映したニュースを忘れられません。 心から、ご冥福をお祈りします。 | ||||
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期待してたよりは面白かった。 ただ持ち上げられすぎ。 でも読書をなれてない人が読むにはちょうど読みやすくわかりやすいと思います。 | ||||
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描写がリアルである。何にも縛られず、不安と全能感、熱心と怠惰に揺れ、つねに性欲を持て余していた若かった一時期を昨日のように感じることができたのは、作家の描き出す臨場感の力だろう。そこはよい。だが、どう読んだら良いかわからない字が多かったり、一方通行の文芸論など、いただけない部分もある。作家の自伝的小説なのだろうが、よくここまで自分をさらけ出したものだ。これが芥川賞?との疑問も湧くが、評価されたのは前半の臨場感だろう。 | ||||
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表題作は芥川賞を受賞し映画化もされた誰もが知る名作ですが、同時収録のもう一篇がとても良かったです。 碌に動けない身体の中でのたうちまわる作家の精神が、生々しく伝わって来ました。 | ||||
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稚拙な表現、人物描写も中途半端、亡くなった方を悪く言いたくないけど、読後感はがっかりの一言でした。 | ||||
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訃報を知って読み、圧倒された。私小説として、自らの狡さや汚さや嫌らしさをこれ程冷徹に描写できるというのは凄いと思う。他の作品も読みたい。 | ||||
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下劣で下衆なことを書いてても、表現の巧みさに圧倒されます。文芸とは、芸術の一種なんだと思わされるような。 また、我が子が下劣、下衆な若者になっちゃったので、そうやって息抜きせずにはいられない男子の感じわからんでもありません。 それから、最近の小説で見かけない、リアル感、人間臭さ、体臭を感じます。何か読者に訴えたいことがある時の胡散臭さがない。 今はどっちを見ても損得勘定の嫌らしさで満載だけど、30年前って底辺は底辺でも、計算無しでも、なんとか生きていける仕事があった時代だったな、と懐かしくもなります、、 それを考えると、拡大自殺、他人を巻き込んでの無敵の人による殺人が目立つ今、生きづらさって極まっているのかも。 氏なら今を、どんな風に描いただろうか。 | ||||
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不器用な主人公がつらい生活を抜け出していく一発逆転を狙うさまがかかれています。 ここに、人間のエネルギーというものを感じました。 | ||||
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西村健太さんの作品今でこそ好きで読んでますが、この本を最初に読んだ中学生の時は、あまりの主人公のクズっぷりに最初の5ページくらいで断念してしまいました。しかし、時を経て大学生の頃にこの本を改めて読んでみると、作者の生き様や癖などがひしひしと感じられ、不思議と不快感なく最後まで読めました。この作品(というか作者)の魅力は私小説という自分を題材にしたリアルさ、そして清々しいほどの自虐を面白おかしく書いているところです。また、芥川賞(純文学)という観点に絞ってみると、この(作者の)本は私小説でありながら三人称の立場をとっており、自分自身を客観視できているというのが評価のポイントであるように思えます。善悪の分別はついているのに本能的に、あるいは性犯罪者である父親の宿命的な呪縛から逃れられずにアウトローな今を生き、それを嘆いている。そんな主人公のどうしようもない人生に人間味や文学を感じるのです。 | ||||
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良くも悪くも人間臭いなと思う。 これだけ読みやすければ多少不快な人間だと思っても読めるものですね。 作者が単純に凄いなとは思うけど、普通の人にはあんま勧められないかも。 | ||||
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一人という寂しさを感じました。 日雇い肉体労働と家賃の踏み倒しなど底辺の生活を、 筆者は強調しているが、本当の筆者は私小説の読書家で 神田神保町の古書店街では有名な人物であったらしい。 中卒ということが表に現れているが、本当は格調高い 文章を書く一私小説家である。 私は尊敬している。 | ||||
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学歴社会において日下部とその彼女の態度はありがちなのでしょうか. いろんな人がいることを再認識できました. | ||||
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内容も文章も独特であまり受け付けなかった ただ情景は思い浮かべやすく、不思議と読み応えはあった | ||||
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