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苦役列車



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【この小説が収録されている参考書籍】
苦役列車
苦役列車 (新潮文庫)

苦役列車の評価: 3.84/5点 レビュー 276件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.84pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全38件 1~20 1/2ページ
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No.38:
(2pt)

良い作品だが、重かった

小説・映画共に見ましたが、小説の方は全体に漂う重く屈折した雰囲気に、ページが進むのが遅かったです。(映画は、そこが上手く中和されて鑑賞しやすかった)
時間にも心にも余裕のある、ずっしりした気分になりたいときに、読み返してみたい作品。
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No.37:
(2pt)

私小説なのか疑問

表題作は私小説と言うには40代作家の地が語りに滲み出ており、語り手と19歳の主人公との内面に齟齬があり作為臭が強くエンタメ感がある。
アラフォーが20年前を振り返るのか、語り手の透明性を高めて19歳の小説にするかはっきりさせた方がよかったという印象だ。
事実を露悪的に書けば私小説になるわけではない。良い出来ではないと思う。
芥川賞受賞はそのあたりの凡庸さが考慮されての受賞だろう。

選考委員「われわれのライバルにはならない」て感じ。

併録の「落ちぶれ〜」は作者と小説内の貫多に差がなく私小説的リアルが成立してると思う。

水準以上の小説を書く作家だと思う。現代では早い死だった。冥福を祈る。
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No.36:
(1pt)

無駄

読むだけ無駄。何も感じない。下らない。
これだけつまらない物が書ける事に感心する。
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No.35:
(2pt)

これで芥川賞?

稚拙な表現、人物描写も中途半端、亡くなった方を悪く言いたくないけど、読後感はがっかりの一言でした。
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No.34:
(2pt)

あまり受け付けなかった

内容も文章も独特であまり受け付けなかった
ただ情景は思い浮かべやすく、不思議と読み応えはあった
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No.33:
(1pt)

久しぶりに買って後悔した本

買わなければよかった。
お金を出して買う本ではなかった。
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No.32:
(1pt)

これが芥川賞?

このような下らないものが芥川賞とは情けなくて。勿論最近の受賞作は殆どそうですが。芥川さんが泣いている。
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No.31:
(2pt)

うーん

私小説とわかってかったけれど、ちょっとうまいブログ・・・かな。

シモネタがしつこい。
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No.30:
(2pt)

したたかでなく、たくましくもなく、下層の意地もなく、沈んでいる。

まとわりつくような文体。諦めようとしながら、諦めることもできぬ。
健康な身体が、放出する。
底辺を這いずり回りながら、自堕落になりつつも、お金がなければ、生きて行くことができない貫多。
誰も頼ることなく、一人でさみしく生きようとする。そんな時に、友達と言える日下部がやってきた。
それで、仲良くなるが、沈殿部分と上澄みの世界は違う。
沈殿部分で、上澄みの液につっかかるが、所詮、沈殿部分で生きて行く。
したたかとも言えず、たくましいとも言えぬ。
下層階級の意地も見えずに、ひたすら、いきる。
確かに、列車のように、走り続ける。
どんな 目をしているにだろうか。
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No.29:
(1pt)

KINDLEの価格

文庫が400円でキンドル600円って・・ときどきこういうのがありますが、おかしくないですか?
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No.28:
(1pt)

非常に読みにくい

漢字や語句が難しく非常に読みにくい。ストーリーが淡々としていて、引き込まれない。時間とお金を損した気分。
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No.27:
(2pt)

前に進みたければこんな本は読むべきではない。

著者の若かりし頃の生活記録、ということである(恐らく)。

本作を読んで何の感情の起伏も起きなかったことが正直な感想である。

私も結婚するまでは、都会でひどい孤独感と闘い、女性に対する欲望が並大抵ではなかったため著者の気持ちは分かる。

しかし、あがく人間というものは高い向上心をもった人間なのであり、

最終的に、何からの形で落ち着き、規模の差はあれ成功し安息の地を見つけるのである。

よって、安心感をもって作品が読めてしまうのである。

また、描写されている生活がぶっとんでいるかと言えばそうでもなく、仕事というものを経験した人間ならば

容易にイメージできてしまうなんのことはない生活であったことも、作品をつまらなくした要因である。

唯一、評価する点は、数十年前の昔のできごとを詳細に記憶しているところである。
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No.26:
(2pt)

まあなんとなく

読んでみたけど、別に面白くはない。こういうものだと言われれば、そうかと思うだけ。
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No.25:
(2pt)

よくもまあ、こんな作品が芥川賞とは。

小学校5年の時、主人公である貫多は、父親が、性犯罪を起こし離別、中卒という劣等感と自らを戒めない性格が入り交じり、日雇いの仕事をし、その日暮らしする。酒、女に宵越しの金を持たず、金が無くなれば日雇いに出るというだらしない性格であり、家賃を幾度も滞納し、アパートを追い出されても、懲りない生活を繰り返す。彼自身は、自分は劣等な男とは思わず、むしろ他人を馬鹿扱いにするが、年齢をおうごとに、一生落ちこぼれた人間であることに、うすらと気づく。というよりも、現実を味わうのであるが、何故か後半いきなり、小説家を目指す設定は、あまりにも唐突で飛躍しすぎている。彼は小説が川端賞の候補にあがったことを出版社から聞き、いちるの望み、人生の大逆転を期待する。反面自分の文才のなさから、堀木克三という売れない作家を思い、川端賞への期待と賞をとれなくとも、売れなくとも自分は書くことが好きなのだという言い訳の間に苦しむ。結局彼は賞をとれず、歳をかさね、あいもかわらぬ落ちこぼれた人生を送るはめになる。
感想をいえば、よくも前半、日雇い暮らしと酒と女、金のだらしなさ、向上心のなさを長々と書いたものだと思う。まったくもってくだらない。後半は、彼が、案の定うだつがあがらないまま、年齢を重ね現実を直視することになるのだが、いきなり、小説家になるのは、無理がある。小説家になろうとする過程が抜け落ちといる。結末は、だらしない男が、だらしないまま終わるという当たり前の結末でしかなく、つまらない。ただ、読みやすく、休まなければ一日で読める。石原慎太郎がこの作品を賛美したそうだが、それは、作品中芥川賞の裏側を暴露したからではないだろうか?作品としとは、評価にいたらない。文体は、どこか織田作之助を連想させる。
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No.24:
(2pt)

初西村賢太

初めて西村賢太著作を読ませてもらった。あまり好きなテイストではないな。
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No.23:
(1pt)

本音は星1個もつけたくない。どうでもいい本。

ほんとうにどうでもいい内容。
文章の繰り返しや、とくに掘り下げるわけでもない無駄な説明が多く、数段落飛ばして呼んでも話の内容がわかる。
芥川賞ってこのレベルなのかと勘違いしてしまいそうです。
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No.22:
(2pt)

言葉が難しい

25歳です。だからかもしれませんが、言葉が難しくて「かっこつけてる感じ」に写ってしまってあまり世界に入り込めませんでした。
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No.21:
(2pt)

怠惰の慣性の法則

主人公は、所謂ダメ人間であり、それを自認してます。
肥大する劣等感に苛まれ続けながらも、生き続ける。
生きる事そのものが苦役ということなのだ。。。仏教っぽいですね。

日雇い人夫として肉体労働をこなすのは、一見辛く、大変な苦行だけれども、
労働は生活に一定のリズムを与えてくれます。
これが安定感・安心感をもたらしてくれますが、浸り切っちゃうと、思考停止状態に陥ります。

となると、苦行からは抜け出せません。
一度列車に乗っかってしまうと、あとは惰性で終着駅へまっしぐら。

ただ、この安直なリズムを捨てて、
相対する “優れた人たち” と肩を並べて勝負することも、更なる苦行だと描かれています。
もうどこへも行けない、勝負にならない、やってられない。って感じ。
その鬱屈としたストレスが、ネジ曲がった自己愛に変容して、
私小説としてまとまったのが、本作なのでしょう。

ある意味で、ナルシシズムに満ちた私小説らしい私小説なのかもしれません。

そして、最後に主人公の文学への執着が描かれている。結構唐突に。。。
最終的には筆者は、この苦役列車からは飛び降りているのではないだろうか。
そんな意味で、本当に陽の目を見ることのない人々にとっては、ちょっと手厳しいかな。
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No.20:
(2pt)

なんだこれ・・・。

感想。なんだこれ・・・。

この作品が作者自身をえがいた私小説なるもので、やがて小説に芽生え川端康成賞候補、芥川賞候補等の文学賞候補に選ばれ、終には芥川賞を受賞すると分かっているのなら、ああそうか、日雇い労働者の底辺の生活から上流社会まで一気にのし上がったのね・・・と想像を膨らませることもできるけど、家賃も払えずフーゾクまみれ、酒まみれ、毎日自慰三昧の主人公の日常をえがいた作品がなーんで一体芥川賞なんてとれるのかねーと甚だ不思議でなりませんでした。

そうか、選考委員はそんな底辺の生活なんて想像するより他にないから、新鮮さもあって選んだのかねーとしか思えません。
解説は石原慎太郎。

因みに夏に映画化されるらしいが、大丈夫ですかねぇー。
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No.19:
(1pt)

最後は恐ろしいまでの肩透かし

主人公の劣等感、19歳に至るまでの恵まれていない過去など、いろいろと共感できる部分はあった。
すべては本題に入るための導入部だと思って読んでいたら、そのまま終わってしまった。
いやに導入部が長い、この後どんな急展開が待っているのだろう。と期待して読み進めたが。一切の期待を裏切り、何も起こらず突然終わった。
仕事は人間のバックボーンであり、過去や、人間形成の過程にリアリティをもたせるための説明はうまい、と思います。
しかし、主人公貫太の本質が実は一切描かれていない気がしてならない。
貫太とは何か。
ここにはその答えが、ない。
描かれていたのは貫太とは、どういうタイプの男か、だけだ。
劣等感や風俗依存、はあくまでその人間の一面に過ぎない。
劣等感と酒好き、風俗好きで24時間は終わらない。
寛太を寛太たらしめる、二人といない主人公の一瞬のきらめきを掴む感じが皆無だった。
自分の本質を見つめることから逃げて走り続ける苦役列車。
このタイトルはよく理解できる。
言っても仕方ないけど、著者に言いたい。
たった19歳で、夢や情熱がなさすぎるね、貫太。金や環境は関係なく。
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