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ウサギ狩り人
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ウサギ狩り人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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強烈な復讐心のラビット・キラー。 殺人の描写は、細かく怖くて身震いするくらい壮絶に書かれてます。 読者によっては、読み進める勇気が必要かな(苦笑) ヨーナの鋭い判断と行動力、公安警察を表だって出すストーリーは珍しいかも一気読みしました。 次回作が待ち遠しい終わりかた、早く読みたいです。 | ||||
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<ヨーナ・リンナ>シリーズ6弾。 とある中年男性が、自宅で売春婦(コールガール)に手荒なレイプまがいをしかけたところで目出し帽をかぶった男が現れ、処刑まがいの方法で惨殺される。その男性は政府の重要人物であったことからコード・プラチナ(国家最高レベルの脅威)が発令され、公安警察警部サーガが駆け付ける。 一方、ヨーナは前作『つけ狙う者』ラストで収監されてからほぼ2年。刑務所内で筋力トレーニングに励み、内部の力関係に順応した日々を送っていた。 警察は、囚人の一人が前述の事件に関わっている可能性があるとして、ヨーナに減刑と引き換えに協力を依頼してくる。 次々と発生する残虐な殺人事件。犯人の動機は何なのか?登場人物たちはどう繋がるのか? 前作序盤のよれよれ状態から一転し、心身ともに力強く頼もしいヨーナの活躍がうれしい。 美人で魅力的なサーガの登場もうれしい(元カレと別れ切っていないところにはがっかりだが)。 ブランクがあってもヨーナは相変わらず冴えわたっていて、綿密な分析とひらめきからそれぞれの事件の接点をみごとに見つけ出していく。さすがだ。ヨーナの能力は現役警官の誰をも凌ぐ。 特権階級に属する少年たちの傲慢さと歪み、父子関係の再生などもテーマになっている。 犯人の動機には共感でき同情の余地はある。ただ、子供の頃からの残虐な行いでそれが打ち消されてしまうが。 序盤からスピード感ある退屈しない展開で、期待通りおもしろかった。 ラストは次作の展開を漂わせて終わっている。あとがきによると今後は、#04『砂男』が蘇るようなことを示唆しているし、当初シリーズは8作とされていたがさらに続くようで、うれしい限りだ。 | ||||
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