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007/カジノ・ロワイヤル
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007/カジノ・ロワイヤルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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先に映画を見てから、本を読んだのですが、映画がかなり原作に近くできているのにびっくりしました。 この本を読むと、映画では理解できなかったところや、ボンドがどんな人なのかということがよくわかるような気がします。007映画ファンは必ず読んでおくべき本だと思います。 ただ、私的にはジョン・ガードナーやフリーマントルの作品と比べてしまうとストーリがあっさりし過ぎてちょっと物足りなさを感じてしまいました。 映画とセットで楽しめる本ではないでしょうか。 | ||||
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007 ジェームズ・ボンドの第一作。 原作では映画のボンドの様に決してスーパーマンではなく、 人間的で好感がもてるキャラクターに描かれている。 また、ボンドガールのヴェスパー・リンドはとても魅力的で、 そんな彼女にすっかりメロメロになって振り回されるボンドの姿も 映画のボンドと違って面白い。 ただ、ストーリー自体は以外にシンプルで、最大の見せ場であるカジノの場面も、 有りがちな展開と言えなくも無い。 最新作の映画版、カジノ・ロワイヤルはまだ見ていないのだが、 原作に忠実らしいので是非見てみたいと思う。 | ||||
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映画を見てカジノ・ロワイヤルを気に入った方は是非この原作本も読んでいただきたいところです。 全編通してほぼ原作通りに描かれていた映画版。原作ではタイトルの通り00エージェントして、何のために人を殺すのかに彼はとまどい、そして迷います。そこで映画においても登場したマティスがあるアドバイスをするのですが、この描写がなかなか良かったです。 またカジノ・ロワイヤルにおけるバカラでの対決(映画ではテキサス・ホールデムというポーカー)もテンポ良く緊張感のある展開。 ヴェスパーとの情事、そして彼女の重荷、本気で愛した彼女を罵ってまで組織に忠誠を尽くし人を殺さなければいけないボンド。ヴェスパーが死んでいくときの心理がわかる内容で秀逸だと思います。 とはいえフレミングの処女作ということで深くドラマを掘り下げきれてない部分も有ります。映画ではこれが見事に掘り下げられていました。 とにかく原作第一号であるこの本を読めば、007となった彼の苦悩がわかるはずです。 ちなみに読むとわかりますが、原作のボンドのイメージにクレイグはかなりはまってます。(違うのは髪の色くらいでは?) | ||||
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1953年ソ連が鉄のカーテンの向こうに存在していたころのお話ですが、映画化されドル箱になったシリーズの記念すべき原作の第1作007号デビュー。スパイ小説であり、カタログ小説(ボンドの朝食まで事細かに描写)。そして、拷問小説。このストーリーは映画のMI3を彷佛とさせる。 もし、この文庫を読んで小説の007号の冒険に興味を持たれたら、出版の年代順に読まれると面白いと思う。007号はこの作品では45口径のコルト軍用銃を愛用しているが、後の作品(冒険)ではこれがあだになったりする。同名のパロディ映画はあったが、ついに映画化!007号本人によって語られる00番号をいただく事になるエピソードも映画化されたのか?早く映画を観てみたい。 | ||||
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井上さんの訳が悪い…というわけではないのですが、既に30年以上も年月が経っているのでカバーだけではなく違う方に約してリニューアル出版していただきたかったです。 | ||||
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2006年12月の映画の公開に合わせて出ましたね。フレミングの原作が。新版でカバーが新しくなりした。旧版は本屋では見かけなくなりました。今時007なんて流行んないんですかね。もっともボンド・マニアっていうのは日本で思っている以上に世界にはいるものです。ボンド・ムービーが未だにフランチャイズとして残っているのがその証拠です。 本作はフレミングのボンド・シリーズの第一作です。後の作品に比べると地味な印象ですが、ボンド・シリーズのエッセンスは全てそろっています。 1.マニアック(偏執狂的)な悪役:ボンドに対する拷問なんかほとんど病気です。 2.荒唐無稽なオペレーション:ソ連のスパイが党の金を使い込んじゃって、カジノで取り返そうという話も笑えるし、それをイギリスの情報部員が正々堂々とカード・ゲームで負かそうとするという話も笑えます。 3.スペクタクル・シーン:ここではカーチェイスぐらいですね。カード・ゲームのシーンはビジュアル・イメージとしては地味ですが、緊張感があります。 4.ガジェット(秘密兵器):ボンドはほとんど使いませんが、ル・シフルの車には仕掛けがあります。ボンドはこれでやられちゃいます。 5.エキゾチックなロケーション:フランスのカジノですが、我々日本人からすると充分エキゾチックです。 6.ボンド・ガール:これは欠かせませんね。本作のべスパー・リンドは女王陛下の007のトレーシーとならんで存在感があります。ボンドの心を動かしたのは全作通じてこの二人だけですね。 今度の映画はイオン・プロ、ダンジャックがコロンビア・ピクチャーから映画化権を買い取っての正統派ボンド映画となります。アルバート・ブロッコリが生前果たせなかったことです。主演にダニエル・クレイグなんて地味な俳優を起用しているところに製作者の本気を感じます。 もっとも、60年代のコロンビアのパロディー映画も好きでしたけどね。 | ||||
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1953年発表のジェームズ・ボンド第一作。今から見れば時代遅れ、などと言うなかれ。すべてがこの小説から始まる。第1号ボンドガール、ヴェスパが第1号悪役ル・シッフルに拉致されるシーンは興奮させるし、ボンドが拷問されるシーンは痛々しい。1966年に映画化された時は、題名以外まったく無関係の内容であったため、本作もファン以外には殆ど顧みられることもなかった。2006年11月ようやくこの映画化が公開されるが、製作陣はあえて従来のハンサムなスーパーマンのイメージを忘れようとしている。まさにフレミングの原作に回帰しようとしている。映画のボンド・ファンは賛否真っ二つに分かれるかもしれないが、この原作小説がすべてのビギニングなのである。第1作のストーリーがあったから、第11作まさに10年後「女王陛下の007」でボンドはカジノ・ロワイヤルに戻ってきて再び運命の女と出会うことになったのである。ジェームズ・ボンドは超人ではないことが本書で嫌というほど見せつけられる。 | ||||
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映画でしか007を知らない方はぜひ小説を読んで頂きたい。映画を観るより遥かに時間はかるし、活字ばかりで退屈かもしれない。しかし、小説こそが、イアン・フレミングが生み出した007の世界の原点なのだ。 このカジノ・ロワイヤルでボンドはこの世に誕生した。アクションも少なく、秘密兵器も登場せず、内容も役とのバカラの勝負で勝つこと。内容だけ確認してもかなり地味だよね。けど実際は違うんだよ!本の紹介なんて結末の一番いいところは紹介しないよね?カジノの対決は中盤にすぎない。それでもバカラ勝負はかなりスリルがあって手に汗握ること間違いなし!けどこの作品の一番の読ませどころはここではない!カジノ対決後のヴェスパーが作り出すクライマックスが一番の読ませどころ!この悲しくも心を引き付ける衝撃のラストは本当に涙が止まらない!ウォッカマティーニの作り方も書いてるよ。ファンはぜひ読むべき作品です。ヴェスパーに恋した人は絶対に泣かされます。買って損はない、いつまでも手元に残したい作品です | ||||
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ジェームズ・ボンドが誕生した記念すべき1作目。ボンド・シリーズの豪快さや豪華さなどエッセンスが、この一冊にすべて詰まっている。 | ||||
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