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孤島の来訪者



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【この小説が収録されている参考書籍】
孤島の来訪者
孤島の来訪者 (創元推理文庫)

孤島の来訪者の評価: 3.71/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
12>>
No.21:
(3pt)

特殊設定が足枷に?

今回は「復讐(とは別に起こされた事件)」「孤島の殺人」「異形の存在(マレヒト)」が
テーマとなっています

「マレヒト」はやや語弊のある言い方をすれば「ティンダロスの猟犬+ショゴス」のような存在で
設定を持て余したのか「過去に相打ちになった(とされる)人物の手記」や「マレヒトの独白」で
かろうじてディティールを保っています。

「見せかけの解決」→「本当の解決」→「誘導していた人物の判明」というラストですが
どれも詰めが甘く、復讐者も誘導者も咎められることなく終了とすっきりしないオチでした。
孤島の来訪者Amazon書評・レビュー:孤島の来訪者より
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No.20:
(3pt)

「擬態」が出来る特異な設定!

正体がわからないのだが「擬態」が出来る特異な設定である。登場人物に最後まで擬態しているのだが、読者は見破ることが出来るでしょうか・・・?!
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No.19:
(5pt)

三部作で一番好き

本作に関しては前情報がなるべく無い状態で読むのが理想であると思います。
そういう意味で前作「時空旅行者の砂時計」が名作であるという事実は、何よりその助けになるのではないでしょうか。
前作を楽しんだ読者は(多分)迷いなく続編である本作に手を出し、結果同じところで唖然とする事でしょう。
人が本を読む動機というのは、どれほど人に勧められたからよりも、どれほど自分がその作者を信頼しているかのほうがはるかに大きいという事を改めて感じさせられました。

どれも面白い三部作ですが、本作が一番だという読者が多分大多数なのではないでしょうか。
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No.18:
(4pt)

びっくり!

序盤よりびっくりする展開。最近流行り?の新生物?ゾンビ?系ホラーなのかとがっかりしましたが、
最後まで面白く読めました。意外でした(笑)
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No.17:
(5pt)

本格ミステリにあるまじき奇抜な設定

色々想像の膨らむ設定にユニークなトリック、そしてオチも完璧
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No.16:
(3pt)

ノリとロジックは楽しい

主人公のキャラクターと、設定、展開などは飽きさせないし、推理に関するロジックも興味深い。ただ、展開が乱暴すぎてついていけない点、また、ロジック上、どうしても納得できない点があり、結果、満足度は低かった。
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No.15:
(4pt)
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特殊設定×孤島の本格ミステリ

タイトル通りの特殊設定ミステリ。以下ネタバレ。

前作とは打って変わって、本作では姿形を自由に変えられる「マレヒト」なる存在が犯人で、クローズドサークルの誰に化けているのか、という点がミソ。特殊設定をきっちり踏まえつつ、その盲点を突いて読者の裏を掻く、まさにお手本とも言うべき出来栄え。
唯一気になったのは、「マレヒトには人間を仮死状態にできる毒がある」という点。これだけが本作を成立させるためのご都合主義的なルールとして感じられてしまったこと。
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No.14:
(5pt)

想像とは違い、、

タイトルから孤島での連続殺人事件が
起こり犯人は、、なストーリーを想像して
いましたが展開にビックリ‼️
ネタバレになってしまうので多くは
語れませんがかなりミステリー的には
新鮮な内容でした。
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No.13:
(5pt)

見事に爽快な展開と伏線回収

ぶっ飛んだ特殊設定ではあるけど、しっかりとルールは読者に提示されており何でもありという感じではなくミステリーとしてしっかり楽しめました。

終盤までは緊張感のあるハラハラしたストーリーが続き、最後の謎解きも見事な伏線回収で犯人が特定されて爽快でした。
犯人が特定されて終わりかと思いきや、その後にどんでん返しが待っておりわずかに残っていた違和感を余すことなく回収してくれました!
それでスッキリ終わるかと思いきやさらなるどんでん返し。

ネタバレになるからこれ以上は言えないですが、ラストはジェットコースター的展開で読んでいてワクワクしました。
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No.12:
(2pt)

ミステリかなぁ?

第一作未読のせいか、設定に入っていけなかった。割合前半の「あの○○(←生き物)が犯人だ」からだめだった。
フーダニットはあってないようなもので、トリック(的なもの)もあるかなきかというところ。伝奇的な設定と、一応読者への挑戦も挟まれる推理要素、復讐のための殺意を持ったピカレスク的なキャラクターの主人公、それにクローズドサークルに置かれてのサスペンス感、というのが読みどころのアイデアだと思うが、犯人探しやトリックに対するもの以外のミステリ的推理、といえば舞城王太郎の諸作品、鬱屈した主人公+伝記といえば佐藤友哉のデビュー作が浮かび、某古典SF小説も元ネタにあると思うのだけれども、事件→推理→解決という構成は明らかにミステリの作りで、けれども特殊設定が細かすぎて主人公が推理するというより設定の方が歩み寄って推理させてるように感じてしまう。そしておそらくページ数の関係で全体的にちょっと間延びしている感がある。そこら辺は「二冊目もジャンルはミステリで分量もこれくらいで早く書け」、という編集の存在を感じさせるので、ハードルを上げすぎるのもいけないので変化球のミステリ作家として今後に期待。
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No.11:
(4pt)

本格ミステリーとして

どうなのかと聞かれると個人的には有りです。
誰もいない閉ざされた孤島で次々起こる連続殺人、てだけでもワクワクしちゃうのに、犯罪の先を全て越されてしまうって言う焦りや狙われている理由が分からないハラハラ感とかも面白かった!
相変わらずのトンデモ設定は出てきますが、ちゃんとしたフーダニットになっているので満足でした。

ちなみに犯人はなんとなく分かりました。
でも裏を読み過ぎてしまった…。

前作のタイムトラベルが大丈夫ならこちらも楽しく頂けると思います。
やっぱり本格推理はこうでないと!
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No.10:
(3pt)

既視感を持つ設定・場面が多く、ややこしい謎解きを意外性とはき違えているのが残念

誰が誰の子供で兄弟か、といった家系図がややこしい割に登場人物の描き分けに不満が残った前作に比べて、リーダビリティも上がり、面白く読めました。
しかし、ほかの作家さんの面白かった諸作品と比べると、いくつか不満が残りました
- いろいろな設定が盛りだくさんなのですが、個々のパーツに既視感があるものが多い。パーツを一つのストーリーにまとめる才能はお持ちだと思うのですが、どこかで読んだことのあるような要素がちらほらあり、気になりました。言い換えると、多かれ少なかれ他の作品からの影響はどの作家さんの作品も受けていると思いますが、本作品はそれを忘れさせるような力強さに欠ける。
- ややこしいと意外性をはき違えている謎解きと真相。私の読解力が不足しているといわれればそれまでかもしれませんが、何時にAさんがどこにいて、でもそれは別のBさんで、本当はAさんはここにいた、、、というのはひっかけで、本当は別の場所にいるけど、それを目撃したCさんは、Dさんが化けていて、、、という誤解をするように仕向けたのは、実はEさんでした。というような謎解きは、意外性というよりもややこしいだけだと思います。
- シリーズ作品であることを前面に押し出しているのに、前作からのつながりがほとんどない。前作のエピローグは何だったんだろうという気がします。関連性を持たせないなら、ノンシリーズの作品にすればよいのに、却って、前作からのつながりを求めるファンの期待を損ない、シリーズものの2冊目だからといって1冊目を読んでいない読者を失うだけのように思います。
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No.9:
(1pt)

ファンタジーです。ミステリーではなく。

本格ミステリーはよく読みますが、この小説はミステリー、というより、意外な結末のファンタジー、と評すべきでしょう。
 短くまとめると、ご都合主義になってしまった場所を隠そうとして、それと対になる何層ものご都合主義の展開ないしトリックを用意している、という感じ。恐らくその部分が、ファンタジー的であると感じさせる要素でしょう。
「A,B,Cという設定は全て正しいという条件で推理して下さい」というページが途中で挿入されており、その後は謎解きです。しかし問題があるのはこの謎解き部分です。ここで探偵役が謎を解いていきますが、「……という訳で、Aが○○になって、それでBだから~」と続きますが、「実はDということがあったんです」というような発言をします。確かにこれは「A,B,Cという設定は全て正しいという条件で推理して下さい」という文章とは矛盾しません。なぜなら、そのページのどこにも「設定ABCの他に特筆すべき設定はない」とは書いていないから。そしてさらに、「加え、Eという設定があり~それだけではなく、Fという設定が……」と続いていくので、訳が分からないのです。
 論理的に整合性を持つのかもしれませんが、本当にそうなのか検証(再読)しようという気が起こらないという読後感です。例えるなら、日本語しか知らない人が、ドイツ語で書かれた長い論文を読まされているような感じです。辻褄はあっているのかもしれないが、読もうという気持ちにならない。
 ミステリーというより、ファンタジーとして楽しむべきでした。「こんなに重層構造になってる小説ってすごいでしょ!?」と宣伝されているような気分。手の込んだトリックも、それは可能なことでしょう。ファンタジーの要素を含んでいるのですから。
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No.8:
(1pt)

あいませんでした

脈を触れ死体と確認が、実は〇〇だったはないですよ。
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No.7:
(5pt)
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頭の体操

17手詰めくらいの詰将棋を解かされているような、頭を使わされる特殊設定ミステリ。竜泉家シリーズだがタイムトラベルものではなく、魔物と戦う話。この魔物が正体は重金属で、生きものに擬態できるうえ、必殺技を持っているという難物。これの特性とその弱点をどう組み合わせて退治するかというストーリーだが、人間を喰らってその人に擬態できるので、誰がそいつなのかがわからない。
一手ずつ詰めていく過程が醍醐味、とはいえ、ややボケ始めている老生にはむずかしさもあった。
ホラーにもなる話だが、論理による謎解きに純化している。細かく言うと、設定に?もあるが(魔物の生存条件とか)まあ、これだけしっかり組み立てられているから良しとしましょう。
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No.6:
(4pt)

クローズドサークルとフーダニットの正統派

前作「~砂時計」では、登場人物の多さからか、その描写にやや粗さがあったものの、本作ではそれぞれの登場者の心の動きが理解しやすい。時間が経過するにつれて疑心暗鬼が進むのも、「そして誰も」を彷彿とさせる。中盤に「これが本格モノだと??」と疑った一瞬があったが、そこからは一気に読み進む。後半の論理パズルの組み立てが心地よく、十角館以来のドキドキと、占星術のような伏線の妙を堪能した。強いて言うなら、もう少しだけ「そこにいてはいけない」恐怖空間を書き切って欲しかった。しかし、登場者のセリフに頼る推理モノが近年多い中、プロットよりもむしろ著者の筆力に惚れた。ザ・推理小説。今後の著者に大きく期待。
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No.5:
(5pt)

推理➕SF設定の2作目

デビュー作の時空旅行者の砂時計に続く2作目で、今回も読者への挑戦等を含む本格推理物で、SF要素が入っている。個人的にデビュー作が気に入っていたので、2作目には期待がこもっていたけど、期待を裏切らない内容だったと思う。1作目と比較して、今回の方が読者としては取っつき易いと思う。SF設定を今回も上手くトリックに利用していた。終盤にどんでん返しも入っていてラストのオチもなかなか良かった。作者はラストをきれいに着地させるのが上手だと思った。次回作にも期待したい。
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No.4:
(5pt)

小生

特殊設定ミステリーというものを読み慣れていない小生のような人間も感心させてしまう作り込まれたプロット。一読の価値あり
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No.3:
(5pt)
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今回もまた負けてしまった

今回もやはり前作と同様マイスター・ホラによる読者への挑戦状が届く(P.271)。最初はあっA男が犯
人だと直感し、ドヤ顔で読み進むが違った。次にB男、これも違った。ならば犬か?いやはずれだった。で
主人公のタネ明かしの1ページ前でようやく当たったが、あくまでも直観。タネ明かしを呼んでも半分も
理解できなかった。これ全て私の推理力不足のせい残念!

 物語はシュワちゃんの「ターミネーター2」やF・ブラウン「73光年の妖怪」、ジョー・ホールドマンの
「擬態 カムフラージュ」を想起させるもの。緊迫感あふれるストーリーとテンポの速い展開で、ラスト
まで一気読みであった。
 犯人像を推理・披露するシーンで、いきなりSF的発想に至ったが、このとっぴな発想に違和感を抱いた
人もいるかも知れない。もう少しインシデントを重ねた方が良かったのでは? でも★5です。
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No.2:
(1pt)
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最後まで全く楽しめなかった。

取り立てて人物説明も無いまま淡々とストーリーが進む(言い争いばかりしてる連中にもウンザリ)。
読むのが苦痛な中終章に近付くも結局犯人は「化け物に取り憑かれた」人物であって誰に取り憑いていても結局は同じ事。
最終章で「実は影で犯罪の糸を引っ張っていた人物がいた」っていう、至極有りがちな真相が暴かれるけど、その人物もまぁこの人しかいないよねっていう(苦笑)
主人公にも取り立てて魅力無いし、「犯罪計画を先走られた」事がテーマのようだけどそれもほぼストーリーに活かされてない。
理不尽な人間のエゴで子犬が1匹命を落とすし。
何から何まで最悪な出来。
オチがイマイチでも読みやすければいいけれど最初に感じた「あれ。。。全然ストーリーに入り込めないんですけど」が最後まで延々と続きました。
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