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孤島の来訪者



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【この小説が収録されている参考書籍】
孤島の来訪者
孤島の来訪者 (創元推理文庫)

孤島の来訪者の評価: 3.71/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(2pt)

ミステリかなぁ?

第一作未読のせいか、設定に入っていけなかった。割合前半の「あの○○(←生き物)が犯人だ」からだめだった。
フーダニットはあってないようなもので、トリック(的なもの)もあるかなきかというところ。伝奇的な設定と、一応読者への挑戦も挟まれる推理要素、復讐のための殺意を持ったピカレスク的なキャラクターの主人公、それにクローズドサークルに置かれてのサスペンス感、というのが読みどころのアイデアだと思うが、犯人探しやトリックに対するもの以外のミステリ的推理、といえば舞城王太郎の諸作品、鬱屈した主人公+伝記といえば佐藤友哉のデビュー作が浮かび、某古典SF小説も元ネタにあると思うのだけれども、事件→推理→解決という構成は明らかにミステリの作りで、けれども特殊設定が細かすぎて主人公が推理するというより設定の方が歩み寄って推理させてるように感じてしまう。そしておそらくページ数の関係で全体的にちょっと間延びしている感がある。そこら辺は「二冊目もジャンルはミステリで分量もこれくらいで早く書け」、という編集の存在を感じさせるので、ハードルを上げすぎるのもいけないので変化球のミステリ作家として今後に期待。
孤島の来訪者Amazon書評・レビュー:孤島の来訪者より
4488028187
No.3:
(1pt)

ファンタジーです。ミステリーではなく。

本格ミステリーはよく読みますが、この小説はミステリー、というより、意外な結末のファンタジー、と評すべきでしょう。
 短くまとめると、ご都合主義になってしまった場所を隠そうとして、それと対になる何層ものご都合主義の展開ないしトリックを用意している、という感じ。恐らくその部分が、ファンタジー的であると感じさせる要素でしょう。
「A,B,Cという設定は全て正しいという条件で推理して下さい」というページが途中で挿入されており、その後は謎解きです。しかし問題があるのはこの謎解き部分です。ここで探偵役が謎を解いていきますが、「……という訳で、Aが○○になって、それでBだから~」と続きますが、「実はDということがあったんです」というような発言をします。確かにこれは「A,B,Cという設定は全て正しいという条件で推理して下さい」という文章とは矛盾しません。なぜなら、そのページのどこにも「設定ABCの他に特筆すべき設定はない」とは書いていないから。そしてさらに、「加え、Eという設定があり~それだけではなく、Fという設定が……」と続いていくので、訳が分からないのです。
 論理的に整合性を持つのかもしれませんが、本当にそうなのか検証(再読)しようという気が起こらないという読後感です。例えるなら、日本語しか知らない人が、ドイツ語で書かれた長い論文を読まされているような感じです。辻褄はあっているのかもしれないが、読もうという気持ちにならない。
 ミステリーというより、ファンタジーとして楽しむべきでした。「こんなに重層構造になってる小説ってすごいでしょ!?」と宣伝されているような気分。手の込んだトリックも、それは可能なことでしょう。ファンタジーの要素を含んでいるのですから。
孤島の来訪者Amazon書評・レビュー:孤島の来訪者より
4488028187
No.2:
(1pt)

あいませんでした

脈を触れ死体と確認が、実は〇〇だったはないですよ。
孤島の来訪者Amazon書評・レビュー:孤島の来訪者より
4488028187
No.1:
(1pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

最後まで全く楽しめなかった。

取り立てて人物説明も無いまま淡々とストーリーが進む(言い争いばかりしてる連中にもウンザリ)。
読むのが苦痛な中終章に近付くも結局犯人は「化け物に取り憑かれた」人物であって誰に取り憑いていても結局は同じ事。
最終章で「実は影で犯罪の糸を引っ張っていた人物がいた」っていう、至極有りがちな真相が暴かれるけど、その人物もまぁこの人しかいないよねっていう(苦笑)
主人公にも取り立てて魅力無いし、「犯罪計画を先走られた」事がテーマのようだけどそれもほぼストーリーに活かされてない。
理不尽な人間のエゴで子犬が1匹命を落とすし。
何から何まで最悪な出来。
オチがイマイチでも読みやすければいいけれど最初に感じた「あれ。。。全然ストーリーに入り込めないんですけど」が最後まで延々と続きました。
孤島の来訪者Amazon書評・レビュー:孤島の来訪者より
4488028187

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