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幻惑の死と使途



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幻惑の死と使途の評価: 3.97/5点 レビュー 30件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全20件 1~20 1/1ページ
No.20:
(4pt)

実は、大きなマジックショーを見せられていたかも

終盤の犀川先生の説に座布団10枚!
このストーリー自体がマジックショーだったような不思議な読後感でした。
幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)より
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No.19:
(5pt)

幻惑は動詞か?

「プロトコル」って言葉の意味は「意味」って意味なのではないかな。
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No.18:
(5pt)

feels so good

very good job, hiroshi mori.
I want to buy next.
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No.17:
(5pt)

これだけのミステリィはなかなかない

「夏のレプリカ」と時系列が重なってて面白い。「夏のレプリカ」の後に読むといいと思う。素生がこちらにも出てきたらと
願いながら読んだが、それはなかった。
幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)より
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No.16:
(4pt)

ベタな展開も驚きの結末にビックリ

中年医師です。マジックとミステリー、一見ありがちな展開です。割とベタな内容で進みましたが最期のどんでん返しで一気にテンションが上がりました。森博嗣先生さすがです。御見逸れいたしました。
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No.15:
(5pt)

傑作

素晴らしい。 トリックに脱帽するしかない。 これはミステリーを 読んでいる人ほどトラップにハマると思う。 傑作だね。
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No.14:
(5pt)

良いものは良い♪

久しぶりに森博嗣先生の作品を読み返しました。やはり時代を経ても良いものは良いということが、実感されて嬉しかった。
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No.13:
(4pt)

マジシャンをテーマにした推理小説

話の展開は推理小説の王道を行っているが、キャラがしっかり立っているのでエンターテイメントとしてハイレベル。人が死ぬ割にポップな感じで物語は展開していくが、鼻につくほどこじゃれていなくて絶妙なバランスだと思う。
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No.12:
(5pt)

ラストまで忍耐は必要ですが、締めが素晴らしい

1巻から読み続けていますが、ラストの締め方が個人的ベスト3(まだ6冊目ですが(笑))に入りました。
とあるマジシャンがショーの最中に死亡したと思われるところから物語は大きく動き始めます。
イリュージョニストが死に、死体が消え、また新たな殺人が起き……、
それが延々と450ページ以上に渡って謎が深まっていく内容です。
毎回素晴らしい完成度なのですが、最後の西之園家で開かれたパーティで最後に犀川先生が補足した説明、
いやはや、これが美しいと形容しても差し支えないほどの内容です。
恐れ多いので名言は避けますが、ぐうの音も出ない完璧な解釈ではないかと思うのです。
人は分からないことに疑問を抱き、自分が納得できるまで考える力をもちました。
それが現代の科学力の礎になったことは間違いありません。
だからこそ理解不可能で猟奇的な事件に人は拒否反応を示し、犯人を消滅させ、
臭いものには蓋をするように全てなかったことにしようとするのではないでしょうか。
そこに外部がさももっともらしい理由や原因の説明を求めるのは、
まさに「自分たちを納得させるための都合の良い理屈を構築しているに過ぎない」(本書より引用)のだと思います。
本書は後半まで不思議で説明がつかないマジックと殺人事件に対する推理です。
それだけでは森氏ファン始め、ミステリィに慣れた読者様方では退屈してしまうに違いありません。
どうやったのか? 犯人は誰なのか? その謎を自ら解いていくという高度な楽しみ方と知力を有する一部の方もいるにはせよ、
一体いつ解決するんだ!と途中飽いて来る方は多いと思います、殆ど進展しないので……。
しかし、そこはS&Mシリーズ、萌絵ちゃんの飛躍する天才的思考力、突如として突破口を見つけます。
そして彼女は犯人宅に乗り込み犯人と対峙し……、はてさて、この続き如何なるものか。
最後の50ページほどに本書の魅力は凝縮されているといっても過言ではありません。
また毎回お楽しみの犀川先生と萌絵ちゃんの仲も、多少は……?(笑)
このあまりにも綺麗で、そして哀しいマジックの真相とは。
また、6巻の裏舞台で同時期に起きた事件の出来事が7巻に描かれています。
補足ですが、本書の後書きは、なんとあの引田天功氏が手がけておいでです。
イリュージョニスト繋がりということなのでしょうが、本当にすごいですね、森氏。
一体どうやって引き受けて下さったのか、素人にはそれそこマジックだと思えてなりません。
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No.11:
(5pt)

Fから読んでここまできた。今のところ一番。

勢いがあり特に後半は完全に呑み込まれた。すばらしい。
天才奇術師の奇術に対する情熱にただただ圧倒され、
読了後は深い余韻に酔わされる。
こういう作品に出会うから読書はやめられない。
それくらい魅力的な作品。
読了後、最初の公園でのシーンをもう一度読み返すと
また感慨深い。
余談
映画「プレステージ」に似ていますね。
(原作の奇術師は未読です)
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No.10:
(4pt)

虎は死して皮をとどめ

 過去に一世を風靡した奇術師有里匠幻が、大脱出マジックのテレビ収録中に殺害された。ちょっとした縁で収録を見物に来ていた西之園萌絵は、大学院入試の直前にもかかわらず、トリックの解明に夢中になる。一切が謎のまま、有里匠幻の遺体が葬儀の最中に消えるという事件が発生。謎はさらに深まっていく。いったい誰が、何のために奇術師を殺害し、遺体まで隠したのか。
 本作と「夏のレプリカ」は同時期に起こった事件をそれぞれ分離して紹介しており、こちらは主に西之園萌絵が関わった方の事件。前作までの変化・成長を引き継いでおり、本作においてそれはますます助長されています。
 今回は奇術を題材にしていることもあり、トリックを見破られにくくする方法も奇術的。前半に組み込まれた会話の中でありえないと意識から排除させられているようなものが、実はありえたという感じの手法が使われています。ミステリーに詳しい人を対象にしたものかも知れません。
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No.9:
(5pt)

犯人に驚いた

僕はこのシリーズしかまだ読んでいないけれど、この著者の書く天才には毎回驚かされる。
ミステリー・・・・ミステリィとしてもレベルは高いけれど、それより毎回その天才たちの思考が個人的に面白くて楽しみだったりする。とくにこの今作に出てくる天才は個人的に好きだ(1と3の少女と白髪のおじいさんもすきだけど)。
読んだら頭良くなった気分になれるけど、実際僕みたいな高校生には難しくてそんな気分になっただけなんだといつも思っていつも落ち込むけれど。
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No.8:
(4pt)

トリックはシンプル。でも犯人は意外

今回は謎が大きい割に、解明されたトリックはシンプルでわかりやすい。
真犯人は意外な人物で驚かされ、最初の方を読み返してしまった。また、キーワードに「名前」と
いう言葉が用いられ、それが殺人の動機にも深く関わっているつくりには感心した。
萌絵と犀川の仲は特に著しい進展が見られず、その点が残念。
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No.7:
(5pt)

森博嗣マイベスト

賛同者にあまり出会ったことはないが、本書、「夏のレプリカ」、「今はもうない」は、森博嗣絶頂期の3部作と勝手に命名している。
その中でももっとも気に入っているのがこの本書である。
この作品のポイントは犯人の人間的魅力であると思う。
驚愕すべきトリックが仕掛けられている訳ではない本書であるが、犀川による犯人像の考察が本書をベストに押し上げた。
犀川は犯人の「生き方」を「綺麗」と表現する。
綺麗な生き方をする殺人者。森作品のメイン3シリーズ(S&M、V、G)の中でも2番目に魅力をもつ人物であると思う(1番は紅子さん(笑))。
なお、夏のレプリカと交互に読むことは、初読の段階では混乱するのでお勧めしない。
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No.6:
(5pt)

推理小説と奇術の近似性

推理小説と奇術の類似性を常に意識していた作家と言えばディクスン・カーですが、森博嗣の長編6作目もまた、マジシャンが奇術の実行中に殺されるという魅力的な事件を提示することによって、カーの認識に賛意を示しています。本当の奇術と同様、トリックは解明されてしまえばどうということはないのですが、周囲の人々(もちろん読者も)の目をそらして真相に気づかせないようにする手法が見事に展開されています。
また、本作には奇数章しか存在しないという妙な趣向が凝らされています。どうしてそうなっているのかは次作で明らかにされるとのことです。そして、各章の題名に全て“奇”という字が使われているのも面白いですね。どうせなら作品自体のタイトルにも“奇”という字を使えばもっと良かったのにね。
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No.5:
(4pt)

対となる

 夏のレプリカがあまりに素晴らしかったので、これの印象は希薄。 だが、それでも読んで損はない。
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No.4:
(4pt)

左へ突っ走りたい強いベクトル

1997年リリース。S&Mシリーズの第6作。今度の相手は『イリュージョニスト』である。全10作あるこのシリーズもここまで読んできて若干食傷気味になってきた(●^o^●)。別のレビューアーが評している通りミステリー界の『ジョン・ロード(旨いことを言うなぁ・・・感心)』であるからして極めて『速書き』である。読んでいて次のページへ突っ走りたいベクトルを感じる・・・・故にアイデアを描き切れていない感じがしてしまうのだが、いかがだろう。たとえば、エラリー・クイーンであれば2人組であるからして客観的立場から作品内容をディスカッションし完成へと作品をより良いカタチに高めていく『場』があったし、村上春樹の様な作家にしても同じくW大卒の妻に最初に作品を見てもらっている『場』があるようだ。本作には惜しむらくはそういった『場』が感じられないのだ。比較して恐縮だがジェフリー・ディーヴァーの近作『魔術師(イリュージョニスト)』と比較しても出来映えは段違いである・・・・奇数章と偶数章の切り離しなど面白いと思うがどうもイマイチだ。
幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)より
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No.3:
(5pt)

幻惑の死と使途

何がおもしろいのか。。。この本を読み始めてまず疑問に思うのは、章番号が奇数しかないのである。つまり、第1章の次は第3章、その次は第5章。。。これにはちゃんと理由がある。それはこの『幻惑の死と使途』を読み終わって、次の巻、『夏のレプリカ』を見ると明らかである。森ミステリーのおもしろいところというのは、私が思うに、読者を困惑させて不思議の世界を体験させてくれるところだと思う。トリック自体そんなに驚くほどすごいものではないのだけど、1話1話読み終えていくうちに、どんどん森博嗣のストーリのとりこになっていく。是非とも全巻読んでほしい。
幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)より
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No.2:
(5pt)

何だか凄い本

表紙にも書かれている犀川先生のお言葉、とても感動しました・・・これと対になっている「夏のレプリカ」と一緒に読むと感動は倍増。・・と云うか、一作目の「すべてがFになる」から読むのがベストですが(笑)ミステリィは苦手、と云う方にも非常にお勧めです。
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No.1:
(4pt)

幻惑のシトシト

犀川&萌絵シリーズは大好きなだけに期待が大きい.その期待に勝るとも劣らないのがすごい.文庫でしかミステリーは読まないけど(軽いし安いし)このシリーズは新書でもいいかな,と思ってしまう.最近の本格推理小説って「動機」が重要だけど,ここではもっと乾いた事件が多い.「何故罪を犯すのか?」そこから得られる事実は怨恨や痴情のもつれなど無縁(なころが多い).軽妙な語り口の中で,起きている犯罪は人知を超えたものを感じる.第一作はショッキングだったが(読んでない人は早く読むこと)今回も似たような腹にズドンと来る衝撃を感じた.この小説の裏側でもう一つの事件「夏のレプリカ」が起きていたという事になっているが,あわせて楽しむと面白い.
幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)より
4061819879

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