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幻惑の死と使途
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幻惑の死と使途の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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終盤の犀川先生の説に座布団10枚! このストーリー自体がマジックショーだったような不思議な読後感でした。 | ||||
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本作は、マジックに重きをおいてる作品。解決編でミステリーの手方として、それはないだろうとがっかり。が、そこからの展開がすごかった。犀川先生天才すぎでは笑… あと、今作は章の構成が飛んでいたりと変わっていて次作と関連してるみたいだけど、次作にどう繋がっていくのだろうか。 | ||||
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「プロトコル」って言葉の意味は「意味」って意味なのではないかな。 | ||||
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最後まで面白く読めました。森シリーズを読み進めてますが、やはり1作目と比べると個人的には劣る気がするので、敢えてこちらの評価とさせていただきます。 | ||||
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very good job, hiroshi mori. I want to buy next. | ||||
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「夏のレプリカ」と時系列が重なってて面白い。「夏のレプリカ」の後に読むといいと思う。素生がこちらにも出てきたらと 願いながら読んだが、それはなかった。 | ||||
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中年医師です。マジックとミステリー、一見ありがちな展開です。割とベタな内容で進みましたが最期のどんでん返しで一気にテンションが上がりました。森博嗣先生さすがです。御見逸れいたしました。 | ||||
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話の進め方 内容 謎の雰囲気 は良いのですが(もちろんS&Mシリーズ前5作が好きな人からしたら) 長い 結末まで長い 途中で読むのやめました。 S&M好きですが、 正直これは ページ稼ぎ?と思ってしまいました。 まあ、読了してから感想言えって話ですけど。 | ||||
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素晴らしい。 トリックに脱帽するしかない。 これはミステリーを 読んでいる人ほどトラップにハマると思う。 傑作だね。 | ||||
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久しぶりに森博嗣先生の作品を読み返しました。やはり時代を経ても良いものは良いということが、実感されて嬉しかった。 | ||||
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森氏の初期シリーズの一連の作品では評価の高い部類の作品だが、文庫版で400ページ超えのボリュームがあるのに、描かれているのはマジシャンのエピソードと密室トリックも3個くらい出てくるが、思わせぶりな割りに真相は何とも平凡なものである。 はっきり言って短編にする程度のトリックと話だと思うが、これを長編にしてしまえるのは逆に凄いと言えよう。 マジックという先入観をうまくミスディレクションしたトリックの発想と後の映画プレステージを思わせる真相などアイデア自体には優れたものがあるが、ここまで長編にするネタでもないような感じもある。 | ||||
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話の展開は推理小説の王道を行っているが、キャラがしっかり立っているのでエンターテイメントとしてハイレベル。人が死ぬ割にポップな感じで物語は展開していくが、鼻につくほどこじゃれていなくて絶妙なバランスだと思う。 | ||||
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1巻から読み続けていますが、ラストの締め方が個人的ベスト3(まだ6冊目ですが(笑))に入りました。 とあるマジシャンがショーの最中に死亡したと思われるところから物語は大きく動き始めます。 イリュージョニストが死に、死体が消え、また新たな殺人が起き……、 それが延々と450ページ以上に渡って謎が深まっていく内容です。 毎回素晴らしい完成度なのですが、最後の西之園家で開かれたパーティで最後に犀川先生が補足した説明、 いやはや、これが美しいと形容しても差し支えないほどの内容です。 恐れ多いので名言は避けますが、ぐうの音も出ない完璧な解釈ではないかと思うのです。 人は分からないことに疑問を抱き、自分が納得できるまで考える力をもちました。 それが現代の科学力の礎になったことは間違いありません。 だからこそ理解不可能で猟奇的な事件に人は拒否反応を示し、犯人を消滅させ、 臭いものには蓋をするように全てなかったことにしようとするのではないでしょうか。 そこに外部がさももっともらしい理由や原因の説明を求めるのは、 まさに「自分たちを納得させるための都合の良い理屈を構築しているに過ぎない」(本書より引用)のだと思います。 本書は後半まで不思議で説明がつかないマジックと殺人事件に対する推理です。 それだけでは森氏ファン始め、ミステリィに慣れた読者様方では退屈してしまうに違いありません。 どうやったのか? 犯人は誰なのか? その謎を自ら解いていくという高度な楽しみ方と知力を有する一部の方もいるにはせよ、 一体いつ解決するんだ!と途中飽いて来る方は多いと思います、殆ど進展しないので……。 しかし、そこはS&Mシリーズ、萌絵ちゃんの飛躍する天才的思考力、突如として突破口を見つけます。 そして彼女は犯人宅に乗り込み犯人と対峙し……、はてさて、この続き如何なるものか。 最後の50ページほどに本書の魅力は凝縮されているといっても過言ではありません。 また毎回お楽しみの犀川先生と萌絵ちゃんの仲も、多少は……?(笑) このあまりにも綺麗で、そして哀しいマジックの真相とは。 また、6巻の裏舞台で同時期に起きた事件の出来事が7巻に描かれています。 補足ですが、本書の後書きは、なんとあの引田天功氏が手がけておいでです。 イリュージョニスト繋がりということなのでしょうが、本当にすごいですね、森氏。 一体どうやって引き受けて下さったのか、素人にはそれそこマジックだと思えてなりません。 | ||||
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いかなる状況においても奇跡の脱出を果たす天才奇術師が衆人環境のショーの最中に事件に遭う。しかも遺体は霊柩車から消失する。現実において、死という使途によって成立する幻惑も存在するのでしょう。気づいた時には既に術中に嵌っているのかもしれません…。 「そうじゃないんだ。何かに気がついて、新しい世界が見えたりするたびに、違うところも見えてくる。自分自身も見えてくるんだ。面白いと思ったり、何かに感動したりするたびに、同じ分だけ、全然関係のない他のことにも気がつく。これは、どこかでバランスを取ろうとするのかもしれないね。たとえば合理的なことを一つ知ると、感情的なことが一つ理解できる。どうも、そういうふうに人間はできているみたいだ」 | ||||
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勢いがあり特に後半は完全に呑み込まれた。すばらしい。 天才奇術師の奇術に対する情熱にただただ圧倒され、 読了後は深い余韻に酔わされる。 こういう作品に出会うから読書はやめられない。 それくらい魅力的な作品。 読了後、最初の公園でのシーンをもう一度読み返すと また感慨深い。 余談 映画「プレステージ」に似ていますね。 (原作の奇術師は未読です) | ||||
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密室トリックが中心であるが・・・,トリックそのものは単に技術的な話でつまらない. 入れ替わりトリックにはそれなりに驚きはあるものの,少々アンフェアではないか? 小説作りのテクニックが向上しているので一息に読ませる程度のクォリティはあるが, ミステリーの要であるトリックは作品ごとに劣化している印象は否めない. 「夏のレプリカ」と同じ時系列という仕掛けもアイディアとしては面白いが, あまり機能していない.企画倒れな印象. | ||||
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過去に一世を風靡した奇術師有里匠幻が、大脱出マジックのテレビ収録中に殺害された。ちょっとした縁で収録を見物に来ていた西之園萌絵は、大学院入試の直前にもかかわらず、トリックの解明に夢中になる。一切が謎のまま、有里匠幻の遺体が葬儀の最中に消えるという事件が発生。謎はさらに深まっていく。いったい誰が、何のために奇術師を殺害し、遺体まで隠したのか。 本作と「夏のレプリカ」は同時期に起こった事件をそれぞれ分離して紹介しており、こちらは主に西之園萌絵が関わった方の事件。前作までの変化・成長を引き継いでおり、本作においてそれはますます助長されています。 今回は奇術を題材にしていることもあり、トリックを見破られにくくする方法も奇術的。前半に組み込まれた会話の中でありえないと意識から排除させられているようなものが、実はありえたという感じの手法が使われています。ミステリーに詳しい人を対象にしたものかも知れません。 | ||||
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僕はこのシリーズしかまだ読んでいないけれど、この著者の書く天才には毎回驚かされる。 ミステリー・・・・ミステリィとしてもレベルは高いけれど、それより毎回その天才たちの思考が個人的に面白くて楽しみだったりする。とくにこの今作に出てくる天才は個人的に好きだ(1と3の少女と白髪のおじいさんもすきだけど)。 読んだら頭良くなった気分になれるけど、実際僕みたいな高校生には難しくてそんな気分になっただけなんだといつも思っていつも落ち込むけれど。 | ||||
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今回は謎が大きい割に、解明されたトリックはシンプルでわかりやすい。 真犯人は意外な人物で驚かされ、最初の方を読み返してしまった。また、キーワードに「名前」と いう言葉が用いられ、それが殺人の動機にも深く関わっているつくりには感心した。 萌絵と犀川の仲は特に著しい進展が見られず、その点が残念。 | ||||
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読んでいる間は、おもしろさを感じて結末がとても気になりますが、一読後、もう一度読みたいという気が起きません。あと、S&Mシリーズの他の作品についても感じることですが、「理系人間」の描写が表層的で心の動きまで追い切れていないように感じられます。私の場合、たまたま「理系人間」が近くにいるので、その人物を思い浮かべながら読むので楽しめますが、周りにいない人の場合は、理系ワールドが理解できないままに終わってしまうかもしれません。 | ||||
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