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うるはしみにくし あなたのともだち
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うるはしみにくし あなたのともだちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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現在もリリース中のシリーズ作品と比べるとワクワク感が足りないと感じます。可もなく不可もなし | ||||
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最初にカバーに破れが見れ、返品交換。 しかし翌日配達された同商品を梱包した封筒に潰れていて、案の定商品にもカバーに傷みがありました。 梱包する際はプチプチか厚紙を入れてくれるとこんなトラブルは生じないと思います。 | ||||
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他の澤村作品と比べてしまうとホラーとしてもミステリーとしても 中途半端な感じだったのが否めません。 中盤にあった一部の男性教師や男子生徒の言動に胸糞悪くなってしまったり、 こんなに親族や周囲に容姿を直接、または間接的に蔑まれて生きてきた子が一クラスに集中する?? と余計なことに気になって やや本筋に集中できなかった感はあります。 先に「ぼぎわん」「予言の島」など他の作品を拝読してしまったため 澤村伊智と言う作家へのハードルが上がっていたこと。 そして幸いなことに、作中に出てきたような容姿に関するあれこれを体感してこなかったことから あまり犯人、真犯人、ひいては被害者にも感情移入できなかったこともあり、この評価となりました。 最後となりますがタイトルの通り「カバちゃん」なる人物が出てきます。 登場人物の女性のほとんどがドロドロ、グチグチ、ジメジメした感情抱えを吐露していく中 最後まであっけらかんと自らを自覚しピエロに徹していた彼女は、 まるで唯一の清涼剤のようなキャラクターで大変好感が持てました。 | ||||
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映画「来る」が面白くて、今まで本として出版されている澤村伊智の作品をすべて読みました。比嘉姉妹シリーズが好きで真琴の大ファンなので、四つ角中学校ならば真琴がいて活躍したらもっと面白いかなと思い読んでいました。しかし、後半になり急ピッチで物語が進行していくところはさすがで、「ぼぎわん」に匹敵する面白さです。新作に期待しております。 | ||||
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相変わらず面白いです!澤村作品。 女性なら中高時代に一度は通ったおまじないを使った呪いで美醜を好きに変えられる。ただし女性限定。 このクラスの中の誰がおまじないをしているのか分からない状態の緊張感とかが凄い。クラスカーストとか色々交えつつ(そこには正直嫌悪感しかないのですが)教師も巻き込んでの誰が次にやられるのか分からない所はかなりハラハラしながら読んでました。 ホラーと言うほど怖くはないし、ミステリーと言うほど犯人が分からない訳ではないので、どっちも程よくミックスされていると思います。 個人的にはもうちょっとどっちかに振っていて欲しかったですが!出来ればミステリーの方がいいな! | ||||
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高校生の中では流行ったおまじないによって、美人な女子がブスになり、自殺したりするホラー。途中から同じ展開が続き、飽きてきた。おまじないを使ってる犯人が誰かをみんなして探すが的外れ。 | ||||
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オチも展開もキャラクターもよかったのですが、男性教諭に向けて何も無かったのは気になりました。 | ||||
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星2つ。ちょっと期待しすぎた。 | ||||
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人間の醜い感情を書くのが上手い作家なんて山ほどいるけど、そういう表現で読者を刺激して煽ることにかけては澤村の右に出る者はいない 醜く変えられる女子高生、人間の醜い心理を1600円払って見に来てる読者は、常に作者から「お前も醜いぞ」とそしりを受けながら読み進めることになる 自分の醜さを指摘される嫌な感じと同時に、人間の醜さを観て満足もしていて、なんやかんや最終的には楽しい方にプラスかな… という、ただ煽るだけでも、ただ楽しませるだけでもない絶妙なエンタメに対するバランス感 読者は何を求めていて、何をされたらどれくらい喜ぶのか、ストレスを感じるのか そういうことを把握していないとこんな小説は書けない しかし、澤村の指摘する人間の醜さって驚くほど的確で現代的でどう考えても「作者が普段考えてることだろ」ってくらい真実味があるんだけど 相反する醜さが平気で出てきたりして、作者が自分の醜さをさらけ出してると考えると辻褄が合わないという… ホントに不思議な作家です どんな人生を送ってきて普段どんなことを考えてるんだろう… | ||||
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とても状態良かったです | ||||
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同じクラスの女子の顔貌を、ある方法で美しくも醜くもすることの出来る「おまじない」を巡るミステリー。クラスのカースト上位の女子が次々と標的になり、担任の女教師と一部の女生徒が犯人を突き止めようとする。 全員が疑心暗鬼となるなか、作中に犯人の独白も挟まれ、全体的にどんでん返しの雰囲気が漂っていましたが、ラストは意外と呆気なく終わった印象です。 誰もが抱き得る可能性のある美醜への意識を、呪術的な要素を上手く絡めて、エンターテインメントとして仕上げています。 | ||||
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面白くて、一気に読んでしまいました!人が死んでるのに、おまじないを止められなかった犯人の心情には共感できませんでしたが、テーマは分かりやすく、展開も違和感なく読み進められました。女子生徒のランクを飲み屋ではなす先生には怒りを覚え、主人公を支える男性の「容姿は関係ない!」と言い切った言葉は嬉しくと、とにかく感情移入しまくりでした。私は「ぼきわんが来る」より、好きです。 | ||||
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ホラー小説なのですが・・・切ないお話しなせいか、なぜか「素敵だな。」と言う感想も持ちました。 怪奇に向き合う学校の人々が、とても素敵に思えた作品です。 | ||||
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私には美しい弟がいます。 背が高く整った顔をした弟は、親戚からも周りからも愛されました。 比較して地味な容姿をしていた私は、弟の同級生に顔を見られてガッカリされたり、自分の同級生から弟に会うためのダシに使われたりしていました。 あの頃ヘラヘラ笑っていた自分の肩を掴んで、嫌なときは笑わなくていい、と言ってやりたい。 母や母の親戚たちが、どうしてお前はそんな顔をしているんだろうね、と言っていたことも鮮明に覚えています。 大学生になってから出会った女の子に、私の容姿について心底不思議そうに「えっ、べつにふつう…」と言われ、 私は本当に嬉しかった。 たいして親しくなくて、遠慮のない人だったから、たぶん信じたんです。 ちょっとしたことです。でも、普通になりたいって心から思う気持ちは、 醜いと呪いをかけられた人にとっては切実なのです。 だから、読んでいて本当に苦しかった。 あとランキングの醜悪さには吐き気がしましたね。ああいうときに否と言える強さをもっていたい。 | ||||
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おまじないでクラスメイトの顔を醜くして自殺に追い込む犯人を捜すお話。 学園ものはあまり好きではないので、最初のほうはクラスのカーストなどのあらすじを追うのが正直退屈だったのですが、どんどん犯行が加速するにつれてミステリ要素が強くなり楽しめるようになってからは、一気読みでした。 ただ、ホラーとしては全く怖くはないです。そもそもホラーではないのかも? ミステリとしてなら面白いと思いました。最後もちょっとひねっていたし。 | ||||
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「ルッキズム(美醜の価値観)は人を殺す」 「美しさや醜さの尺度というのはその人を構成する要素のほんの一部でしかない」 という、相反する考え方がテーマの作品であると考えます。 ルッキズムに支配された社会、それが作中の登場人物のパーソナリティに大いに影響しており、肥大した美醜の価値観は彼女たちの人生を翻弄していきます。 初作『ぼきわん~』でもフェミニズム的な傾向がありましたが、作者のこうした問題提起は、創作活動を通じても大いに感じ取ることができて、殊に日本人女性と取り巻く「美しくあるべきという抑圧」をたいへん強く意識させられます。 物語は長編でありますが非常に疾走感があり、2,3時間ほどで一気に読破しました。これまでの数作品と比較するとストーリーに勢いがあり、文字が頭の中に入ってくるとその情景が映画のスクリーンのように映し出されます。 ホラーというよりもミステリー要素が強いので、夜中に一人でいるのが怖い人も読めるはずです。 | ||||
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呪いで思うがままに美醜を操るというテーマも雰囲気も面白かったけど、怖さがイマイチでした。ミステリーとしてはそれでも充分ですが、どうしてもぼぎわんシリーズの怖さが大好きな者としては怖さも期待してしまいました。 | ||||
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女子の容貌を醜く、あるいは美しくする呪いの力を手に入れた少女が、スクールカーストトップの美少女を醜くして、自殺に追い込みます。 それからも次々と呪いをかけていく、というお話です。 だれが犯人か、というミステリ要素があるホラーです。 犯人候補は二転三転します。 このあたり、やや強引かもしれませんが、うまいところで、読まされます。 また、美人をねたんで醜くしたところで、自分が美しくなれるわけではない、という悲しさを教訓とするのか、と思って読み進むと、実はそれさえもひっくり返されてしまう、というミステリの醍醐味を味わうことができます。 映画化してほしい気もしますが、女優さんが集まらないでしょうね。 逆に集まるとしたら、事務所の圧力により、醜いメイクといいながら実は美少女のまま、というなんとも締まらない映像にせざるをえないかもしれません。 小説のまま楽しむのが一番ですね。 | ||||
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整った顔立ちをした同級生達に対しての呪いの復讐劇 女子だけが使える、憎い女子を醜く変えてしまうお呪いを中心とした犯人当てモノ 澤村伊智らしいどんでん返しもあって面白かったかな | ||||
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でもそれが全て。というテーマ。女性はもれなく共感するテーマですね。男性の方がどう思うかとても気になります。 それにしても、達筆な作家さんは沢山いますが「なんだかよくわからない違和感」を描かせたら日本一だと思います。 なにこの記述? 意味わかんない! 文章下手くそなの? と思ってしまうくらいの違和感が、読み終わった後には全て消えて納得させられてしまう。月並みですが、何度も読みたくなる作品でした。 | ||||
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