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修羅の家



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【この小説が収録されている参考書籍】
修羅の家
修羅の家 (講談社文庫)

修羅の家の評価: 3.33/5点 レビュー 27件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 1~20 1/2ページ
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No.27:
(5pt)

堕ちろマイメンタル!

元気な時に読むべき本ではありませんので、一旦堕ちに堕ちたいとんでもメンタルの時に読む方が良いと思われます。
この本を読むにあたっては、モチーフとなる尼崎、北九州の実在の事件がある(何なら実在の事件の方が吐く)ということを念頭におくべきです。虚構と現実の狭間に陥ることでより心を蝕むことが出来ます。
心が嫌悪に満ち溢れて、嫌悪によりページを開く手が止まらなくなります。
マインドコントロールほど嫌悪を感じるものは無いなぁと思います。なぜ、家族にとっては異物であり、悪意を持って中に入ろうとするならば家主が排除すべき対象である赤の他人が、頂点になり、人を人ならざるものへ変えてしまうのか。
家という閉塞的で誰の目にも触れない空間で、このような出来事が起きていたとしても、誰も気づかないのは恐怖です。そして実在の事件があるからこそ、この物語のような家族は何個もある可能性があると思うと発狂ものです。終盤から物凄い速さで物語が終息するので、作者もこの嫌悪感に耐えられなくなったのだと思うことにしました。
人間は恐ろしい。
最後に、殺戮にいたる病をこえる、という煽りはつけない方がよかったかなーと思います。比べる次元が違う。こちらは二度と読みたくないほど胸糞悪いです。(褒めてる)
修羅の家Amazon書評・レビュー:修羅の家より
4065191661
No.26:
(3pt)

最後が駆け足すぎる

読みやすく、内容もおもしろいが、あまりにも最後が駆け足で、裏切りもないため
とても拍子抜けの読後感。
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No.25:
(3pt)

連載ゆえのぶれ

実話ベースだけど実話を越えられなかった。
主人公の心情もぶれるし、テーマにもぶれが見える。
最初からエログロエンタメに振り切ればもっと面白みのある作品になったかもね。
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4065191661
No.24:
(4pt)

言葉にできない寒気

読んでる間ずっと寒気がしてました。
この方の描く鮮明に脳にぶち込まれる狂気的描写、圧倒的な悪。間違っているとわかってても引き返せない事の究極形。逃げた所でどうなるわけでもない閉鎖的空間の息苦しさはもう言葉にできません。読んでるとき普通に息するの忘れそうになったぐらい。

一点個人的には後半に出てくる偉い男はもうちょっと掘り下げてもよかったんかなぁとは思うけど、あれはあれで闇が深くてまとまってるんかなぁ?
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No.23:
(3pt)

コワイ...

おそらく私はこういうおぞましい話に弱いのだと思いますが、怖かった。コワイけど読んでしまった。他の方のレビューを見るとこの作者ならではで「最後がもう一つ!」という意見が多かったですが、私的にはコレくらいでちょうど良かったです。すごく大きな地震が来てもっと行くかと思った瞬間ああよくわかんないけど終わった、良かった、早く逃げようみたいな感じでした。
最近、同じくAmazon prime unlimitedで禅の本を読んで呼吸の仕方を学びましたが、一生懸命禅呼吸をしながら読み切りました。
小説としての完成度としては「殺戮にいたる病」ような隙のなさとは真逆で、隙だらけでした。でもB級ホラー好きな人にはむしろこっちの方が好きかも知れません。すみません。面白かったけど怖すぎたので
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No.22:
(3pt)

続きは?

途中でやめることができず一気読み。
片桐の店で何かやったとは思ったけどなるほどね。
相変わらずグロテスクではあったしここに来てまだ!?とも思ったけどここはだめ押しで結局山口から片桐に変わっただけだった…と絶望して欲しかった。

かも。
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No.21:
(1pt)

殺戮に至る病だけで十分

作者は好きだがこれは描写が不愉快なだけでミステリーを少し読んだことのある者だったらトリック?がバレバレである。

ネタバレ(少し)
こう言う本って「実はサイコパスが他にもいました〜」っていうオチが多いけど、そんなにサイコパスが集結してたまるか!
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No.20:
(2pt)

我孫子武丸氏の作品としては物足りない。

やはり帯に書いてある「殺戮にいたる病」を凌駕する問題作というのは無理がある。

この作品も、最後どう落としてくれるのかなとワクワクして読んでたんですが、何もない…
どうした!
何度も最後のページをめくり返しても何もない。最後の一文も、特に何もない。
もしかして最期気絶したんでしょうか?

途中の違和感や伏線なんかも感じながら読んでたのに、こんなあっさりした終わり方は無い!と思っていたので、ある意味「大どんでん返し」といえば、そうなんだろう…
なんか非常に残念です。

そういった今では問題作なのは事実です。
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No.19:
(5pt)

フィクション(?)

実際にありそうで、色々学ぶことがあった。面白かったです。
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No.18:
(5pt)

まさに、修羅の家

タイトルとリードに興味をソソられ、手にした作品。人の脆さ・冷酷さ、そして、紙一重な危うさに背筋が寒くなりました。嗚咽を覺える程の酷さは、作品としての五つ星だと感じました。
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No.17:
(1pt)

悪趣味

グロ系の悪趣味で気持ち悪いのが好きな人にはおすすめします。。
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No.16:
(3pt)

あっさりしてる

山口の背景含めて倍くらいのボリュームにすれば読み応えあったかも
残りページ数見ながら読んでるとなんとなく予想してたが
終わりがあっさりやってくる
作者も飽きたのだろう
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No.15:
(4pt)

洗脳の手口を見た気がした

1日で読み切りました。
どんな情報を元に書かれたのか不明ですが(取材や実際の参考資料があるのか)、なるほどこうやって洗脳されていくのかな、と読み進めました。
ラストが物足りないですが、まぁまぁの終わり方だと思います。
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No.14:
(4pt)

『殺戮~』には到底及ばない

我孫子武丸衰えたか、という感じ。
大傑作『殺戮に至る病』は、内容のショッキングさに目を奪われがちだが、その真価は緻密に構築された演出にあった。最後に明かされる真実によって世界がぐるりと反転し、目の当たりにする光景のグロテスクさと相まって強烈な印象を残し、余韻のままに終わる。完璧な構成だった。
翻って本作は最大のトリックが七割くらいのところで明かされてしまい、その先にそれを超えるサプライズもカタルシスもないままに漫然と終わってしまう。明らかに構成で失敗しているのだ。全盛期の筆者なら同じプロットでも主人公の策略ぶりを丹念に前半に織り込み、真相開示と策略成功と事件解決を同タイミングで畳みかけて爆発的なラストを演出できていただろう。本作の退屈な終盤展開は実に「老いた」としかいえない残念な出来で、発売時にさして話題にならなかったのもうなずける。
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No.13:
(5pt)

おもしろかった

内容はグロいけど続きが気になってサクサク読める。文章力も素晴らしいです。
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No.12:
(2pt)

(北九州+尼崎)÷2+推理小説風味

この本読むと、北九と尼崎の事件をパッと思い出しますよね。作者オリジナルの推理小説的な味付けが必要だろうと言うことで、まぁ叙述で味付けして、最後はホラー風味というかなんというか。。
北九州の事件については本も実際読んでたんだけど現実として胸糞悪いんですよね、そのグロさがね。なので推理小説的な味付けとしての最後のオチが現実の事件に対してそこまで衝撃でもないというか、圧倒的な現実に対して創作物として弱い。。。
オチをもっと捻ってほしかったかなぁ。
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No.11:
(1pt)

駄作!!

こんなにつまらない本を読んだのは久しぶりだった。
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No.10:
(3pt)

唐突に終わった感

ネタバレ含みます

序盤から勢いのある導入で、物語の核となる「家族」についての話が始まります。
暴力や性的なやや嫌悪感のある出来事が続きますが、すらすらと飽きることなく読み進めることができ、面白いと思いました。
そして、後半。
家族のボス的な存在を裏で操る人物が現れ、叙述トリックのネタも明かされ物語がどうなるのかとワクワクし始めた瞬間に物語は唐突に終わります。
それに「殺戮に至る病」と帯にあるので叙述トリックがあるのだろうと呼んでしまう点も少し残念。結局そのトリックも無理矢理トリックを作りたいが為に無茶な設定をねじ込んだという感じで、驚きよりも「いやそうはならんやろ」と呆れの方が大きかったです。
せめてもの救いは、やや希望のある終わり方をしたことくらいでしょうか。

個人的な批判をつらつら書きましたが、良作だと思います。是非読んでみてください。
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No.9:
(2pt)

なんだかなぁ

途中まで面白いんだが、唐突な展開で意味がわからなく・・・
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No.8:
(4pt)

殺戮には及ばないのにそれを引き合いにだす売り方してるから星マイナス1

「事実は小説よりも奇なり」などと言うが、それをあえて小説の題材にしたのは何故だろう

「な?俺が書いてきた小説より、現実を題材にした小説の方がよっぽど常軌を逸して非現実的だろ?
だから、これからは”そうはならんやろ”みたいな煩わしいツッコミいれてくんなよ?」というメッセージが何割かばかり込められている気がするのだがw

まーしかし、基本的に陰惨な内容なのに読む手が止まらないという著者特有の筆致はさすが
だいたい一晩で一気に読み切ってしまう作品が多く、これもまたそうだった

**ここからかなりネタバレを含む感想****

読み始めるとすぐに元ネタにピンときて
実際あった事件がセンセーショナルで闇も深かったので、かなり身構えて読んでいたのだが
「あ…こんなもんなのか…」と思ったほどではない肩透かしがあった
それを期待して読んだわけでもないし、虐待描写とか長々とやられてもきつかったと思うけど
なら何故これを題材にしたのかというと、前述の理由が割とまじで有力だと思うw

トリック?自体はなんというか「驚いたけど、すごい力業できたなw」という感じで
一気に真相までたどりつけない伸びの弱さもあってか、作者の他作ほどの爽快感や衝撃はなかった
どちらかというと決着のつけ方の方が自然に伏線配置していて感心した
自分があれこれ予想していた「安直なオチ」は全てはずし、最低限の情報量から上手くオチに誘導している
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