■スポンサードリンク
むらさきのスカートの女
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
むらさきのスカートの女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全201件 141~160 8/11ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『むらさきのスカートの女』(今村夏子著、朝日新聞出版)では、「わたし」こと「黄色のカーディガンの女」が「むらさきのスカートの女」を執拗に観察し続けた経過報告が淡々と語られていきます。筆致は淡々としていても、観察される「むらさきのスカートの女」の行動も、観察する「黄色のカーディガンの女」の行動も、尋常ではなく、かなり異常です。実は、「むらさきのスカートの女」は「黄色いカーディガンの女」なのではないか、『黄色いカーディガンの女』と「むらさきのスカートの女」は「わたし」という一人の人間の半身なのではないか――と、読み手を惑わせることが作者の目的であるならば、その狙いは成功していると言えるでしょう。しかし、こういうテクニカルな作品で有名な文学賞を受賞したことを、してやったりと作者がほくそ笑んでいるとしたら、実に、もったいないことです。文学というのは、テクニックを駆使して、自分が訴えたい大切なものを読み手に伝えるものだと、頭の古い私は考えているからです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ほんとに えっ何なに何ーって思いながらイッキによんでしまいました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
過去における数々の受賞歴を知り「どんな素晴らしい作家が書く作品なのだろうか」と久しぶりに 気になり読んでみた。 正直、絶句…。 出版社の思惑なのか「受賞作品」より「受賞者」ありきで選ばれた感じ。 今の文学界、出版業界がこの姿勢なら、もう小説を読むことは恐らくないだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
kindleのサンプルで読んだときは、「俺には合わないかな」と思ったが、買ってよかった。 読んでよかった。 毎日20分くらい読んで1週間で読めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白く読めました。ただ、インパクトは、こちらあみ子の方があったかなぁ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルからしてメタ文学的な深みを持っているのかなという興味から読み始め、語り手の存在が幽霊の如く「むらさきのスカートの女」にまとわりついている書き方自体、通常のリアリズムの小説ではありえない現実味のなさ(他人の詳細をここまでわかるわけがない)なので、きっとどこかでネタばらしがあると思って読み進めたら、不倫話なども含めてそのままベタで終わってしまった。これを面白い(面白いだろうか・・?)、というようなレベルで評価しても文学のレベルからはほど遠いと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルとシュールな表紙に引き込まれて買ってしまいました。むらさきのスカートの女のことが、どんどん気になって、読んでいくうちに物語の世界にハマります。読みすすめていくと、おもしろさと同時に不思議な感覚が湧いてくるのですが、その不思議な気持ちが、一体何なのかもわからずに、どんどん読んでしまいます。 何かがおかしい、でも一体何がおかしいのかわからない、最後まで読むまでもなく「あー、これはすごい。おもしろい」と思うのですが、読み手の想像力と捉え方によって物語の世界が変わる気がします。 「もう一度読みたい」と思わされる一冊で、読み終えた時、物語の世界に完全に浸かってそこから抜け出せない自分がいるので驚きました。むらさきのスカートの女よりも、○○の女の方が気になって仕方がないわけなのです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人のことをこんなにも気にする人の方が病気。 街の人たちもそう。何か迷惑かけてる人なら分かるが、 不定期ではあるがちゃんと働いている女性をこんなにも監視する気持ちに耐えられない。 生理的にキツイので、読むのをやめました。いじめの感覚と似てるものは大嫌い。 後半を読んでないので★2つにしときます。笑 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
回収や感情の揺れを求める自分には不向きな本だった。 意外性も特別な展開もなく淡々とどうでも良い話を読む。それが魅力な作家なのかもしれないけど物足りなかったし買って損した。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレ注意 とても読みやすい文章で二か所ぐらい「あははっ」と思わず笑っちゃったので読んで損はなかった。 ケド、ラスト妻子持ちの所長は紫のスカートの女の人を食い逃げして、ズルイ嘘のいいわけをお見舞いにきた奥さんへしとりお見舞いにきたスタッフもその嘘をうのみにしとり、なんだか未婚女性の立場としては 不倫でポイ捨て同然の紫のスカートの女性がなんだか不憫と思えた。 結局あのホテルのスタッフは新入りを持ち上げたりちょっとした出来事で無視したり 程のいい暇つぶしのおもちゃにしとる感じがしてあと味少し悪かった。 痴漢事件でも所長の送迎は断固拒否して時間があまろうと一本早いバスを選ぶべきやったし、 備品を盗むとか着けこまれそうな事はしないでおくべきやった。 とても読みやすい文章力はすごいケドストーリーが後味悪い作品やった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「わたしは、むらさきのスカートの女と友達になりたい」 傍観ばかりしてる私に友達?! 確かに、わたし(黄色いカーデガンの女)と むらさきのスカートの女には共通点がある。 Ⅰ.友達がいない。 2.フリーターである。 ただ知っているのは、わたしだけだ。 同じものへの片思い。 いや、憎らしさも拭えない。 淡々とした無機質な世界が、 ぞくぞくする氷の世界を秘めている。 不思議な後味の作品だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あっというまに読んでしまいました。そこで、90歳近い母にもすすめました。読んでしまったという満足できる書物だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
芥川賞受賞作、「むらさきのスカートの女」というタイトルからスリリングな内容を期待していましたが。。。 そもそも主人公がなぜ執拗に彼女を追いかけるのか、最後まで謎が解けなかったのが残念です。 同じ職場で働けるように画策するあたり、恋心がなせるわざ?と思いきや、それを否定する言葉を発したり。 主人公のキャラクターが見えてこないので、なかなか感情移入できませんでした。 自分だけかもしれませんが。。物足りなさが否めなかったのが正直なところです。 ただ、全体的に会話のシーンが多めだったので一気に読めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
静かな狂気の怖さ、不気味さは楽しめました。 途中からだんだん展開が読めるけど、それでも不気味さはきちんと続きました。 ただ、それ以上のものはなかったです。不気味さが粛々と続いてそのまま大きく予想を外れる展開もなく、すっと終わる感じでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この芥川賞ははじめて候補者全員が女性になったと報じられたような。いま小説読む人の過半数が女性、とも。そのせいか、テーマが女性的…あえていうならちいちゃいような気がする。小説内では「黄色いカーディガンの女」の生きづらさがたしかな描写力でていねいに描かれる。とてもリアルで本当のことを読んでいるよう…その生きづらさも「わかるわかる~」。でも…読後感が「コンビニ人間」のときと似ていて、それ以上ではなかったので★2つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一日であっという間に読み終わりました。芥川賞受賞作品なのでこちらの期待値が高すぎたのかもしれませんが、それほど面白い内容ではありませんでした。軽く読めるので、そういうものを求めてる方には良いと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めて彼女の作品よみました。 なんかわかるな~ あるあるだとも思う。 みんな他人事と思っているかどうかわからないけども、なんか共感つーかみんなあるあるな部分はあると思う。 いつもいくお店で良く出会う名も知らない人にへんなあだ名つけたりとか。。。 装丁もすばらしかった! ただ最後の方はある意味キャッチャーなよくある売れ選を感じたが。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
芥川賞を受賞されていたのとタイトルに 引かれて読みました。漫画みたいに 殆どがしゃべっている感じなので 最初は読みやすいと思いましたが 後半なんだかうざくなってきた。 一時間で読み終えてしまい、結局主人公も 紫色のスカートの女も他の人も ちょっと変な人って感想しかない。 所詮、公園で遊んでいる子供達と 変わらないつまらない遊びの延長 それが大人。ってお話なのかな? 期待が大きすぎたか。 近頃は、やっと読み終えた! スゴくよかった!という名作に あまり会えないね。今はそんな重いのは 流行らないのかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
そこそこ面白いストーリーで、変わり者と呼ばれる人の頭のなかを覗いた感じです。 1つの作品として綺麗にまとめられていて、文章を組み立てる「構成」はとても上手だと思います。 ただ、最初から最後までずっと平坦な文章でつむがれていて、思わずうなって圧倒されたり、読者の魂に深く刻みこむような芸術的な表現力は見当たりません。 そこそこ楽しめたけど、あとに何も残らない。 この読後感は、『コンビニ人間』を読んだときと似ていると思いました。 芥川賞に期待しているのはストーリーではなく、芸術的な表現力です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
黄色いカーディガンの女は、むらさきのスカートの女の、ストーカーだつた。黄色いカーディガンの女は、むらさきのスカートの女なりたかった。そしてなった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!