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祝祭と予感



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【この小説が収録されている参考書籍】
祝祭と予感
祝祭と予感 (幻冬舎文庫)

祝祭と予感の評価: 3.99/5点 レビュー 79件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全79件 1~20 1/4ページ
No.79:
(5pt)

「蜜蜂と遠雷」に感動した方はぜひ!

直木賞と本屋大賞をダブル受賞し、映画もヒットした「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ短編集。ピアノ国際コンクールで競ったメンバーや関係者らの、前日譚、後日譚となる短編計6編が収められており、「蜜蜂…」既読の方なら「ほほお」となるストーリーが展開する。個人的には「鈴蘭と階段」のエピソードが特に気に入った。ちょっと出来すぎの感はあるが、とてもいいお話し。本作を読むこととで「蜜蜂…」の世界観がより深まるので、「蜜蜂…」を読んで感動した方はぜひ読むべきだろう。
ところで、物語は本の3分の2くらいで終わり、あとは著者によるエッセイ集となっている。
祝祭と予感Amazon書評・レビュー:祝祭と予感より
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No.78:
(4pt)

スピンオフ短編は軽量級、エッセイが儲けもの。

『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編集。
 元の作品が長大重厚なゴルドベルク変奏曲とすれば、本作はピアノ小品集(エリーゼのために等が入っているタイプの)。
 おまけとして、音楽にまつわる著者のエッセイも載っていて、こちらには著者の音楽歴や本作の執筆秘話があり楽しめる。
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No.77:
(4pt)

あのキャラクター達に再び…

本編が大好きで、大きな期待と共に意気込んで読み始めたので、あっさり読み終えてしまった時は、もうおしまい?と、少し拍子抜けする感じがありました。

また、他の方もレビューに書いていらっしゃいますが、後半がコラムなので、小説を思い切り楽しみたい方は、がっかりされる場合があるかもしれません。

あのキャラクター達に再会できたのは、嬉しかったです。
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No.76:
(3pt)

ちょっと物足りなさを感じる

前に読んだ『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編集とエッセイ集。
音楽と料理の味は、僕にとっては言語化するのがとても難しい対象だ。
コンサートや食事の後の感想はどうしても陳腐で幼稚なものになってしまうのはなぜだろう。視覚的な対象だとそんなこともないのだが、人によって得手不得手があるのだろうか。
前作とこれは、恩田さんはどのように音楽を言語化しているのだろうというテーマで読んでいた。そのような目で見ると、音楽や音をあまり語るのではなく周囲の描写によって読者の耳に音楽を再現させているような気がした。
宮崎駿は美しい景色を見せる時、すごい背景画を用意するのではなく、すごい景色を見た人の目の輝きで美しい景色を想像ささるという。
なるほどと思うが、どっちみち難しのである。
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No.75:
(5pt)

エピソード(逸話)が紡ぐ『蜜蜂と遠雷』の登場人物余話

大作『蜜蜂と遠雷』の重厚さに比べると、本書は随分と手頃な装丁本で活字も大きい。目次を見れば、六つあるエピソード(逸話)の章名の最初と最後の漢字を組合わせて書名『祝祭と予感』と名付けられたことに気付く。

本編『蜜蜂と遠雷』の続編を期待した読者には、気楽に読めそうなエピソードも、本伝に対する外伝といった余話でも、作品キャラクター(登場人物)との再会がとても嬉しい。

国際ピアノコンクール上位入賞者(マサル、亜夜、風間塵)の後日譚・前日譚も興味深いが、個人的には、課題曲作曲家の菱沼忠明や亜夜の親友たる浜崎奏に関する脇役らしからぬ零れ話がとりわけ面白かった。

五線譜に記された音符記号の集まりから甘美で壮麗な「音楽」の調べで至福の時間が醸し出されるように、原稿用紙かパソコン画面かは知らないが、作家恩田陸が紡ぐ「物語」も悠久の未来に向かって今後も豊饒かつ芳醇な香りを振り撒き続けて欲しいと願う…。
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No.74:
(4pt)

良かったです

有名な本編よりこちらの方が好きでした。
一つ一つのエピソードに味わいがあります。
もちろん本編を読んでいないと理解出来ない内容ですが、お勧めです。
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No.73:
(4pt)

後半はコラムだった。

かなり前に『蜜蜂と遠雷』を読み文庫版を所持しています。
読み直しは殆どしていませんが、番外編があるというので購入しました。
本編の内容は薄っすら覚えている程度ですが、恐らく本編をちゃんと覚えていた方がいい。

誰が誰だったか、とまではいかなくても、誰が何を弾いたかまでは記憶していなかったので、
話半分程度にしか楽しめない箇所もあったかもしれません。
密度のある番外編というよりは、本編に添えるショートショートというイメージの方が良いかと思います。電子で読んだのですがかなり少な目の分量に思いました。

特にお気に入りは「鈴蘭と階段」。
キャラの意外な面も感じ取れ、面白く読めました。

一番驚いたのが、他の口コミで見られなかったのですがあと三分の一がコラムだったようです。
全部小説だと思っていたので、吃驚しました。おまけみたいなのですが、途中から横書きの文章をを右から左ページへ繰(く)って読んでいくのが何とももぞもぞして落ち着かなかったです。これは縦書きにして欲しかった…。
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No.72:
(5pt)

登場人物が生きている!

天才の領域を作者が熟知しているかのようです。みんな魅力的。続編を希望する声が納得。本編をいっそう輝かせてますね。
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No.71:
(4pt)

アンコールに応えたような作品

かなり遅れて「蜜蜂と遠雷」上下巻を読みました。
もう少し続きが読みたい…そんな思いを抱えていたので迷うことなく購入しました。

本編のような読み応えのある内容を求めるというよりは、登場人物たちのバックグラウンドやエンドロール後の話を読みたい人におすすめです。
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No.70:
(4pt)

前作ファンにはたまらない

"私の中では、もう彼らについて書くべき話はスピンオフの『祝祭と予感』で終わっている。それでも、彼らの音楽活動は今もどこかで続いていて、きっと素敵な音楽を生み出し続けているんだろうな、という気がするのである"2019年発刊、本書は人気作から生まれた全6篇の短編集。

個人的には映画化もされたベストセラー作『蜜蜂と遠雷』がとても面白かったので本書も手にとりました。

さて、そんな本書は前作をキッカケに出された音楽アルバムの付録として書かれた『祝祭と掃苔』と『伝説と予感』に挟まれるように映画化に合わせて書かれた四篇を合わせた計六篇の短編集となっていて、亜夜にマサル、塵といった主役たちの前作前後の姿はもちろん、登場人物たちの若かりし時も描かれているのですが。

あくまで前提として『前作のファン向け』の内容なので、本書から手にとった人(流石にいないか)にはちんぷんかんぷんだと思いますが、余韻の残る前作のラストだけでは満足できなかった人には【がっちりとした『続編』ではなくも】どれも作品世界を広げてくれていて楽しめました。

また、文庫版の本書にはこちらも前作をキッカケに著者に依頼があった2017年から2019年にかけての音楽エッセイ集『響きと灯り』(フォークナーか!w)も収録されているのですが。前作であれだけ魅力的にピアノコンクールを描けたのも納得な【音楽裏話的な内容になっていて】オマケとして充分に楽しめるものでした。

前作のファンはもちろん、音楽好きな方にもオススメ。
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No.69:
(4pt)

蜜蜂と遠雷の登場人物たち

「蜜蜂と遠雷」の登場人物のエピソードが描かれる短編集。

・祝祭と掃苔  芳ヶ江ピアノコンクールの後、恩師の墓参りに来たマサルと亜夜(あや)。なぜか、関係のない風間塵がついてきた。ここで、塵の母親がコズミックソフト(世界最大級のソフトウェア会社)のCFOであり、バレエ学校に行っている姉がいることが明らかになる。あまり大したエピソードとは言えないが、前作のファンなら楽しめるだろう。

・獅子と芍薬  難関のピアノコンクールで2位になったナサンエルと三枝子(みえこ)。優勝者はいなかった。2人はその後、巨匠ホフマンの弟子にしてもらおうとして、コンサートホールで再会する。しかし、「1位」でなければ弟子にはしてもらえないということで、ホフマンはその頼みを断った。後に塵たちのコンクールの審査員を務める2人のエピソードである。

・袈裟と鞦韆(ぶらんこ)  菱沼が出てくる。彼は、塵たちのコンクールの課題曲、「春と修羅」の作曲者である。この短編では、まさにその曲の誕生秘話を知ることができる。なかなか味わい深いスピンオフである。

・竪琴と葦笛  芳ヶ江ピアノコンクールに出場するマサルと、審査員のナサニエルとのエピソード。マサルがどうやってナサニエルに師事するようになったかが明かされる。これぐらいしたたかでないと音楽で成功はできないのだと感じさせられる。

・鈴蘭と階段  ヴァイオリンを学んでいた浜崎奏(かなで)は、ヴァイオリンからヴィオラに転向しようとする。しかし、どの楽器にするか決めかねていた。彼女は、自分が気に入る楽器に出会えるのか……?

・伝説と予感  最後は、ホフマンと塵との出会い。このラストが、「蜜蜂と遠雷」につながる……。

前作を読んだ人なら、きっと楽しめるであろうエピソードが満載。前作を知らなければ分からないことが多いので、セットで読むことをお勧めする。読めば前作のダイナミックな物語を懐かしく思い出せるだろう。
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No.68:
(4pt)

アンコール

本編が交響曲だとしたら、こちらのスピンオフはアンコール。
アンコールに相応しいと思う。

そもそもアンコールってそれ単体で評価するものではない。こちらも本編の余韻をうまく引き継いでいる。

本編「蜜蜂と遠雷」を読んでいない人が、こちらの「祝祭と予感」だけ読むのはあまりおすすめしない。
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No.67:
(4pt)

スラスラ読めて、とても楽しい、理想的なスピンオフ。

「蜜蜂と遠雷」のスピンオフと言う事で、手に取った。風間塵を初め、印象的な登場人物たちの、事前及び事後のエピソードで、必読ではないが、本編を楽しんだ読者にとっては、懐かしく、愛しさすら覚えた。
  恐らく作者の恩田陸さん自身が、同じような想いで書いたのではないか。おまけの音楽エッセイを読み、作者の作品にかける並々ならぬ思い入れを感じたので、なおさらであった。
  本編に比べ、分量も内容も薄いが、スラスラ読めて、とても楽しい。スピンオフとしては、このくらいの軽さが理想的だと思う。
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No.66:
(5pt)

おもしろい!

『蜜蜂と遠雷』のようなドキドキハラハラはないけど、穏やかで希望に満ち溢れた短編集だった。
今作も、読んでいる間、ずっと音楽が聞こえた。
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No.65:
(5pt)

買ってよかった

繰り返し読んだ『蜜蜂と遠雷』の裏や前後が見えて楽しいことこの上ない。さらに巻末のエッセイ集がすごくおもしろかった!
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No.64:
(5pt)

あっという間に読み終えました!

本編で気になっていた事柄が,はっきりしてスッキリしました。もう続きは、書かないそうですが,是非その後を書いてほしいです。
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No.63:
(4pt)

ちょっと?

『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編小説集と購入しましたが、ちょっと物足りなかったかな・・・
『蜜蜂と遠雷』が良かっただけにちょっと物足りなかったですね。
スピンオフだからこんなもんかな?
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No.62:
(5pt)

単独でも面白く、本編を読んだ後ならなおさらです。

その後が書かれていますが、少々物足りなかったけど面白く読めたよ。
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No.61:
(5pt)

スピンオフとして完璧!

各短編の並び、尺、そして何より本編を踏襲した文体‥‥スピンオフとして完璧過ぎます!
あの世界観にもう一度没入できる、幸せな時間が過ごせます。
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No.60:
(1pt)

あの2人が離婚して再婚したのか

蜜蜂と遠雷のあの2人が離婚して再婚したか確認したい人は読むのかもしれないけど。
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