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祝祭と予感
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祝祭と予感の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全79件 61~79 4/4ページ
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とても面白かった 。読む前に、「蜜蜂と遠雷」は必ず読んだほうがいい。 マサルとナサニエルの関係が描かれた「竪琴と葦笛」がお気に入りです。とても人間的で面白いナサニエル。優等生だけど、器のデカいマサル。映画のナサニエルとマサルの関係は好きでなかった。 | ||||
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楽しく読んだのですが、ライトノベルよりです | ||||
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前作が良かったので購入しましたが、こちらは前作の人気に便乗した感じも… 勝手に続編的な内容を期待した私が悪かったです。 | ||||
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映画で蜜蜂と遠雷を見て小説を読み返して読後喪失感を持っていた所でこの作品を知り即買いした。満足してますがもう少し作品に触れていたいので是非続編を! | ||||
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映画『蜜蜂と遠雷』の予習もかねて、恩田陸の『祝祭と予感』を読みました。 全6つの短編集ですが、春と修羅が作曲されるまでを書いた「袈裟と鞦韆」が、特に沁み入りました。「伝説と予感」は鳥肌が出ました。 映画が楽しみです。 また、音楽にも浸りたくなりました。 | ||||
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中3の娘に買ってあげたらとっても喜んでくれました。 初版であれば最高だったけど残念ながら二版でしたが満足です。 | ||||
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作者ならではの瑞々しい文章。既に本編を読み終えており、短編という事もあって、気楽な気持ちでスイスイと読める。 天才少年と巨匠との出会いを描いた表題作『祝祭と予感』が注目されがちだけれど、圧巻は『袈裟と鞦韆』ではないか。 主人公の菱沼の名前が出た時、いったい誰だったか全く思い出せなかった程の脇役。彼は本編では、ピアノコンクールの予選で使われた課題曲の作曲家。台詞も数行あったかどうか。 そんな脇役を主人公にしても、読み手をグイグイと引き込むように物語が進む。同時に、私達には馴染みのない作曲家の頭の中が少しだけ見えてくる。なるほど頭の中で鳴っている音と、楽譜で表現した音は違うのか。その楽譜を読んで演奏される音も、また演奏家によって変わってくる。自分の気持ちを伝えたいのに、適切な言葉が見つからなくて、伝わらなくて、もどかしい。そんな気持ちで作曲しているのか。 ほんの短い話の中で、脇役を主役に変えて、作曲家を描き、人間を描いた名作。 | ||||
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蜜蜂と遠雷を読んで気にいった人なら、絶対好きになる本。蜜蜂と遠雷の続編がとにかく読みたい。 | ||||
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面白くなくはないが、分量として300円程度なら我慢できる。 | ||||
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蜜蜂と遠雷の世界をもう1度味わえると思っていなかったので見つけて即購入しました。蜜蜂と遠雷が好きなら読んで損はないです。でも、高島明石の話もあればよりら良かったです。 | ||||
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『蜜蜂と遠雷』のスピンオフで、小説幻冬に掲載された短編と「蜜蜂と遠雷 その音楽と世界」のCDに付属していた短編で構成されています。 大好きな『蜜蜂と遠雷』の空気感そのもので、再会にときめいてしまいました。 | ||||
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でも、もっと食べたい。足りない。こういうエピソードを書くということは、仮に続編が描かれるとしても、また、ずいぶん先になるのでしょうね。でも、多分待てるのでよろしくお願いします。 | ||||
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一瞬で本の世界に引き込まれ、一瞬で突き放された様な感じで読めた。 もし続きがあればと思うほど、名残惜しい余韻に浸っている。 「蜜蜂と遠雷」を読んだ後に、おすすめ! | ||||
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今回も「蜜蜂と遠雷」に続いて活字で表現された音楽に鳥肌が立ちました。私が一番惹かれたのは"竪琴と葦笛"のジャズのシーン。さほど、音楽について細かく描写をされていないのですが、ライブの音が聞こえてマサルと同じように「わあーつ。」となりました。ヴィオラの音やピアノの音。この小説にはたくさんの音が流れています。 オススメの方 1.「蜜蜂と遠雷」を読んだ方。 2.「蜜蜂と遠雷」を読んでみたいけれど分量(ページ数)に尻込みしている方。 3.音楽の世界を覗いてみたい方。 | ||||
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『蜜蜂と遠雷』が映画化されて公開されたらしい。作者の恩田陸ではないが、どうやって映像化したのだろうと興味がそそられる。そのうち見る機会があるかもしれない。予告では、亜夜と塵の連弾シーンが出ていた。なるほど、結構素直な映像表現だな、と思った。 さて、本書であるが、コンクール参加者(審査員や作曲者も含めて)の補足説明的な短編集である。入賞者3人が仲良く墓参り(子ども時代のマサルと亜夜のピアノの先生)する場面から始まる。恩師に結果報告といいうわけだが、塵は関係ない。日本の墓に興味があってついてきただけだ。そんなのどかな場面。 6つの短編のうち、私がもっとも気に入ったのは「袈裟と鞦韆(ブランコ)」である。作曲者である菱沼が、「春と修羅」(コンクールの課題曲)を作曲することになった経緯が描かれる。これはぜひとも聞いてみたい。映画を見るかCDを買うか。プロコフィエフの3番も聞きたいなあ。映画『コンペティション』を見たとき以来の、クラシック熱にうかされそうだ。 | ||||
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恩田陸さん、実に2年半ぶりとなる新刊。 直木賞受賞作「蜜蜂と遠雷」のスピンオフである全6編の短編集。 (そのため「蜜蜂と遠雷」未読では少々不明な点が頻出する点は注意) 全ての章が「〇〇と〇〇」という2つの単語を繋いだタイトルで構成され、 その単語がどこで登場するのか、どんな意味を持つのかを考えながら読むと面白い。 「蜜蜂」本編終了直後を描いた亜矢、マサル、塵の登場する「祝祭と掃苔」から始まり、 塵とその師匠・ホフマンの出会いを描いた過去の話、「伝説と予感」で物語は幕を閉じる。 その最初と最後を取って「祝祭と予感」、 恩田さんらしく含みのあるタイトルで、それでいてワクワクする感じは、 ああ、久々に恩田陸作品を読めるんだという感慨に、思わずジーンとする。 概要は、amazonの「内容」(帯と同じ記載)が簡潔で分かりやすいのでそちらを参照されたい。 一つの短編だけ感想を。 第5章「鈴蘭と階段」は、本編で亜矢を支え続けた浜崎奏のヴィオラ転向後、相棒となるヴィオラを探す物語。 本編で、自らの未来への賭けを亜矢に託して、勝利した奏。 その少し先の、明るい未来を「予感」させる恩田さんらしい短編だった。 なお、本作では高島明石をはじめ、明石の同級生のカメラマン・仁科雅美、ステージマネージャ・田久保、ジェニファ・チャンなどはほぼ登場しない。 (主役級である明石に至っては名前すら登場しない) 時系列ごとに並んでいない本作で、前述の通り第5章・奏の章にて亜矢たちの未来が少しだけ語られる。 多大なる評価を得た作品の次作は、とかく難しいとは思う。 でも、今回登場しなかった明石や、亜矢やマサルたちの成長した姿をぜひとも見たい! 恩田陸さんなら、きっと書いてくれる、そんな「予感」を感じさせる素晴らしい一冊だった。 | ||||
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『蜜蜂と遠雷』(以下本編)を読んでいることは絶対条件です。6編のスピンオフとなっていますが、各編、趣が異なります。1篇目は本編の完全なエピローグです。本編で置き去りにされた伏線を回収したり、説明を加えたりしながら、最後は本編の「前奏曲」のある表現へ繋がっていきます。それからの4篇は本当のスピンオフです。前半3篇はコンクールの前日譚、そしてスピンオフの掉尾を飾る4篇目は、コンクールから1年半後の「奏」さんの話です。この掌編が私の今回のツボでした。ほんと良かったね「奏さん」でした。しかし、ここでも本編のレビューで書いた「ぞっと」という表現が出てきます(笑)。またか~。そして最後の掌編は、本編の「テーマ」と「前奏曲」の間に入る「前々奏曲」となっています。エピローグで始まりプロプロローグ(笑)で終わる。これで本作と本編ががっちりとつながります。お見事! 本編を再読した後にちょうど本作を読めたので、人物関係は大丈夫でしたが、本編にブランクがある方は、サイトや映画で人物を思い出してから本作を堪能してください。もちろんイッキ読みです、というほで時間は掛かりません(笑)。 | ||||
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物足りない。もっともっと音楽のきらめきを読みたい。明石がいないのも残念。 | ||||
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直木賞並びに本屋大賞受賞した人気小説『蜜蜂と遠雷』上下巻(文庫)を3日間くらいで一気に読んで、その勢いで、このスピンオフの短編集を衝動買いして読んだ。 『蜜蜂と遠雷』に描かれている、クラシック音楽については、まったく私は、不案内でわからないのであるが、希代のストーリーテラーである恩田陸さんに釣られて、読んでしまい、引き続き、このスピンオフの短編集も読んでみた。 あのコンクールの前後のことが描かれているのであるが、とても面白く、味わい深い内容だと思った。出来れば、これらも映像化して観てみたいと思う。 | ||||
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