■スポンサードリンク
ゼロの焦点
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ゼロの焦点の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全107件 21~40 2/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
理解できぬ。 何がそんなに面白いんだろう。 読み進めていけばいつか面白くなると思ったが最後もで同じ調子。 まー、つまらなくはないけど。 うーん | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私の生まれた昭和30年代、懐かしい風景や言葉使いが溢れるように心に響く。自分も目撃しているような錯覚を覚えます。歳のせいか過去に既読の小説も新しく感じる為か二巡目に挑戦します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦後の昭和が舞台なので、描写的には流石に時代を感じさせます。 出版当時に読破した方は懐かしく思うのでしょうが、現代では馴染めません。 妻が事件の真相を解明していく表現が、最初から最後まで続くのに飽きてしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本の状態が非常によいと書いてありますが、 実はよくありません。普通か普通以下ですよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作成文字が混じっていのはなぜかしら?活字になってないのでしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1959年刊。松本清張の代表作ともいえる推理小説。 見合い結婚した直後に失踪した夫の憲一を探すために、北陸と東京を行き来する禎子。憲一には警察官の前歴があり、戦後の占領期に米兵相手に売春行為をしていた「パンパン」を指導する職にあったことを突き止めます。当時、売春婦である過去を知られることは恥とされていました。 終盤は畳みかけるような結末へ。犯人のさりげない所作に伏線を忍ばせてあることにあとで気づきます。 戦後それでも生きなければならなかった人たちの悲劇と読みたい一冊ですが、地方と都心を行き来する勤め人が偽名を用いて二重生活を送ることが当時ほんとうに珍しくなかったのか、犯人の目的を達成するために失踪した憲一の兄、憲一の同僚の本多まで殺されなければならなかったのか、疑問はぼんやり残ります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さんざんミステリを読んできて漸くこの作品を読んだ。 映画やドラマ等で真相を知らずに読了していたら、さぞや私の中で名作になっていただろう。 しかし、結末を知りながら読んでもこの作品は名作であった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みだしたら止まりませんでした。物語の舞台も身近に感じられてよかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
言わずと知れた松本清張の代表作の一つ。人によってさまざまな読み方ができる入り口の多いサスペンスドラマだ。何度となく映像化されているのもわかる。 戦争の影が色濃く残る昭和中期という時代に生きた3人の女性を巡る物語。一カ月前に見合い結婚したばかりの禎子は出張中に突然失踪した夫、鵜原憲一の手がかりを追って北陸の地を初めて訪れる。そこで出会った地方の名士、室田儀作の後妻、佐知子。室田の会社の従業員、田沼久子。この3人のトライアングルの真ん中に浮かび上がってくるのが久子の内縁の夫で曾根益三郎という男。能登の断崖から投身自殺をしたという。彼は一体何者なのか? (以下ネタバレ) 全編を通じて疾走感が漲る。文庫版40ページあたりで憲一が失踪。妻の禎子は夫の蔵書に挟まっていた北陸で撮ったと思われる2枚の写真をたまたま発見し、それを携えて上野駅を発つ。真ん中より少し手前の200ページ目で憲一の兄が他殺肢体で見つかる。畳みかけるようにして、禎子に好意を寄せていた憲一の子運の本多が何者かに殺される。残り四分の一を残したところで田沼久子が自殺。そして最後に室田夫人が…。 若き専業主婦の禎子が、夫が突然いなくなるという事件に巻き込まれても取り乱すことなく、何があったのかを突き止めるために見知らぬ地に何度も赴き、夫の過去を知る人物を訪ねる。夫捜索のカギを握ると思われる人たちが次々と不可解な死を遂げるという状況のなかでも怖気づくことなく、むしろ人が一人死ぬごとに真実に近づいているような実感を得ていく。意思の力の強い理知的な女性として描かれていることに好感を持った。夫を二人の女が死に追いやった。結果としてはそういうことになるが、禎子はこの二人の女性を恨むほどには自分の夫を知らなかった。だからなのか、もっと深いところでなのか、一人の男性を巡る三人の女は、どこかで連帯しているように思えるのである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どうなるのだろうか、と途中までは予測もつかず惹き付けられドキドキしながら読みました。 突然見合い結婚した新婚夫婦の描写からはじまりますが、ロボット同士のような機械的な結婚。結婚前に2人きりで会うこともなくどんな人かわからない上での結婚。 新婦で主人公の禎子さんは何だか結婚の喜びもなさそうで、祝ってもらったであろう友人との描写もなく、冷静、理知的で観察眼がとても鋭い。 夫の憲一はいい人そうだけど10才上で、禎子さんの母にこれまで未婚だったのはなぜかと疑問を持たれ謎のベールに包まれている。 戦後13年ぐらいの日本の情景はリアルに描かれたものなら戦後史として参考になりそう。当時は役所も病院もどこの誰かわからない人に簡単に何でも教えてくれたのかとか、地方色豊かな時代国内旅行が今より楽しそう。旅館て今よりもっと融通のきく存在だったんだなとか。 何かが見え始めた時から、禎子さんは頭をフル回転させ激しく怒涛のように推理をはじめ、長々とモノローグが続き驚かされました。そして警察に任せず自分で動いていくのもちょっと不自然。 嫂と岩田夫人のキャラクターが少し被るのと、美人じゃないが魅力的な岩田夫人が途中から普通にキレイな人扱いで、久子さんについて「可愛い顔だがやはり30歳の顔だ」て余計な一分があったり、40過ぎて売れた決して男前でもない松本清張さんがいうと特に変な感じ。 事件を追っていた夫の後輩さんは普通もっと警戒するはずだし、禎子さんも1ヶ月分しか知らない夫のことでそこまで執拗に追いかけるなのかと思うし、殺人の動機としても「戦争の傷跡」は分かるけれどそこまでするかなという気持ち。 夫は結局いい人ではなかった。男女とも20代で見合い結婚する時代に、30才前の女性に対して罪深く自分勝手な男だった訳ですね。 偽名である必要性もさほどなく交際期間からして36歳まで独身だった理由の解明にもなってないのでちょっとモヤモヤ。 最終的に「点と線」の結末に似てますよね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
写真で展示されていたのよりさらに古いバージョンの本でした。少々日焼けがひどかった。安かったですし読むには問題ありませんですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「古典」ともいえる作品は、説明的でその書かれた時代の雰囲気や男女の捉え方、人間の描き方などが現代と合致しないことを大前提で読み進める必要がある。『平家物語』のようなものになると、最初から読者に「心構え」があって800年以上前の人物の家族愛や男女間の思いに涙が流れる。「その時代を知る」感覚を楽しむ余裕が欲しい。終戦を体験された方々が価値観の逆転を味わい、没落した旧華族や名士のゴシップを数多く目にした時代だった。わたしたちが現代の感覚で考えれば、物語は成立しない。 この『あとがき』は、わたしの読後感をぶち壊すので好きではない。評論家の最もつまらない面が出た文章だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
広末涼子主演の映画は、テレビでよくある断崖絶壁サスペンス調で今一つの印象。原作は、主人公 貞子の内面を中心に淡々と物語が表現され、それがかえって結末の物悲しさを印象付けます。ただし、映像で人の内面の変化を表現することは、元々難しいかもしれません。小説ならではの感動を味わうことができました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品の後半になって、私は憲一は生きていて、その後の死亡事故に関わっているのではないかと推理を立てた。残念ながら見当違いだったが、推理をしながら読むという喜びを味わうことができた。作品の中で謎を解き明かしていくのが刑事だったら、プロの仕事に任せて自ら推理することはなかったと思う。しかしごく普通の主婦である禎子が謎を解いてゆくものだから、ついライバル心が起こってしまったのだ。このあたりが、読者の心を揺さぶる清張さんのうまさだと思う。ただ禎子さんの推理が、素人にしては出来すぎているという違和感はあるが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
刑事コロンボが好きで,むかしNHKで放送していたもの(BS)をすべてブルーレイに保存していた.最近またNHKで放送しだしたので,BLに保存すると同時に,気に入ったものをDVDで購入している. そんな時,むかし気に入って買ってあった「DVDのゼロの焦点」を再度拝見.何と刑事コロンボの作りとそっくりではないか!刑事コロンボよりも迫力がある.久我美子が事件後1年掛けて犯人を解明してヤセに断崖に犯人を呼び寄せて再現させて追及していくドラマ.野村芳太郎,橋本忍,懐かしいな~.パンパンという娼婦言葉が出てきて,立川という娼婦の町が出てきて,懐かしいな~.まさにその時代に立川に生活し,パンパン・娼婦は身近に感じておりました.ですから身につまされる小説でした.映画が配給されたのが1961年,その年某テレビ局に入社したのも,なにか縁なんでしょうね. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ありがとうございました、機会がありましたら又、よろしくお願い致します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーが曖昧で、子ども騙しのようなところが多い。 映画の方が真実みがあり、迫力があった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昭和三十年代前半といえば、終戦からわずか十年ほどしか経っていない。戦後生まれでも昭和の人間であれば、背中の後ろあたりにその空気を感じるが、この令和の時代には、もはや教科書に出てくる単なる歴史上の一時代にすぎないのかもしれない。物語の内容自体は途中で先が読めてしまうので、緊迫感はあまり無い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
清張作品の中で最上級の部類です。米兵相手の売春にまつわる動機は、戦争の記憶がまだ生々しかった出版当時には強力な説得力があったと想像します。現代を舞台にしたら、こんな大仰な歴史的背景は描けません。能登の情景描写は読んでいる方が寒くなるほどです。ただ、清張先生、次から次へと殺しすぎです。殺人の情念密度が下がってしまいます。定番の青酸カリという手口に気付いたばかりの登場人物が疑惑の目を向けていた女からもらったウイスキーを飲みますかね。とんだけ酒好きなの。全体の構想は見事なだけに、やや残念ではあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
松本清張を今年はたくさん読もうとおもっています。やっぱり面白いです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!