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エンプティー・チェア
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エンプティー・チェアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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訳は読みやすくて、他の翻訳本のような頭にすんなりと入らないことはない。展開や場面変化もよく構成されていてスムーズに読めた。ただ、実際にあのような捜査があるはずがないと思う。鑑識だけでわかったり、電話での指示、少ない捜索人員、あの状況での狙撃、ワナなどなど。下巻での結末を期待してます。 | ||||
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彼の作品の中では凡庸に思う。 アメリアもさほど格好いい姿を披露してくれない。 内容が楽しくない。 | ||||
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私は前に他の店からいくつか買ってきましたが、いつも私には失望した点がいくつかありました。 今回は非常に満足しています。 それは良いコストパフォーマンスを持っています。 完全にそのようなことを必要とする誰にもお勧めします。 近所の人もそれを愛した。 私は使用するのを待つことができない。 私はその性能に全く満足している | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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リンカーン・ライム・シリーズは勘や思い込みを排して、証拠の分析から犯人に迫るというのが醍醐味。ところが、この作品は、サックスの行動があまりに直感的で唐突。挙句の果てに殺人まで犯してしまう。ライムはサックスが可愛くてしかたないのか、ルール無視のサックスに不自然なほど物分りが良い。昆虫少年は、ジャックバウアーの敵のように、異常なほど頭がよく、相手の行動を神のように正確に予測する。編集者に「もっと、どんでん返しを増やして!」と言われたのか、映画化を意識したのか不明だが、失敗作。でも、最近のハリウッド映画的な作品なので、そういうのが好きな人には、つまらなくはないので読んで損はない。 | ||||
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J.ディーヴァーはマンネリを嫌う作家の由で、ライム・シリーズ第三弾にして、舞台をニューヨークから自然豊かなノースカロライナ州へと移した。"昆虫少年"が重要な役割を演じているという風である。完全アウェイの闘いを受け、アウェイならではの物語展開と、ライムとアメリアの心理模様を中心に描かれている。しかし、物語の出来としてはシリーズでも下位の部類ではないか。 ライムの科学捜査に全体的に冴えがない点と敵側に智謀が欠けている点が物語の緊張感を著しく弱めている。また、後半畳み掛けられるドンデン返しモドキも書き方次第でどうとでもなるもので、予め良く計算して書かれたという印象をまるで受けない。これだけ雑な背景・人物設定では読む者は驚きを覚えないであろう。ライムと敵のスリリングな知恵比べというシリーズ本来の面白みを覚えなかった。むしろ、ライムとアメリアの互いの情愛を深めるために1つのエピソードを作ってみましたという印象が強い。 マンネリを避けるために環境を変えたが、シリーズ特有の面白みを欠いてしまった作品という印象を受けた。 | ||||
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ライムシリーズの中では私は下の方になるかなぁ。 最後の最後はびっくりな展開だったけど、あとはちょっと残念だなって思ってしまいました。 | ||||
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2000年発表、2001年邦訳の本作品は、四肢麻痺の元科学捜査官、リンカーン・ライムの活躍を描く、シリーズ第3作。 「ジェット・コースターサスペンス」と「どんでん返し」が売りの本シリーズ。 今回は、リンカーン・ライムが住居のニューヨークを離れ、ノースカロライナ州の病院を訪問するところから、幕を開ける。 目的は、神経麻痺を改善させるための手術を受けることであったが、同州パケノーク郡で発生した誘拐事件の捜査依頼を受ける。 看護婦のリディア・ジョハンソンを誘拐した犯人が、彼女を連れて、逃走中だというのだ…。 【ジェット・コースターサスペンス】 身動きできないリンカーン・ライムが、現場に向かったアメリア・サックス捜査官と連絡を取りながら証拠を収集し、それを分析しながら、犯人を追いつめていく、という図式は今回も健在。 捜査側のライムと、犯人側の描写が交互に行われ、緊迫感を高めていくところも、第1作以来のもので、「一気読み」をさせてしまう手法は高評価できます。 【どんでん返し】 これに対し、後半部分の売りである「どんでん返し」への評価は低め。 と、いうのも前作「コフィン・ダンサー」同様、アンフェアなものだから。 「意外性」は認めますが、「心地よく騙された」という感じがないのはこのためと思われます。 捜査途中で収集した証拠物件の中に、真相解明のヒントが隠されており、一応伏線は張られているのですが、「一番肝心な事柄が事前に示されていない」。 その事柄は、「解決編で、探偵がいつの間にか調べ上げていたとして、初めて明かされる」というものなのです。 本シリーズは「サスペンス」と標榜されており、「本格ミステリ」とは呼称されていないことは確かです。 でも、「真相解明のための手がかりをすべて事前に明かすということ」は、著者の出身国アメリカが産んだミステリ界の巨匠、エラリー・クイーンが一番苦心して執筆した点だったはずです。 | ||||
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リンカーン・ライムとアメリア・サックスを主人公とするシリーズの第三作。 これまでの「ボーン・コレクター」や「コフィン・ダンサー」との違いは、 圧倒的な存在感を持った殺人鬼や暗殺者が登場しないこと。これらの敵役を 期待する読者には「アレッ?」との肩すかしを食らう感じ。 このシリーズの面白さは、ライムとサックスの二重性にあります。体が不自由な ライムが科学捜査を駆使して犯人を特定して行くプロセスと、時には対立・反目 しながらも協力して実働部隊としてのサックスの活躍が見物のはず。 つまり、犯罪を通じての二人の関係性が強力な敵(犯人)の存在により生きてきます。 今回の「エンプティー・チェア」は、上記の趣向とは異なります。 | ||||
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ライムのホームグラウンドであるニューヨークを離れ、舞台は蒸し暑い南部の湿地帯である。ハイテク科学捜査の趣向は乏しく、もっぱらアウトドアの追跡劇が主体だ。昆虫少年の人物像は興味深いし、二転三転する展開も息をつかせないが、構成や登場人物の緻密さは前2作に及ばない。ライムとアメリアが立場を異にする後半部分がひとつの大きな見せ場だが、こじんまりと職人技で纏め上げた感じがしなくもない。シリーズ物のマンネリに堕していないことは評価したい。 | ||||
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「エンプティー・チェア」題名を見ただけでディーヴァー、もしくはリンカーン・ライムファンは本書を手にしてしまうに違いない。僕もニヤリとさせられたこの題名は、2重3重の伏線となって物語とシンクロしていく。さすが!不満がないわけではない。シリーズ物の面白さはいつもの人物がいつもの活躍をするところにあると思うのだが、反面、彼らの書き込みが不足していたり、「お約束」が作者のひとりよがりになってしまったりする嫌いがある。本書もご都合主義が随所に顔を出す。1作目でホームグラウンドのNYですら、土の分析に四苦八苦していたライムの、あまりのスーパーマンぶり、まるでライムがノースカロライナのその町に来ることを予知していたかのような、もうひとりの主人公ー昆虫少年の偽装工作、こと仕事にはあれだけクールだったサックスのエキセントリックな振る舞い、時折そういう不協和音が顔を出す。でもそれは素晴らしい演奏をするピアニストの、ほんのちょっとのミスタッチのようなもので、そういうときは「おっ、今ミスったな」と逆に嬉しかったりするーこれもまた、シリーズ物を読む醍醐味ともいえる。そして最後は、どんでん返しーこの「お約束」は大歓迎。気になるのは、煮詰まってきたライムとサックスの関係と、いわゆる「アームチェア・ディテクティヴ」のライムを戸外に引っ張り出してしまった今後のこと。ハンディキャッパーという新しいタイプの主人公を、作者がどう進化させていくか(あるいはさせないか)ー次回作にとても興味がある。 | ||||
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