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ケイトが恐れるすべて
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ケイトが恐れるすべての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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この作者の作品は初めて読みました。書店で創元社の『読まずに死ねるかフェア』(だったかな…)というのがあって、そこに並んでいた文庫の中から一番気になったので購入。ただのミステリーだと思い購入しましたが、実際はヤバいサイコパスの出てくる作品で、気持ちの悪い描写に途中で気分が悪くなりました。 女性が浮気したら殺す、みたいな発想がミソジニーなのかな?この作家さんは??と思ったり。男性自体がそういう考え方の生き物なのかもしれないですけれど。多分この作者の本はもう読まないと思います。 色々な登場人物の視点からの描写はとても上手なので、そういう意味では読者を満足させる本だと思います。 | ||||
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2/3の長さでもよいと思います。自分の加齢による読み続ける根気の減退という事実はありますが、 イライラしながら読了したのは私だけでしょうか。 | ||||
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誰が犯人か分からない人がいたら、顔が見たいくらい。女主人公はイギリス人、イギリスの小説もいくつか出てくるし、英国ミステリー的な楽しみがあるかと思ったら… ミートボールサブってなに?食べるんだから、ミートボールの入ったサブマリンサンドウィッチッチだとは、分かるけど、サブマリンサンドウィッチが分からない人もいるでしょう。最近は、翻訳小説にそういう親切さが欠如してる。ネットで調べれば、分かりますよそりゃ。そういうもんなんですかね?最近の小説の読み方は? この本買うお金で、桜餅でも買えばよかったと思うわ! | ||||
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昨年の「そしてミランダを殺す」は荒削りながらもシャープな展開とアイディアで世評が高かった。期待して「ケイトが恐れるすべて "Her Every Fear"」(ピーター・スワンソン 創元推理文庫)を読了しました。 ロンドン在住のケイトが又従兄のコービンと住居を交換し、ボストンで暮らしはじめます。到着翌日にアパートの隣室に住む女性オードリーが殺害され、ケイトとコービン、殺されたオードリーに関係する登場人物たちの「秘密」が少しずつ語られていきます。誰が、なぜ、どうやって。 美点は、住居の交換によって場所と時系列をダイナミックに展開しようとするアイディアと前作よりも端正な筆致は最後まで読み通させるだけの力がありました。特にボストン、ビーコンヒルの佇まい、ケイトが住むことになる宮殿(パラッツォ)のようなアパートメントがそのサスペンスの一役を担っています。作者は、多くの本、映画を引用しながら楽屋落ちの「楽しさ」を満喫させてくれます。 但し、スリラーとしてのその着想以外は、目新しさはなく、カットバックももたつき、それなりの登場人物たちがそれなりの役割を全うして、物語は最後まで「何も起きない」まま終焉を迎えます。平板な展開でも、ミステリーにおいては「ツイスト一発」で死に体から蘇生する例を多く読んできましたが、それもなかったと言っておきます。 このシノプシスを蘇生させられるとすれば、デヴィッド・フィンチャーか、ヒッチコックか、デ・パルマのテクニカルな映像魔術が必要なのかもしれませんね。 私が読み逃していない限り、平凡なサイコ・サスペンスだと思います。 | ||||
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