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(短編集)
京都東山 美術館と夜のアート
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京都東山 美術館と夜のアートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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『黒後家蜘蛛の会』や『9マイルは遠すぎる』みたいな短編ミステリーが好きな私には、大変面白く読むことができました。☆4つ、なのですが、京都が舞台なのに京都弁がほとんど使われていないところも好感が持てて、もうひとつおまけ。 | ||||
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満足しています | ||||
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宣伝詐欺? 表紙や題名のイメージとは違い、大して京都推しではなく(美術館と周辺限定だし)、美術館警備のお仕事が主題でもなく、美術ミステリとしても突っ込んだ内容ではなし、だったら何かといえば展覧会が舞台の贋作ネタ短編集といったところ。主な題材は刀剣と浮世絵ですが、美術品贋作テーマの推理物としては可もなく不可もなく。 本編そのものにまして、重要なのは世界三大肖像画家に入るといってクルトが写楽を絶賛したことになっているのは昭和四十年代に日本で作った俗説!を採用したこと。写楽テーマの謎解き本は掃いて捨てるほど出版されているのにこれが捏造だときちんと言及したものは少ないんだ。元号もそろそろ変わるんだし、過去の俗説はいい加減に消え失せてもらいたいものであります。 なお東洲斎写楽の別人説は完全否定の立場なので、この方面を御期待の方にはオススメできません。元号もそろそろ変わるんだし、過去の俗説は(以下同文)。 本編とは別に引っかかったのは読者の側からの難易度の判断。関心がないという声は分かるとして、難しくてさっぱり分からないという声をちらほら見るんですが、いかがなものでしょう? 美術関係の解説は一般書やWikipediaに載っているような当たり障りのない説明程度でしたよ。学術的な議論や技術方向の蘊蓄があるわけでもなく、ガチな美術物を期待する向きには通りいっぺんで面白味がないのでは。もしかして関心のない話題はすべからく難解な専門知識だと判断してしまう方が多いということかしらん。 | ||||
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