ししりばの家

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評判

ししりばの家の評価:

4.04/5点 レビュー 81件。 C ランク

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平均点4.04pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全129件 1〜20 1/7ページ
No.129
(4pt)

不気味で気持ち悪い「幽霊屋敷」ものでしたね。しつこい〝砂〟の音が、頭からなかなか離れてくれません。

比嘉(ひが)姉妹の長女・琴子(ことこ)の小学生時代のエピソードが描かれています。彼女がいかにして強力な霊能者になったのか、そうなる前の彼女の様子とあわせて、そこが印象深かったです。

小学生の時に起きた出来事のせいで、脳内が砂に侵(おか)される感覚に悩まされるようになった男の決断、変わろうと自分から動く姿にも、とても共感を覚えました。途中からは、「負けるな!」と声援を送りながら頁をめくってました。

にしても、さあああああ、ざざざざざという砂の音が頭にもとわりついて離れなくなるような作品でした。
〝ししりば〟の造形もインパクトありましたね。

ますます、著者の〈比嘉姉妹〉シリーズにハマっていってる今日この頃です。ヤバいよなあ。いや、こわ面白いからいいんだけど。
ししりばの家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ししりばの家 (角川ホラー文庫)より
4041085438
No.128
(4pt)

不気味で気持ち悪い「幽霊屋敷」ものでしたね。しつこい〝砂〟の音が、頭からなかなか離れてくれません。

比嘉(ひが)姉妹の長女・琴子(ことこ)の小学生時代のエピソードが描かれています。彼女がいかにして強力な霊能者になったのか、そうなる前の彼女の様子とあわせて、そこが印象深かったです。

小学生の時に起きた出来事のせいで、脳内が砂に侵(おか)される感覚に悩まされるようになった男の決断、変わろうと自分から動く姿にも、とても共感を覚えました。途中からは、「負けるな!」と声援を送りながら頁をめくってました。

にしても、さあああああ、ざざざざざという砂の音が頭にもとわりついて離れなくなるような作品でした。
〝ししりば〟の造形もインパクトありましたね。

ますます、著者の〈比嘉姉妹〉シリーズにハマっていってる今日この頃です。ヤバいよなあ。いや、こわ面白いからいいんだけど。
ししりばの家 Amazon書評・レビュー: ししりばの家より
4041054826
No.127
(2pt)

ホントに怖いホラー小説はなかなか難しい

ししりばの家、読ませてもらいましたが、作者の澤村さんの苦労がわかります。
ホントの恐怖を小説にするのは苦労の連続だと思います。
まだ、その点映像なら表現の仕方がいろいろありますが小説ではそれを文章にする事でどうしても恐怖感を出し辛くなるように思いました。文章表現の限界なのかも知れません。
したがって小説ではホラーは怖くないとなってしまいがちと思います。
残念ですが、ししりばの家も怖くはありませんでした。
残穢なども映画は不気味な怖ささは表現してましたが、小説ではあまり怖くなかったですから。
作者の技量ではなく、恐怖を文章にする事自体が至難の技なのかも知れません。
ししりばの家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ししりばの家 (角川ホラー文庫)より
4041085438
No.126
(2pt)

ホントに怖いホラー小説はなかなか難しい

ししりばの家、読ませてもらいましたが、作者の澤村さんの苦労がわかります。
ホントの恐怖を小説にするのは苦労の連続だと思います。
まだ、その点映像なら表現の仕方がいろいろありますが小説ではそれを文章にする事でどうしても恐怖感を出し辛くなるように思いました。文章表現の限界なのかも知れません。
したがって小説ではホラーは怖くないとなってしまいがちと思います。
残念ですが、ししりばの家も怖くはありませんでした。
残穢なども映画は不気味な怖ささは表現してましたが、小説ではあまり怖くなかったですから。
作者の技量ではなく、恐怖を文章にする事自体が至難の技なのかも知れません。
ししりばの家 Amazon書評・レビュー: ししりばの家より
4041054826
No.125
(3pt)

文章イマイチ

怖い話であるが、文章力(表現力?)がイマイチで、何を言いたいのか、どんな状況なのか、考え込んでしまう箇所が多々ある。そのたびに意識がそっちに取られるので、せっかくの恐怖感が興ざめするのが残念。前作「ぼぎわん」はそんな事なかったが。やる気あるんか?と思ってしまう作品。
ししりばの家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ししりばの家 (角川ホラー文庫)より
4041085438
No.124
(3pt)

文章イマイチ

怖い話であるが、文章力(表現力?)がイマイチで、何を言いたいのか、どんな状況なのか、考え込んでしまう箇所が多々ある。そのたびに意識がそっちに取られるので、せっかくの恐怖感が興ざめするのが残念。前作「ぼぎわん」はそんな事なかったが。やる気あるんか?と思ってしまう作品。
ししりばの家 Amazon書評・レビュー: ししりばの家より
4041054826
No.123
(4pt)

犬飼いたくなるw

一回目の読後感は、スケール小さい?という感じだった。
一軒の家の話でしかないじゃん、だし。

でもハイライトシーンをちまちまと読み返していたら
犬~~~、となった。
犬が「チッチッ」とアスファルトに爪をならしながらかけつけてくれるところはガッツポーズなしでは読めない(首輪はどうやって外したの?笑)。「チッチッ」って個人的にすごくいい。作者さんは犬を飼っていらっしゃるのかな。
犬というか生き物が人を護ってくれるというのはチベットの本(小説ではない)でも読んだことのあるシーン。
「ー私たちは不意に、奥まで入りすぎたのかもしれない、と思う。急いで斜面を下りることにした。途中、私は胸の中になにかはいってきたような感じがしたが、気にしないようにした。下手に意識して思わず話してしまったりすると仲間が(そして自分も)動揺すると思ったからだ。しかし、同行の一人が「胸が痛い」と言い出す。私は「きたか」と思い不安にかられたが、あわてている暇はなかった。みなを鼓舞しながら、急いて山を下りていく。
そのときである。下のほうに巨大なヤクが一頭、こちらをじっと眺めているのがみえた。ちょうど山の尾根にぽつんと立っている。あたりに群れはいない。どういうわけかまるでこちらの事態を察しているかのように、我々が尾根に無事辿りつくまでずっと見守ってくれていた。そしてそのまま、麓にある僧院まで寄り添うように一緒になって歩いてくれたのだー」
(村上大輔2016『チベットー聖地の路地裏八年のラサ滞在記ー』156-157)

最近近所の神社が狛犬を新調しているらしくて、狛犬ってどんな意味あるんかな?とかいろいろ思わされた。

家(”イエ”っぽい感じもする笑)を護る存在ってのも、住んでいる人の現実より型を重んじるという、昔の日本なんかにもある思想(今も?)。”思想”のために住んでいる人の今感じることは無視するという意味では、
あ、結構着想として面白いのかな、とかいろいろ思わされた。
とにかく犬。誰のうちのでもいいから犬の顔がみたくなる。
犬飼っている人はいいなぁと思った。
ししりばの家 Amazon書評・レビュー: ししりばの家より
4041054826
No.122
(4pt)

犬飼いたくなるw

一回目の読後感は、スケール小さい?という感じだった。
一軒の家の話でしかないじゃん、だし。

でもハイライトシーンをちまちまと読み返していたら
犬~~~、となった。
犬が「チッチッ」とアスファルトに爪をならしながらかけつけてくれるところはガッツポーズなしでは読めない(首輪はどうやって外したの?笑)。「チッチッ」って個人的にすごくいい。作者さんは犬を飼っていらっしゃるのかな。
犬というか生き物が人を護ってくれるというのはチベットの本(小説ではない)でも読んだことのあるシーン。
「ー私たちは不意に、奥まで入りすぎたのかもしれない、と思う。急いで斜面を下りることにした。途中、私は胸の中になにかはいってきたような感じがしたが、気にしないようにした。下手に意識して思わず話してしまったりすると仲間が(そして自分も)動揺すると思ったからだ。しかし、同行の一人が「胸が痛い」と言い出す。私は「きたか」と思い不安にかられたが、あわてている暇はなかった。みなを鼓舞しながら、急いて山を下りていく。
そのときである。下のほうに巨大なヤクが一頭、こちらをじっと眺めているのがみえた。ちょうど山の尾根にぽつんと立っている。あたりに群れはいない。どういうわけかまるでこちらの事態を察しているかのように、我々が尾根に無事辿りつくまでずっと見守ってくれていた。そしてそのまま、麓にある僧院まで寄り添うように一緒になって歩いてくれたのだー」
(村上大輔2016『チベットー聖地の路地裏八年のラサ滞在記ー』156-157)

最近近所の神社が狛犬を新調しているらしくて、狛犬ってどんな意味あるんかな?とかいろいろ思わされた。

家(”イエ”っぽい感じもする笑)を護る存在ってのも、住んでいる人の現実より型を重んじるという、昔の日本なんかにもある思想(今も?)。”思想”のために住んでいる人の今感じることは無視するという意味では、
あ、結構着想として面白いのかな、とかいろいろ思わされた。
とにかく犬。誰のうちのでもいいから犬の顔がみたくなる。
犬飼っている人はいいなぁと思った。
ししりばの家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ししりばの家 (角川ホラー文庫)より
4041085438
No.121
(5pt)

面白い

ザ・フール vs イギー 

あれ、…脳が??
ししりばの家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ししりばの家 (角川ホラー文庫)より
4041085438
No.120
(5pt)

面白い

ザ・フール vs イギー 

あれ、…脳が??
ししりばの家 Amazon書評・レビュー: ししりばの家より
4041054826
No.119
(4pt)

最後は良かった

序盤はよくあるホラーみたいに子供たちが幽霊屋敷に行っておかしくなるという話で少し退屈に感じた。中盤では果歩が色々な理由をつけてししりばの家にいくけど旦那から再三警告されてたのに行くし、衝撃的な事実聞かされても信じようともしないしコイツバカなの?って感じでした。でもそれもししりばの力かなんかかも?
でも終盤はししりばの力が圧倒的すぎて面白かった。前二作のぼぎわんやずうのめに呪われた人がこの家の住人になったらししりばと呪いどちらが強いのだろうと考えてワクワクした。あとししりばの箱はいつどう作られたのかそして果歩の普通は普通でなくなってること橋口亜沙美の最後までよくわからない事実、色々と残った後味の悪さが逆に良かったし人によってはこれは普通?と思う人もいるかもと考えるとなんか怖い気分になった。
ただ今作はししりばが人を操って他の人を攻撃するからかアクション要素が多くて自分の読解力が少ないからかもしれないけど読みづらい部分もあった。あとししりばが守ろうとするラインも微妙な気がした。爆弾は防いだけど住人が包丁で刺されたり階段から落ちて死ぬのは守らないのかな?ししりばが守ってるのはそれとも家自体?平岩がリフォームしたみたいな話もしてたけどリフォームする時に一度家を解体したりする時はししりばは大人しくしてたのかな?って感じでしたが色々含めて面白かった。
前作のずうのめが傑作すぎて今作のハードルが上がりすぎてたのかも。読んでない人はぜひ!
ししりばの家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ししりばの家 (角川ホラー文庫)より
4041085438
No.118
(4pt)

最後は良かった

序盤はよくあるホラーみたいに子供たちが幽霊屋敷に行っておかしくなるという話で少し退屈に感じた。中盤では果歩が色々な理由をつけてししりばの家にいくけど旦那から再三警告されてたのに行くし、衝撃的な事実聞かされても信じようともしないしコイツバカなの?って感じでした。でもそれもししりばの力かなんかかも?
でも終盤はししりばの力が圧倒的すぎて面白かった。前二作のぼぎわんやずうのめに呪われた人がこの家の住人になったらししりばと呪いどちらが強いのだろうと考えてワクワクした。あとししりばの箱はいつどう作られたのかそして果歩の普通は普通でなくなってること橋口亜沙美の最後までよくわからない事実、色々と残った後味の悪さが逆に良かったし人によってはこれは普通?と思う人もいるかもと考えるとなんか怖い気分になった。
ただ今作はししりばが人を操って他の人を攻撃するからかアクション要素が多くて自分の読解力が少ないからかもしれないけど読みづらい部分もあった。あとししりばが守ろうとするラインも微妙な気がした。爆弾は防いだけど住人が包丁で刺されたり階段から落ちて死ぬのは守らないのかな?ししりばが守ってるのはそれとも家自体?平岩がリフォームしたみたいな話もしてたけどリフォームする時に一度家を解体したりする時はししりばは大人しくしてたのかな?って感じでしたが色々含めて面白かった。
前作のずうのめが傑作すぎて今作のハードルが上がりすぎてたのかも。読んでない人はぜひ!
ししりばの家 Amazon書評・レビュー: ししりばの家より
4041054826
No.117
(5pt)

読みやすいです。

時間のある時に少しずつ読みました。設定が意外で面白かったです。
ししりばの家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ししりばの家 (角川ホラー文庫)より
4041085438
No.116
(5pt)

読みやすいです。

時間のある時に少しずつ読みました。設定が意外で面白かったです。
ししりばの家 Amazon書評・レビュー: ししりばの家より
4041054826
No.115
(5pt)

澤村氏がホラーの新しい地平を開拓しているのを実感

この作品のポイントは、その家の住人がおかしいのか、あるいは、自分がおかしいのか、判断がつかない、わからない・・・そういう不気味さを上手く描写している点です。
読み進めていくうちに、どんどんおかしな状況になっていきます。

読み終わって数日経過しますが、怖さよりも、そういう不気味さを追求した作品なのだと理解して、澤村氏がホラーの新しい地平を開拓しているのを実感しました。
ししりばの家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ししりばの家 (角川ホラー文庫)より
4041085438
No.114
(5pt)

澤村氏がホラーの新しい地平を開拓しているのを実感

この作品のポイントは、その家の住人がおかしいのか、あるいは、自分がおかしいのか、判断がつかない、わからない・・・そういう不気味さを上手く描写している点です。
読み進めていくうちに、どんどんおかしな状況になっていきます。

読み終わって数日経過しますが、怖さよりも、そういう不気味さを追求した作品なのだと理解して、澤村氏がホラーの新しい地平を開拓しているのを実感しました。
ししりばの家 Amazon書評・レビュー: ししりばの家より
4041054826
No.113
(1pt)

Audible版は音声ファイルが壊れています&余計な効果音?が沢山入っていて小説を楽しめません

Audibleの購入を考えている方は止めておいた方が良いです。Audibleで聴きましたが、一部音声ファイルが壊れていて(ノイズが入ったり、飛んだり)聴けない箇所がありました。あと、効果音のつもりか分かりませんが、しつこいほど「砂の音」のチープなノイズが何度も挿入されており、聴いてて不愉快です。何故、このような無用で意味不明な音声編集を加えたのか、理解に苦しみます…。このノイズが小説を台無しにしており、ストーリーや小説作品自体はとても良いだけに残念です。他の澤村作品(ずうのめ人形)のAudibleも同様に音声ファイルが壊れていました。Audibleの管理者&編集者は、リリース前に内容チェックとかしていないのでしょうかね。
ししりばの家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ししりばの家 (角川ホラー文庫)より
4041085438
No.112
(1pt)

Audible版は音声ファイルが壊れています&余計な効果音?が沢山入っていて小説を楽しめません

Audibleの購入を考えている方は止めておいた方が良いです。Audibleで聴きましたが、一部音声ファイルが壊れていて(ノイズが入ったり、飛んだり)聴けない箇所がありました。あと、効果音のつもりか分かりませんが、しつこいほど「砂の音」のチープなノイズが何度も挿入されており、聴いてて不愉快です。何故、このような無用で意味不明な音声編集を加えたのか、理解に苦しみます…。このノイズが小説を台無しにしており、ストーリーや小説作品自体はとても良いだけに残念です。他の澤村作品(ずうのめ人形)のAudibleも同様に音声ファイルが壊れていました。Audibleの管理者&編集者は、リリース前に内容チェックとかしていないのでしょうかね。
ししりばの家 Amazon書評・レビュー: ししりばの家より
4041054826
No.111
(1pt)

果歩の行動にひたすらイラついてしまった。

※ ネタバレ含みます

結論、果歩の行動にイラつきます。

生き霊や、平岩家の夫婦関係に難があった時、平岩妻から家に誘われて断れずに家に行くっていうまでは全然おかしいと思わないし、本編を楽しく読み進めていました。

しかし、果歩自体も平井家がおかしい(平井家夫妻は砂がある生活を当たり前だと思っている、平岩家から帰るとひどい病気になるなど)と思い、夫に相談。そこで夫は果歩に「もう二度と行くな」と伝える。果歩も了承。

そして後に夫が少し調べると、平井家ストリートビューに奇妙な物(恐ろしいもの)が写っている事が発覚。再度、夫が先よりも強い口調で「もう絶対に平岩家には行くな」果歩も当然のように了承(そもそも、普通の人間なら、こんな怖いことが起きてたら何があってももう平岩家には行けない)。

そこで結婚指輪を、平井家に落としてきたかもということに気付く。焦る果歩だが、夫は上記の事もあり「悲しいけど、平岩家には絶対に行くな、気にするな。」と伝える。無くされて夫こそ悔しいはずなのに果歩の身を案じてそう伝える。

そしてその後、指輪を探しに果歩は平岩家に行きます。

え????
逆張りというかフリというか、こんなことがあっても平岩家には行くってのはもちろん話の都合上仕方ないのですけど、何故こんなバカな行動をする人間のように映したのか、とても読んでいて不快でした。 正直、果歩の行動にムカつきます。
もっともっと、どうしても行かなければいけない、行きたくない理由を上回る理由があれば別ですけど、指輪に関しては夫も気にするなと言っているし、もう二度と行かないと約束もし、怖くて自分も行きたくないと言っていたのに、それでも行く。あまりに非現実的な行動と思考停止してそうな行動です。
その文章を主観で読ませてくるので、全くと言っていいほど感情移入も主観的に見る事もできず、ただだだ客観的にみて、なんだこのバカは、、と思いながら読んでいました。

まあこれは作品内の人間の人間性であって、それにイラついて作品自体の評価を下げるというのは、少し違うと思います。
ですが、それを踏まえた上でも、あそこの果歩のくだりを果歩目線の主観で読ませるならば、もう少し現実味があり、こちら側に「いやいやなんで行くんだよ」と思わせないような、役に入り込めるような文章で進めてほしいです。

恐怖より、イラつきが途中で勝る小説でした。
ちなみに他の澤村先生の作品も購読していますが、好みな文章構成が多かっただけに、今回の果歩の行動の文章構成には残念です。
ししりばの家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ししりばの家 (角川ホラー文庫)より
4041085438
No.110
(1pt)

果歩の行動にひたすらイラついてしまった。

※ ネタバレ含みます

結論、果歩の行動にイラつきます。

生き霊や、平岩家の夫婦関係に難があった時、平岩妻から家に誘われて断れずに家に行くっていうまでは全然おかしいと思わないし、本編を楽しく読み進めていました。

しかし、果歩自体も平井家がおかしい(平井家夫妻は砂がある生活を当たり前だと思っている、平岩家から帰るとひどい病気になるなど)と思い、夫に相談。そこで夫は果歩に「もう二度と行くな」と伝える。果歩も了承。

そして後に夫が少し調べると、平井家ストリートビューに奇妙な物(恐ろしいもの)が写っている事が発覚。再度、夫が先よりも強い口調で「もう絶対に平岩家には行くな」果歩も当然のように了承(そもそも、普通の人間なら、こんな怖いことが起きてたら何があってももう平岩家には行けない)。

そこで結婚指輪を、平井家に落としてきたかもということに気付く。焦る果歩だが、夫は上記の事もあり「悲しいけど、平岩家には絶対に行くな、気にするな。」と伝える。無くされて夫こそ悔しいはずなのに果歩の身を案じてそう伝える。

そしてその後、指輪を探しに果歩は平岩家に行きます。

え????
逆張りというかフリというか、こんなことがあっても平岩家には行くってのはもちろん話の都合上仕方ないのですけど、何故こんなバカな行動をする人間のように映したのか、とても読んでいて不快でした。 正直、果歩の行動にムカつきます。
もっともっと、どうしても行かなければいけない、行きたくない理由を上回る理由があれば別ですけど、指輪に関しては夫も気にするなと言っているし、もう二度と行かないと約束もし、怖くて自分も行きたくないと言っていたのに、それでも行く。あまりに非現実的な行動と思考停止してそうな行動です。
その文章を主観で読ませてくるので、全くと言っていいほど感情移入も主観的に見る事もできず、ただだだ客観的にみて、なんだこのバカは、、と思いながら読んでいました。

まあこれは作品内の人間の人間性であって、それにイラついて作品自体の評価を下げるというのは、少し違うと思います。
ですが、それを踏まえた上でも、あそこの果歩のくだりを果歩目線の主観で読ませるならば、もう少し現実味があり、こちら側に「いやいやなんで行くんだよ」と思わせないような、役に入り込めるような文章で進めてほしいです。

恐怖より、イラつきが途中で勝る小説でした。
ちなみに他の澤村先生の作品も購読していますが、好みな文章構成が多かっただけに、今回の果歩の行動の文章構成には残念です。
ししりばの家 Amazon書評・レビュー: ししりばの家より
4041054826