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ししりばの家
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ししりばの家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全81件 21~40 2/5ページ
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レビューに期待してましたが、過剰でした。 面白くない。筆もうまくないです。 さらっとした本でした。テーマから言って、もっと粘着質に書いてもいいのに。 横溝とか高田大輔とかの陰惨ネチネチ具合には、到底及ばない。さらーっと軽い。 | ||||
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「ぼぎわんが、来る」や「ずうのめ人形」同様、 本作「ししりばの家」でも著者である澤村伊智特有のホラーエンタメが炸裂。 まずは題名からして「ししりば」という、過去作同様のひらがな四文字で不気味さを表現する著者のネーミングセンスに脱帽だ。 もちろん題名のみならず、ストーリーもしっかりと不気味さに満ち満ちている。 本作でも著者の十八番とも言える、本来怖くないはずのものを恐怖の対象へと描く手法は健在。 本作では砂がモチーフとなっており、何ともいえない不快さ不気味さを醸し出すことに成功している。 また、ミステリー作品と呼んでも遜色のない、張り巡らされた伏線や物語の構成も過去作同様見受けられた。 本作では「比嘉姉妹シリーズ」と呼ばれる作品に登場する比嘉琴子に焦点が当てられている。 「比嘉姉妹シリーズ」を読んでいる方にとっては、是非とも知りたい比嘉琴子の本性や過去が垣間見えるのも本作の魅力。 幽霊屋敷や霊に憑りつかれた家を題材としたホラー作品は数多く存在するため、それを題材にすることは他の作品と類似してしまう恐れがあるものの、 本作ではそういった心配は無用だ。 先述したように、著者特有のネーミングや意外なモチーフ、ミステリー的な構成や伏線が独自の幽霊屋敷の物語を作り上げている。 家という本来変えるべき場所、最も安心できる場所であるがゆえに、そこで起こる恐怖は何にもまして不快で嫌悪感を抱く。 また、それぞれの家庭が持つ独自の習慣やルールといった当たり前が、他者から見ると異様なものに映る描写も見事。 次の「比嘉姉妹シリーズ」が非常に楽しみだ。 | ||||
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読んだら絶対に面白いし、自分が好きな作家さんの一人になるだろうと思っていましたが、 何となく手を出さず最近やっと読み始めました。 案の定、登場人物は魅力的、文章は秀悦、ぐっと引き込まれる展開に興奮しました。 今後、登場人物がどんな怪異に巻き込まれていくのか楽しみです。 | ||||
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作者の澤村伊智の小説にはまっている。これはシリーズ物の1つでとても面白い。新作も読みたい。 | ||||
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『比嘉姉妹シリーズ』3作目 血に憑く怪異、物に憑く怪異ときて、本作は家に憑く怪異の話です。 ずうのめ人形が真琴の話だったのに対して、こちらは姉の琴子の話。 国お抱えの最強霊能力者、比嘉琴子の意外な一面が見れます。 比嘉姉妹シリーズ全体の特徴でもありますが、今作も「一体何をされたんだ?」という怪異の能力や性質、対処法を現象から推測していく異能力バトル味の強い作風が魅力です。 なぜ住人は家の中に積る砂に違和感を示さないのか? 家に立ち入った人間が不調をきたす原因は? 怪異の行動原理と目的、能力は? 推測に次ぐ推測、合わない辻褄、絶体絶命な状況下での閃き。 ホラー且つミステリー且つサスペンス且つ異能力バトルな作風で、これ一冊で多くの成分が補給できます。 | ||||
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ホラー小説を読んで久しぶりに面白かったなと思いました。比嘉さんの生い立ちみたいなものにも少し触れられていて今後の展開につながっていくのかなという期待感がありました。 | ||||
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すっかり人気シリーズになりもうすぐ新作短編集が出るとの事で読み直し。ここまでのシリーズの中では個人的には主人公が中々出て来なくてイライラしました。その分ゲスト登場人物が深堀りされるのはいいですが、引きこもりになってしまった今回の準主人公の銀!もとい銀の飼い主君はとても良かったです。が!もう一人の孤独と闘う関西のお姉さんにはイライラの連続でした。なぜ行く!?バカなのか!?の連続。そこは物語の都合上そうなるし、そう成るべくして成っている様に理屈と辻褄合わせはしっかりやってくれているのですがどーにも彼女の思考方法や性格の描写がイライラを誘うし、主人公が登場するまでのテンポの悪さになっているようでモヤモヤしました。ですが半分過ぎればそこまでが嘘のように状況が動くので爽快感があります。 物語の中では家族を守る=呪いとなった守り神様の暴走として恐怖が描かれますが、自分的に怖かったのは生まれた土地を離れ、縁も所縁も分からない土地に移る怖さです。東京もとい首都圏にはその土地で生まれていない育ってもいない人達が何千万人も暮らしている。いわゆる根なし草のような人達がいっぱいいて、更にそれは日本人でも無い人も何百万人もいる事の怖さ。その人達が背おった業みたいなものの怖さが本当に恐ろしい。ヒットされた小野さんの残穢もそういう内容でしたが、この関西からの夫婦の様に生まれ育った土地を離れる事自体が穢れを纏うように感じてしまいます。作者さんも家族をメインに作品を描かれますが、家族の背景には夫や妻だけでなくその人達が生まれ育った背景、文化や宗教、気候や風土などがあってそれを急激に変えてしまうとこういう良くないものに付け入る隙を与えるという啓示の様に思えました。それは幽霊だけでなく悪意のある人間も同じだと思います。皆様も引っ越しは慎重に。 | ||||
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もしも映画化のキャスティングをするなら 比嘉琴子=松たか子(「来る」に続き!もはや琴子はこの人以外では考えらえない) 果歩=上野樹里(関西弁もOK) 勇大=北村一輝(同じく関西弁でいける、芝居も上手!) 平岩敏明(夫)=大泉洋(陽気と狂気の両方できる) 平岩梓(妻)=小雪(幸うすそうな感じが・・) `おばあちゃん`=どんぐり(いやまあ、怖いかなと) 五十嵐哲也(ひきこもりの男)=塚地武雅(演技派だよこの人) こんな感じでいかがかな? | ||||
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時系列的には『ぼぎわんが、来る』よりも前の話となっています。 以前の長編シリーズ2作では、視点人物たちの主観のせいで物事が違って見えるという手法が取られていましたが、 今作では別のあるものを巧みに少しずらすことによって、ミステリ的なおもしろさを生み出していました。 そして文庫解説は、ホラーとミステリの組み合わせや民俗学要素など作者と似ているところがあるなと思っていた三津田信三さん。 タイポグラフィクションに関する指摘などは、階段の方は気づかずに読み返してわかったので、さすが作家は読み巧者でもあるなあと納得。 ただ、娯楽作品として澤村作品を持ち上げているのは良いのですが、その過程で自作の死相学探偵シリーズ(とそのファンキーな拝み屋お祖母ちゃん)の存在を完全に無視していませんか? 同じ角川ホラー文庫でもあるのに…… | ||||
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…あるのでしょうか?続編を待っていますが製作される気配がありません。 | ||||
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このシリーズ好きなので読んでます | ||||
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うーん 長編にするには内容が薄いかな 短編だったら面白く読めたかもしれない あと怪異が実話怪談の新耳袋で読んだ砂っぽい家のまんま | ||||
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『ぼぎわんが、来る』『ずうのめ人形』と読んできましたが、澤村伊智という作家からは、定番のホラーを踏まえたうえで、さらに一歩先に行こうとする姿勢を感じさせます。 本作『ししりばの家』では、その家に入っただけで、家から離れても理不尽に呪われ続け逃れることができない家を舞台とした映像作品『呪怨』を彷彿させます。 澤村伊智は、当初純文学を書こうとしていたころがあると聞いたことがありますが、確かに文章は読みやすく好感がもてます。また本作では読者をはっとさせる構成上のしかけもあり(このしかけには、ちょっと伊坂幸太郎ぽさを感じました)、なかなか楽しめます。 また、警察庁長官でさえ一目おく比嘉琴子の仕事ぶりが、前述の2作同様本作を盛り上げます。 今回は妹の方は登場しませんが、姉である琴子の口から妹との関係が語られる部分もあり、時代設定としては、前述の2作よりも前の時間軸と思われます。 貴志祐介『黒い家』や鈴木光司『らせん』を初めて読んだときの、ホラー小説としての衝撃は感じないものの、意欲的にホラーに取り組み、安定的に読者を惹きつける魅力ある作品を書き続けている作者の今後の作品には注目したい。 | ||||
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途中「あ、そうなるの?」って思ってしまうところがあったが楽しく読ませていただきました | ||||
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ホラーはあまり読んだことがなかったので、物珍しい感じで読みました。こういった物語は好きな人にはたまらなく面白いと思いますが、私にはちょっと合わないようです。でもドキドキ感は嫌いではありませんし面白かったことは確かです。好みの問題だと思いました。 | ||||
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文章が上手 展開も了 他のも読ませていただきます。 | ||||
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他のこのシリーズに比べると少し読み応えがなかったかもー。 | ||||
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ストーリーの流れや作り方も面白かったです。ホラーなりに楽しめましたが、一瞬同じホラー小説の残穢に似た所やまた映画のハムナプトラに似ていたり、また、スレンダーマン?と想像してしまうシーンがありますが、全体的に良かったです。ただ、文面に~だった、~た、などと止める文が多いなと思ったので、星4つにしました。 | ||||
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ぼぎわん、ずうのめを読みししりばで3作目です。 もうホント上から目線で申し訳ないのですが、どんどん上達されているのが分かります。 これ、私的には一番恐かったです。 そして、主婦目線、いやーー本当に男性作家さんなのか?って思うほど。 じわじわとくる得体の知れない恐怖。 終盤でのどんでん返し。 子供が関わってくると、なんだか怖さが倍増。 砂のジャリジャリ感が伝わります。 私は上記3作では一番好きですね。 | ||||
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霊の謎、弱点が解らずとも戦いを挑む琴子さんの活躍に、心おどります。 本でなければ味わえない、怖さもあり、比嘉姉妹シリーズお好きな方は必読です。 | ||||
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