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いくさの底
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いくさの底の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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一種の叙述型ミステリーというか、登場人物の一人の勘違いに引きずられて 最後に真相が明かされて「あっ!」という快感は確かにある。 アイディアは良いと思う。 しかし、プロットの見事さを除くと、物語に臨場感がない。 肉付けがなさ過ぎて、下書きじゃないかと思った。 いわば語り部としての通訳「依田」にしても年齢や人相風袋、履歴が分からない。 軍属のくせに、将校に対してため口なのに、将校の方からは敬語というのも 違和感がある。こんなものなの? ほかの登場人物も「副官」「准尉」「村長」「村長の女房」「オオマサ」「コマサ」 といった具合で、人となりが全く分からず、人物像が全然迫ってこなかった。 そもそも全員日本人にしか思えないかった。 これで戦争の悲劇と言われてもねえ。よくわからない。 200ページ弱の小品だが、もっと肉付けしてほしかった。 | ||||
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