幽霊たち
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主人公の横江継実は特殊な能力を持っていた、幽霊が視え、声を聴くことができるのだ。 ある日まったく知らない事件の事情聴取を受けることになる、容疑者の男から指名を受けてしまったらしいが横江は何の身に覚えがない。 しかし過去の記憶と目の前にいる従妹の幽霊が何かを握ってる気がする・・・、現在と過去、現世と黄泉が交わる超絶ミステリ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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とにかく序盤から登場人物の血縁関係の説明ばかりでウンザリ。何度も巻頭の家系図を見直しながら読んでいたが、しばらく中断すると誰と誰がどういう関係だったかすっかり忘れてしまって読み進められなかった。しかも家系図以外の人物も何人もいるのに、登場人物の紹介ページは無いという不親切さ。これが漫画やテレビドラマならともかく、文章だけの小説ではストーリー以前に、まず多くの登場人物のキャライメージを描いて記憶した上で、人間関係を整理・理解しなければならないので、あまり登場人物を増やされると、もうそれだけで読み進める気力が尽きてしまう。 実際、いつまで経っても事件の推理も始まらず、ダラダラとした人間関係の説明が続くだけなので感情移入も出来ない。こういう血縁関係がややこしいミステリーは、よく後出しジャンケン的に「情報の後付け」があったりもするので、ミステリーとしてアンフェアに感じる事が多く、本当に苦手。結果、百ページほど読んで挫折。 | ||||
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岩楯家を巡る人間関係が良くわからない。成長した里沙の幽霊が継実にとりついているかと思いきや最後にどんでん返しが。幽霊達との真実の交換で何となく納得する。 | ||||
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刊行作品としては作者久々の新作だが、キテレツ作家西澤保彦らしさ全開の力作である。 初期作品に多く見られたSF設定に近い部分もあるが、本作の本領はむしろひねりにひねりまくった、ある一族の血を巡る悲劇であるが、ここまでややこしい人間関係を描いた作品もそうはないだろう。 部分的に納得できない部分も少なからずあるが、新たな西澤の代表作の一つだと思う。 万人にオススメとは言いかねるが、ぜひ読んでおいてほしい作品。 | ||||
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