幽霊たち



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初公開日(参考)2018年09月
分類

長編小説

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幽霊たち

2018年09月20日 幽霊たち

死んだ者たちと交信可能な特殊能力を持つミステリ作家・横江継実のもとを刑事が訪ね「加形野歩佳(33)を知っているか?」と訊く。加形野歩佳は多治見康祐(57)を殺害し、早々に自首。殺された多治見は横江の元同級生で、加形は横江の親戚の息子だった。彼は、自首はしたが動機を語らず、ただ「理由を知りたければ横江継実に訊いてくれ」と語っているという。横江は加形とは面識もなく存在も知らなかったが、加形の父や多治見と過ごした40年前、幾つもの血族の婚姻が相関する岩楯一族と暮らした子ども時代を思い出す。すると記憶とともに饒舌な幽霊たちが入れ替わり立ち現れたのだった。見えなかった復讐と、さらなる復讐。しなくていい殺人の果てしない果て。40年前、資産家・岩楯一族を壊滅した秘密と嘘と誤解が、今、再び血の惨劇を引き起こす!超絶の本格ミステリ!(「BOOK」データベースより)




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幽霊たちの総合評価:5.75/10点レビュー 4件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

死者の声が聞こえる・・

 主人公の横江継実は特殊な能力を持っていた、幽霊が視え、声を聴くことができるのだ。 ある日まったく知らない事件の事情聴取を受けることになる、容疑者の男から指名を受けてしまったらしいが横江は何の身に覚えがない。 しかし過去の記憶と目の前にいる従妹の幽霊が何かを握ってる気がする・・・、現在と過去、現世と黄泉が交わる超絶ミステリ。

 西澤×幽霊でSF的な作品を想起した方も多いかもしれませんが、今作は主人公含めた一般人に事件を解決させる推理合戦よりの作品ですね。 幽霊の要素はあくまで主人公に付属する副次的なものです。 
 本作を読んで多くの方が抱きそうな感想は「分かりづらっ」でしょうね。 名前、家系図、各々の性格、登場人物、時系列、家の配置、あらゆるところで分かり難さが目立ちます。 少なくとも幽霊という奇怪な響きに惹かれて読むのはお薦めできないですね。 ★は5つ。

りーり
9EDFH0HC
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(1pt)

登場人物の血縁関係がややこし過ぎて読む気になれなかった

とにかく序盤から登場人物の血縁関係の説明ばかりでウンザリ。何度も巻頭の家系図を見直しながら読んでいたが、しばらく中断すると誰と誰がどういう関係だったかすっかり忘れてしまって読み進められなかった。しかも家系図以外の人物も何人もいるのに、登場人物の紹介ページは無いという不親切さ。これが漫画やテレビドラマならともかく、文章だけの小説ではストーリー以前に、まず多くの登場人物のキャライメージを描いて記憶した上で、人間関係を整理・理解しなければならないので、あまり登場人物を増やされると、もうそれだけで読み進める気力が尽きてしまう。

実際、いつまで経っても事件の推理も始まらず、ダラダラとした人間関係の説明が続くだけなので感情移入も出来ない。こういう血縁関係がややこしいミステリーは、よく後出しジャンケン的に「情報の後付け」があったりもするので、ミステリーとしてアンフェアに感じる事が多く、本当に苦手。結果、百ページほど読んで挫折。
幽霊たちAmazon書評・レビュー:幽霊たちより
4344033639
No.2:
(3pt)

幽霊なのか実在なのか最後まで良くわからない

岩楯家を巡る人間関係が良くわからない。成長した里沙の幽霊が継実にとりついているかと思いきや最後にどんでん返しが。幽霊達との真実の交換で何となく納得する。
幽霊たちAmazon書評・レビュー:幽霊たちより
4344033639
No.1:
(5pt)

西澤保彦らしいバカミスの逸品

刊行作品としては作者久々の新作だが、キテレツ作家西澤保彦らしさ全開の力作である。
初期作品に多く見られたSF設定に近い部分もあるが、本作の本領はむしろひねりにひねりまくった、ある一族の血を巡る悲劇であるが、ここまでややこしい人間関係を描いた作品もそうはないだろう。
部分的に納得できない部分も少なからずあるが、新たな西澤の代表作の一つだと思う。
万人にオススメとは言いかねるが、ぜひ読んでおいてほしい作品。
幽霊たちAmazon書評・レビュー:幽霊たちより
4344033639



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