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衣裳戸棚の女
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衣裳戸棚の女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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翻訳家の宮脇孝雄先生の授業の課題本として読了。ユーモアミステリなので、読んでいてたのしいですが、古典の部類でしょうか⁈挿絵があってなかなかいい感じです。 | ||||
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戦後最高の密室ミステリと言われる1951年出版の名作。新機軸の鮮やかな解決、印象的な探偵、剽軽なからかい半分の文体、との評のとおり、ユーモアをベースに仕上がっている。推理小説愛好家は、是非読みたい一冊。 | ||||
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皆さん書いていらっしゃるように、これは、トリックではなく、オチです。吉本新喜劇風に、舞台の登場人物が、みんなで、ずっこける感じです。で、真犯人が、「アクロイド殺し」以上にびっくりです。 | ||||
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数多くの人間を強請っていたマクスウェルが、密室 状況のホテルの部屋で、射殺体となって発見される。 死体が発見される直前、マクスウェルに強請られていた二人の男が犯行現場 となったマクスウェルの部屋に出入りしていたため、有力な容疑者と看做される。 しかし、密室の中には、身体の自由を奪われ、 衣裳戸棚に押しこまれたウェイトレスも居て……。 密室内に、被害者以外の人間、すなわち〈衣裳戸棚の 女〉が居るという、ユニークな状況設定が特長の本作。 状況から考えて、〈衣裳戸棚の女〉が、いかにも“臭い”のですが、解決場面 に至ると、そんな予想の遥か斜め上を行く、ぶっ飛んだ真相が開示されます。 また、本作のトリックは、実体的な密室トリックだけで構成されているのではなく、登場人物たち の動線を巧みに交通整理しながら、プロットに起伏をつけていくことで、関係的に構成されたもの。 全編を覆うユーモアや、味のある人物描写との相乗効果で、そのトリックが持つ 破壊力を最大限に引き出しているだけでなく、見方によってはかなりエグい本作 の真相を、口当たりのよいものにしているのが秀逸です。 物語としてのコクとか深みは望むべくもない本作ですが、ミステリ好き なら、間違いなく一読の価値はある、愛すべきバカミスだと思いますw | ||||
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