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ラッシュライフ
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ラッシュライフの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全273件 81~100 5/14ページ
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曖昧な結末が多分文学なんでしょうね。様々な登場人物の中で時間と場所が錯綜するにで理解に少し時間がかかる。 | ||||
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物語のつながりは途中からわかるように書かれています。 読後感はサッパリした清涼感のあるものですが、本筋には無関係なアイテムを理解するには前作を先に読む方が良いでしょう。 | ||||
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伊坂さんはまあどの作品もそれなりにまとまっていて面白いけれど、 デビュー作を超えるものは無いというのが、 現段階の感想である。 | ||||
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僕はすごく好きです、この作品。魅力的な登場人物ばかりで、その人達が各々の考えを述べているのが面白かったです。確かに、予定調和的な所はあるけれど、細かいことを考えず、空気感を楽しむようにすると、楽しめると思う。個性豊かな人々が接点を持つことは面白い。伊坂さんもそれを狙ったんじゃないかな? あと、黒澤さんのキャラがすごく好きです(笑) | ||||
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作品は文句無しに面白いのですが、値段設定が単行本基準である点は、疑問に思います。 | ||||
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なぜドラマ化も映画化もされないのでしょう?伊坂本は何冊か読みましたがダントツで一位です。 | ||||
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本屋で立ち読みしていて、面白そうだったので購入!つまんなかったら売ろうと思ってました。 が、読んでいくにつれてこの作品にのめりこんでしまってました。 まさかの繋がりがあって、繋がりがありすぎて友達に話したいが伝わらないもどかしさ!笑 読み終えてこれは保存本決定と確信(^-^)/ | ||||
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とてもおもしろかったです。買うべき、です。純文学とエンタメ小説の間でしょうか(『冷静と情熱の間』から借りました)。 さいきん、伊坂さんの『あるキング』をゆえあって読みました。それで再度関心をもって読み直しています。 さて、題名の「ラッシュライフ」とはいったいなんなのでしょう。 p.13にさっそくその意味がでています。曰く、「コルトレーンが演奏したジャズで、『Lush Life』。芳醇な人生」とのこと。ちなみにこれは戸田のことばです。 p.46には豊田談として「Rush Life」とあります。これは「多忙な人生」とでもいう意味なのでしょうか。 p.276には「Lush」とあり、「飲んだくれの人生」とあります。これは黒澤が云っています。 つぎに、この小説は志奈子視点、黒澤目線、河原崎目線、京子目線、豊田目線、の5人の視点から語られていています。それらが、「クロスカッティング」(でしたっけ? うろおぼえです)して、ある人生(Life)と別の人生(Life)が出会うのですが、以上のことを考え合わせると、この物語は「芳醇な人生」や「多忙な人生」や「飲んだくれの人生」などいろいろな人生が行き交う物語なのだ、ということでしょうか(あるいは「リレーの物語」と。これはp.421からの着想です)。もちろん、これはこの小説そのままですし、一言(ひとつの文章)にまとめたところでその小説のおもしろさは伝えられません。けれど、書評として一応やっておこうかな、という次第です。 さて、この小説は複雑な構造をしています。『失われたときを求めて』のような円環構造とまではいかないにしろ、それにちかく、過去と現在が入り組んでいます。伊坂さんの作品は、「過去にすこし戻す」ということをよくやりますからおなじみではあるのですが、やはり、小説の作り方、という観点でみると、ほんとにうまいなぁ、といわざるをえません。「うまいなぁ」というと、伊坂さんはおそらく、「ある言葉」から連想して物語を組み立てていらっしゃるようで(その伝でいくと、ディーン・クーンツさんとおなじなのかもしれません)その想像力=創造力はすごいなぁ、とおもいます。この小説で云うと、「ラッシュライフ」というひとつの言葉のことです。 ほかに気づいたことを2、3、以下に箇条書きにします。 ・伊坂さんはやはり相対主義? p.83に「物事は見る角度によって異なる」という旨の記述があります。これはほかの伊坂さんの作品にもでてくるかんがえかたです。 ・伊坂さんの作品は勧善懲悪? 伊坂さんの作品にはどれにも「悪」が出てきますが(そしてすこし目を覆いたくなるのですが)悪は罰せられるという共通点がありそうです。 ・絵画のことを勉強したくなりました。 いま読んでいる『重力ピエロ』もそうですが、ちょっと絵画のことを(たとえば絵画史)を勉強したくなりました。 ・「考える」というのも伊坂さんの作品のキーワード? p.137に出てきます。ほかの作品にもでてきます。 以上です。 | ||||
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複数の主人公の視点で展開されて 最後に一つの話がまとまります。 バラバラ死体がくっついたり消えたりまた現れたりするくだりは ハラハラしながら読みました。 ホラーでなく、タネが用意されている点が良かったです。 | ||||
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一応面白いんだけど、 登場するキャラクターが 実はつながってました的なカタルシスを感じさせるためだけの記号に なっている感じがしてあまり好きななれないかなあ。 | ||||
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伊坂作品ですから、それなりにラストに 向かって興奮しました。 あと20ページでとうとう、眠ることも 忘れて一気に読み終えました。 なるほど。こういう終わり方なのね。 人がたくさん出てきて、ちょっと覚えら れない悲しさ・・・・・。 もう少しシンプルで、人物掘り下げたら 最高だったかなあ。 なんて、生意気を言ってます。 | ||||
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すごく評判が良かったので読んでみました。読み終わっての感想「え、終わり?」でした。確かに伏線は回収されていき、そういうことだったのね。とはなりますが、だから何なの。結局何が言いたかったのだろう。と思ってしまいました。あと初めて伊坂作品を読んでみて思ったのですが、台詞がかっこつけすぎだし回りくどい。ファンの方すみません。あくまで私の感想です。 | ||||
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美味しいワインを1本空けたような感覚になります。 1つの街で沢山の人生が螺旋のように繋がる連続性は、グラスの中で回るワインのように味わい深くなっていく。 終盤へ向けテンポはリズムよく小気味いい。気持ち良く酔える一冊です。 この連続性は、「ラッシュライフ」の中だけに収まらず伊坂作品全体で展開され 他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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ばら撒かれたジグソーパズルの各ピースが、 一枚の絵となって現れてくるスリルを体験する。 一流の板前の包丁さばきを見るようでもある。 5つの物語から構成され、微妙に絡み合いながらも 群像劇のように展開されていく。 伏線の回収の仕方がお見事。再読して初めて気付く 箇所もあるに違いない。 特に、エッシャーのだまし絵のモチーフが、この小説の モチーフの下敷きにもなり、登場人物の心象風景を 投影させるための小道具にもなっている。 実にうまい使い方だ。 『重力ピエロ』ほど、アフォリズムは多くはないが、 それでも、少しはある。 「人生にプロフェッショナルがいるわけがない。まあ、 時には自分が人生のプロであるかのような知った顔 をした奴もいるがね、とにかく実際には全員がアマチュア で、新人だ」(277ページ) 「行き詰まっているとおまえが思い込んでいただけだよ。 人ってのはみんなそうだよ。例えば、砂漠に白線を引いて、 その上を一歩も踏み外さないように怯えて歩いている だけなんだ。」(419ページ) 伊坂作品は、志向の異なる読者それぞれへ全方位的に 対応している。そこに彼の豊潤な才能を見るのだ。 | ||||
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最初はあまり面白い話だと思わなかったけど、 一つ一つの物語が最後に繋がっていくといつの間にかのめり込んでた。 あの話で出てた人ってこの人だったの!?って思う箇所がいくつもあり、 それぞれの話の時間軸が繋がっていくと謎が解けていくような 爽快感もあって楽しかった。 自分の中では、最後もう少し話があってもよかったなっていう 終わり方だったけど良かったです。 | ||||
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他の作品にも在るが、崇拝されるもの、強大な悪と小悪党、同情を誘う弱者が登場する。 物語の序盤、そういった登場人物達が次々と現れ、悪い意味で落ち着きがないように感じる。 その落ち着きの無さは最後まで解消される事は無かった。 そのせいか、井坂幸太郎作品には必ずある小粋な会話が、ただただ洒落臭く感じられて自分の肌には合わないような気がした。 終盤の点と点が結ばれていく展開は見事だが、それを見せる準備の余興が長過ぎるんじゃないだろうか。 キャラクターは魅力的で物語の組み立ても練られているが、読み物としては惹きつけられるものに欠けるのが残念。 | ||||
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ミステリーなのか?純文学なのか? 作者の狙いがわからない。 時間軸をずらして、ほら、面白いでしょってことなのか。 最初の好きな漢字を書けという外国人女性が 繰り返し出てくるシーンですでに気持ちは萎え、 後はひたすらページを繰るのみ。 誰にも感情移入できなかったし、 お約束な展開は気分が白けただけだった。 「アヒルと鴨のコインロッカー」をDVDで観て、 全く受け付けなかったので避けて通っていたが、 やっぱり伊坂氏と私は合わないんだと思う。 | ||||
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無職の中年男と野良犬の話で、チンピラに絡まれた時の『生きることを怖れず、老犬は勇敢に、悠然と構えている』という部分がとても気に入った。 それぞれに違う価値観の持った人物たちの人生が所々で見事に繋がりあっていく様が面白かった。 | ||||
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時間と空間の少しずつのズレを、伏線と共に収束させていく。余韻も善し。 でも、「井坂ちょっとほりこみすぎっ」とツッコミたくなる。後々の作品に出てくるキャラを、拾う為にやむなしと言うところか。 | ||||
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この作品はとても伊坂『らしさ』が感じられた。解説でも少し触れているが、目の付け所というか、多様な意味を持つ「ラッシュ」を軸とした題材選びに非凡なセンスを感じてしまう。読み始めは比較的軽いテンポでそれぞれのストーリイがたんたんと進んで行くのであまり期待が持てなかったが、後半にかけて一枚の絵に収斂していくのは見事。たとえば、もっと重装な謎と謎解きがあるミステリを好む読者には肌にあわず、物足りなさを感じてしまうかもしれない。私もどちらかといえばそのような作品を読んできていたが、読後に、これは(若い読者を中心に)人気があるのも頷ける、と思った。かなり「シュール」である。邪魔をする言い回しもないし、難解な語句も出てこないので、とんでもない速読が可能だし、若い女性などには読みやすさの面でも人気があるのだろう。この作品を読んで、人と人との繋がりを感じ、ケツメイシの出会いのかけらを思い出した。 | ||||
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