■スポンサードリンク


ラッシュライフ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

ラッシュライフの評価: 3.96/5点 レビュー 276件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全276件 21~40 2/14ページ
No.256:
(4pt)

心のなかが少しあたたかくなる

面白かったです。すれ違う点と点が線になっていき、終盤一気に繋がりながらも余白を残す。オーデュボンの祈りから読み始めたので、嬉しい出会いもありました。
独特の世界観があり、凄惨であったり残酷であったりしながらも、不思議と読後は心の中に小さな灯りが残ります。
名前はよく見かけるので気になっていながらも今まで手にとっていなかった作家さんでしたが、これから全作品読んでいきたいです!
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.255:
(4pt)

井坂幸太郎らしいエッセンスが詰まった作品

準レギュラーみたいな泥棒黒澤も出てくるし、実に井坂幸太郎らしいエッセンスが詰まった作品。「現代の寓話」とは言い得て妙で、普通のミステリなどを期待してはいけない。恐らく「小説とはかくあるべし」と言う信念のある人に、井坂幸太郎は向かない。合わないと思ったら無理して読まない方が無難である。こういうレビューが多い作品は、酷評を読んで確かめるクセのある私の感想だ。「リストラされた中年男が野良犬を拾う」だけの作品に、私は感動した。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.254:
(2pt)

データ不良?

収納スペースの都合で文庫版は売っちゃったものの、また読みたくなっちゃったのでKindle版を購入。

 また読みたくなっちゃうくらいなので、当然話は大好き。バラバラの話が収束していくいつもの伊坂幸太郎パターン。
 
 話の内容は割愛。

 ☆を減らしたのは、文字の問題。
画数の多い(?)一部の漢字、「頬」とか「掻」とかの表示がおかしい。
※Kindle Paperwhite 防水機能搭載 Wi-Fi 32GB 電子書籍リーダー を使用時
 端末が悪いのか書籍データが悪いのか不明だが、読み進める都度気に掛かってしまい、読書に集中できない。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.253:
(2pt)

中途半端

最初はそれぞれの登場人物のストーリーに興味を惹かれて読み進めたが、残りページが少なくなるうちに不安になり。案の定、最後は中途半端に終わり、広げるだけ広げて打ち切りエンドみたくなってしまい残念です。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.252:
(4pt)

話はおもしろいけど、万人受けせず

いろんな場所(サイト内や、終わりがき)で絶賛されていますが、そんなにいうほど奇天烈なものでもなく、どこかで読んだことあるようなものに「似ている」という想いになるかもしれません。
この本への批判ではありません。多々ある高評価を信じ、読むと「え?」って思うかもしれないので、高期待せずに読むほうがよいです。実際、自分まったくこの作者の事知らずによんだおかげか、期待もせずに読みそれなりにたのしめました。
いろいろな伏線が最後回収され、ねじれていた話が1つにまとまりつつあるのですが、結局全てはあかされずに、「このあとの展開は読者の想像でおのおの想像してください」って感じに終わります。
そこが評価の分かれ目。そういう自分で後の事を色々想像するのが好きな人にはいいですが、しっかりとスッキリした形で終わり、モヤモヤを残したくない人には向きません。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.251:
(5pt)

生きるのが下手な多くの人々に向けて励ましてくれるかの様な伊坂幸太郎さんの長編第2作です。

「ラッシュライフ、豊潤な人生」エッシャーの騙し絵みたいに城の上で人生の渋滞に巻き込まれて自分を見失っちゃ駄目だ!人生最後まで諦めるな!負けたらアカン!と生きるのが下手な多くの人々に向けて励ましてくれるかの様な伊坂幸太郎さんの長編第2作です。5つの物語の中で堂々として心身共に一番安定しているのは泥棒稼業の黒澤ですね。河原崎も自殺した父の思い出を胸に出直しを!裏切られた京子もまだ若いし頭を冷やしてね。リストラ中年・豊田と老犬コンビは金持ちの戸田に従わずに逞しく生き抜くでしょう。彼らの人生に幸あれと心から願う。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.250:
(4pt)

職がないのに、犬と拳銃はある。何なのだ、これは。

伊坂幸太郎の構成の妙が光る長編第2作目。
 ちょっと強引なところもあり、その後の作品が持つ「深み」のようなものはまだ少ないかもしれませんが、それでも、すでにこのころから同時代の他の作家からは一歩抜け出た力を感じさせ、当時は有望な作家が登場したと喜んでいましたが、その後の伊坂幸太郎は、こちらが思っていた遥か上を行く素晴らしい作品を連発しています。
 本書では、全体の四分の三あたりで仕掛けられた構成の妙に気づき、巧いなあと思わせるのですが、構成の巧みさに感心するだけにとどまらず、作品全体から伝わるしっかりとした根っこのようなものがあり、それが本書を、読み捨てられ記憶にも残らない凡庸なミステリーからはかけ離れたしっかりとした存在感を感じさせます。
 それを感じさせるセリフの一部を引用します。
 「本当に大切なことは、地味で退屈な生活の中にある」教祖高橋。
 「人生については誰もがアマチュアなんだよ。誰だって初参加なんだ。人生にプロフェッショナルがいるわけがない。全員がマチュアで、新人だ。初めて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ」泥棒黒澤。
 「職がないのに、犬と拳銃はある。何なのだ、これは」失業者豊田。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.249:
(4pt)

バラバラピースのぴったり快感が味わえる作品

本格ミステリーというわけではないのだが、なぜだがたまに読みたくなる伊坂作品。本作もミステリー性はやや弱いが、軽快な語り口とどこか古き良き日本人を思わせるノスタルジックな色合いを感じてしまう。ただ最後にはバラバラだったピースがぴったり嵌まるストーリーは圧巻。惜しむらくはその後のライフがもう少し描かれていると良かったかも。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.248:
(4pt)

運命? いや、『神様のレシピ』か

複数の人々の人生が交差して、妙な連鎖反応が起きてしまったりして。やっぱり黒澤がおもしろい。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.247:
(4pt)

複数から一つの物語へのまとまり

複数の登場人物がバラバラのシーンで描かれ、それが最後の最後、一つの物語に集結していくストーリーラインが面白い。一方でシーンがかなり頻繁に変わるのでついていくのが少し難しいときもある。一気に読み切る方が良いと思う。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.246:
(2pt)

写真と違う!

店舗を探しても帯付きの商品が見つけられなかったので購入しましたが、写真には付いている帯が付いていませんでした。とてもがっかりです。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.245:
(1pt)

こじつけ感満載

この作家の他の小説も読んだことがあるが、どれもイマイチだったので、今回は、という思い出購入してみた。
が、最後まで読むのが辛いのは変わらない。
リアリティが全くないキャラ、ハードボイルド風?を気取っているのか、数多い登場人物がみんな同じようなセリフの言い回しをしていて、
区別しにくいし、鼻につく。
設定ありきなのか、登場人物の背景が全く見えない。薄っぺらい。
それぞれのストーリーも『先が見えない』というより、無理矢理こじつけている感が強い。はっきり言って面白くない。
これを面白いという人は今までどういう小説を読んできたのだろうか。不思議で堪らない。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.244:
(4pt)

人生いろいろ

数年前に初めて読んだ時にとてもおもしろく感じたので再読。あらゆる人の行動が繋がっており、人生何が起こるかわからないなと感じさせてくれる物語。正直2回目は初めて読んだ時程の感銘みたいなものはなかったものの(読む時期やその時の生活状況で本(特に小説)の捉え方は変わると思うので本の否定ではありません)、おもしろく、くすっと心に響くような文章もたくさんありました。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.243:
(5pt)

エッシャーの騙し絵の奇妙な世界

読み始めてから以前に読んだ事を思い出し、飛ばし読みをしていたのに、途中から再び物語の奇妙な世界にからめとられました。絵を描く事にのみ存在価値を見出している青年、泥棒、リストラの中年、失敗した画商の即物的な妻。全く違う次元に生きる人たちが少しく歪んだ時空の、しかし実に現実的な仙台という場所で、微妙にすれ違いながらエッシャーの騙し絵の階段を昇っていきます。やがて行きつく場所には・・・

持てる者と持たざる者とは、善とはそして悪とは、はたして神の存在はあるのか、そして神とは・・全然違うテーマが複雑に絡み合って、赤い帽子、老いた野良犬、歩く死体、様々な伏線をそこかしこに忍ばせながら大団円へと階段を昇るように進んでいきます。面白かった!何年かしてまた読んだら、また夢中になりそうです。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.242:
(4pt)

35億ならぬ40億

一言で言うならとても面白かった。
途中怪談かホラーじみた、現実離れした話なのかなと思っていたがさにあらず。
しっかり点と点が繋がり、突飛な事象に説明がなされていく。
岩木山を拝みに行った彼はどうなったのだろう。神の力なのか、もしや。
なんてことを考えたりもしながら。
そして豊田は40億を手にしたのだな。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.241:
(2pt)

つまらなくはないけど

時間軸を意図的にずらしているため、映画『クラッシュ』や『バベル』のようなわかりやすさに欠ける。
5人の登場人物の運命がどこかで交差する、ということがわかっているので混乱はしないけど小説の書き方の基本がなってないのでは??
こういった形式のお話の場合きちんと時間経過を正しく書くべきだと思う。
それをせずにラストでどや顔されても、、って感じ。
あと台詞まわしがくどい、著者が自分の書いた台詞に酔ってる雰囲気がありありと伝わってくる。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.240:
(4pt)

イイね

あまり読んだ事のないタイプの話しでした
死体のくだりはイマイチ理解しにくい感じですが、それは自分の読解力のなさかもしれません
人生がリンクする様は面白いですわ
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.239:
(5pt)

伊坂ワールドのファン

伊坂幸太郎さんのファンです。どの作品を読んでもおもしろいので何度も読み返したいと思い、購入しました。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.238:
(4pt)

荒唐無稽だけど

何人もの人生が、仙台を舞台に少しずつ交錯する。一人一人のエピソードは、この先が心配なものばかりだが、どの人も、どんな苦境にあっても、一生懸命生きている。それが、爽やかな気持ちで本を読み終わることに繋がっている。
世の中お金だけじゃない。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.237:
(4pt)

時間軸がずれて、だまし絵的ストーリーのたくみさ。

面白い。時間軸が 奇妙にずれて、だまし絵のようだ。
いくつかの物語が、平行的に進んでいく。
●画商戸田と 新進の画家 志奈子。
戸田は 金持ちで 金のチカラがあれば なんでもできると思っている。典型的な 拝金主義者。ゴーマン。
カネさえあれば、が どう くだかれるのか。社会的風刺が効いている。
●泥棒のプロ 黒澤。
泥棒は 職人芸であり プロフェッショナル。泥棒にも泥棒の ルールと主張がある と思っている。
●預言者 高橋(教祖に祭り上げられる・・・)に 
あこがれる絵のうまい河原崎と リーダーの塚本
●中年でアネゴ肌の精神科医 京子 とアタマが空っぽな サッカー選手 青山
●リストラに会い 失業中の 豊田と 薄汚れた 犬 と コインロッカーの拳銃。
これが 絡み合っていくのである。
登場人物が 多すぎるのが この物語の欠点であるが、それを結び付けていく手腕は 伊坂幸太郎ならでは。
薄汚れた犬 が主人公のような気がする。
そして 高橋は 教祖のようで 教祖でないのがいい。
河におぼれる 猫を 助けるというのが一番 教祖らしい行為。
人は どこかでつながっているのだ。
ラッシュライフ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!