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ラッシュライフ
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ラッシュライフの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全273件 21~40 2/14ページ
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最初はそれぞれの登場人物のストーリーに興味を惹かれて読み進めたが、残りページが少なくなるうちに不安になり。案の定、最後は中途半端に終わり、広げるだけ広げて打ち切りエンドみたくなってしまい残念です。 | ||||
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いろんな場所(サイト内や、終わりがき)で絶賛されていますが、そんなにいうほど奇天烈なものでもなく、どこかで読んだことあるようなものに「似ている」という想いになるかもしれません。 この本への批判ではありません。多々ある高評価を信じ、読むと「え?」って思うかもしれないので、高期待せずに読むほうがよいです。実際、自分まったくこの作者の事知らずによんだおかげか、期待もせずに読みそれなりにたのしめました。 いろいろな伏線が最後回収され、ねじれていた話が1つにまとまりつつあるのですが、結局全てはあかされずに、「このあとの展開は読者の想像でおのおの想像してください」って感じに終わります。 そこが評価の分かれ目。そういう自分で後の事を色々想像するのが好きな人にはいいですが、しっかりとスッキリした形で終わり、モヤモヤを残したくない人には向きません。 | ||||
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「ラッシュライフ、豊潤な人生」エッシャーの騙し絵みたいに城の上で人生の渋滞に巻き込まれて自分を見失っちゃ駄目だ!人生最後まで諦めるな!負けたらアカン!と生きるのが下手な多くの人々に向けて励ましてくれるかの様な伊坂幸太郎さんの長編第2作です。5つの物語の中で堂々として心身共に一番安定しているのは泥棒稼業の黒澤ですね。河原崎も自殺した父の思い出を胸に出直しを!裏切られた京子もまだ若いし頭を冷やしてね。リストラ中年・豊田と老犬コンビは金持ちの戸田に従わずに逞しく生き抜くでしょう。彼らの人生に幸あれと心から願う。 | ||||
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伊坂幸太郎の構成の妙が光る長編第2作目。 ちょっと強引なところもあり、その後の作品が持つ「深み」のようなものはまだ少ないかもしれませんが、それでも、すでにこのころから同時代の他の作家からは一歩抜け出た力を感じさせ、当時は有望な作家が登場したと喜んでいましたが、その後の伊坂幸太郎は、こちらが思っていた遥か上を行く素晴らしい作品を連発しています。 本書では、全体の四分の三あたりで仕掛けられた構成の妙に気づき、巧いなあと思わせるのですが、構成の巧みさに感心するだけにとどまらず、作品全体から伝わるしっかりとした根っこのようなものがあり、それが本書を、読み捨てられ記憶にも残らない凡庸なミステリーからはかけ離れたしっかりとした存在感を感じさせます。 それを感じさせるセリフの一部を引用します。 「本当に大切なことは、地味で退屈な生活の中にある」教祖高橋。 「人生については誰もがアマチュアなんだよ。誰だって初参加なんだ。人生にプロフェッショナルがいるわけがない。全員がマチュアで、新人だ。初めて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ」泥棒黒澤。 「職がないのに、犬と拳銃はある。何なのだ、これは」失業者豊田。 | ||||
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本格ミステリーというわけではないのだが、なぜだがたまに読みたくなる伊坂作品。本作もミステリー性はやや弱いが、軽快な語り口とどこか古き良き日本人を思わせるノスタルジックな色合いを感じてしまう。ただ最後にはバラバラだったピースがぴったり嵌まるストーリーは圧巻。惜しむらくはその後のライフがもう少し描かれていると良かったかも。 | ||||
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複数の人々の人生が交差して、妙な連鎖反応が起きてしまったりして。やっぱり黒澤がおもしろい。 | ||||
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複数の登場人物がバラバラのシーンで描かれ、それが最後の最後、一つの物語に集結していくストーリーラインが面白い。一方でシーンがかなり頻繁に変わるのでついていくのが少し難しいときもある。一気に読み切る方が良いと思う。 | ||||
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店舗を探しても帯付きの商品が見つけられなかったので購入しましたが、写真には付いている帯が付いていませんでした。とてもがっかりです。 | ||||
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この作家の他の小説も読んだことがあるが、どれもイマイチだったので、今回は、という思い出購入してみた。 が、最後まで読むのが辛いのは変わらない。 リアリティが全くないキャラ、ハードボイルド風?を気取っているのか、数多い登場人物がみんな同じようなセリフの言い回しをしていて、 区別しにくいし、鼻につく。 設定ありきなのか、登場人物の背景が全く見えない。薄っぺらい。 それぞれのストーリーも『先が見えない』というより、無理矢理こじつけている感が強い。はっきり言って面白くない。 これを面白いという人は今までどういう小説を読んできたのだろうか。不思議で堪らない。 | ||||
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数年前に初めて読んだ時にとてもおもしろく感じたので再読。あらゆる人の行動が繋がっており、人生何が起こるかわからないなと感じさせてくれる物語。正直2回目は初めて読んだ時程の感銘みたいなものはなかったものの(読む時期やその時の生活状況で本(特に小説)の捉え方は変わると思うので本の否定ではありません)、おもしろく、くすっと心に響くような文章もたくさんありました。 | ||||
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読み始めてから以前に読んだ事を思い出し、飛ばし読みをしていたのに、途中から再び物語の奇妙な世界にからめとられました。絵を描く事にのみ存在価値を見出している青年、泥棒、リストラの中年、失敗した画商の即物的な妻。全く違う次元に生きる人たちが少しく歪んだ時空の、しかし実に現実的な仙台という場所で、微妙にすれ違いながらエッシャーの騙し絵の階段を昇っていきます。やがて行きつく場所には・・・ 持てる者と持たざる者とは、善とはそして悪とは、はたして神の存在はあるのか、そして神とは・・全然違うテーマが複雑に絡み合って、赤い帽子、老いた野良犬、歩く死体、様々な伏線をそこかしこに忍ばせながら大団円へと階段を昇るように進んでいきます。面白かった!何年かしてまた読んだら、また夢中になりそうです。 | ||||
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一言で言うならとても面白かった。 途中怪談かホラーじみた、現実離れした話なのかなと思っていたがさにあらず。 しっかり点と点が繋がり、突飛な事象に説明がなされていく。 岩木山を拝みに行った彼はどうなったのだろう。神の力なのか、もしや。 なんてことを考えたりもしながら。 そして豊田は40億を手にしたのだな。 | ||||
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時間軸を意図的にずらしているため、映画『クラッシュ』や『バベル』のようなわかりやすさに欠ける。 5人の登場人物の運命がどこかで交差する、ということがわかっているので混乱はしないけど小説の書き方の基本がなってないのでは?? こういった形式のお話の場合きちんと時間経過を正しく書くべきだと思う。 それをせずにラストでどや顔されても、、って感じ。 あと台詞まわしがくどい、著者が自分の書いた台詞に酔ってる雰囲気がありありと伝わってくる。 | ||||
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あまり読んだ事のないタイプの話しでした 死体のくだりはイマイチ理解しにくい感じですが、それは自分の読解力のなさかもしれません 人生がリンクする様は面白いですわ | ||||
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伊坂幸太郎さんのファンです。どの作品を読んでもおもしろいので何度も読み返したいと思い、購入しました。 | ||||
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何人もの人生が、仙台を舞台に少しずつ交錯する。一人一人のエピソードは、この先が心配なものばかりだが、どの人も、どんな苦境にあっても、一生懸命生きている。それが、爽やかな気持ちで本を読み終わることに繋がっている。 世の中お金だけじゃない。 | ||||
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面白い。時間軸が 奇妙にずれて、だまし絵のようだ。 いくつかの物語が、平行的に進んでいく。 ●画商戸田と 新進の画家 志奈子。 戸田は 金持ちで 金のチカラがあれば なんでもできると思っている。典型的な 拝金主義者。ゴーマン。 カネさえあれば、が どう くだかれるのか。社会的風刺が効いている。 ●泥棒のプロ 黒澤。 泥棒は 職人芸であり プロフェッショナル。泥棒にも泥棒の ルールと主張がある と思っている。 ●預言者 高橋(教祖に祭り上げられる・・・)に あこがれる絵のうまい河原崎と リーダーの塚本 ●中年でアネゴ肌の精神科医 京子 とアタマが空っぽな サッカー選手 青山 ●リストラに会い 失業中の 豊田と 薄汚れた 犬 と コインロッカーの拳銃。 これが 絡み合っていくのである。 登場人物が 多すぎるのが この物語の欠点であるが、それを結び付けていく手腕は 伊坂幸太郎ならでは。 薄汚れた犬 が主人公のような気がする。 そして 高橋は 教祖のようで 教祖でないのがいい。 河におぼれる 猫を 助けるというのが一番 教祖らしい行為。 人は どこかでつながっているのだ。 | ||||
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何人かの登場人物、それぞれの視点から話が展開していき、読み終わった後にはそれらが全て交わり爽快な気分になります。今でこそ群像劇の手法としてよく使われていますが、この作品は現代でも色褪せない魅力を持っています。 | ||||
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感動も爽快感もない。 最後まで読み終えた後で、最初から読み直すと面白さがわかるというレビューが散見されるが、 そもそも読み直すことが非常に面倒。 時間軸をずらしての記述を効果的に使っているとも思えず、読者を面倒くさくさせるだけのような。 | ||||
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様々な主人公たちの人生が、それぞれの人生に関わってきて、場面場面で別の主人公同士が様々な展開を見せていく作品。 文章にしにくいが、結局のところ、主人公同士が絡むだけである。 あぁ、あの場面はあの主人公がこういう行動をとったからそうなったのか!など、そういう擦れ違いを楽しめる人には楽しい作品になっている。事実私は楽しむことが出来た。 ただ、主人公がコロコロ変わるため、途中でしおりを挟んで時間を置いてしまうと、途中でどの場面の話をしているのか分からなくなる。読むなら時間のある時に、しおりは最小限にすることをおすすめする。 あと、この物語の結末は何も無いです。本当に。 特に主人公同士が意識して会うわけでもなく、何か事件が解決するわけでもなく、ただ物語は終了します。 このあたりがこの物語の残念なところ。それを気にしないという方は、とても楽しめる作品であると思う。 | ||||
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