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ラッシュライフ
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ラッシュライフの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全273件 41~60 3/14ページ
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もう少し個性が立っていたら面白かったような。 ある意味、違う人で演じ分ける実写版になると個性が際立って良いと思います。 | ||||
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伊坂幸太郎作品は2回目です。 オーデュボンの祈りを読んだあと、この人の作品は時系列に読みたいなぁ、と思い読みました。 こういうスタイルの話は初めてで面白かった! 特に目立って主人公らしき人物や目的、大事件といったものがないのも斬新で、 ところどころに出てくる哲学的なセリフは考えさせられました。 この本を読みながら、以前遊んだplaystationのサウンドノベルゲーム「街」「428」を思い出しました。 別々の人間が思いもよらないところで、人生を交差する-- 好きな人にはお勧めです。 ただ、最後まで読むとこれは、映像でないからこそ楽しい作品だ、と感じました。 | ||||
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圧倒的にリアリティのない近年まれにみる三文芝居的な小説ですね。ろくに取材もせずに書いていることがわかります。それを作者の個性として売ってるのかもしれませんが幼稚ですね。それにしても全体のつじつまを合わせるために変わった人間ばかり設定していて、例を挙げると空き巣に入ったのに札束を取らず、また同じところに盗みに入ろうと考える泥棒とか、わけのわからない理由で教祖を解体しようとする信者とか、トランクの中に隠れている女が突然死体を投げ込まれて声ひとつ立てないとか無理のある言動をする登場人物のオンパレードです。それを無理やりくっつけているだけです。はっきり言ってまともな人間には読むのが苦痛なレベルです。おそらく一過性のブームに乗ったのでしょうが、まともな社会人経験の無い人間が大人になって書いている感じで徐々に飽きられて売れなくなっていくでしょう。読み終えた後この作者の作品はすべて捨てました。一言でいうとくだらないですね。 | ||||
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摩訶不思議なストーリーだと思いきや、最後に向けて現実味を帯びてきて、話が一つにまとまります。 長編ですけど、話に引き込まれること間違いなしです。 | ||||
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5本の話が同時並行的に語られる。舞台は、東北の仙台である。5つの話は異なる物語のように見えるが、どこかでつながっているのであろうと読者に感じさせながら、ストーリーが進む。どこにトリックがあるのか、読者は興味津々と物語を読み進めていく。最後には、5つのバラバラな物語が、ひとつの話として集約されていく様は、非常に巧みである。著者の物語構成力に脱帽する。ミステリー小説として一流の作品である。(2013/6/30) | ||||
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金で買えないものはないと豪語する画商の「戸田」と、同行する画家の「志奈子」。 ピッキング窃盗を繰り返す、インテリ泥棒「黒澤」。 メディアで一躍有名となった新興宗教にのめり込む「河原崎」。 お互いの伴侶を殺し、再婚を企てる「京子」と「青山」。 リストラという不遇を味わって間もない「豊田」。 それぞれのドラマが並行して綴られた長編小説。 どのストーリーも濃厚に描かれていて、とても面白いです。 そしてラストは、一見何の接点もないすべてのドラマが驚くようなかたちで1つの点で交差します。 多くの登場人物をとおして、伊坂幸太郎さんが伝えたかった「ラッシュライフ」とは、どのような人生なのか。 最後まで興奮しっぱなしの一冊でした。 | ||||
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リストラや宗教や泥棒や画商はリアルなんですが、京子のようなビ○○が結婚して不倫してるのが解せません。そこだけ伏線とかけ離れたところで描きたい女を描いてる感じがしました。ビ○○じゃないと成り立たないストーリーではありますが。。笑 | ||||
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伊坂作品のスタンダードだと私は感じました。 感想を言いますと、私は本書は、いい意味で「スケールの小さい」物語だなと感じました。物語は身近な物事から始まります。しかし、それは様々な人との繋がりでおおきく発展し、最後にはそれぞれの登場人物たちの元へ収斂していきます。大きいものでも、始まりは身近なもの、小さいものです。そのような意味で、「スケールの小さい」物語だと表現しました。その中でハッピーエンドになったり、バットエンドになったりするキャラクターたちも非常に魅力的です。また、ほかの作品同様、テンポの良さは健在です。 伊坂さんは冒頭に「最高時速240キロの場所から物語が始まる」と書いているように、どちらかというと大→小という流れを表現しているのでしょうが、わたしは小→大→小という流れを感じました。 | ||||
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たしか「グラスホッパー」や「マリアビートル」も似た構成だったと思いますが、互いに関連するように見える5つの物語が時を前後しつつ語られ、物語の終盤に向かってそれらの関係が全部解ってくるという仕組みになっています。 しかし、5つの物語の関連性は、ある主人公が別の話の端役で出てくる程度で、メインの物語ないしは共通する主題のようなものは見当たらない(あるいは気づけない?)ので、短編集のようで期待に対して物足りない読後感でした。 | ||||
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伊坂作品も多くなったので、 読まなくてもいいものは 読まなくてもいいということでしょう | ||||
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画商と新進の女流画家、窃盗犯、新興宗教の幹部と信者、サッカー選手とその不倫相手の心理カウンセラー、求職中の中年男。『ラッシュライフ』は、彼らが織りなす群像劇である。希望と絶望、信義と裏切り、愛と憎悪がごった煮になっていて、まさに豊潤な人生を味わうことができる。 登場人物たちの間柄や行為の結果が、他の登場人物へとリレーのように繋がっていくわけだが、読み進めていくうちにストーリーに厚みがでてくる仕掛けである。ただ、それぞれのターンの時制が前後してしまうので、一読したたけでは何かを見落としてしまうような気がする。謎解きというより、人生観として読むべきであり、再読に十分に耐えうる作品ではあるのだが。 死体を解体したり、そのバラバラ死体がくっついて歩きはじめたりと、グロテスクでかつ不可思議な出来事が挿入されているわけだが、ちっともおぞましくないのが伊坂さん流か。人間関係しかり、対象へことさら踏み込むことのない冷めた距離感がこう感じさせるのだろうか。 登場人物のほとんどは切羽詰まっている。過去からの呪縛だったり、ツキがなかったり、欲望だったりするわけだが、まっとうな人間には明るい兆しを見せてくれるのが良い。 「イッツオールライト」 なかでも、窃盗犯とその自宅へ入り込んだ新米窃盗犯の、まるで洋画を見ているようなクールなやり取りが楽しい。伊坂テツガクが開陳されている。 画商と画家のターンが少ないなど、登場人物によってストーリーの厚味が違うのと、ラストの一気呵成の爽快感とはいかなかったのが残念か。大したことではなけれどね。 | ||||
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夢中になって楽しんだ。お気に入りの作品。 ある人間がある時点で遭遇した、ありえない不可解な出来事。しかし、別の人間の別の時点においては、それは必然の出来事であり何の不可思議もない。 異なる地点・時点で進行していた5つの物語が最後に1つに結ばれたとき、目の前に1枚の大きな絵が表されたように思えた。まさに、エッシャーの騙し絵のような群像劇。 | ||||
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伏線を拡げるだけ拡げ、読んでいても心配になってしまいましたが 最後はしっかり回収してくれました。 回収作業は少し強引でもありましたが充分読んでいて楽しめました。 | ||||
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伊坂ワールド、大好きです。オーデュボンの祈りの次作で大好きです。 | ||||
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五つのドラマが、同時進行します。 複雑ですが、読みやすいのが不思議です。 五つの話に出てくる登場人物は、それぞれに関連して一つにまとまるんだろうと思ってましたが、全く同化することはありませんでした。 人は、はみ出る人生を歩みたがらないものです。 その呪縛から逃れる事が出来て大丈夫だと思えた時が、「特別な日」なのでしょうか。 | ||||
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今までずっと気になっていた伊坂幸太郎作品ですが、オーファーザーの映画化を機に読んでみることに。 ファンである友人オススメの本書から伊坂ワールドに入りました。 詳しい内容についてはネタバレを避けるために控えますが、読み進めるうちに、 なるほど、これが人はどこかで人と繋がっているということか、と納得のいくものに。 クライマックスには私の感情は揺れに揺れ、圧巻の一言です。 満点ではない理由は、序盤から登場人物の紹介が入り、 繋がっていく伏線があざといかなぁ、と感じてしまったからです。 しかし作品全体を見れば素晴らしい、有意義な時間をありがとう! と、思えます。オススメです。なんとか | ||||
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今となってはなぜこの本を買ったのかすら覚えていないが夢中になって読むという感じではない。別につまらないというわけでもないが人にすごくおススメしたいという気持ちも持てなかった。もっと評価の高い伊坂本を読んでみるのもいいかもしれないと思った。 | ||||
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同時進行でいろいろな局面を描写、バラバラのパーツが繋がっていくというストーリーだが、あまりわくわく感はなかった。やっと読み終えた | ||||
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読み始めて気がついた。あれ?これ以前読んだことあるかもしれない。しかし不思議なことに初めて読むような気がする。全体の3分の1を過ぎても所々記憶のある内容が出てくるだけで確実にこれは読んだことがあると言う自信が出てこない。そしてとうとう最後まで読んでしまった。しかし結末まで行ってもかつて読んだような読んでないような不思議な印象。 いくつもの話が時間が錯綜しながら書かれている。読んでいるうちにだんだん混乱が生じてくる。 3回目この文庫本を手に取ったとき、ひょっとすると初読のつもりで読んでしまうかもしれない。 本の1番初めにエッシャーの騙し絵が載っている。本の内容を象徴しているような気がする。 | ||||
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人生はきっと誰かにバトンを渡すためにある。 今日の私の一日が別の人の次の一日に繋がるように。 5つの場面が、繋がっていく面白さが、たまらない。 登場人物たちの不運の連続。自分だけが、不幸であるように、思えてくる日常。 なんとかしたい。力にあがらいたい。 世の中は、エッシャーの騙し絵、城の絵みたいなもの。 階段を昇っても昇っても、元の場所に戻ってくる。 みんな繋がっている。 自分は自分の人生の主役である、と同時に、幾人もの人生の脇役やエキストラ。 ラスト、人生の成功者・戸田の傲慢さへ、豊田が取った態度に、清々しさを感じる。 | ||||
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