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アヒルと鴨のコインロッカー
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アヒルと鴨のコインロッカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全380件 1~20 1/19ページ
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良かったです。 | ||||
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読みきれない | ||||
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最後は誰も救われないのがなんとも。 キレイには終わってないような。 | ||||
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まーた叙述トリックですか。やれやれ。 文章力の拙さも嘆かざるを得ない。噴飯物の記載も多々見られました。主人公が住むアパートを出たばかりの道路なのに、「こんな上り坂があるなんて・・・」という文章も。いやいや、自分の住むアパートの近くの地理くらいは把握しているだろうが。 他の作家さんもそうですが、地理描写に弱いんですかね。本作でも、すぐに簡単なアーケード街に逃げるか、人家のまばらな田舎に舞台設定を移すんだから。サボりすぎだ。筆力がないと思われても仕方ない。たとえばアーケード街の記述に関しても、せめて「○○町を南北に走る国道107号の北、その丘陵地帯を切り開いて作られた新開地には市営団地が所狭しと並べられている。○○山が見下ろす新興の住宅街を狙った○○アーケード街は、□□町の1~3丁目に欠けて、○○駅から△△駅に至るまで、およそ2km。彼女の務めるペットショップは、その~」くらいの、描写力は欲しい。せめて、「賑やかor廃れている」くらいは頑張って書いてほしい。いちいち長すぎてもテンポが悪くなるかもしれないが、あまりにお粗末だと大人の読み物としては成り立たない。 主人公らが犯人の居座るファストフード店に向かう際も、「繁華街にある」だけ。これじゃあ臨場感も緊張感もなにも伝わってこない。 カットバック形式で、2年前の過去の事件と、現在の事件が交差する。数十回ほど入れ替わる。読みにくい。事件そのものも、すぐにエログロに逃げる。動物虐待事件、加害者からの人を食ったような恐喝電話。こんな「足が残る」ような電話はしてこない。警察の動きも緩慢すぎる。現実離れしている。恐喝電話どころか、被害者が襲われているにもかかわらず、警察はすんともしない。いやいや。ちょっと破綻しすぎてはいないか。 登場人物の設定も弱い。いい加減、青春小説だから、とか、ミステリアスな人物設定だから、とか。安易な逃げに走らないでほしい。作者の筆力がないだけである。おそらく作者は、登場人物の一人である麗子に対して、「彼女の友人の数は?どんなタイプの友人が多い?大卒それとも高卒?出勤時間は?これまでの職歴は?」こんな質問に対しても、まともに答えられないんじゃないか。「いやぁ、ミステリアスな人物設定だから、そこまで考えなかったですね」という作者の泣き言が聞こえてきそうだ。 伏線も「取って付けた」ようなものばかり。頑張って散りばめてみました、というのは分かるが。筆力の無さからくる不自然さを、「これがサスペンスだぁ」とごまかさすのではなく、冷静に見つめ直してもらいたい。 | ||||
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現在――大学に進学するためにアパートに引っ越してきた「椎名」は同じアパートに住む「河崎」にこう誘われる、「一緒に本屋を襲わないか」 過去、二年前――ペットショップでアルバイトをしている「琴美」は彼氏のブータン人「ドルジ」と偶然、近所で頻発しているペット殺しの男女三人組に遭遇する。 現在と過去が交互に描かれ、二つの時間軸の「事件」それぞれの結末が訪れる… 読みはじめてすぐに「ああ、これはとても巧みな小説だなあ」と感心する。 過去には登場しているのに、現在の時間軸では登場していないキャラクーがいて、「つまりこれはなにかあったのだな」と読者は想像して読み進めることになる。この手法が飛び切り効果的。読み手は「なにがあったのだろう」とハラハラドキドキしながら物語に没入することになり、心配性で臆病なぼくなどは緊張しすぎて吐きそうになり、途中で読むのをやめたくなったほど。 でもですねえ、これは個人的な感覚なのだけれど、途中からある登場人物の行動がどうにも納得できなくなってしまった。ややネタバレになるのですが、犯人の証拠を自分から衝動的な理由で消去したり、不意にものすごく怯えたかと思えば理由もなく楽観的になったり、独りで行動しては危険なはずなのに助けを求めなかったり、かと思えば急に正義感に駆られて無謀な行動に出たり、となんというか「読者をハラハラドキドキさせるための言動」に思えてきて、感情移入がしづらくなり、正直、「もうちょっと注意深く行動すれば回避できた悲劇なのでは?」と感じ、ラストの思い入れが宙ぶらりんになってしまった。 ちなみにこの小説が「創元推理文庫」の一冊であることの理由はちゃんとあります。 | ||||
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動物に対しての残虐な行為は読むのが辛かったですが、物語は面白かったです。 | ||||
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チルドレンが面白かったので他のものも…とタイトルが気になって読んでみました。 とにかく、女の子の行く末が気になって気になって…イッキ読みしました。 最後の方になるにつれ、あれ、これはいつの時の伏線回収だっけ…と何度もページをめくりました。本の良さですね。 最後はやはり淋しさが拭えませんが、主人公の気取りのない清々しさに希望を感じ、救われる思いになりました。またいつか読み返したいです。 | ||||
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現在と、二年前。次第次第に交差して後半は雪崩を打つような展開に。登場人物は限られシンプルでありながら読むものを飽きさせない。 | ||||
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残念ながらストーリーに溶け込む前から動物虐待の描写があり早い段階から読めませんでした。中間、最後パラパラとみて、ネタバレ記事でストーリーを確認して終えました。 | ||||
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重要な人物はカワサキ。 2人?いや3人にとっては相変わらずおかしなやつ。 現代の主人公は何も変わらないけどそれで良かった。 自分の人生じゃ体験できないいい人生が描いてありました。 | ||||
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途中から、なんとなくことの成り行きは推測できるようになる。ある一点を除いて。ただそのトリックを守ることに必死すぎて、余計な登場人物が数人出してくるのでややこしい(伏線にもなってない。ただのカモフラージュだったり、無意味に出てきたり) それから、初っ端から会話でブータンブータン発しすぎ。「ブータンの人って云々」「ブータンって云々」。そのわりにはこの物語に出てくる外国人としてブータン人である必要は全くない。 また、琴美がやたら河崎に対して当たりが強いこともあって感情移入できなかった(体の関係もなかったのに、まるで元夫婦ぐらいにひどく河崎をけなす。不快に感じた)リアリティがない。 ドルジも過去は掴みどころなく、現在も河崎の仮面をかぶって飄々としている、結局は人物像がいまひとつわからない。※けどいい人なんだろうとは思う ペット殺しに関しては、わりと重たいテーマなのに、そこをメインにもってきていない所もなんだかむず痒い感じ。 あと最後まで疑問に思ったことですが、最初にドルジ(河崎)はなぜ麗子を警戒し、そのことを知り合ったばかりの椎名に言ったのか?全くわかりません。私の理解力が足りないですね。 | ||||
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のめり込みすぎで、 過去と現在の 二つの世界の融合なのだが、 女性が、現代に登場しない。。 この怖さと可哀想な気持ちで、もう2度と読めない。 精巧に作られているからこそ、 フィクションだから… では、納得できない。 1番最初に読んだ伊坂作品で、 いまだに、これが最高傑作だと信じてるのだが、一回しか読んでいない。 好きなくせに、これでいいのか? とは思うが、1番の傑作本を読まない。 という、最高の評価と思っていただいて、結構だ! それほどの衝撃と、感情を揺さぶられる作品です。 | ||||
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動物虐待の描写が無理。 犯人がそれ以上に残酷な目に合うならまだしも、そうでもない。事故死って。 ただただ胸糞悪い話。それだけ。 | ||||
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好きな人は好きそう。 殺人とかよりかは人の思いに焦点が当たってる | ||||
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事前情報で過大な期待を抱き過ぎた ただそれなしでも読後に満足感を得られたかと想像すると、多分そんな事は無いと思う なんか全てが中途半端で最終的に何も終わっていないので、カタルシスが皆無だ | ||||
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書き方エグいわ!何?何?どういうこと?が止まらないし、え?え?何で出てこないの?何か悲しいことあったの?って引き込まれて行きますわ! | ||||
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おもしろかったです | ||||
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題名には惹かれるが、内容は薄い。題名にもあるコインロッカーも終盤に出てくるが、その場面いるか?と疑問を持たざるを得ない。文章の展開は読みやすいけれど、内容はこれでもかというほと薄い。他の人はおすすめの本と言っているが果たしてその価値があるかと思わされる一冊。他の作品を読むべきか迷う作者である。 | ||||
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大学生・椎名(しいな)の視点で話が進む【現在】のパートと、ペットショップの店員・琴美(ことみ)の視点で話が進む【二年前】のパートが、交互に繰り出されながら(いわゆる、カットバックを使って)話が織り上げられていきます。 序盤は?て噛み合わなかった二つのパートが、中盤辺りから徐々にからまり合ってきます。その辺のミステリアスな妙味がなんとも言えず、魅せられました。 先日、著者の「陽気なギャング」シリーズ三作品を読んだばかりだったので、〈祥子(しょうこ)〉〈響野(きょうの)〉の名前が出てきたのは、ちょっと嬉しかったな。 それと、話の終盤に幻想的な光景が出てくるのですが、この描写にかなり救われる思いがしました。 で、某登場人物が眺めるこの光景、どこかで見た気がするなあと思って記憶を探ってみたら、それは著者の『魔王』の表題作でした。 〝伊坂ワールド〟ならではのこうした作品同士のリンク、繋がる感じは、見つけると「おっ!」となりますね。なんか、わくわくしちゃいました。 そうそう。時折ふっと登場する黒猫の名前が、〈シッポサキマルマリ〉て言うんですね。妙に記憶に引っかかる、洒落たネーミングやないかあ思いました。 | ||||
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2002年読みたいミステリーランキング2で期待して読んだが正直期待外れ。いつから面白くなるんだと思いながら読み進む。低空飛行であっても普通は50ページくらい、しかし、この作品は全く面白くならない、100ページ、150ページと読んでも全くの低空飛行のまま、これは小説とかミステリーの体をなしてない。結局小説と呼べるのは最後から50ページくらいから。 これを上位のレビューを書く人は小説を読んだことがない人かと疑いたくもなる内容。文書が平易で入門書としてはいいのかもしれないが、それにしてもこの小説がレビュー上位はレベルが低い。思うにこれが上位になる背景は日本人がいかに小説を読まないという事実というべきで、マンガばっかり読んでいる将来を憂う。唯一よかったところは、書き方が思考描写であったところか。これが会話描写だったらそれこそ小学生の作文だろう。 | ||||
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