■スポンサードリンク
アヒルと鴨のコインロッカー
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
アヒルと鴨のコインロッカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全380件 141~160 8/19ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スピード感を持って読めます。 2年前と現在を意識して読まないと、こんがらがっちゃいますので注意してください。 動物園を襲撃する物語は「熊を放つ」ですね。 こちらはもっと読みにくいですが、面白いと思います。 上級者の方どうでしょうか。 アヒルと鴨の違いは、正確には答えられませんでした。 調べてみたら、へー、ですよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
村上春樹っぽい文体や世界観で奇妙なミステリーが展開される、一方で現在と過去が交錯しながら ラストに向けて謎が解き明かされていく収束感がある。ギミックに凝った作りとどこか日常を逸脱したキャラクター おおよそ大学生あたりを主役に据えたストーリーラインは作者の十八番ですが 主人公が1つの物語に後から参加したというスタンスが面白くも切ない。 ミステリーとしても青春ものとしても嫌みなく完成度が高く、地味ながら伊坂作品ではいまのところ一番好きな作品かもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鼻歌を歌うときは、周囲に気をつけな。特にディランは。 人間は必死になれば、たいていのことはできるものだ。 外国人が、日本語でシャローンの猫の話をそらんじれるくらい。 復讐のためには。 動物虐待、HIV、外国人差別。 現代日本の抱える暗い問題に、現在と2年前が交錯する物語。 アヒルも鴨も、外見が違うだけ。 正しい気持ちは変わらない。 国際化しながらも、言葉のささない違いだけで差別する、現代日本の島国の狭きひずんだ心。 因果応報、遠い異国ブーダンに学ぶべきだ。 軽快な河崎言葉に、まんまとやられたよ、ドルジ。 「なぁ、椎名」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルとあらすじを見ても、展開が何も予想できない作品でした。 実際読み始めても、何気なく物語が進むだけ。 ところが、最後がやはり素晴らしかった。 何気ないところも複線になっていて、また過去と現在の構成もいい。 悲しい話だけど、軽く読める。しかし、軽過ぎず、読んだ後にジーンときた。 伊坂さんの作品は、始めの8割が”起承”になっていて、最後の2割でいきなり”転”と”結”が来るものが多い気がするが、これはその典型な気がした。 そして、その”転結”が素晴らしく面白い。 PS この作品がきっかけで、ボブディランを聞き始めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂さん最高ですね。 あとから思えばそこは無理があるだろうってのものめりこんで読んでるから気づかない(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっと暗い話ですけど、 こちら、俳優の瑛太sanが出演してる 映画になってますよね!! あとhamada 岳君!! 2人とも演技上手ですよね!! ますますファンになりました!! 伊坂さんと瑛太kunとか岳kunとか雰囲気が良くて 大好きです!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったですが、浅くてオチが想像できてしまった。 良くできた話だと思います。 自分の好みとは少し違うかなぁと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あからさまに村上春樹氏の雰囲気と所々の設定をパ*リ無理矢理にミステリー仕立てにしたような作品です (恥ずかしくないのかなと思う) 全体的に似て非なる まったく意味の無い気持ち悪い比喩表現がちりばめられています 二つの物語が最後に意外な形で結びつくという結末に期待して、我慢を重ねて読み終えましたが思わず放り投げてしまいました その手法が小手先で卑怯、こんな子供だましに引っかかった自分にも腹が立ちました とんちクイズじゃねぇんだぞと・・・ 作者は物書きとしてはやってはいけない手法で読者を欺いたと怒りすら覚えます 意外にも評価の高い方もたくさんおられますが私にとっては今まで読んだ中でもぶっちぎりの最低作品です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂さんの作品には残虐などうしようもないクソッタレが出てくることもしばしばあるけど、読み終わる頃にはスカッとさせてくれる。 今回も最後の最後まで期待したけど、胸がムカムカしたままだ。 読み進めて行くうちに期待が膨らみ、不安が募るなかで見えてきた答えには納得いかなかったわけじゃない。 因果応報、輪廻、でも少し悲しかった。 タイトルの意味はやっと最後に分かったけど。 よくそんなタイトルが思い浮かぶものだなぁ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これはなかなか面白い青春小説だと思いました。 現在と過去、日本人とブータン人、都会と田舎を一生懸命生きる若者たち。 とても"空気"を感じる一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画版は観ていなく、伊坂幸太郎さんの作品を読むのはこの作品が初の状態で読んだ。 「すごく良く出来てる!」読んでいる途中で感動した。この作品を書くのにどのくらいの時間をかけたのだろう?と、とにかく作者の構成力と労力に感動していた。 読み始めるまでは本の分厚さに少しひるんでいたけれど、読み始めると、全体に漂う過去に何かがあったことを思わせる不穏な空気に引き込まれ、過去と現在が近付くにつれ先が気になって仕方がなく、気がつくと少し夜更かしまでしながら一気に読破していた。 長編であることが効果的で、「ああこのセリフはあの人が言っていたことだ」「あれはここに繋がっていたのか」と、読者である自分も記憶を辿って思い出すように物語を体感することが出来る。 映画版は観ていない状態だったけれど、濱田岳と瑛太が主演であることは知っていたので、完全に椎名は濱田岳、河崎は瑛太の顔を当てはめて読んでしまった。 少し気になったのは、主要の登場人物たちが妙に悟り気味で、わりと何でも受け入れられるドライな人間だというところ。 こんなにあっさりしてるもんなのかな?と少し違和感を感じてしまった。 この小説は、純文学が好きな人と大衆小説が好きな人とで好みが分かれると思う。 自分はどちらかというと純文学が好きなので、登場人物に物足りなさを感じてしまったのかもしれない。 自分にはこんなによく出来た構成は書けないし、作者の労力を考えるとこんなことを言うのはおこがましいけれど、小説を書き始めた人にとっては、構成やアイデアが参考になる作品であると思う。同時に、「つい自分も同じようにこういう描写をやっていたな」と反面教師的に学ぶ部分もある。 ちなみに読み終えた後に映画版を観ましたが、「ここ、こうやって映像化したんだ!」と、めちゃくちゃ楽しめました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
河崎の奇妙な言動に椎名が巻き込まれていく話 (本の中では伊坂さんらしい秀逸な表現で書かれています) 衝撃の事実・残酷な出来事・切ない思いなどが 伊坂さんらしい、ほのぼのとした・ほっこりとした 心地の良い曖昧さで書かれています 大好きな1冊です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の作品を何冊か読んだが、独特の世界観と表現に毎度感心させられます。とにかく一気読み必至。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂さんの作品は重力ピエロ好きですが、本作はずっと避けてました。あまり理由はありません。今回はキンドル購入記念に読んでみました。彼の作品に共通しているのは、暴力のきわどい肯定と、アウトロー的な解決。その源流がこの作品にあるように感じました。文体は最初に読んだ他の作品の時に感じた軽い違和感、やはりありました。本のタイトルとストーリーの展開は、良く納得できました。伊坂作品が好きな方は楽しめると思います。哲学的な世界観の深さがないのが特徴ともいえるかも知れません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったです。最初の軽犯罪?からは想像ができないくらいシリアスな内容になっていきます。普通、重い話の場合は、じっくりと読んでしまうのですが、軽い文体なので、すいすい読めます。どんどん重い話になっていくのですが、読むスピードは加速し、あっという間に読み終わりました。丁寧につくられている作品です。逆に丁寧過ぎて広がりがあまり感じられなかったので、星4つです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂幸太郎を読んだことがなかったし、kindleに多く配信されていたので購入。 小説ならではの展開でおもしろかったです。 映画が気になります。どうしたんだろうかと。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂さんの作品の中では カジュアルな気がします。 (タイトルを見た時 村上春樹さんの「パン屋再襲撃」を連想しました。) もちろん きりっとしまった芯が通っているのですけれど。 ディラン(伊坂さんの作品にはMusicが必ず出てくる)と もっと取り締まってほしい 弱い動物達の命を奪う奴らを もう少しだけ 際立たせては欲しかったです。 それでも 伊坂さん大好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
死神の精度を読んで好きになりいろいろ読み始めました。 こちらもレビュー評価が高く期待してたのですが、動物虐待の描写が私にはどうしても耐えられず、最初の方でギブアップ。動物に対する残酷な態度を描写するという手法で、人物の残虐性を表現するのはお願いですからやめて頂きたい。オーデュポンの祈りでもハトを壁に投げつけ、のような表現が少しあっただけでもつらかった。 この本も読みたかったのに生理的に読めず残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
巷の動物殺し(虐待)ってこういう感性の人がやってるんでしょうか。 弱いものを苛めて喜ぶ描写で、読んでても心が荒むのを感じて、 読むのを止めてしまいました。 今、毎日忙しく、貴重な余暇の時間に、 わざわざ、ネットで見るような残酷なニュースの世界に浸かりたくもないです。 刺激を求める若い人に受ける話を書いたんでしょうかね。 筆者が村上春樹に影響を受けているとこのサイトで知りましたが、 雰囲気は確かにあまり力が入ってない”春樹”かもしれないけど、書いてる内容は”龍”の真似ごと。 伊坂幸太郎、他の本はもっとおもしろかったイメージがありましたが、 この残酷性、暗さに懲りて、当分、伊坂幸太郎には食指が伸びそうにありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
言葉遣いがとても上手い。 一言だけ言わせてもらおう、 井坂幸太郎は天才だ! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!