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アヒルと鴨のコインロッカー
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アヒルと鴨のコインロッカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全380件 201~220 11/19ページ
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入院中に出会った本でとても心に残っています。文章もとても読みやすく、ぷっと吹き出してしまうような場面や、胸がギュッと切なくなる場面も。そして繋がるラスト。この本を読んで伊坂幸太郎さんのファンになりました。 | ||||
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伊坂幸太郎は、今、読んでいて一番面白い作家かもしれない。彼の描く「生」と「性」と「正」は非常に共感できるのである。この作品もそういった重い話題を、軽く、しかし上手にきちんと描くのである。また、描くキャラクターも好感がもてる。勧善懲悪なため読みやすいのかもしれない。実は章ごとの書き出しと締めに、あるパターンがあるのを見つけたのだが、内容とはあまり関係ないようで、こういった遊びもにくい。ボブ・ディランの曲をあとで聴いたら、なるほど、作品の世界観とぴったりであった。 | ||||
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伊佐お得意の多視点ミステリ。過去と現在、椎名と琴美という2人の視点で物語は進むが、一人は事件の被害者で一人は無関係というのが目新しい程度。途中まで読んでいくと落ちが見えてくるし、琴美が殺されるところも「Curiosity killed the Cat」というところだ。最終的にサイコパスを皆殺しにするのが伊坂の流儀なのでかまわないが、タイトルとかディランとか村上春樹の悪いところばかりまねしましたって感じ。駄作です。 | ||||
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「一緒に本屋を襲わないか」たった一冊の広辞苑のために本屋を襲う・・・ この筋書きに惹かれ、ワクワクしながら読んでみました。 正直な感想、期待は大きかっただけに実際は、う〜んでしたね。 もっと、ドキドキするような展開がほしかったです。 最後は、とくに琴美と河崎の個人的展開の最後はあっけらか〜んでした。 しかし、全体としての最後は「へぇ〜、そうゆう事だったんだ!」と まぁまぁワクワクしました。 この作家さんは、たくさんの人も書かれているように、個性的な登場人物を描くのが うまいんだなと思いました。登場人物が繰り広げる会話は、このまま立ち聞きしていたいくらい 面白く、彼らが作り出す独特の世界が面白いです。伊坂さんが話を作っているのではなくて、 彼ら登場人物がストーリーを作っていて、私はそれを盗み見しているんだと思いました。 私は正直、伊坂さんの作品は好きではありません。 みんなが言うほどおもしろい作家さんかなと思いましたが、それでもやはり、手にとって筋書きを 見て読んでみたいと思ってしまいます。それは、やはり彼が作り出す奇妙な登場人物や世界観に惹かれて しまうのでしょうね。 最後に、この本の中に登場するボブディランの曲・・・。このストーリーにぴったりです。 この本を読みながらこの曲を聴いていると、現在のせわしない世界から解放されます。 本と一緒にもう一度ボブディランを聞いてみるのもいいのでは(*^_^*) | ||||
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知人に伊坂幸太郎を薦められ、まずこの本を読みました。 著者の他の作品は読んだことがなく、 そもそもミステリーを読むこともないので、 参考になるかわかりませんが…。 行間を読む必要がない、難解な言葉が出てこない、 同じ人物の特徴について毎度同じ描写がされるなど、 頭を使わずに楽に読める作品だと感じました。 誰にでもそういう本を読みたくなるときはあるものだと思います。 私が古くさい文学作品ばかり読んでいるせいもあるのでしょうが、 「なるほど、こういう本が売れるのか」と感心する一方、 著者の自己満足的で陳腐な比喩が多く、ボキャブラリに乏しく、 全体として表現が稚拙な印象を受けました。 文学作品ではないのだからサスペンスを楽しもうと思いましたが、 来日して数年のブータン人を日本人と信じ込むとか、 人を轢いた乗用車の乗員3人のうち2人がその事故で死亡するとか、 本屋でレジ打ちしていた女子高校生と唐突に人生相談が始まるとか、 有り得ないシチュエーションが多く、興ざめしてしまいました。 皆様のレビューを見ると、どうやら著者の他の作品を読んだ方がよかったのでしょうか。 | ||||
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伊坂さんの作品三冊目ですが、コレは「面白く読める」というものではありません。 想像力豊かな人にはツラいです。 でも、「生と死」や「因果応報」について考えたい人にはいいのかも。 「そうきたか!」という後半の展開はさすがなのですが 私には読むのが辛すぎました・・・ 一人暮らしの女性にはお勧めできません。 ワタシも読み終わった日、ダンナが接待で帰りが遅くて ちょっとした物音にビクビクして過ごしました。 | ||||
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引っ越してきたアパートで悪魔めいた印象の青年に出会い、「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてくる。錬られたストーリーの中に伏線が幾重にも敷かれており、意外な結末を迎えます。神という存在を閉じ込める事で、全てを無にしようと試みる…。生と死という対局な立場に置かれた人々は何を思うのか。 「世の中の動物や人間が幸せになればいいと思うのは当然だろ。生まれ変わりの長い人生の中で、たまたま出会ったんだ。少しの間くらいは仲良くやろうじゃないか」 | ||||
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ボブ・ディランがロッカーに閉じ込められた神様ならば、伊坂幸太郎はミステリー界の神様だ といのは言いすぎだろうか。いや、実際その栄誉に遜色ないくらいの手腕であろう。個人的に始めて読んだ伊坂作品ということもあり、かなり思い入れのある一冊である。 本を読み勧めていくうちに「なるほど、ここでコレとアレがつながってくるわけか・・・」などと納得しながら、またその意外性、伏線の張り方のうまさに感心しながら、夢中になってページを捲った。 高校生の頃、この作品を読み終わってすぐに「これはすごい作家を見つけた」と思って、書店に走ったのはいい思い出。次に読んだラッシュライフで、更なる驚きに身を震わせたのもまた、今となっては懐かしい。 これほどすごい作品の後には、何を読んでも物足りない気さえする。ああ、もう一度こんな作品が読んでみたい。そろそろ誰か発表してくれないかしら・・・。 | ||||
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最初、映画で見たのですがよくって原作も読みました。 大抵の作品は映画の2時間程度という限られた時間の中で、どうしたって原作より映像が劣ってしまいがちです。 映画でよかったので是非原作をと思って手に取ったこの本は分厚い本でした。 でも、さっくり読めてやっぱり、映画に勝る素晴らしさでした。 本当にラストのどんでん返しが素晴らしくよくって、ただのミステリーではなく、ちゃんと社会性のテーマがあり、作者の言いたいことということもよくわかります。 それに華麗なる復讐という内容は読んでいて勧善懲悪でやっぱりすっきりします。 全てがハッピーエンドというわけではないので、すっきり?とは言い切れないのですが、そこもまたリアリティー。 普段の現実の日常を生きている私たちも時として、人間の優しさや、残酷さにぶち当たります。 物語りも残酷な人間と人の心を持った温かい人間とが描かれていて、必ずしも正義が勝つと言えない所が現実の厳しさですが、メッセージ性の強いとてもいい本でした。 | ||||
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この人の書く文章は、思ったことをただ書き連ねているようにしか思えず、 子供の作文のようだなと今まで感じていましたが、今回はちゃんとオチがあったので、少し驚きました。 映画になるってことは、そこそこ面白かったということですかね。 | ||||
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ストーリーが現在と過去をいったりきたりで展開されていきます。 わたしは、その切り替えが頭の中でなかなかできず、ストーリーを楽しめませんでした。 いつも、本を読むと、その中にはいりこんで、登場人物が勝手に想像で浮かんでくるのですが、 この本に関しては、登場人物のディテールがなぜか頭に最後まで浮かんできませんでした。 若い世代に人気の伊坂作品、40代のわたしには、ちょっとついていけません。 | ||||
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フィッシュストーリーを読んだ後、なんとなくこの本を読みました。 とても引き込まれる作品です。 大学生活を経験した読者なら、なんとなくあの曖昧な時間の過ごし方を共感しながら読めると思います。 ついでにいうと、仙台に住んだことがあれば、また趣深く読めます。 ラストは切ないです。 でも、私は満足しました。 トリックが明かされた後、是非もう一度読み返してください。 全く違った印象で読めます。 二度読み必須です! | ||||
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隣の隣。 牛のうしろに牛がいて、 そのまたうしろに牛がいて、 そのまたうしろに牛がいて、 そのまたうしろに牛がいて、 … さぁ、牛は何匹でしょうか? … 答えは2匹。 っていう堺すすむさんのネタを思い出した。 | ||||
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作品そのものはよかったのかもしれません。 が、やはり虐待のイメージが最期まで抜けず・・・読んでいてなんだか悲しくなりました。しかも、どうやって動物が死んでいたかがフツウに書かれていて、ちょっと信じられない気分になりさえもしました。伊坂さんの作品は、終末のフールしか読んだことありませんが、面白かったのでその延長で読みましたが・・・他の作品に期待します。 | ||||
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伊坂作品は『重力ピエロ』に続いて2作目。 『重力ピエロ』でも思ったが物語の内容は重い話のはずなのにどこか軽く感じる。 犯した罪に対して軽いノリで済ませてしまっている印象がある。 ブータンの宗教に対する考え方とボブディランが一部で神格化されてる辺りで説得力が無くは無いとは思うけども。 ただ構成は秀逸。 隣の隣の外国人がどういう状況か分かる場面まではグイグイ引き込まれた。 終盤をもっと締めてくれれば、さらに好きになれる作家さんなんだよなぁ。 | ||||
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本屋を襲って広辞苑を奪う,という現実ならば一生モノだが 小説の作り話としてはいささか迫力に欠けるイベントからストーリーが始まる. 現在と過去の出来事が交互に展開されるが, 序盤は地味なイベントが細々と羅列され少々退屈である. 中盤からは河崎の病気や,ペット殺しとの関わりで興味を引きつつ物語は最終的な破局を迎える. この結末自体は予想通りであってストーリー的にはなんら意外なものではない. 意外なのはその見せ方である. 伊坂氏をこの種の仕掛けで読者を驚かせる作家とは考えてもいなかったこともあるが この手の小説にありがちな窮屈ですっきりしない感覚がなかったため 私自身はこの仕掛にはまったく気づかず十分楽しめた. またブータンの風習や宗教的背景,河崎のキャラクター,引用のよくわからない格言めいた言い回しも 作品のアクセントになっていて,琴美や椎名が振り回される感じがよく表現されている. こういう雰囲気を自然に表現するのはけっこう難しいものである. ただ,このキャラ設定に少々が無理があるように思う. 全体的なストーリーは重苦しい内容であるにも関わらず 河崎や麗子といったデフォルメされたキャラが目立ちすぎている. 他の伊坂作品ではこういったキャラがシリアスな状況でもどこか余裕を感じさせる軽やかな空気感を演出してくれるが この作品ではサスペンスにスラップスティックを持ち込んだようなチグハグな印象を受けてしまう. 小説の構成で星5つ,雰囲気に3つで,間をとった4つにします. | ||||
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苦労もせず世間を知ったような気になって冷めてる若者の、青春グラフティー。読後、ほんのりお洒落気分が味わえます。それ以外は特に。働け!と言いたくなります。 | ||||
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2年前と現在の話が交互に書かれていて、それらが最後に衝撃的な真実に気付かせる.... 面白いけど、伊坂作品の中ではいまいち。 | ||||
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お話や構成に関しては非常に面白く引っ張っられて読めたと思う。 ただ、とにかく動物虐待が辛くてそればかりが印象に残って辛いです。 伊坂作品の特徴かもしれないな、と思うのは度を超えた暴力(精神的なものも含めて)と、構成の巧妙さ、はったりのうまさだと思うのですが、このお話は多分自分が愛猫家だからこそなんだけど、前述の要素が強すぎて、構成の巧妙さも負けてしまった。 ドンデン返しも素晴らしかったように思うけれども、正直言うと最後まで人より動物だけが酷い目にあったと言う印象。 爽快さはあまりなく、今まで読んだ伊坂作品の中では一番残念と言わざるを得ません。 が、自分が多分愛猫家であるがためにのマイナス点が多すぎるので、☆2です。 | ||||
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この作家が本当に評価されているのかと驚かされる内容でした。日本人にしか思えない外人という設定も馬鹿馬鹿しく、動機も冗談かと思えるほど。図書館を襲わないか?と持ち掛けられてついて行く人もいないでしょう。全体的に読むのが辛くなるほど内容は薄い。 | ||||
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