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アヒルと鴨のコインロッカー
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アヒルと鴨のコインロッカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全373件 121~140 7/19ページ
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初の伊坂幸太郎作品で何を読むか迷いました。伊坂ファン一押し?のこの作品を選びました。率直な感想は、悲しくて重かった…。登場人物が魅力的でこれほど感情を揺さぶられた事は久しく無かったので素晴らしい作品だとは思うのですが…。少し間を空けて伊坂作品にチャレンジしてみます。 | ||||
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大学生になりたての椎名が越してきたアパートである青年に出会う。 会ったばかりのその青年はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」ともちかけるが、彼の本屋での標的は「たった一冊の広辞苑」だった…。 そんなおかしな話に乗るはずもないのに、気づけば主人公はモデルガンを片手に本屋の裏口に見はりとして立っているのであった。 著者:伊坂幸太郎(本書で第25回吉川英治文学新人賞を受賞) (2006.12.22 2009.7.3) 始まりはかなり突飛で付いて行くのが必死であるが、過去の回想と現在を交互に繰り返される構成によって、少しずつ全体が明らかになる。 きっと本書を読んだ人は「ドルジ」の存在に騙されることになるだろう。 映像では表現できない、文字媒体ならではの魅せ方が光る日作品だった。 伊坂幸太郎作品ってグロテスクな表現が来る…!と思いつつ凄惨な事態や表現は軽やかに避けるところが、ありがたく、いい意味と後味でハラハラさせてくれる作品が多くてページを捲る手が止まりません。 ───「あのさ、『政治家が間違っている時、その世界の正しいことはすべて間違っている』という言葉を知らないか?」(河崎、p.95) 2014年/120冊(9月/1冊)★4.1 | ||||
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最高の題名です。 「アヒルと鴨のコインロッカー」 後半にアヒルと鴨の話が出てきますが、 それからは、読み進めていくことが重く重くなっていきます。 読むのがつらい、苦しいってことではなく、作者が言いたいこと が、この題名にこめられている事に気付く(勝手に自分で思って いるので違うかもしれませんが)ために、感じることだと思います。 その後の彼(あえて彼)はどのようになっていくのか、 想像すると胸が締め付けられます。 で、 この小説を映像化するのは難しいだろうなぁ・・・。 ってコメントしたらDVDで出ていました。 | ||||
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ミステリー小説が好きで、ネットで評価が高かったので読んでみました。最初は本の題名がどうしてこのようにつけられたかわかりませんでしたが、最後のほうで納得でした。ミステリー的にはいかがかな?と思いましたが、主人公を取り巻く様々なシチュエーションは唸るものがありました。ただ、個人的にはこういう作品はそんなに好きではありませんのでこの評価にしました。 | ||||
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おもしろいです。もう一度最初から詠みます。物を見る目が違う 事を思い知らされました。 | ||||
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「本屋を襲撃する」という突飛な出来事に巻き込まれる、ごく普通の大学生の主人公。登場人物それぞれが持つストーリーがさりげなく絡み合って、ラストに向かって静かにほどけていく展開はまさに「伊坂ワールド」です。何気ない会話の優しさやユーモア。それに包まれた深みが読み終わった後に心にしっとりと残る作品だと思います。 映画とはまた違う良さが感じられる原作なので、映画を観た人にもお勧めです。 | ||||
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二年前と現在、交互に話が展開されて、、 最後はピタッと繋がる。 物語がすすむにつれて2つが繋がり、 登場人物の三人と、物語に途中参加した椎名、それぞれの物語を感じれるところが素晴しい。 終わりはどこか寂しさの残る、伊坂幸太郎節 | ||||
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けど、「すっかり騙すつもり」で書いた小説なのだからしょうがない。 種明かしされるまで、”河崎”が河崎でないと見破った人はいらっしゃるだろうか? いたら凄いわ。 ましてや、鳥葬まで看破してた人がいたら、神と崇めさせていただきたいと思います。 さて、まず気に入らない点は、椎名と琴美のキャラ分けが、性別以外まったくなされてないこと。 二人共お気楽極楽で楽観的すぎる。 あんな連中に住所まで知られて無事でいられると考えるとは、なんという危機意識のなさ(琴美)。 本気で警察に駆け込んでいれば、被害など最小限に済んでいたんだから、自業自得という他ない。 (尤も、あのアクシデントがなかったら、この話は存在しないことになるが) 河崎の物語からの退場方法も乱暴過ぎる。 殺しても死ななそうな男なのに・・・。 最近何故か立て続けに”二人一役”がキーになってる小説を読んでるんですが この作品が一番「だから何?」って感じでした。 そもそも、これミステリーか? ”現在”パートでは、どうももう琴美はこの世におらず、 本屋襲撃は、なんとなく”河崎”の復讐なのだろうという線で読んでました。 具体的に実際なされたことまでは、手がかり不足でなんとも・・・ 椎名と別行動で、”河崎”が何かやってる風な描写はありましたけどね。 とにかく退屈な文体でやや苦痛でしたけど、どう〆るのか見たいが為に読み進めました。 結果「ああ、そうゆうことか」なお話でしたけど、別に凄くはないわな。 ミステリーとしても、実験小説と捉えたとしても。 「このミステリーがすごい!」で、高順位だったとか? その年のミステリー界はよっぽど不作だったのですかねぇ・・・。 うーん・・・ あ、最後の方で、2年前の写真を椎名が見る場面は良かった。 独特な語り口は確かにあると思うので、好きな人はハマれるのかも。 私はもうゴメンナサイですが。 | ||||
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「本屋に強盗に入るって、いったいどうして?」 それが、この本を読み出して最初に抱いた疑問でした。 二人の主人公が交互に語っていくうちに、疑問も解消されるのかと思ったら……。 なんと、謎は深まるばかり。 タイトルも謎。 どうしてコインロッカー? 分からないことばかりだけど、魅力的なキャラクターたちのおかげで、決してあきない。 むしろ、どんどん引き込まれる。 そして、頭の中が疑問符でいっぱいになった頃、まさか、最後にあんなふうにつながっていくとは……。 本当に、驚かされました。 | ||||
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「一緒に本屋を襲わないか?」 初対面の主人公にそう語りかける青年。 まるでコメディのような始まりだけど、彼が背負う闇は重く、 これが哀しい物語であることが徐々に明らかになります。 悲劇を知ることで人は強くなれる。 だから、是非、最後まで読んでほしい小説です。 | ||||
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ずっと積んでいたのですが最近読みました。 ※ネタバレ注意 叙述トリックに関しては、さすがにあれだけしつこく日本語講座をやられては鈍感な私でも気づきます。 ただドルジが自分のことを河崎だと偽ったり、琴美が車に飛び出して死んだりと、ちょっと無理矢理な展開が目立ちました。 あと、ちょっと修飾語? というか、文章の回りくどさが目立ちました。こういうのを村上春樹風と言うのでしょうか・・・ | ||||
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途中少し退屈するところもあったけど全体通してみるとなかなか面白かった。 動物殺しの犯人が出てからは少し不穏な空気が漂うので、最初の方のの雰囲気が好きな人には辛いかもしれない。 他のレビューではリアリティがないと書いている人もいるが、そもそも創作でリアリティもなにもないので私は特に気にならなかった。 リアリティを求めている人は読まないほうがいいかもしれない。 内容とは関係ないが電子書籍版には解説が所収されていないと書かれていてショック。紙の本から削ったところがあるならもっと安く売って欲しいかな。 | ||||
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一箇所だけビックリしましたが、同じセリフがまた出てきたりするやり方やなどにあざとさを感じてしまい、好きになれませんでした。 登場人物に魅力も感じませんでした。 この作家の他の本は面白かったのに残念。 冒頭、「パン屋を襲う」をどうしても思い起こしてしまいますが、文章の巧みさは全く、もう全く及ばない。 あちらは無意味に思える哲学的な言い回しが徹底的に無意味なままそれでも圧倒的な魅力を持って読ませてくれますが、 こちらはとってつけてたような印象しか残らない。 でもディランの歌声に対する「罪を持った人には糾弾しているように聞こえる」という表現は好きです。 そう思ってディランを聞いたことがないので。 あとボブディランをボブと読んで曲名を間違えたままで去って行く蕎麦屋の親父とか。 細かいところとか結構好き。 | ||||
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スピード感を持って読めます。 2年前と現在を意識して読まないと、こんがらがっちゃいますので注意してください。 動物園を襲撃する物語は「熊を放つ」ですね。 こちらはもっと読みにくいですが、面白いと思います。 上級者の方どうでしょうか。 アヒルと鴨の違いは、正確には答えられませんでした。 調べてみたら、へー、ですよ。 | ||||
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村上春樹っぽい文体や世界観で奇妙なミステリーが展開される、一方で現在と過去が交錯しながら ラストに向けて謎が解き明かされていく収束感がある。ギミックに凝った作りとどこか日常を逸脱したキャラクター おおよそ大学生あたりを主役に据えたストーリーラインは作者の十八番ですが 主人公が1つの物語に後から参加したというスタンスが面白くも切ない。 ミステリーとしても青春ものとしても嫌みなく完成度が高く、地味ながら伊坂作品ではいまのところ一番好きな作品かもしれません。 | ||||
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鼻歌を歌うときは、周囲に気をつけな。特にディランは。 人間は必死になれば、たいていのことはできるものだ。 外国人が、日本語でシャローンの猫の話をそらんじれるくらい。 復讐のためには。 動物虐待、HIV、外国人差別。 現代日本の抱える暗い問題に、現在と2年前が交錯する物語。 アヒルも鴨も、外見が違うだけ。 正しい気持ちは変わらない。 国際化しながらも、言葉のささない違いだけで差別する、現代日本の島国の狭きひずんだ心。 因果応報、遠い異国ブーダンに学ぶべきだ。 軽快な河崎言葉に、まんまとやられたよ、ドルジ。 「なぁ、椎名」 | ||||
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タイトルとあらすじを見ても、展開が何も予想できない作品でした。 実際読み始めても、何気なく物語が進むだけ。 ところが、最後がやはり素晴らしかった。 何気ないところも複線になっていて、また過去と現在の構成もいい。 悲しい話だけど、軽く読める。しかし、軽過ぎず、読んだ後にジーンときた。 伊坂さんの作品は、始めの8割が”起承”になっていて、最後の2割でいきなり”転”と”結”が来るものが多い気がするが、これはその典型な気がした。 そして、その”転結”が素晴らしく面白い。 PS この作品がきっかけで、ボブディランを聞き始めました。 | ||||
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伊坂さん最高ですね。 あとから思えばそこは無理があるだろうってのものめりこんで読んでるから気づかない(笑) | ||||
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ちょっと暗い話ですけど、 こちら、俳優の瑛太sanが出演してる 映画になってますよね!! あとhamada 岳君!! 2人とも演技上手ですよね!! ますますファンになりました!! 伊坂さんと瑛太kunとか岳kunとか雰囲気が良くて 大好きです!! | ||||
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面白かったですが、浅くてオチが想像できてしまった。 良くできた話だと思います。 自分の好みとは少し違うかなぁと思いました。 | ||||
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