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アヒルと鴨のコインロッカー
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アヒルと鴨のコインロッカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全380件 121~140 7/19ページ
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一気に読んでしまいました! 梱包も問題なく、本もきれいでした! また利用させていただきます。 | ||||
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友達との待ち合わせまで時間があり、本屋さんで暇つぶししている時に、 「一緒に本屋を襲わないか」という見出しに魅かれました。 伊坂幸太郎さんの本は好きなのが多いので、早速購入。 作品はそれなりに面白く、三日で読み終えました。(私のペースは、面白い本は二日、詰らない本は五日程度。) ただ、面白いのは書き方による影響が大きく、内容や構成に心を打たれなかったので★は三つにしました。 内容は、仙台に引っ越す大学生と、彼が引っ越し先のアパートで出会うご近所さんたちについて。 ここまではいいのですが、その後はやや無理のある話や奇妙な展開があるので、 イマイチ心に響かなかったのかも知れない。 作品の構成は、「過去(2年前)」と「現在」の二つの時間軸で話が並行して進む。 読み進めると、次第に背景や過去の経緯が全容になり、最後に謎が解けれる 読みだしでは、どのように収束するのが分からないが、ちゃんと結末がある。 この種の構成は珍しく、文学的な視点から参考になる。 ただ、時間軸が二つある並列構成は、感情移入を難しくさせている側面は否めない。 特に問題なのは、主人公が現在に登場する一方、2年前には話に現れず、物語に「途中参加」している点だ。 結局、「現在」の主人公に感情移入しやすいものの、過去の話がどうも他人事のようにしか感じられない。 過去のキャラクターに感情移入できないことが、本のインパクトを弱めていると感じた。 また、他のレビューでも書かれている通り、麗子さんの説明がくどい。 表情を出さないとか、白い陶器のようであるとか、読み飽きるぐらい説明が繰り返される。 終始要にならない人物の説明を、どうしてそこまで繰り返し書いたのかが腑に落ちない。 総じて言えば、暇つぶしの読むには十分楽しめるが、購入するほどではないだろう。 | ||||
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「現在」と「2年前」が平行してストーリーが展開します。 少し毒のあるユーモラスな会話が、リズムよく交わされ、たまに笑ってしまいます。 数々の伏線が緻密に張りめぐらされたストーリー。 その伏線を鮮やかに回収していくところは、「さすが」の一言です。 現在と2年前が「バチッ!」とつながる瞬間はトリハダものですので、お楽しみに。 主人公の設定である椎名が、物語の途中参加者であるところも、切なくていい感じです。 | ||||
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著者の特徴の会話主体の文で、 読みやすいけど、引き込まれるものが薄い | ||||
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死神の精度を読んだことがあるのですが、それとは違った面白さがありこの作者の別の本も読みたくなりました。 | ||||
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第25回吉川英治文学新人賞受賞という肩書に惹かれて購入。 現在と過去のストーリーが交互に相関しながら描かれる構成はおもしろいし、ポップだが決して安っぽくない文体に著者の才能が感じられました。 ただ、最初の「No animal was harmed in the making of this film.」の一文に、ストーリーを読み進めるにあたり、先入観を抱かされてしまい、また、登場人物が物語とはいえユニークすぎて、最後まで世界観に馴染めきれずに消化不良のまま読み終わってしまいました。 とはいえ、切なくショッキングな結末は、小説を読む醍醐味を感じさせてもらえました。 | ||||
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うまく纏まっているのですが、おしい。すごくおしい。一つ大事なところがどうしても気になってしまって、そこの意味をもっと持たせてくれたら★5つにもなれるのに。 | ||||
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初の伊坂幸太郎作品で何を読むか迷いました。伊坂ファン一押し?のこの作品を選びました。率直な感想は、悲しくて重かった…。登場人物が魅力的でこれほど感情を揺さぶられた事は久しく無かったので素晴らしい作品だとは思うのですが…。少し間を空けて伊坂作品にチャレンジしてみます。 | ||||
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大学生になりたての椎名が越してきたアパートである青年に出会う。 会ったばかりのその青年はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」ともちかけるが、彼の本屋での標的は「たった一冊の広辞苑」だった…。 そんなおかしな話に乗るはずもないのに、気づけば主人公はモデルガンを片手に本屋の裏口に見はりとして立っているのであった。 著者:伊坂幸太郎(本書で第25回吉川英治文学新人賞を受賞) (2006.12.22 2009.7.3) 始まりはかなり突飛で付いて行くのが必死であるが、過去の回想と現在を交互に繰り返される構成によって、少しずつ全体が明らかになる。 きっと本書を読んだ人は「ドルジ」の存在に騙されることになるだろう。 映像では表現できない、文字媒体ならではの魅せ方が光る日作品だった。 伊坂幸太郎作品ってグロテスクな表現が来る…!と思いつつ凄惨な事態や表現は軽やかに避けるところが、ありがたく、いい意味と後味でハラハラさせてくれる作品が多くてページを捲る手が止まりません。 ───「あのさ、『政治家が間違っている時、その世界の正しいことはすべて間違っている』という言葉を知らないか?」(河崎、p.95) 2014年/120冊(9月/1冊)★4.1 | ||||
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最高の題名です。 「アヒルと鴨のコインロッカー」 後半にアヒルと鴨の話が出てきますが、 それからは、読み進めていくことが重く重くなっていきます。 読むのがつらい、苦しいってことではなく、作者が言いたいこと が、この題名にこめられている事に気付く(勝手に自分で思って いるので違うかもしれませんが)ために、感じることだと思います。 その後の彼(あえて彼)はどのようになっていくのか、 想像すると胸が締め付けられます。 で、 この小説を映像化するのは難しいだろうなぁ・・・。 ってコメントしたらDVDで出ていました。 | ||||
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ミステリー小説が好きで、ネットで評価が高かったので読んでみました。最初は本の題名がどうしてこのようにつけられたかわかりませんでしたが、最後のほうで納得でした。ミステリー的にはいかがかな?と思いましたが、主人公を取り巻く様々なシチュエーションは唸るものがありました。ただ、個人的にはこういう作品はそんなに好きではありませんのでこの評価にしました。 | ||||
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おもしろいです。もう一度最初から詠みます。物を見る目が違う 事を思い知らされました。 | ||||
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「本屋を襲撃する」という突飛な出来事に巻き込まれる、ごく普通の大学生の主人公。登場人物それぞれが持つストーリーがさりげなく絡み合って、ラストに向かって静かにほどけていく展開はまさに「伊坂ワールド」です。何気ない会話の優しさやユーモア。それに包まれた深みが読み終わった後に心にしっとりと残る作品だと思います。 映画とはまた違う良さが感じられる原作なので、映画を観た人にもお勧めです。 | ||||
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二年前と現在、交互に話が展開されて、、 最後はピタッと繋がる。 物語がすすむにつれて2つが繋がり、 登場人物の三人と、物語に途中参加した椎名、それぞれの物語を感じれるところが素晴しい。 終わりはどこか寂しさの残る、伊坂幸太郎節 | ||||
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けど、「すっかり騙すつもり」で書いた小説なのだからしょうがない。 種明かしされるまで、”河崎”が河崎でないと見破った人はいらっしゃるだろうか? いたら凄いわ。 ましてや、鳥葬まで看破してた人がいたら、神と崇めさせていただきたいと思います。 さて、まず気に入らない点は、椎名と琴美のキャラ分けが、性別以外まったくなされてないこと。 二人共お気楽極楽で楽観的すぎる。 あんな連中に住所まで知られて無事でいられると考えるとは、なんという危機意識のなさ(琴美)。 本気で警察に駆け込んでいれば、被害など最小限に済んでいたんだから、自業自得という他ない。 (尤も、あのアクシデントがなかったら、この話は存在しないことになるが) 河崎の物語からの退場方法も乱暴過ぎる。 殺しても死ななそうな男なのに・・・。 最近何故か立て続けに”二人一役”がキーになってる小説を読んでるんですが この作品が一番「だから何?」って感じでした。 そもそも、これミステリーか? ”現在”パートでは、どうももう琴美はこの世におらず、 本屋襲撃は、なんとなく”河崎”の復讐なのだろうという線で読んでました。 具体的に実際なされたことまでは、手がかり不足でなんとも・・・ 椎名と別行動で、”河崎”が何かやってる風な描写はありましたけどね。 とにかく退屈な文体でやや苦痛でしたけど、どう〆るのか見たいが為に読み進めました。 結果「ああ、そうゆうことか」なお話でしたけど、別に凄くはないわな。 ミステリーとしても、実験小説と捉えたとしても。 「このミステリーがすごい!」で、高順位だったとか? その年のミステリー界はよっぽど不作だったのですかねぇ・・・。 うーん・・・ あ、最後の方で、2年前の写真を椎名が見る場面は良かった。 独特な語り口は確かにあると思うので、好きな人はハマれるのかも。 私はもうゴメンナサイですが。 | ||||
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「本屋に強盗に入るって、いったいどうして?」 それが、この本を読み出して最初に抱いた疑問でした。 二人の主人公が交互に語っていくうちに、疑問も解消されるのかと思ったら……。 なんと、謎は深まるばかり。 タイトルも謎。 どうしてコインロッカー? 分からないことばかりだけど、魅力的なキャラクターたちのおかげで、決してあきない。 むしろ、どんどん引き込まれる。 そして、頭の中が疑問符でいっぱいになった頃、まさか、最後にあんなふうにつながっていくとは……。 本当に、驚かされました。 | ||||
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「一緒に本屋を襲わないか?」 初対面の主人公にそう語りかける青年。 まるでコメディのような始まりだけど、彼が背負う闇は重く、 これが哀しい物語であることが徐々に明らかになります。 悲劇を知ることで人は強くなれる。 だから、是非、最後まで読んでほしい小説です。 | ||||
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ずっと積んでいたのですが最近読みました。 ※ネタバレ注意 叙述トリックに関しては、さすがにあれだけしつこく日本語講座をやられては鈍感な私でも気づきます。 ただドルジが自分のことを河崎だと偽ったり、琴美が車に飛び出して死んだりと、ちょっと無理矢理な展開が目立ちました。 あと、ちょっと修飾語? というか、文章の回りくどさが目立ちました。こういうのを村上春樹風と言うのでしょうか・・・ | ||||
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途中少し退屈するところもあったけど全体通してみるとなかなか面白かった。 動物殺しの犯人が出てからは少し不穏な空気が漂うので、最初の方のの雰囲気が好きな人には辛いかもしれない。 他のレビューではリアリティがないと書いている人もいるが、そもそも創作でリアリティもなにもないので私は特に気にならなかった。 リアリティを求めている人は読まないほうがいいかもしれない。 内容とは関係ないが電子書籍版には解説が所収されていないと書かれていてショック。紙の本から削ったところがあるならもっと安く売って欲しいかな。 | ||||
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一箇所だけビックリしましたが、同じセリフがまた出てきたりするやり方やなどにあざとさを感じてしまい、好きになれませんでした。 登場人物に魅力も感じませんでした。 この作家の他の本は面白かったのに残念。 冒頭、「パン屋を襲う」をどうしても思い起こしてしまいますが、文章の巧みさは全く、もう全く及ばない。 あちらは無意味に思える哲学的な言い回しが徹底的に無意味なままそれでも圧倒的な魅力を持って読ませてくれますが、 こちらはとってつけてたような印象しか残らない。 でもディランの歌声に対する「罪を持った人には糾弾しているように聞こえる」という表現は好きです。 そう思ってディランを聞いたことがないので。 あとボブディランをボブと読んで曲名を間違えたままで去って行く蕎麦屋の親父とか。 細かいところとか結構好き。 | ||||
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