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アヒルと鴨のコインロッカー



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アヒルと鴨のコインロッカーの評価: 3.85/5点 レビュー 380件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全380件 341~360 18/19ページ
No.40:
(4pt)

構成は面白いが、女性の人物描写に不満

 文章がうまいし、構成が面白いので安心して読めますね。
 しかし、人物描写についてはどうでしょうか。主人公のふたりについてはまあまあとしても、女性、特に麗子さんについてはもっともっと魅力的に書いて欲しかった。3人組もくっきりと描いてもらいたかった。ここが不満かな。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
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No.39:
(5pt)

悲しくも切ない、淡い光の季節の物語。

ストーリーについては触れません!!この作品を読む楽しみを奪ってしまうことになるしもったいないので。このタイトルだけを手がかりに、なんじゃこりゃ?って思って手に取って読んでもらいたいです。だって魅力的なタイトルですし。(ロッカーって?アヒルって?鴨って何なのよ???と私は思っていました。)読みながら綺麗に洒脱にぱちぱちぱちと符号がはまっていく快感を味わってもらいたいです。ミステリ、であって、ミステリでない。私にとって伊坂幸太郎作品はそんなイメージ。漂う雰囲気がとても清冽で、この世界観、温度感が好きです。この作品は恋愛物・・・かなあって感じもするのですが、どうでしょうか。
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No.38:
(3pt)

どこか寂しくも暖かい物語

私やっぱりだめだわ。この作者の書き方。説明文が長すぎて”結局何が言いたいわけ?”と常に思って読んでいる次第。あと、無駄な推論・たとえ話が多い。”だから何よ”と突っ込んでしまう。村上春樹などでは、その文章により、物語の世界に引き込まれる効果があるが、本書については私には作者の” 文章酔い”にしか感じない。最後は確かに驚くけどストーリー展開上いい意味で裏切るというよりも、読書をだますためだけの裏切り感を感じてしまう。ギャングの時も思ったがなんで売れているのかが解らない。私の文才がないのだろうか・・・。べつにそれならそれでいいけど・・・。「やっぱりこの作風とは合わないのかな?」と思いながら読み進めていたが、知らず知らずドップリ世界に嵌っていた。驚くような展開ではないけれど、どこか寂しくも暖かい物語。良かったら私のHPもご覧になってください。
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No.37:
(4pt)

伊坂ワールド

私にとっての伊坂作品はミステリーではない。…等と言うと、伊坂ファンに怒られてしまうかもしれないが…。私はむしろ、この人の作品群がどう動いていくのか、どうつながっていくのかに興味がある。伊坂作品の魅力はいくつかあるが、その一つに時間軸の変化がある。全然、別の時間が交互に書き綴られていき、それらがラストで一つに集約されていく。そこにカタルシスを覚える読者も多いであろう(私もそのうちの一人であるが)。同じように、伊坂の作品全てが出揃った時、初めて見えてくる光景があるのではないだろうか。仙台を舞台とした一つの伊坂ワールドが。この予感がただ予感に過ぎないのか、それとも当たっているのか、わかるのは何年も先のことであろう。それを楽しみに、一作一作、読み続けている。
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No.36:
(4pt)

No animal was harmed in the making of this novel.

 大学に入学したばかりの椎名が語る現在の物語と、ペットショップ店員の琴美が語る2年前の物語とが、交互に綴られていく。 2人以外の登場人物は、共通である。誰も皆、この作者特有の魅力的な個性を持つ登場人物達だ。 その中の1人に違和感を覚えながらも、書店襲撃事件(?)と、ペット殺しという血生臭い事件から、両方の物語に引き込まれていった。 小説(でも映画でもなんでもいいのだが)を楽しむには、例えば3つの要素があると思う。 (1) 超人的(でなくてもいいが、日頃自分がしたいと思ってもできないことをしてくれる)ヒーローが活躍し、カタルシスを感じる。 (2) 自分と等身大の主人公が、失敗を重ねながらもちょっぴり幸せになって、シンパシーを感じる。 (3) 憎たらしい悪役が墓穴を掘り、不幸になる。(人の不幸は蜜の味) 何故こういうことを思ったかというと、(2)にあたるこの小説の主人公の行動が、ことごとく自分が取るであろう行動と違っていて、言ってみれば(3)の悪役が取る『墓穴を掘る』的行動ばかりで、イライラしてしまったからだ。 自分と等身大の主人公が、墓穴を掘り、不幸になるのでは、楽しめない。中盤で、そういう小説なのだとあきらめがつくまで、読むことに苦痛さえ感じた。だから、その段階での評価では、星1つか2つだった。 でも、最後まで読んで、星は4つに増えた。(1)に近い、ちょっと悲しい感動に包まれたからだ。 ところで、奇妙な題名である。読んでいて、『そういえばこの小説ってなんという題名だっけ?』と思うほど、内容と合ってないように思えた。 しかし、ちょうど真ん中のページで、唐突に『アヒルと鴨』が登場する。そして、物語の最後に、感動の『コインロッカー』が……。
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No.35:
(5pt)

後味すっきり☆

伊坂さんの小説は、登場人物たちがすごく魅力的で、まともそうな人もどこかずれていて、そこがとてもおもしろくて惹きこまれます。読み終わるときにはもう登場人物たちに愛着をかんじているので、最後のページを閉じるのが名残惜しいような気がしました。それでもわからなかったことがすっきりほどけて、切なさが残って素敵な作品でした。
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No.34:
(4pt)

一味違うミステリー

2年前と現在の出来事が、交互に描かれている。この二つがどこでどうつながっていくのか、最後まで目が離せない。「何かが起こるのではないだろうか?」常にそう思わせる。だが、仮に何も起こらないとしても、決してがっかりはしない。むしろ、何も起こらないことにほっとするだろう。読んだあとに残る物悲しさ、ほろ苦さ、そしてちょっぴりのさわやかさ。一味違うミステリーだった。
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No.33:
(4pt)

本屋襲撃です

本屋襲撃! 広辞苑! いきなりの展開に胸が躍りました。「パン屋再襲撃」みたいなものです。という感じでつかみはすごくうまいんですが、どうもそのあとを一気に読むことが出来ませんでした。話の中に入ることができなかったんです。物語はふたつの視点で進行します。二年前と現代。それが最後に結びつくんですが、そこは鮮やかで。その過程もすっごく面白いんです。それなのにやっぱりどこか物足りないというか、なにか不満が付きまとったままでした。最後まで読んでもその不満は付きまとったままで。それでも話はおもしろいし、十分良作といえるレベルなので、星四つです。
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No.32:
(5pt)

BGMにはボブ・ディラン

この一風変わったタイトルから、なかなか中身を想像することはむずかしいと思いますが、そこのところを説明すると、この小説の魅力が半減してしまいましので、秘密ということにします。お話は動物虐待がテーマになっています。相変わらずの伊坂スタイルで、軽妙ながらも頭の中はかっちり骨太で、結構、正義の味方くんなので、読み終わったら拍手なのですが、頭がクリアじゃないときは、物語が、あっちいったり、こっちいったり、付いていけなくて大変です。もし映画だったら、意外にそのジャンプは簡単なのですが、これが、映像化には「不向き」な物語なところがみそです(^_^;)。
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No.31:
(5pt)

ひとつひとつに意味がある

ラッシュライフもそうなんだけど、伊坂幸太郎は最終的に話をつなげていくのがすごくうまいんだなぁって思います。このハナシは平行して描かれる過去とリンクしてるんだけど、意外なところで私はだまされました・・。でもやられた!って言うよりは、そうだったのか!と言う納得。河崎の写真に書かれた言葉がステキでした。クドイとか格好つけてるとか言われるけど、私はやっぱり洒落てるな、と素直に思えますね。そして奥深い。
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No.30:
(5pt)

うまい!

伊坂さんの本はこれが2冊目ですが、面白くて一気に読んでしまいました。私はミステリーって読まなかったんですが、それでも自然と引き込まれて読まされてしまううまさがあります。映像ではなく、小説ならではの醍醐味に溢れていると思います。タイトルの付け方もうまい。登場人物に自分を重ねて胸がキュゥとすることもありますが、読後に「楽しませてもらった」と思える一冊です。
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No.29:
(5pt)

心理描写の上手さとキャラの魅力

私が初めて読んだ伊坂さんの本がこれでした。ミステリーなんだけど、単なる謎解きに終わらず、登場人物の魅力や心理描写の上手さにどんどん引き込まれていきます。とんでもない行動をするキャラも出てきますが、その行動の裏には彼なりの理由があったり、単んに変なキャラで終わらず、人間味溢れる人物像がとても魅力的です。後半、真相が明らかにされる場面は目がしらが熱くなり、ラストは泣いてしまいました。お勧めの一冊です。
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No.28:
(5pt)

思い知らされたまぬけさ

読み始めてまもなく、ミステリーであることを忘れてしまい、最後になるにつれて、しまったという後悔が生じ始めました。伊坂氏の作品は初めてでしたが、他の作品も読んでみたいという気持ちにさせられます。暖かさと切なさが混じる気持ちになりました。
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No.27:
(3pt)

罪と罰のカタチ

井坂作品と言えば、極端とも言える懲悪が魅力の一つ。常に吐き気を催すような悪が登場し、最後もしくは冒頭で淘汰される。その気持ちの良いほどの徹底ぶりが魅力の一つなのだが、今回は一味違った「罪と罰のカタチ」が描かれていました。  『因果応報』  仏教的ではありますが、理に叶った考え方だと思います。でもやっぱり私は、桜が悪徳警官を撃ち殺すように、銀行強盗が現金輸送ジャックをまんまと陥れるように、気持ちのいい爽快感を求めてしまいます。星の数は爽快感の数。というわけで決して面白くないという事ではありません。むしろ二つのパズルのピースが一つの絵画になるような気持ちよさにはいつも以上に圧巻させられてしまいますし、その異次元的展開からきっと目を離すことは出来ないでしょう。あまり言ってしまうとどうしてもネタばれに繋がってしまいそうですので控えますが、井坂作品の面白さは読んで見なけりゃわからない!そんな事を言ったら元も子もないかもしれませんが、とにかく読んで心で感じて欲しいです。そしてあなたの「罪と罰」に対する考え方が本作品と一致したとき、あなたの心の一冊になるのではないでしょうか。
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No.26:
(5pt)

おすすめですよ。

文庫版「オーデュボン‾」がおもしろかったので
「陽気なギャング‾」→「アヒルと鴨のコインロッカー」 の順番で読みました。
前2作のような、気楽さで読んだのですが、ラストでやられました。
就寝前に読み終わったので、涙が止まらず大変でした。
あまり、このようなラストは好きではないのですが
救い はあると思うのです。
読もうかどうか迷っている方には、ぜひおすすめしたい作品です。
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No.25:
(3pt)

テンポやよし。ただしミステリーとしては穴が多い。

 書店襲撃と広辞苑強奪という大変奇妙な導入部から引き込まれました。伊坂幸太郎は、短めの文章を効果的に配することで、作品全体に小気味良いテンポを与えています。
 現在と2年前の出来事が交互に展開する謎めいた物語。その行き着く先を早く見てみたいというはやる気持ちを抑えられず、当初は数日かけて読み終えるつもりでしたが、他の予定を先送りしてまでその日のうちに読み終える結果となりました。
 大学進学で故郷を離れた経験のある私にとって、18歳の「僕」の焦燥と脆さは懐かしく感じられるものです。この主人公とともに不安感をあおられ、そして好奇心をくすぐられながら読み進めました。
 またもうひとりの主人公である「わたし」とともに、事件に対して強い憤りを抱き、激しい動悸を抑えることが出来ぬスリリングな体験も味わいました。
 ですが、ミステリーとしては「穴」があるという印象を抱きます。これから読もうとしている人の興を削がないようにすると同時に、読み終えた人には私が言わんとしていることが明確に伝わるように、努めて書くと次のようになります。
1)私は外国語をいくつか話しますが、それは文字を使って読み書きの訓練をつんだからです。文字が読めるからこそ外国語の予習と復習は可能です。少なくとも短期間で外国語を習得しようとするならば、文字学習を後回しにするのは非効率的ですし、そういう発想を有能な教師や意欲ある生徒はそもそもしないはずです。
2)一人称形式の小説には、自分が本来存在していない場所や時間に起こった出来事を見たり語ったりしてはならないという最低限の掟があります。そのルールを破ると、この小説のようにファンタジーになってしまいます。
3)私は民主的な法治国家を強く信じるので、私刑によってカタルシスを図る、という行いを肯定できません。その行為が誤りであるということを特に若い読者は見過ごさないでほしいという思いが残りました。
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No.24:
(4pt)

仕掛けの妙。

~ワケノワカラナイタイトルに惹かれた。そしてタイトル同様登場人物たちのまとう不思議な空気と会話がワケノワカラナイ感じでなんとなくカッコイイ。二部構成で代わる代わる語られる物語のじれったさ、不安が最大限にふくらんだその先にあっさりと、しかし鮮やかに突きつけられる事実。ハマッた。いや、はめられた。上り詰めたジェットコース~~ターの先に全く予想もしなかった景色と衝撃が待っていた。そう、ワケノワカラナイタイトルの意味が知りたければ読むべし。惜しむらくは登場人物への感情移入がしにくい部分があったこと。それも味なり計算なりと思えなくもないがこの「技」を決めるために少々無理をしたように感じられた。そこを差し引いても感嘆の一冊。~
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No.23:
(5pt)

タイトルとあらすじ

伊坂さんは主人の高校の同級生で、先日同級生のホームパーティーの時に紹介されました。なので読む前から緊張しましたが、どうしてもタイトルとあらすじを読む限りでは面白そうな気がせず、広辞苑を盗む??ってなかなか進みませんでしたが、後半は読み進むのが怖くなってきました。嫌な予感が当たりませんように!って。ラストはなぜだか涙が出ました。でも後味悪いお話ではないので、さぁ次!って伊坂さんの作品が読みたくなりますよ。
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No.22:
(5pt)

泣いてしまいました。

『こんな展開ありかよ~』と思わず言ってしまいたくなります。深く考えずにスラスラ読んでいたら、まんまと騙されてしまいました。寧ろ騙されていたかったですね。強い強いと思い込んでいたので、なんだか残念なのですが、この本を読んで、こう、案外人は脆いのよ、というのを実感したりしました。そんなことを思うと涙が出てきました。そんな趣旨の小説ではないのかもしれませんが、是非読む人の観点で何倍も何倍も味わってほしい小説だなぁと思います。スッキリするかどうかは、個人のとららえ方ですね。私は満足しました。お勧めですv思わず友人に回してしまいました。
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No.21:
(5pt)

今年の私のベスト5に入れたい傑作

とりあえず今まで読んだ伊坂作品の中では最高です。物語は現在と2年前の出来事が交互に描かれています。この構成はうまい!「何か悲しいことが起きるに違いない」という悪い予感を抱きつつ、現在と過去が一体どこで繋がるのかわくわくしながら読みすすめます。それが繋がったときに、軽く読み流してしまった何気ないセリフや描写が実は大きな意味を持っていたことに気づくはず。その瞬間に登場人物たちの痛みや思いが体中に押し寄せてきました。悲しい物語になってしまいそうなこの題材に、たくさんの動物を登場させたこと。これは効果的でした。動物たちのおかげで作品に優しさと丸みが出たと思います。大好きな本です。
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4488017002

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