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砂漠
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砂漠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全318件 181~200 10/16ページ
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今まで全ての伊坂作品を読ませてもらってます!どの作品も思い入れがあり大好きです。でも僕はあまり読み返すことってしないんです。でもこの作品だけは読み返したくなる何がを感じました!素晴らしい作品だと思います。 | ||||
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主人公・北村とその大学の同級生四人を中心とした、青春小説。物語は、軽快な語り口 の中で、テンポ良くすすんでしきます。途中ちょっと痛々しい場面もありますが、物語 の伏線が最後にきてうまく纏まってくるあたり、伊坂作品っぽさい伊坂作品で、安心し て読むことができます。 物語の世界は、大学生活の感じが満載。『学生は、小さな町に守られているんだよ。町の 外には一面、砂漠が広がっているのに、守られた街町の中で暮らしている。』というセリ フそのままの世界が広がっています。なので、大学生活を出てから10年くらい経ってない と、イマイチしっくりこないかも。 「目の前で、子供が泣いているとしますよね。銃で誰かに撃たれそうだとしますよね。そ の時に、正義とはなんだろう、とか考えてどうするんですか?助けちゃえばいいんですよ。」 理屈がなく常に主観的な同級生・西嶋くんの言動が楽しい作品でもあります。 | ||||
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主人公・北村とその大学の同級生四人を中心とした、青春小説。物語は、軽快な語り口 の中で、テンポ良くすすんでしきます。途中ちょっと痛々しい場面もありますが、物語 の伏線が最後にきてうまく纏まってくるあたり、伊坂作品っぽさい伊坂作品で、安心し て読むことができます。 物語の世界は、大学生活の感じが満載。『学生は、小さな町に守られているんだよ。町の 外には一面、砂漠が広がっているのに、守られた街町の中で暮らしている。』というセリ フそのままの世界が広がっています。なので、大学生活を出てから10年くらい経ってない と、イマイチしっくりこないかも。 「目の前で、子供が泣いているとしますよね。銃で誰かに撃たれそうだとしますよね。そ の時に、正義とはなんだろう、とか考えてどうするんですか?助けちゃえばいいんですよ。」 理屈がなく常に主観的な同級生・西嶋くんの言動が楽しい作品でもあります。 | ||||
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今まで読んだ伊坂さんの、最後に話がつながる。といった、テクニックを楽しむ作品とは違い 雰囲気を楽しむ作品かなと思いました。 どこか懐かしい、暖かく見守るような気持ちを持てる作品でした。 (ちょっと辛い事件はありましたが・・・) | ||||
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今まで読んだ伊坂さんの、最後に話がつながる。といった、テクニックを楽しむ作品とは違い 雰囲気を楽しむ作品かなと思いました。 どこか懐かしい、暖かく見守るような気持ちを持てる作品でした。 (ちょっと辛い事件はありましたが・・・) | ||||
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仙台の国立大学に通う学生、東堂、西嶋、南、北村(語り手)、鳥井の、 男3人、女2人の5人の友人グループ青春小説。 5人は麻雀をしたり、ボーリングをしたり、バイトをしたりの日常を送っているうちに、 恋愛をしたり、事件に巻き込まれたりする。 そうした出来事を通じて、それぞれが精神的に成長していく。 このように書くと、あまりも平凡で陳腐な設定だが、 昔から多くの作家によって書かれてきたこのような設定の中でこそ、 それぞれの作家の個性や力量がよく現れるのではないだろうか。 本書は、登場人物の造形が巧いし(特に西嶋)、ストーリーの展開は小気味良い。 文体や登場人物の会話が、軽快で、とてもお洒落だ。 伊坂さんの個性と力量がよく発揮された作品だと思う。 現代の青春小説としては出色の出来なのではないだろうか。 | ||||
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仙台の国立大学に通う学生、東堂、西嶋、南、北村(語り手)、鳥井の、 男3人、女2人の5人の友人グループ青春小説。 5人は麻雀をしたり、ボーリングをしたり、バイトをしたりの日常を送っているうちに、 恋愛をしたり、事件に巻き込まれたりする。 そうした出来事を通じて、それぞれが精神的に成長していく。 このように書くと、あまりも平凡で陳腐な設定だが、 昔から多くの作家によって書かれてきたこのような設定の中でこそ、 それぞれの作家の個性や力量がよく現れるのではないだろうか。 本書は、登場人物の造形が巧いし(特に西嶋)、ストーリーの展開は小気味良い。 文体や登場人物の会話が、軽快で、とてもお洒落だ。 伊坂さんの個性と力量がよく発揮された作品だと思う。 現代の青春小説としては出色の出来なのではないだろうか。 | ||||
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なんとも個性的な5人組の学生生活を描いた青春小説. なんといっても一番の引きは西嶋のキャラクターだろう. 青臭くて,屁理屈で,空気を読めなくて,臆することはなく,麻雀が弱い. 周りを固めるのは,狂言回しの鳥居,クールビューティ東堂, 普通の女の子だが超能力者で麻雀が強い南,傍観者的で語り手の北村. いずれも個性的な面々だ. マージャンを通じて仲間になった5人に起こるドラマ. 行ってしまえば,たったそれだけのありふれた青春小説にも思えるが 恋愛あり,事件あり,超能力や犯罪まで出て来て盛りだくさんな大学生活だ. 傍観者の北村が,他の面々に感化されたのか, 感情的な面で変化していくのも物語の中核的要素の一つである. こんな仲間に恵まれたら学生生活は充実するだろうなと思う反面,少々めんどくさそうだぞとも思うw ただ,卒業のシーンでその後も続く友情を暗示させるやりとりがこの物語の主題を表している気がした. | ||||
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なんとも個性的な5人組の学生生活を描いた青春小説. なんといっても一番の引きは西嶋のキャラクターだろう. 青臭くて,屁理屈で,空気を読めなくて,臆することはなく,麻雀が弱い. 周りを固めるのは,狂言回しの鳥居,クールビューティ東堂, 普通の女の子だが超能力者で麻雀が強い南,傍観者的で語り手の北村. いずれも個性的な面々だ. マージャンを通じて仲間になった5人に起こるドラマ. 行ってしまえば,たったそれだけのありふれた青春小説にも思えるが 恋愛あり,事件あり,超能力や犯罪まで出て来て盛りだくさんな大学生活だ. 傍観者の北村が,他の面々に感化されたのか, 感情的な面で変化していくのも物語の中核的要素の一つである. こんな仲間に恵まれたら学生生活は充実するだろうなと思う反面,少々めんどくさそうだぞとも思うw ただ,卒業のシーンでその後も続く友情を暗示させるやりとりがこの物語の主題を表している気がした. | ||||
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さすがに大学出の作者には大学生活のことが良く分かっていると思った。私は今大学に在学中であるが、ここに出てくる人物もリアルなものばかり、読み終わってもなんだか新鮮な気分だった。そんな本って中々無い。 その中でも一際惹かれたのが西嶋のキャラクター。何かと自己主張したがり、初対面の時には、その場を白けさせ、周りからドン引きされるような人物像。しかし、実際に付き合ってみれば案外悪い奴では無く、変てこで頑固ではあるけれど憎めない奴、そういうギャップってなんかいい。口は悪いし、空気は読めないけれど、自分に正直に生きている、大学で出会う数多くの人達の中でもそういう人ってなかなか出会えないのではないだろうか?そして、それでもそれを理解して付き合ってくれる仲間とも。本書のように、大学ってそういう機会を与えてくれる場所でもあると思う。 本書とは関係ないが、随分前に近所の飼い主のいない動物達に餌をあげ続け、その異臭や汚染で訴えられ、裁判で敗訴になったという事件を思い出した。確かその裁判後に、敗訴した人はそれでも餌をあげ続けるとコメントしていたことを新聞で読んだのを覚えている。訴えたその土地の住民と餌をあげたおじさん、どちらが悪いんだろうか?正直その情報だけでは善悪の判断に迷った。しかし、この本を読み終わって、「助けりゃいいですよ、そんなの。猫でも犬でも。偽善でいいじゃないですか。」そんな歯切れのよい言葉がどこからか聞こえてくるような気がした。 もちろん、これ以上に感想はいくつもあるが、全体を通して非常に面白かった。伊坂さんの本の中でも1番、2番に面白い本だと思う。 尚、少々中身に触れていたのでまだ読んでいない人には申し訳ないです。 | ||||
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さすがに大学出の作者には大学生活のことが良く分かっていると思った。私は今大学に在学中であるが、ここに出てくる人物もリアルなものばかり、読み終わってもなんだか新鮮な気分だった。そんな本って中々無い。 その中でも一際惹かれたのが西嶋のキャラクター。何かと自己主張したがり、初対面の時には、その場を白けさせ、周りからドン引きされるような人物像。しかし、実際に付き合ってみれば案外悪い奴では無く、変てこで頑固ではあるけれど憎めない奴、そういうギャップってなんかいい。口は悪いし、空気は読めないけれど、自分に正直に生きている、大学で出会う数多くの人達の中でもそういう人ってなかなか出会えないのではないだろうか?そして、それでもそれを理解して付き合ってくれる仲間とも。本書のように、大学ってそういう機会を与えてくれる場所でもあると思う。 本書とは関係ないが、随分前に近所の飼い主のいない動物達に餌をあげ続け、その異臭や汚染で訴えられ、裁判で敗訴になったという事件を思い出した。確かその裁判後に、敗訴した人はそれでも餌をあげ続けるとコメントしていたことを新聞で読んだのを覚えている。訴えたその土地の住民と餌をあげたおじさん、どちらが悪いんだろうか?正直その情報だけでは善悪の判断に迷った。しかし、この本を読み終わって、「助けりゃいいですよ、そんなの。猫でも犬でも。偽善でいいじゃないですか。」そんな歯切れのよい言葉がどこからか聞こえてくるような気がした。 もちろん、これ以上に感想はいくつもあるが、全体を通して非常に面白かった。伊坂さんの本の中でも1番、2番に面白い本だと思う。 尚、少々中身に触れていたのでまだ読んでいない人には申し訳ないです。 | ||||
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井坂作品として、一風変わっているとか、そんなことは、よく考えてみればわかりますよね?「死神の精度」「重力ピエロ」「グラスホッパー」といろいろな世界観があって、ただし作者の考え方のその時々での傾向があったりで、「なさそうで、ありそうな統一感」これも全部井坂さん=「ベリーベリー・ストロング/斎藤和義」=西嶋ですよ。抗生物質もバンバン配っちゃうし、手負いの鹿も、自然の摂理なんか気にしないでバンバン助けちゃうのが・・・そうですよ。皆はすべて「主観」で生きていって「悩んだり笑ったり喜んだり怒ったり」全部自分の責任で | ||||
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井坂作品として、一風変わっているとか、そんなことは、よく考えてみればわかりますよね?「死神の精度」「重力ピエロ」「グラスホッパー」といろいろな世界観があって、ただし作者の考え方のその時々での傾向があったりで、「なさそうで、ありそうな統一感」これも全部井坂さん=「ベリーベリー・ストロング/斎藤和義」=西嶋ですよ。抗生物質もバンバン配っちゃうし、手負いの鹿も、自然の摂理なんか気にしないでバンバン助けちゃうのが・・・そうですよ。皆はすべて「主観」で生きていって「悩んだり笑ったり喜んだり怒ったり」全部自分の責任で | ||||
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、なんてことはまるでない。 って感じです。 確かに他の大ヒット作品ってモノからすると派手さには欠けるけど、ほのぼのした感じで面白かったです。 それに個性的な登場人物も健在。 伊坂ファンなら楽しめるハズですww | ||||
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、なんてことはまるでない。 って感じです。 確かに他の大ヒット作品ってモノからすると派手さには欠けるけど、ほのぼのした感じで面白かったです。 それに個性的な登場人物も健在。 伊坂ファンなら楽しめるハズですww | ||||
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あまりに普通の大学生物語。 これが伊坂幸太郎作品なのか??? 平易で読みやすいですが、 はっきりいってだから何という感じも。 万人受けしなくても伊坂幸太郎ならではの もっとユニークさが独特さがあっても よかったのではないかと思い、 つまならくはないけど正直物足りない感じがしました。 | ||||
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あまりに普通の大学生物語。 これが伊坂幸太郎作品なのか??? 平易で読みやすいですが、 はっきりいってだから何という感じも。 万人受けしなくても伊坂幸太郎ならではの もっとユニークさが独特さがあっても よかったのではないかと思い、 つまならくはないけど正直物足りない感じがしました。 | ||||
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物足りない、という方が多い様ですが・・ 確かにミステリーではなく、ラストにあっと言わせるような仕掛けもないのですが、心理描写がとてもうまく感情移入しやすい。 爽やかに読める書です。 テイストとしては『陽気なギャング〜』に似てますね(特に陣内と西嶋)。それよりも更に「日常」を書いたものの様な。 とても読みやすくクスリと笑いながら読めます。今までの作品の中で最も著者の遊び心がうかがえます。 ラストには久々に感動を覚えた言葉がありました。 とても良い作品ですが、これから初めて伊坂作品を読まれるという方には『オーデュポンの祈り』や『重力ピエロ』をお勧めします。 | ||||
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物足りない、という方が多い様ですが・・ 確かにミステリーではなく、ラストにあっと言わせるような仕掛けもないのですが、心理描写がとてもうまく感情移入しやすい。 爽やかに読める書です。 テイストとしては『陽気なギャング〜』に似てますね(特に陣内と西嶋)。それよりも更に「日常」を書いたものの様な。 とても読みやすくクスリと笑いながら読めます。今までの作品の中で最も著者の遊び心がうかがえます。 ラストには久々に感動を覚えた言葉がありました。 とても良い作品ですが、これから初めて伊坂作品を読まれるという方には『オーデュポンの祈り』や『重力ピエロ』をお勧めします。 | ||||
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僕のように決して若くない人間にとっても、北村や鳥井それに南と東堂、そして西嶋たちと同じ年齢の時代が自分にもあったと、しみじみ感じさせられる小説です。深みはそれほど無いかもしれないけれど、友人のささやかな幸福をあたかも自分のことのように喜べるなんて、ジーンときます。特にクリスマス・イブに起きたささやかな季節は、20年以上前に仙台のイルミネーションが輝くイヴの夜に、現在の妻にプロポーズしたあの時を思い出させてくれました。ぜひとも彼らの後日談を! | ||||
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