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砂漠
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砂漠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全318件 101~120 6/16ページ
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単行本でももっているのですが、持ち歩きように文庫本も購入。井坂さんの本は独特の感性で引き込まれますが、砂漠は本当にすごい❗細かいところに凝っていたりで楽しめます。登場人物すべての人が主役になってます。(ちょっとネタバレですが)タイムスリップして薬を…のところがすごく好きで、へこたれると読み返してパワーをもらいます。 | ||||
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著者の本はほとんど読んでいるのですが、砂漠は好きな作品の中の一冊です。大学を舞台にした物語で、主人公の北村はもちろん友達である、西嶋、東堂、南と皆、魅力的に描かれていますが、個人的には鳥井が軸にしたエピソードが一番好きです。 いろんな方に読んでもらいたいですが特に学生の方に読んでもらって、自分の中の砂漠を見つけてほしいと思います。面白かったです。 | ||||
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大学生活を始めた北村を中心に、北村を取り巻く鳥井、東堂、西嶋、南ら新入生の交流が描かれた作品。5人にとって象徴的な出来事が章を分けて四季毎につづられていく。 遊び人の鳥井、とびっきりの美女 東堂、奇矯ともいえる思想の持ち主 西嶋、超能力娘 南。主人公の北村は、どこにでもいる男子大学生だ。鳥井が名字の頭(つまり東西南北)から、マージャン誘われた北村らは、この時をきっかけに友情を育んでいく。 何かがなければ深くはわかり合えることがなかった仲間たち。賭けボーリングに巻き込まれたり、強盗事件に遭遇したり、超能力者VS科学者のバトルにかかわったりする度に、絆を強くしていく。 5人は、表面上ベタベタしているわけではない。だが、心の底ではお互いを気遣っているのがひしひしと伝わってくる。 物語の途中、鳥井は心身ともに大きな傷を負ってしまうのだが、残りの4人がいたわっていく様がそれぞれの個性がいきていて微笑ましくなる。鳥井の笑顔が戻ったときは、キュンとしてしまったよ。 北村のカノジョ鳩麦さん、通り魔のプレジデントマン、ホスト礼一+ホスト純、幹事の莞爾ら、脇役たちも気のきいた立ち回りを見せてくれる。 僕が気に入っているのは、西嶋が東堂のアルバイトをしているキャバクラを訪ねていくエピソード。恋愛にはぶきっちょな二人の行く末は! 本作品を読んでいると、自分の学生時代を思い出さざるを得ないのだが、残念ながらこういう友情を築くことはできなかった。「砂漠」のまま過ごしてしまったことになる。ノスタルジックな感慨に、ジェラシーが交じった複雑な気持ちにさせられる。もっとも、強盗事件も発生しなかったし、超能力を使う女子学生もいなかったのだけれど。 北村の思いのとおり、5人の友情が永遠に続くことを願いたい。 | ||||
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作者自身が楽しんで書いている姿が 目に浮かぶよう。 青春小説としておすすめできます。 | ||||
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「その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」と言ってのける西嶋の人物造形が見事。「あとは自由に!」と方向を失い独り放り出された砂漠を、西嶋はどんなふうに前進していくか。 西嶋が話す「抗生物質」のくだりが、力強くていい。 気がつけば行き過ぎていく学生時代の時間の流れを、巧い仕掛けで描いている。青春群像劇の良作。 | ||||
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東北の大学へ通う男女のお話。「砂漠」というちょっと変わったタイトルの意味が中盤で分かってきます。途中は涙のシーンもありますが、「自分の人生は自分で引き受ける」という静かな気迫が伝わってきます。「大学時代の友人って良いな」そんな気持ちにさせる読後がさわやかな作品。私は井坂幸太郎さんの作品のなかでもとても好きな本です。 | ||||
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毎回作者の作品を読むたび、「この小説が一番面白かった」 って思ってしまいます。 発表順に読んでいる訳ではないのですが、毎回楽しめて しまいます。 今回この小説からは、 自分が学生から卒業し、社会に出ていく頃の不安な気持ちや、 皆と別れ別れになるさみしさを、思い出させてもらいました。 「結局僕たちはばらばらになる。なんてことはまるでない、 はずだ。」 そうだ! 今夜友人に電話をしてみよう。 彼らの幸せを確認せずにはいられなくなってしまった。 | ||||
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同氏作品の『ラッシュライフ』は面白く読めたが、この作品はちょっと…...『オーデュポンの祈り』でも、同様の違和感を 感じたが、ファンタジー的な部分とリアル・シリアスな部分の調和がなされていない。 軽妙な学生の冒険譚に、急にシリアスな場面(登場人物の一人が片腕を失う)が登場し、違和感を覚えた。 小生のみならず、多くの読者がこの展開に『えっ……』と驚いた(引いた)のではないか? いっそ東川篤哉作品のように、パロディー&漫画的な世界観に吹っ切れた方が良かったのではないか?と思う。 | ||||
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一つ一つのアクションに必然性も説得力も全く感じず、その状態で読み進めて行くとどうしても感情移入が出来なくなる。 長谷川さんの存在も台詞もあり得ないし(ボーリング賭博の謝罪にかんしては非現実過ぎて失笑してしまった)、彼女の存在を警察に一切隠す理由が分からない。(説得力が無い) 音楽や時事問題を絡めた青春物語、というのは過去に多数の作家が試みた手法ですが、底が浅いので物語にとけ込めてないように感じる。 この人のファンの人からいつもお古を頂くけど、次回はもう断ろうと思う。 | ||||
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伊坂幸太郎のファンでもありません。 小説を沢山読むわけでもありません。 そんな私が初めて読んだ伊坂幸太郎の小説がこの砂漠でした。 率直な感想は、面白かった。 「西嶋」という個性的なキャラクターからは、多くのことが学びました。 型にはまらず自分の思うがままに生きれば良いのだ、という様なメッセージを感じた。 とても爽やかな気分になれる小説だと思います。 読んで損は無いでしょう。 | ||||
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帯に「青春小説のスタンダード」と書いてあったから、売れっ子作家がどんな青春物語を紡ぎ出してくれるのかと思いきや… 全く酷い。 ホストとの喧嘩で腕切断、超能力で車を動かすなど有り得ねえストーリー。 登場人物たちもどこか達観していて全然悩んだりしない。みんな公務員になったり一流企業に就職したりして上手くやってる。 青春ってそんなもん?旧帝大のエリートならこんなもんなのか。 あーあ、マジで不快だよ。こんなリア充共のくだらねえごっこ遊びを読まされてよ。いっそF欄大で友達もいないし就職もできないコミュ障不細工達の話を書いてくれよ。その方がすげえ青春小説が完成すると思うぜ。 | ||||
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心がなんだか温まりました。 読後感がこの上なく良いです。 相変わらず伊坂本は名言だらけです。 | ||||
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評価を悪く付けているのは、「はじめての伊坂作品」という人が多かったので、 伊坂さんの作品が合わない人なんだろうと思っていましたが、 何作も読んでいますが、いまいちな印象でした。 登場人物の西嶋が、嫌いなタイプだからなのかもしれません。 友達が大けがをすることになった原因は、 間違いなく西嶋の無謀な行動にあるのに、 反省や落ち込みがなく、(あっても非常に薄っぺらく) その後も全く進歩がみられず、 世間を騒がす犯罪者を肯定するという設定は どうにも不愉快でなりませんでした。 彼の発言に感動する方もいるようですが、 正直、自分の考えを曲げない危険なタイプですよ。 実は発言が首尾一貫しておらず、 強い信念を持って主張するのなら、 自らが責任を持つべきなのに、 思い付きの行動で、周りに迷惑をかける。 処分される犬を引き取ってきて、自分の家では飼えないって、なんだよって話ですよ。 そんなやつは、大バカ野郎ですよ。(西嶋口調ですね) 超能力の話にしても、なんだが中途半端ですし、 プレジデントマンがなぜあの場所に現れたのか、 彼の行動の原因となったものが何だったのかもはっきりとは書かれておらず、 他の作品に比べて、底浅な印象でした。 | ||||
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案外、レビューで書かれていないが、2001-09年にアメリカ大統領だったブッシュ(ジュニア)政権下の雰囲気というのが、この作品の影としてあるのかなと思った。以下、ネタバレあり、かつ、いくらか分析的に。 ****************************** 2001年の9.11同時多発テロ以降、アフガン侵攻(2001年-)、イラク戦争(第二次湾岸戦争、2003年-)、と「テロとの戦い」ということで、大義があるのかないのかわからない戦争をアメリカは続けた。その成否、評価は今でもはっきりしない感じだが、今の日本(2014年)は、中東での戦争にあまり関心がないんじゃないかと思う。アメリカですらそういう雰囲気もあるとも言われている。(ティーパーティ等) 大義のない戦争を続けるアメリカ(+イギリス他)に対して、モヤモヤしつつも何もできない。もどかしさを感じつつも、声を上げたとしても無意味だとも感じる。それで、だったら自分には関係ない、といった態度を取るしかない(自身の無力さを認めたくないからか)消極的で「俯瞰型」の主人公=読者は、ストレートに憤る西嶋という存在に惹かれ、巻き込まれていく、というのが基本的な話の図式だろう。 西嶋という人物は、「うざい」と感じさせつつも、「戦争は間違っている」という正義感を満たしてくれるという意味で配置されている。つまり、ブッシュ政権の戦争への「モヤモヤ」に対して、憤りを発散させてくれる(感情移入の)装置として、機能しているわけだ。 「理屈じゃなくて、目の前の相手を助けろ」 いや、いいと思うし、そういう正義感を忘れてはいけないと思う。そういう「青さ」も含めて「青春小説」ということだが、作者は西嶋を留年させているところあたり、ちゃんと「砂漠」のことを分かっているのだろうと思う。理想と現実というか、まあ、そのあたりの青春の「苦さ」の部分は控えめかもしれない。 「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」 ということで、大学生のどこか余裕もあるけど不安もある感じと、友達とだらだら過ごす時間の豊かさというのとは、楽しめるんじゃないかと思う。 | ||||
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学生生活の、不安定なのに余裕のあるあの雰囲気がとても魅力的に描かれており、 登場人物たちの人生を一緒に楽しみたくなる感覚を覚えました。 この作家の作品を読んでいると、 いつも大袈裟な論文を読んでいるような気分になってしまいます。 作家の書きたいものを探しているつもりが、いつの間にか説得させられているような。 時間が空いてしまってもすぐに入っていけるのは、物語が進行しているけれど、 蓄積した情報も折に触れて紛れているからだと思います。 自分の学生時代も、きっと良い作品です。 | ||||
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ネット記事でこの人の別の本が紹介されていたので、古本を購入してみた。 本とは相性があるのを前提として、、、 時間の無駄だった、読み終えた自分を評価したい。 この人の本はもう読むまいと決めた。 | ||||
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予想より面白いです 映像化が楽しみですね。 そんなこんなですのでよろしく | ||||
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主人公と友人たちの誠実さに惹かれ、楽しめました。 懐かしい青春の日々を思い出させてくれます。 この作品も読後爽快感があり、また他の作品も読みたくなります。 | ||||
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あまり良く覚えていないので もう1度読み直したい作品です。 砂漠。 ん〜。 なんとなく覚えているけど、 ちょっとうろ覚えすぎます。 | ||||
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感動しました。納品や支払い手続きにストレスはなく満足しています。 | ||||
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