■スポンサードリンク
砂漠
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
砂漠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全318件 241~260 13/16ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やるんですよ。何をって、決まってるじゃないですか。麻雀ですよ。 伊坂幸太郎の本作は舞台背景が大学で、主人公は大学生で、彼らが麻雀をやりながら話が進んでいきます。麻雀を知らなくても展開がわからなくなることはないですが、知っていると余分に面白いかもしれません。 ところで、これ、全然ミステリじゃありませんでした。強いてあげれば、時間の謎が最後に判明したのですが、これをもってミステリと呼べるかというと疑問です。でも、ミステリじゃなくても、というか、ミステリじゃないから、この作品の読後感の良さがあると思います。青春です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やるんですよ。何をって、決まってるじゃないですか。麻雀ですよ。 伊坂幸太郎の本作は舞台背景が大学で、主人公は大学生で、彼らが麻雀をやりながら話が進んでいきます。麻雀を知らなくても展開がわからなくなることはないですが、知っていると余分に面白いかもしれません。 ところで、これ、全然ミステリじゃありませんでした。強いてあげれば、時間の謎が最後に判明したのですが、これをもってミステリと呼べるかというと疑問です。でも、ミステリじゃなくても、というか、ミステリじゃないから、この作品の読後感の良さがあると思います。青春です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
また例によって、現実的なようで現実的でない出来事に巻き込まれる。 最後にややサプライズが待っているが、一回読んだだけだとややおとなしめの印象を受ける。 あいかわらずキャラの立て方、セリフ回しは抜群にうまい。 だが、それだけだ。テーマ性がない。 ちょっと内容が薄いなと感じる。 ただ、きちんとセリフの一つ一つの意味を考え、設定の意味付けを考えると意外と練られた作品であるようにも感じる。 特に西嶋の台詞は力強く、感動的だった。 「残念ながら、俺を動かしているのは、俺の主観ですよ」 「矛盾しちゃいけないって法律があるんですか?」 この小説の中に「売れる、小説の条件」が出てくる。 それは「ユーモアと軽快さと、知的さだ。洒落ているいるだけで、中身はない。」 この作品のことを言っているかのようだ。 しかしよくよく読むときちんと内容があるようにも感じる。 P19に鳥井に関する伏線が張られている。 意外と細かいところまで作り込まれている。 何回も読むとだんだん良さがわかってくる、そんな作品ではないかと思います。 この作品はノベライズされています。 砂漠 (Jノベル・コレクション) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
・自分が関西人なので気になりますが、最初の方にちらっと出て来た関西弁の女の子はどうなったのでしょうか? ・せっかく法学部なのに法学と関係無い方向へ進んで行くんですねえ。そんなもんですか? ・ここ砂漠では前進しているつもりでも後退してたり、迷ってばかりです。それでも前進することを選びたい。というパワーを、いつも伊坂サンからもらっています。なんてことは、無いですか? ・読了後、彼ら東南西北+やませみ+鳩さん達の物語とお別れするのは寂しかったです。だけどまた別の物語で、また彼らに逢わせてくれますよね、伊坂サン? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
・自分が関西人なので気になりますが、最初の方にちらっと出て来た関西弁の女の子はどうなったのでしょうか?・せっかく法学部なのに法学と関係無い方向へ進んで行くんですねえ。そんなもんですか?・ここ砂漠では前進しているつもりでも後退してたり、迷ってばかりです。それでも前進することを選びたい。というパワーを、いつも伊坂サンからもらっています。なんてことは、無いですか?・読了後、彼ら東南西北+やませみ+鳩さん達の物語とお別れするのは寂しかったです。だけどまた別の物語で、また彼らに逢わせてくれますよね、伊坂サン? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大学4年生のタイミングでこの本を読めてよかったと思います。 来年から働くという人、砂漠に出る前にこの本を一度読んでみて下さい ♭ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大学4年生のタイミングでこの本を読めてよかったと思います。来年から働くという人、砂漠に出る前にこの本を一度読んでみて下さい ♭ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物のキャラクターが好きでした。物語にグッと入り込めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物のキャラクターが好きでした。物語にグッと入り込めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂作品唯一の駄作 文体や話の流れが本当に伊坂が書いたのか?と 疑問を持つ内容。 高校生が読むには、ちょうど良いライトノベル。 人物設定や話の流れに無理がある。 内容は、大学4年間を春夏秋冬に分け、話が進行する。 また非常に分かりやすく男女がくっつく。 麻雀とラモーンズが好きな人は まあそれなりに楽しめるだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回は大学時代の青春物語。 伊坂作品には珍しくキモキャラの西嶋が登場する、 現実に西嶋みたいな奴がいたら、キチ○イ扱いされて終わりだが、 伊坂作品ではクラスで一番綺麗な東堂や南をいきなり麻雀に誘うことに成功。 他の男の誘いは拒否しても西嶋の誘いはOKだなんて、その誘い方は省略されている。 そして南は物を動かす事ができる超能力者、さすが伊坂作品、何でもありかよ! 伊坂作品ってライトノベルでしたっけ? 主人公が彼女から預かり期限を過ぎた犬は保健所に処分される話を聞いて、 WEBで預かり期限が今日までのシェパードを見つける、あぁ、かわいそうだと思っていたら、 偶然、必然?的に西嶋がそのシェパードを確保、さすが伊坂作品、感動的を作り出しやがった! その他にも偶然がかなりあるので探してみると面白いと思います。 伊坂作品を10冊も読んでいると偶然の発生率に慣れる…、 なんてことはまるでない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まぁ大学生の法学部という境遇は同じだし買うよね 伊坂ワールドに期待して | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まぁ大学生の法学部という境遇は同じだし買うよね伊坂ワールドに期待して | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学生時代に麻雀に明け暮れたので、なっつかしぃ思いで読み始めました。 仙台と違って関西ではピンヅモはないから「ツモピンはイーハンちゃうん。 ピンフつかへんで?」ってツッコンデましたが、 鳥や中の上がりは関西のノリやね。 学生時代なんてあっと言う間に1年なんか過ぎたけど、 春夏秋冬を「そー持ってくるかぁ」・・・流石やわと唸ってました。 伊坂作品では、「キタキタ〜ッ」って感覚が早くから来るのを楽しんでますけど、 砂漠だけは、良い意味で裏切られて「全然あかんやん」って思ってたら、 最後にドッカ〜ンとやられちまいました。大好きな作品がまた一つ増えました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学生時代に麻雀に明け暮れたので、なっつかしぃ思いで読み始めました。 仙台と違って関西ではピンヅモはないから「ツモピンはイーハンちゃうん。 ピンフつかへんで?」ってツッコンデましたが、 鳥や中の上がりは関西のノリやね。 学生時代なんてあっと言う間に1年なんか過ぎたけど、 春夏秋冬を「そー持ってくるかぁ」・・・流石やわと唸ってました。 伊坂作品では、「キタキタ〜ッ」って感覚が早くから来るのを楽しんでますけど、 砂漠だけは、良い意味で裏切られて「全然あかんやん」って思ってたら、 最後にドッカ〜ンとやられちまいました。大好きな作品がまた一つ増えました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の小説を数作既読していますが、物語の筋と運び方が非常に軽快で、登場人物たちもキャッチーです。作劇技術に関しては非常に見所があり、現代の若手作家としては稀有な実力を持っていると思います。 ただ、如何ともし難いのが、登場人物たちの社会や他者に対する洞察力が余りに低すぎるということです。これがとても気になります。 端的に言って、登場人物全て(の思考)が幼稚で低俗なのです。 これは伊坂作品においてよく形容される「青臭さ」とは本質的に異なったものだと思います。単に視野が狭かったり、思考能力・判断能力が低いだけです。 とりわけ、エンターテイメントに徹していない作品だと、その濃度が増す傾向にあり、この「砂漠」以外にも「魔王」や「重力ピエロ」で顕著だと思います。 その「洞察力の低さ」が、登場人物の青臭さを引き立てる要素として機能しているならば、こんなことも言わないのですが、そんなことはまるでなく、この問題は作者自身に通ずるのではないかと思えるから、問題なのです。 インタビュー等を見ていると、「え、もしかしてあれってマジで言ってたの?」と思えるような受け答えが多くあります。40代に近い壮年男性の社会洞察力がこれだと思うと、小説の方も楽しめなくなってくるから不思議ですね。 「考えろ、考えろ、考えろ」などと他作品で連呼しているわりには、何も考えていないことが伝わってきます。 余談になりますが、西尾維新と伊坂幸太郎には親和性があると思っていましたが(登場人物の洞察力の低さ=幼児性と、結局はキャラ萌え小説である点)、本作品は特に西尾維新の戯言シリーズ、クビシメロマンチストあたりを彷彿とさせられる内容でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2005年12月15日リリース、書き下ろし。内容的には、伊坂幸太郎が東北大学の法学部に在籍していた頃のことを題材にしている感じだ。麻雀が出てきて、1970年代生まれでも大学で麻雀したんだ、と意外だった。ぼくの大学生時代はもっとぐっと古いので麻雀一色だった。ちなみにぼくは九蓮宝燈をあがったことがあるくらいやった、ということで読んでいてやたら懐かしかった。 この中に出てくる西嶋みたいな奴も確かにいた。莞爾のような奴はたくさんいたし、鳥井やぼくのような奴もいたし、南のような女の子もいた。そういった彼等が大学生活というもっと貴重な時間を生きる様子に、思わず微笑んでしまうステキさがこの作品にはある。ゆっくりゆっくりそのステキさをなぞるように、思い出すように読む。 この作品より小説として優れている作品は確かに伊坂幸太郎にはある。しかしながらぼくはまちがいなくこの作品が一番好きだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
誰かも書いてましたが、西嶋とサンボマスターの山口はイメージが重なりますね。 どっちも本気だと思います。 叫んでる内容が支離滅裂だって、くだらなくたって、本気であることは強さを持ちます。 いくら論理的に現実的にクールに話をされたって、心になんか届きません。 矛盾してたっていいです。本気じゃなきゃ、何も変わりません。 留年してなにをやりたかったのかが、気になります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
多少太ってようが、性格が暗かろうが、男だろうが女だろうが、そんなのは関係ない。 お互い認め合い分かり合えれば仲間だ。 主人公"北村"にあまりにも感情移入した自分は、この本を読み終えると同時にこの仲間たちとも本当にお別れしてしまうような、寂しさを感じました。 友達っていいな、仲間っていいなと思わせてくれる作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂ワールド全開な青春小説. 実際にいそうな登場人物たちと共に繰り広げられる大学生活は,懐かしさと少しの寂しさを思いこさせてくれた.大学時代の自分を思い起こせば北村と西島を足して割った感じの人間だった.ここまで友達には恵まれはしなかったが・・・ 四季をめぐる章の構成は,最後にささやかな驚きを与えてくれる作者らしいプレゼント. 兎にも角にも多くの人に本を手に取り読んでもらいたい.止まらなくなること請け合いだ. | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!