■スポンサードリンク
砂漠
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
砂漠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全318件 1~20 1/16ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂幸太郎の『砂漠』は、大学生活を描いた青春小説でありながら、彼らしいユーモアと独特なストーリーテリングが光る作品です。この本は、何気ない日常の中で交錯する若者たちの友情、葛藤、成長を描いていますが、その中に潜む深いメッセージも印象的です。 物語は、5人の大学生を中心に展開し、彼らの多様な個性と人生観が物語を豊かにしています。特に主人公の北村は、どこか冷静で達観した視点を持ちながらも、友情や人生に対して深い関心を持つキャラクターで、読者も共感しやすい存在です。 伊坂作品らしく、ユーモアとシリアスさが絶妙に混じり合っており、時にクスっと笑わせられ、時に心にズシンと響く瞬間があります。また、登場人物たちの会話は軽妙でテンポが良く、読んでいて飽きません。 一見すると大学生活という穏やかな舞台ですが、そこには「生きる意味」や「選択の重さ」といった普遍的なテーマが流れており、読むたびに新しい発見がある作品です。 青春小説が好きな方だけでなく、人生について考えさせられるような深い物語を求める方にもおすすめです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この物語は、大学生活をこれから始めようとする人達、または今、現在進行中の大学生達、さらには、大学を卒業し、まさに社会人として生きていこうとしている人達に読んでもらえたら、とても興味深いお話しになっているし、それなりの人生の指南書的な存在になってくれるであろう。でも、敢えて言う。この社会を何らかの生業でなんとか生き抜き、定年退職等引退し今時間に少し余裕の持てる人生の先輩達にこそ、是非、読んでもらいたい作品でもあるのだ。この砂漠のような社会の中で、どのような人生を送れば自分らしく生き抜けるのか…恐らく、それには人生の過程で、いくつかの水の飲めるオアシスを見つけなければならないであろう。それは、どのようなオアシスか?人生の先輩達はもうすでにお分かりであろう。伊坂幸太郎はそれを示唆してくれている作品も残している。それは、「砂漠」から2年後に書かれた「アイネクライネナハトムジーク」(幻冬舎文庫)という作品である。「砂漠」の後にこの作品を是非読んで欲しい。伊坂幸太郎という作家が、自分の人生が、ますます好きになれるであろう事、間違いなしである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
忘れていた青臭い若者のエネルギーを思い出させる作品でした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
途中、つらい描写とかもあったけど、面白かった。とてもスッキリした。この方の他の作品を読み始めたきっかけの本。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
青くさい青春時代とは少し違うけど、若い頃を思い出します。是非お勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
じんわり胸が熱くなる、これはとても素敵な青春小説だなあ思いました。 北村(きたむら)、西嶋(にしじま)、東堂(とうどう)、南(みなみ)、鳥井(とりい)、仙台の大学に入った五人の、春・夏・秋・冬の物語。強い絆が生まれ、結ばれていく話に、くすりとしたり、ほろりとしたり、はらはらしたり‥‥。 彼らの姿と、著者の傑作『ゴールデンスランバー』に出てくる登場人物たちが、どこか重なり合う気もしましたよ。 購入した実業之日本社文庫本には、二種類の表紙カバーのイラスト(装画は〝hiko〟さん)が付いてるんだけど、どちらもとても雰囲気が良くて、気に入りました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の作品にはない感じです。 1/3くらいまで読みましたがどこから面白くなるのかわかりません。 くだらないことが楽しいよね~みたいなことが好きな人にはいいのかもしれません。 私は展開になにも惹かれるところがありませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大学時代ははるかむかしですが、それがこの上なく贅沢な時間だったと改めて思わせられました。伊坂さんの作品は2作品 目だったのですが、とても満足です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作は何といって印象に残り過ぎるのは西嶋でしょう。どストレート発言と呼びつけ+敬語。空気読むなんていうことをしない独自の価値観。そしてダサい。そしてかわいい。 読みつつ「あー、これって本当の主役は西嶋だなあー」って思っていたら、書評家の吉田さんの解説でも、やはり西嶋が気に入った旨が書いてありました。「その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」と言い切る、独断・毒舌・奇天烈キャラですが、「恰好悪いけど堂々としているんだ」と友に言わしめる不器用キャラは、見ていて(読んでいて)清々しい。 そしてそういう癖を受け入れつつ、友人という贅沢をかみしめた5人の4年間、しめくくりの学長の言葉が美しく、必見。 ・・・ もう一つ。北村の鳩麦さんとの恋愛も良かった。 上記の西嶋の真っすぐな表現「砂漠に雪を降らす」という言葉にもある砂漠。厳しい環境、守られていない環境という意味合いで、北村も何度か表現します。 社会人の世界というのはその「砂漠」であり、いつも皆が必死に生きているという世界。そして彼女の鳩麦さんが既に生きている世界。 その「砂漠」で死なないように、うるおいを失わないように、鳩麦さんとの結婚を匂わせて終わるこの締め方も素敵な終わり方だなあと思います。 そういえば、私の同期には彼女と学生時代から付き合っていた奴が(私も含めて)多かったのですが、入社後数年たって「いやここまで待たせて結婚しなかったら後ろから刺されるって」「たしかに」みたいな話が結構口上に上っていました。本当に失礼な話ですが。 それから比べるとですよ。人を思い続けるってのはとても難しいのですが、そのなかで北村のささやかな一途さみたいな点、非常にいいなあ、と思った次第です。 ・・・ ということで伊坂氏の描く青春小説は、面白く、そして感動的でありました。 こういうのは中高生にも読んでもらいたいなあと思いました。細かいことは全然書いていませんが、お勧め度かなり高いです。読んで欲しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公とその友達の学生生活を描いた物語なのだが、もう少し盛り上がりが欲しかった。 それでも引き込まれて読むのは止まらなかったが、少し物足りなく感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
特別大きな出来事が起きるわけではないが学生生活と心のうちを描いた作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大人になってからずっと悩み続けていた事が、この本を読んで解決しました。 すなわち、 「目の前に困っている人が居たら、助けてやればいいんですよ」 「どうして一貫性がなきゃいけないんですか」 これだけの事だったのです。 1度良い事をしたら、一貫して良い人でなければいけない。現代ではそんな風に考えてしまう人が多いような気がします。そして良い人で居続けるのは疲れるから、最初から良い人にならない。そんな流れで、日本から人情が失われていきました。と、個人的に感じています。 しかし、「なんだか今日は気分が良いから、目の前のお婆さんを助けてやる」 これでいいじゃないですか。難しい事は考えずに、ただ助けてやればいい。次に同じ事があっても、別に助けてやらなくたっていい。何で一貫性がなきゃいけないんですか。 と、この本のとある登場人物は言っていました。 これこそが、現代の日本社会が知らず知らずのうちに忘れてしまったものではないでしょうか? それはすなわち、”人間味”です。 目の前の事に怒り、慈しみ、喜び、悲しみ、笑う。それが人間じゃあないですか。 どこか善人である事を強要されるような雰囲気があり、窮屈な雰囲気が漂うこの日本に。 だからこそ斜に構える人が増えてしまったこの日本に。 何か変わった事をすると、笑われてしまう空気があるこの日本に。 今、一番必要な小説なのではないかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
随分と軽く浅い話が続くなと思いながらも完読しないと気持ちが悪いので読み進めたが、結局最後までダラダラとつまらない話を読まされた感じ。最後の方で何かあっと言わせるものが出てくるのか?とも思ったけど特別何もなかった。何で高評価なのか理解に苦しむ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やっぱり伊坂幸太郎さんはこの頃の作品が1番面白かった。作家にも旬があるのだろう。好きな作家なので、新作は毎回買っちゃうけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語ですので、多少の事件はもちろん起きるが、非常に大きな事件が起きる訳ではない。また完全にリアリズムではなく、多少非現実的なこともある。ただ登場人物達がそれぞれ個性的かつ魅力的であり、またああこういう人居るなーと思える程度には地に足の着いた人物設定なため、全体として読んでそれなりに感情移入のできる気持ちの良い物語となっている。 読後に自分の大学生時代とつい比較して、あの頃に読みたかったなーと思いながら、青春時代を懐かしめるそういう物語です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂ワールド | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
西嶋さんの視点で読んでみたいです. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鳥井を元気にするための西嶋の努力が泣ける。バカバカしい言動も多く大胆不敵な彼だが、強く賢い中にもユーモアがあり尊敬してしまう。彼以外の人物の発言にも 「終わった後に身悶えするのが麻雀」 「男は色気を強調する女を侮る傾向がある」 「想い出は作るものでなく勝手になるもの」 「最大の贅沢とは人間関係の贅沢」 「優しさとは親切にすることでなく人の憂いをわかってあげること」など多数名言あり。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
平和とは何か 平和になるにはどうしたらいいか 自分に何が出来るのか 身近な生活からその課題に取り組んでいくお話 仲間っていいなって思うお話 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂さんの本の中では比較的地味で初めは少し物足りない感がありましたが寧ろ奇抜さがない分話しの内容が分かりやすくとても読み安く印象深い本になりました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!