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砂漠
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砂漠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全318件 121~140 7/16ページ
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書店で「あるキング」と一緒に購入しました。 これから大学生になる人には是非読んでください!オススメです。 何かの壁にぶつかった時には、この物語を思い出して頑張ろうと思える作品です。 作品の中で主人公の仲間たちは危険なことに巻き込まれ、大きな痛手を負います。その中で彼らは困惑しつつも、やがて砂漠(社会)へと出るため成長していきます。 これから大学生になるあなたも、いつか痛手を負うことがあるでしょう。 そんなときはあるシーンで彼らが見ていた景色を想像してください。立ち上がる気力までは回復しないかもしれませんが、俯いていた顔を上げる気力くらいは出るかもしれませんよ。 | ||||
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大学生のほのぼのとした楽しい生活を上手く表現している。小さな驚きが沢山詰まった作品。 | ||||
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初めて伊坂さんの小説を読みました。 感想は特に無いです。ふーん、という感じ。 たぶん伊坂さんの本はもう買わないだろうなぁ・・ | ||||
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高評価をつけているみなさんのおっしゃるとおり、 僕が今まで読んできた小説の中でぶっちぎりの面白さでした。 そんな、砂漠の中で僕が個人的に気に入ってるフレーズが、 P534の「真似じゃない、引用だ」と僕は、学長を弁護する。のところだ。 世の中、身内の中でも、魅力的な人物の真似事をすると、貶される部分があった。 でも、このフレーズを見て、一瞬で救われました。 日常の中で西島の真似、いや、西島を引用していいんだってね(笑) | ||||
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伊坂幸太郎氏の著書を今回始めて読ませていただきましたが、 一気にファンになってしまいました! 個性溢れる魅力的なキャラクターに、微々たる物ながらちゃんと最後まで繋がっている伏線。 読み終えた瞬間にもう一度この本を読むだろうなと予見させてくれるような素晴らしい出来でした。 友達の為に体を張る主人公に、それぞれ大事な役割を担う仲間達。 やっぱり友情は一生モノです。最高に面白い本でした! | ||||
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私は同じ小説を2回読んだことはなかったのですが、砂漠は2回読み、それぞれ感動しました! 伊坂さんの良さは、プロットの緻密さもあると思うのですが、私はこの作品のような日常を描く作品の中にこそ発揮されているのではと感じております。 とにかく、西嶋は最高です。伊坂さんが好きな20代男子には特にオススメの一品です。 | ||||
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エンターテインメント作家と称される著者にしては大学生の日常という普遍的なテーマですが、私はこの作品が一番好きです。 ある学生グループ(オレンジデイズを髣髴させます)を中心とした幾つかの話があるのですが、全体として一つのストーリーになっていて爽快な読後感が残ります。 美人が不細工に惚れて振られるという設定が個人的に好きです(GANTZのレイカもしかり)。 | ||||
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本の内容としては、何気ない大学生活の「日常」を書いたもので、たいしたことが無いと言えばそうかもしれません。しかし、様々な言い回し、巧みな表現があり、その「日常」を読んでいる読者に「非日常間」を持たせせるところが、この本の魅力であると思います。5人の登場人物の性格は全員異なり、個性も様々です。私の個人的な意見でいうと、西嶋が、どのようなことであれ、自身の意見を持ち、他人から馬鹿にされようと自分に自信を持ち、格好悪いながら頑張る彼の姿に、格好良さを感じました。 砂漠という題名の意図が読むにつれて明らかになっていくところにも、伊坂らしさを感じます。 | ||||
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実は本ではなく、オーディオブックで聴きました。 朗読した声優?の技量が、半端なく卓越していた! からかもしれません。 読んだら多少、ダラダラと感じられるだろう箇所も、 学生時代特有のあのけだるい空気感に通じ、苦ではありませんでした。 (他の方がレビューで書かれていた、「現役学生ではなくOB向けではないか」 というのは当たっているようにも思います)。 現実と虚構のギリギリの狭間で展開するストーリー。 強烈なメッセージ性。 気の利いた伏線。 そして、東南西北+イーソー?の個性的な5人組みの存在。 伊坂氏の作品は、他に重力ピエロしか読んでいないけれど、 私はこっちのほうが好きかも。 時間にして16時間近く。 聞き終わって、思わず「面白かった…」と口をついて出てしまいましたよ。 | ||||
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大学の生協に売っていたので買ってみた。 登場人物たちはただダラダラと馴れ合って日々を過ごすだけ。 青年期の熱狂に押し拉がれたり、孤独に塞ぎ込んだり生きていくことに苦悩したりする。なんてことはまるでない。 「なんてことはまるでない」という逆説表現を用いてコメディ・レリーフの効果を狙っているようだが全く面白くない。 最終的に登場人物たちは公務員になり、一流企業に就職したりして順風満帆の人生。 読み終わっても何の感情も湧き起こらない小説。古典文学を読めと言われる理由がよくわかる。 | ||||
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仲間が困っているときの全力での助け合い、 お互いへの思いやり、かばい合いなど 友情に熱くなれるのは お金はないけれど時間は十分すぎるほどにあった 学生時代だけでしょう。 小説を一読して学生時代が懐かしくなりました。 | ||||
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伊坂さんの作品は文庫で全て読んでいます。 陽気なギャング〜・・・ 重力ピエロ・・・ ゴールデンスランバー・・・ 人気どころはこの辺なのかもしれませんが 読み返した回数が多いのはダントツで「砂漠」だったりします。 うちの奥さんなどは、「またそれ読んでるの?」と呆れています。 さて、物語は何事に対しても俯瞰的な主人公を含めた5人が大学に入学してから卒業するまでとなっています。 その4年間にはこの著者ならではのトピックがなんだかんだとあります。 「麻雀ってやったことないけど、ちょっとやってみようかな?」と思うくらいのことがあります。 まぁ、それらについては他のレビューにまかせるとして、僕が何度も読み返す理由・・・ それは卒業式シーンで学長の最後の言葉を読みたいから。 まるで彼らと一緒に自分が卒業するかのようで、このまま物語が終わるを惜しいとさえ感じます。 伊坂さんらしくないという評もあるようですが、そういう意味ではとても伊坂さんらしい作品ではないでしょうか。 これからも、欲しい本が見つからない時、金欠で買えない時は何度も読み返すことになる大切な本です。 | ||||
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ゆえあって、再読しました。 再読に耐えうる名著だとおもいます、はい。 題名の「砂漠」とはいわゆる「社会」のことです。いや、そういってしまうとほんとうに砂漠のように無味乾燥になってしまうのですが。ちなみにこれは主人公=北村の恋人である鳩麦さんがせつめいしています。たしかに、社会とは砂漠のような気がします。社会に出るまでのモラトリアム期間=大学生活を描いたのが、この本です。 この本は、「春」、「夏」、「秋」、「冬」という章立てですが、じっさいには……? つまり、ここにもミステリ要素があるわけです。また、この章がすすむにつれて主人公=北村が成長していくビルドゥングスロマンのようにも読めます。ちなみに、この北村さんというかたは作者、つまり伊坂幸太郎さんのことなのではあるまいか、とおもっているのですがどうなのでしょう。というのも、伊坂さんの作品の主人公は人格(キャラクター)が似通っていまして、その特徴を北村さんはもっていると思うからです。つまり冷めているともうしますか。 それにしても、作中にちりばめられたほんとに無数の謎(ミステリー)を最後に収斂させていく手際はすばらしいですね。このあざやかな手つきはデビュー作、『オーデュポンの祈り』からですね。小さな伏線も見逃さない、といいますか。 そういえば、伊坂さんの描く主人公はあまり冴えないという設定の気がするのに、村上春樹さんの作品の主人公のようにモテるのはなぜなんでせう。鳩麦さんだけではなく、合コンをした長谷川さん一味にもすかれているようです。ふしぎです。 | ||||
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初めての伊坂幸太郎なので期待して読んだけど、酷い小説だと思う。ボーリングの話ぐらいまでは普通に読めたが、空き巣の話からあまりにも話の展開、設定、登場人物のメンタリティが不自然になって読むのをやめた。大統領などの話から2000年代の話のはずなのに、理解不能な理由で鳥井以外は携帯を持たない、メールも使わない。だったら90年代初頭とかの設定にすれば良いと思う。それに警察に自ら長谷川さんのことを言わないどころか、聞かれても白を切るなんてどう考えても不自然すぎるでしょう? 早く犯人に捕まって欲しいのだから、自ら言うはずだし、そもそも警察相手にこんなに頭の悪い子供が嘘を突き通せるはずがない。いくらフィクションだといってもリアリティがなさすぎる。(ここで読むのを止めたけど)上記の不自然な件はどうせこの後で回収するために、プロットの都合上どうしてもそういう設定にしたいのだろうな、というのが見え見えで気持ちが悪い。ラモーンズも麻雀もそれなりに好きなのに全く楽しめなかった。時間と金の無駄だった。 | ||||
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この本は、仕掛けが少なかった割にとてもおもしろいほんでした。 ネタバレになるのですが、鳥井のアクションシーンや南が車を飛ばすシーンなどでは、とても面白いと感じました。凄くオススメします。 | ||||
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わざと描写を作っているのが見え見え。現実の生活でこんなことしないし、言わない。なんで現実の自分の体験を一つも書かないのだろうか?この小説に書いてあるようなことをして大学生活をすごして来たわけじゃないだろう。 子供の頃から敵対者の家に付きまとい奇声をあげてから学校に行き、放課後は親と一緒に敵対者を監視し、朝から晩まで宗教宗教、そして仲間さえも殺して地位を奪い取る。戦争と同じで敵対者に殺されるかもしれない危険な毎日。少し精神的に弱い人は兵士と同じく、PTSDになって精神科通い。そうやって人を蹴落として作家になったんでしょう。なんでそういう自分のしてきたことを書かないのか?こんな生ぬるい妄想論を読んで喜ぶやつなんかいないよ。 | ||||
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新歓コンパで知り合った男女5人が織りなす、学生生活で起きる様々な出来事の長い物語といった内容。人物キャラが幅広いので、読者受けが良いと思われ、共感できる人物もいるだろう。が、残念ながら個人的には共感する人もおらず、恐らく今後どういったストーリーだったか長く覚えていられない本になるだろうと思う。「人間関係が過酷で希薄な社会人生活は砂漠なので、天真爛漫に過ごせる学生生活を意味のある有意義な時期を送ろう」なんて理解は、とんでもなく誤解でステレオタイプである。同じ学生生活を扱う小説であれば、「正義のミカタ(作=本多孝好)」や「神田川デイズ(作=豊島ミホ)」の方が、よほどインパクトがある。 | ||||
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結構いろいろあって、大変な学生時代なんですが。 根底には「友情」が流れているような。 友達と呼ぶには、距離感がある知人すらも、 なんだかいいやつだったのかも、と思えてしまいます。 (飲み会の幹事ばっかりやってたやつとか) 作者が学生時代を振り返って、その甘美さが、こういう形になったように思います。 出会いがあったり、別れがあったり。 事件がったり。 まっすぐなやつもいれば、シャイなやつもいて。 自分の古き良き学生時代が自然に思い出されてしまうのですが、 実際に、そのころに戻ってみれば、きっと、いろいろ、 その時なりの悩みとか葛藤があったように思います。 それでも、伊坂幸太郎さんの作品は、それを「軽く」 「なんてね、」っと描いているところがステキです。 読み終わった後に、私は自分の学生時代の写真を引っ張り出し、 それを見て、ありし日を思い出しながら酒をのみました。 なんてことは、ない。 | ||||
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現在大学生ですが、ほんとにこの本に出会えてよかった。 とても読みやすく、 何回も読み返した作品です。 「シューカツ!」とともに、一番大好きな本になりました! | ||||
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表題どおり伊坂幸太郎の作品を初めて読んでみたのだが 他のレビュアーの方が書かれているものを見ると 著者の他作品とは大分趣が異なるようだ。 とまあそんなことは脇に置いておいて小説自体は普通に楽しめた。 文体は読みやすく、キャラクターも面白い。読後感も良い。 まあ、でもこの程度の作品ならいくらでも世の中に溢れているし 伊坂幸太郎ってこの程度のものなんだな、と思った。 なんてことは、まるでない。 不思議に心に残る小説だ。それは自分自身の大学生活の残照がさせる業なのか わからないが、自分自身の昔を振り返りながら読むのも楽しいんじゃなかろうか。 さて、次はこの著者の何を読んでみようかなあ。 | ||||
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