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ぼぎわんが、来る
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ぼぎわんが、来るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 21~40 2/2ページ
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ラストはテレビで15分でやるような安い感じで残念。人物の設定もとても薄いけど、ラストの件も含めて新人で初めて書いたというのに展開早くて読ませるからまあ良いのでは。それより新進気鋭の作家を応援しようと2作目、3作目を買いましたが、これがひどい。3作目は申し訳ないけど読みません。無理。 | ||||
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物語序盤は面白いです。序盤は。 平凡なサラリーマン一家に迫り来る「ぼぎわん」なる幽霊?妖怪?、とりあえず以下「怪異」と呼称します。 この「ぼぎわん」は ・姿はわからない ・人間のふりをして近づいてくる ・話しかけてくるが、返事をしてはいけないなどのタブーがある など、よくある「民俗学風ホラー」の定石を地で行くような存在です。 目新しさこそないものの断片的に分かる「ぼぎわん」の姿や、最初は遠巻きに怖がらせて来ただけなのが、やがて実害が及んだり徐々に不気味さや怖さがエスカレートしていきます。 ここまで第一章(三章構成)。 そして個人的には面白かったのは一章だけです。 一章では主人公が男性営業マン田原秀樹ですが、二章からは主人公がその嫁になります。 ここから作風が一変。 嫁の一方的な視点から夫・秀樹(故人)の悪いところが生前のクズっぷりがつらつらと述べられます。 というか、夫の悪いところは大半が空気の読めなさとか計画性のなさ、強引な性格で、一章を読んでいる時の「そこそこ仕事のできる普通のサラリーマン」像が大崩壊します(むしろこんな空気読めなくて営業できるんすかね、みたいな気分になる)。 そして、男性読者として読んでてイライラするのがこの作者、二部から秀樹を一般化して男性全体を批判したりあの手この手で男性批判を行うので、娯楽としてホラーを読んでたつもりが急にフェミニストの主張を聞かされて地味にうんざりします。 ところで、作中の香奈(秀樹の嫁)いわく 「男は出産どころか生理痛も耐えられない」 らしいですが、男も生理痛を疑似体験できるようになったから男が生理痛くらいは耐えられることが証明されましたね。 そんな感じで「男はこうだ」、「男性社会はこうだ」という女からの一方的な男叩きが散りばめられていて読むとイライラします。 次にダメなのが、キャラクターの出し方が中途半端にラノベ風です。 この作品の怪異、「ぼぎわん」ですが最終的に霊能者によって退治されるんですが、二回ほど霊能者のリセマラが起こります(強キャラ風おばちゃんはあっさり返り討ちでやられますが、まあ脇役も脇役なので大したネタバレじゃないですね)。 そして、新キャラが出る度「この人も常人じゃないけど、新しく出てくる霊能者はもっと超人なの」 みたいな設定。 まるで、上遠野浩平の「ブギー・ポップ」シリーズとか西尾維新の戯言シリーズを読んだ中二病学生の自作小説状態です。 民俗学を下敷きにしたホラーのはずが無理やりラノベ風演出になり、なんも怖くないです。 あと、物語終盤で出てくる最強美少女霊能者ですが正義の味方の癖に意地が悪いです。 普通に職務を全うしようとした警官を警察庁長官とのコネで脅した上、「お前は何も知らない下っ端」と追い討ちをかけます。主人公格の正義キャラとしては人格を疑われる行動だと思います。 と、ボロクソにディスりましたが、本作の「ぼぎわん」は最強美少女霊能者の手にかかれば瞬殺されるというマイルド風味なので 「ホラーを読みたいけど、本格的なのは怖くて無理」 という人にはいいんじゃないでしょうか? あと、一章は普通に面白かったので星2つ。 | ||||
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これが初の著書で第22回日本ホラー小説大賞とやらを受賞した本作らしいが・・ 映画のほうを先に見ていたからか、期待外れでした。というか映画のスケールが大きすぎたせいがあるかも。 途中までは引き込まれますが、どんどん失速していき、最後は悪霊とのバトルで落胆・・。 結局なんで襲われてるかがよくわかんないです。 映画のほうは悪霊の実態が描かれていないのが怖さに繋がり面白かったですが、小説ではガッツリ出てます。 怖さは全くありませんでした。第22回日本ホラー小説大賞受賞作の審査員はアホなのかな・・。いや俺がアホなのか。 この内容をよくあのような映画に仕立てられたものだと、映画の脚本家、スタッフ陣を誉めたくなります。 | ||||
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諸星大二郎、大友克洋、星野之宣、の三人が一挙に楽しめますよ。 | ||||
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ホラー小説なのは一章~二章の序盤まで。中盤から終盤は寺生まれのTさんが出てきてハァーッてするライトノベルです。ホラーは個人的に、現実世界の延長線上にあると思ってるので、俺TUEEEE!的なファンタジーされると萎えぽよでした。 | ||||
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他の方も言われていますが、2章まではとても良い。新幹線のトイレのシーンなど、本気でゾッとした。 が、3章以降がよろしくない。作者の「僕が考えた最強の霊能者」とぼぎわんとの超バトル。2章までのおどろおどろしさが台無し。 1番納得いかないのが、ぼぎわんの正体について。「姿かたち」と「性質」とが噛み合っていない。正体が子供の集合体であるなら、子供の姿で出てくるべきだし、 女の姿で出てくるなら、DV受けて来た女の怨念の集合体とすべきだったのでは?怪異にも整合性はあります。作者は、あまり民俗学や伝承文学などを勉強した事がない人なのかな。 とは言え、2章までの展開は良く、文章力もあり、キャラの人間的な気持ち悪さはよく描けているので、読む価値はあると思います。 個人的には、比嘉姉妹は登場させず、あのルポライターが事件を追うかたちで、人間の業にスポットライトを当てていればラストまで面白かったかも、と思います。 | ||||
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残念ながら、筆者は、「霊能力者」と「霊媒師」を混同し、区別出来ていない。本来、そここそ描くべきでは?と思います。もっとちゃんと調べて描いて頂きたい。内容はホラーアクションといったところ。目新しさはないが、ストーリーは面白い。エンディングのお決りさも、ふっと笑える。唯一、霊能力者と霊媒師の区別さえきちんとついていれば、もっと良い作品であったのに!と残念に思う。 | ||||
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映画化のトレーラーを見て購読してみたけど 序盤・設定は良かったのに途中から失速 というかこれホラーなの? 設定はよくある洒落怖もの、地方に伝わる 玄関口に現れ人の名を呼ぶ化け物、ぼぎわん、絶対に返事をしたり 戸を開けたりしてはいけない、もし捕まればお山に連れていかれると その化け物に狙われる主人公とその家族なんだけど 化け物に知恵を付けさせすぎたり非現実的な事をさせすぎると 白けるから駄目ね。 それに途中から話がエネ夫、DV、不妊問題へと横道にそれすぎ というか化け物を呼び寄せた原因が民俗学者の横恋慕に 主人公がクズだったからって…… というか、田原秀樹 というキャラクターをここまでクズとしてボロカスに 描写する必要性はあったのかどうか ドロドロの昼ドラを読みたいわけじゃないのになんだかなぁと そして最後はメアリースーこと比嘉琴子によるラノベみたいな霊能バトル 良い素材でも味付けしだいでこんなに酷い物になるのが分かったという 勉強代と思えば安いと思います | ||||
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そんなに怖くなかった 得体の知れない化け物をもっと空気感というか 本当にあるかもしれないと思わせる感じじゃなく何処ぞのB級映画ばりの描き方に疑問を 感じた。 映像なら分かるけど文章で怖がせる せっかくの文章が死んでしまってる あと せっかくの大学准教授が調べてくれてるのに 謎の上から目線 藁にもすがる思いの主人公が 何を偉そうにしてるのか? 正直酷い目にあっても良いかなと 全く主人公に共感出来ないし 特に酷いのが 妖怪がメールをするって.... せっかく、古来からの民話で伝わる妖怪だと 分かったのに その設定を潰すとか 汚い言葉を使うと「馬鹿じゃないの?」と 正直思ってしまう。 これが角川ホラー文庫大賞? よっぽど他も作品が酷かったのか 審査員の適当に選んだのか どちらかだと思う 1/3しか読まずに辞めてしまったが 時間の無駄だと思い辞めました。 | ||||
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ネタバレ注意 怖がりには、1、2章はかなり怖かった。 それはある程度リアリティーがあったから。 3章はそれをブルドーザーで破壊していく勢いで、突然バトル系のラノベに変貌してしまった。最強権力持ち女霊媒師登場!!→血まみれで格闘→鏡を取り出した→なんかめっちゃ効いてる!!→お前は消してやるぜ!!……もう3章だけスピンオフで独立させて、お姉ちゃんと野崎のバディものを書けば良かったのでは(そのほうが一貫性ある)。前章との流れが感じられないため、違和感が強烈だった。 この本は一体何が言いたかったのか…… 男のエゴに振り回され、忌まわしいものを呼び寄せ、自らも危険にさらしてしまう哀れな女たち……の、業のスパイラルかと思ったけど、それにしては、2章ラストの「あの人は命をかけて守ってくれた」は再び美化という名の呪縛に陥ってしまったよう。 ぼぎわんは結局、どういう法則でターゲットを決めていたのか? なぜ目に見えない攻撃を仕掛けることができ、親しい者の声を真似るのか? なぜ問いかけるように呼び掛けてきて(自信が持てないってどういうこと?)、それに答えてはいけないのか? 目的はリングのように増殖することなのか? 最も大切な設定が手抜き、もしくは流されているため、1、2章を良質ホラーとして成立させた「期待」は3章で一切解決されることなく、リアリティーと明瞭さを失って崩壊する。 結局、満足のいく謎解きはなかった。 ぼぎわん=ブギーマン(外来語)、西から来た化け物……なんて、そんな怖くない設定のはずがない。途中、口減らしで呼ばれた土着の……という説明が入るので、いくつかの不可解な単語と一緒に、ぼぎわんの名前と正体が明かされるものだと期待して一気読みしたのが……まさかの、ぼぎわんも元は子供で、増殖する? そもそも、女のDV夫への呪いがなんで、口減らしで差し出された子供や老人を喰っていた魔物を呼ぶことになるのか、納得がいかなかった。 途中でてくる文献やら語源を出したのは、民俗学的ミステリー感を出すための小道具でした。 DV、口減らしというテーマも繰り返し示されるが、作中で事実以上の意味がなかった。何を主張したかったのかが伝わってこなかったのが残念。 | ||||
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本当に全く怖くないです。 人によって好き嫌い別れると思いますが、走行している新幹線から子供諸とも消え去ったり、姿が肉眼で見えているときもあればいつの間にか他人がいる喫茶店の中で人の腕を噛みちぎったりと、本当に「化け物」という感じがして全く怖さを感じません。 特に、別レビューでも拝見しましたが、超能力者の姉が警察の偉い人に目をかけられていたり化け物とバトルをしたりと、ラノベ感がぬぐえませんでした。 漫画を原作に小説化したという感じで、現実味がなく感情移入をすることも場面に入っていくこともできず、中二くさいなぁという後味が残りました。 あとこれは個人的な印象ですが、奥さんの田原香奈は最終的には如何に自分たちを苦しめた夫といえど最後は自分たちを命がけで守ってくれた、と納得していますが、私からすれば「妻子を命がけで守ろうとするオレって格好良い!」にしか見えず大変に不快でした。 | ||||
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なんか中高生あたりが好きそうな文章、展開だなと思いました。本好きな人には軽過ぎて向かないです。 | ||||
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ガッカリです。途中まで面白いんです。題材も良いし、イクメンごっこに振り回される奥さんを気の毒に思ったり男性のしたいことと女性がして欲しいことの違いみたいのが生々しく描かれていたり、と良いんですが、姉貴が出てきた時から中二病みたいになって最終的に無理矢理終わらせた感じになってしまっていました。途中から読むのが苦痛でした。 | ||||
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構成は巧い、題材もいい。 民俗学的なホラーは大好きだし、話題性もあって楽しみながら読み進めていた。 一章を読み終えて二章を読んだ時は背筋がひやりとした。 しかし最後の章で突然ラノベファンタジーバトルが始まった。 『ぼくのかんがえたさいきょうのキャラクター』が何もかもを台無しにしてしまった。 いやいやラストでどんでん返し、と思いきやこの本の中だけでは謎が解けない仕様。 ぼぎわんが全く怖くない事がホラーとして致命的なのだと思う。 ぼぎわんは恐ろしい力を持った化物でしかも賢くてとにかくすごく怖いんだってば! という熱意は伝わって来たけど「怖くて振り向けない」「カーテンの隙間が怖い」といった感覚を全く抱かなかった。 二章で怖いなと思ったのは全く別の要素が原因。 他の方も書かれている通り2chの怖い話殿堂入りをリミックスしてラノベ風味を添えただけ。 しかも家庭板、鬼女板要素もある。 せめて最後の謎がこの話の中で解決していればなあ。 | ||||
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日本ホラー小説大賞系でなかなか納得できるものはないが、これもそのひとつ…。 まず、文章が読みにくい…。次の文章で突然シーンや時間や状況が飛んでいるので、え…あ…もうこの時点に着いた設定なのね…などという部分が結構あった。そして説明不足すぎなくせに、作者自体(登場人物)が一人で納得してるので、読み手はついていけない。え…登場人物が「そうか。そういうことなのか!」と納得してるシーンがとても多いが、どういうこと!?となり、先を読み進めるが、いまいち明確な答えはなく、想像で、たぶんこういうことなんだろうな…と解釈するしかない…。 一章はそれなりに不気味で面白かったが、一章終盤、冒頭に書いている内容にまで戻らないといけなかった。一章終盤が冒頭に繋がるのだが、冒頭に書いている内容と端折りすぎて、冒頭で書いている重要な内容が一章終盤には掛かれておらず、一章終盤が陳腐になってしまっている。 二章はホラーではない。湊かなえなどの人間ドラマって感じ。二章終盤だけはかろうじてホラーかな。 三章は幻滅。ぼぎわんと激しく明瞭なバトル。お化けを明瞭化してしまうと怖さもなくなる。 しかも、やられまくっていたのに、最後はあっけなく倒せたので残念…。 最後まで、色んな疑問があったから読み進めたが、解決ならず…。 301ページにある「※個人の~」という※マークの意味もわからないし、巫女である琴子が妹のことを「最後の家族」といったのもわからない。意味ありげに作中で「上の子と下の子がいる」などと書いているのに、あとの子どもはどうなったのかという疑問が残ったまま…。 さらに、「ちがつね」というぼぎわんがちらほら言う発言の意味もわからないまま。 銀二が娘と息子を殺したというのも、息子はただの事故死なのに強引すぎると思った。 | ||||
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秀樹の原体験は子供のころだ。遊びに行っていた大阪の祖父母の家を突然訪れた正体不明のおそろしい「何者」。玄関の外で、秀樹の家族の名前を呼び続けるそれに対し、どうしたものか逡巡していた彼に、それまで寝たきりだった祖父が「答えたらあかん」と秀樹にはっきりと言ったことをよく覚えていた。祖父はそれを「ぼぎわん」と言っていたらしい。 成人した秀樹の勤務先に突然の来訪者があり、とりついだ後輩が理由もわからずとんでもない大怪我をする。その来訪者はあの「ぼぎわん」なのか? 「ぼぎわん」はかなり暴力的です。実際にこんな経験をしたら、さぞかし怖いだろうと思うのだが、残念ながら、本を読んでいて怖さを感じることは全くできなかった。 そもそも登場人物たちの恐怖心が全然伝わってこないのだ。 それでも、「ぼぎわん」の正体が知りたくて最後まで何とかたどり着いたが、クライマックスも何が起こっているのかわからないし、読み終えても「ぼぎわん」の正体はイマイチわからなかったし、これがまた全然怖くなかった。 文章がこういう話に合わないのだろうか?あんまりあっけらかんと書かれるとダメなのだろうか?なんだかわからないが、読み終えたら何の話なのか、記憶にも残らない。すごく損した気分です。 | ||||
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多くの方が2ちゃんのオカルト板でありそうな話、と評されていますが読んでみて納得。なるほど設定・展開・結末など一連の流れに既視感があります。オカルト板発祥の怖い話を丁寧に書いて引き伸ばしたらこんな感じになるのかなぁと思いながら読了。 ホラー大賞受賞作は何作か読んできましたが歴代受賞作に比べかなり現代的・今風に描写されているなと思いました。よく言えば馴染みやすく、悪く言えば数年後には古いと言われそうな作品。少なくともいつの時代も楽しめるという風には作られていないので、ある意味読むなら今という感じがします。 タイトルはストレートですね。そのものずばり、ぼぎわんという化け物につけ狙われた主人公たちがぼぎわんを祓おうと奮闘するストーリーです。 本作は章ごとに分けられていて、二章まではドキドキしながら読んでいたのですがそれ以降、あれ?そっちにいく?という感じで物語が思っていた方向と真逆に突っ走ってしまったのが残念でした。2ちゃんでいう寺生まれのTさんみたいな人が出てくるというか…。未知の妖怪に対して祓い師が登場するまではいいけれど、本当に祓えてしまうという展開はホラー小説においてあまり面白みがないかなぁ。 あと、ホラー小説に対してこういう褒め方もあれですが本作に関してはぼぎわんが出てこない時の方が面白いです。田原夫婦の隠れた確執が生々しくもリアルでとてもいい。夫への不信感から一転、「あの人は私たちをお前から守ろうとしたもの」というセリフにはぶわっときました。この作家にはホラーではなく人間ドラマ的な小説を書いてみてほしいかも…。 文章は読みやすく難解な部分もないので、軽く怪談を楽しみたいという時には最適かもしれません。「おっ」と思う部分もありましたが全体的には☆2かな。 | ||||
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いろいろなレビューを参考に読ませて頂きました。 冒頭から、同僚のあの事件の辺りまでは展開や結末への期待感は持続しましたが、1/3程でどうにも気持ちが先へ進まなくなり中断。子供の頃から数々の怪談話や伝承を読んで育ち、自分自身や身内も怪奇体験の多いオカルト好きな人間にはやや物足りなくなってしまいました。 書かれた方は、ご自身では実際に心霊体験や怪奇現象などの経験はおありなのでしょうか?何かが“確実にそこにいる”感覚や自分に“入ろうとしている”感覚などがリアリティに描写されていると面白かったかな、などと考えてしまいました。 でも、賞の参考にはなりました。 | ||||
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完全にラノベ。 こんなのが大賞? うせやろ? 完全にラノベ化傾向にあるよな | ||||
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始めの方は引き込まれたのだが、他の方の言う通り、権力のある巫女さんで一挙にライトになった感じです。 イクメンに対する妻の苛立ち等はリアルで良かったと思うのですが。 結局、一番怖いのは表紙絵でした。 | ||||
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