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ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女
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ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全123件 101~120 6/7ページ
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前3作と比較しても、何ら遜色が無い。夢中になって読み進みました。 | ||||
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「ミレニアム3」を出版したところで、草稿だけ残して作者が急逝。 もう二度とリスッベット・サラディンさんや、ミカエル・ブルムクヴィストさんには 会えないと思っていたら・・・・ なんと別の作者で続編が! 出版社にとっても、作者にとってもプレッシャーだったと思いますが きちんと続編となっていました。 感謝。 これで。新しいリスベットさんの物語が始まりました。 今回も、翻訳はヘレンハメル・美穂さん。すばらしい翻訳!! 物語はアメリカ合衆国による通信の傍受にたいする批判を複線として 傍受内容が国家戦略とは別に使われた場合、どのような恐ろしい世界になるか? そして北欧経済とロシアの関係。 登場人物のせりふに「ロシアなんて国旗をあげたガソリンスタンドでしかないんだから。 石油と天然ガス以外に輸出に耐えるものがないから、新しい技術は のどから手が出るほど欲しいはず」 なるほど・・・ 日本のテレビは中国の脅威ばかり放送していますが(Nスペ 「サイバー攻撃」など) ヨーロッパにおけるロシアの立ち位置などがわかって。 ミステリーの部分以外も、とても興味深い・・・・ 今回、鍵を握るサバン症候群の少年「アウグスト・サラディン」くん このあとの話でもリスベットさんとつながりを持ってくれのではないかと、 期待しています。 | ||||
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ミレニアムファンとしては過度の期待は禁物と思い読んだせいか面白かったです。 ただ何処かダン・ブラウンっぽい?そんな気もしました。 あらためてミレニアム2を読んでみましたがS.ラーソンの方が文章の密が濃い気がします。 新しいミレニアムシリーズこれからも読んで行けるよう期待します。 | ||||
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作者が亡くなったのは、ご存知だと思います。 確かに、違う感もありますが、それはそれ。 リスベットが、活躍するだけで、ファンは鳥肌ものです。 | ||||
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なかなか面白かったけど,余りにも作者の個性が感じられないのもどうかな。 | ||||
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スエーデンが舞台というのは、変わらず。 第一作ほどのスケール(時間的、地理的、社会階層的)ではないし、 大人になってたヒロインの描き方に破壊的な性格が減ったのも、 仕方はなくても、作品の広がりを抑えた一因か。でも、第一作をよく研究し、 現代社会の問題を上手に取り込んでいると思う。 構成に破綻はないし、テンポも悪くないから、面白く読めた。 | ||||
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一気に読みきりました。ミレニアムのオリジナルを知らなければ面白い一冊と評価したでしょうが、残念ながら、人物、構成の深みがなく、ミカエルとサランデルの残像だけで引っ張っている作品です。 | ||||
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これまでの3部作を読んで魅入られた人(?)がそれに引きずられて読むと、基調が違う、テンポが違うなどの物足りなさがあるかもしれない。3部作を読んでいないとわからない箇所があると思うが、全く別物として読めば面白いでしょう。 | ||||
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安心して買って頂いて大丈夫です。 ドラゴンタトゥー 2.0として読みすすめます。 ハリウッドナイズは、しょうがないけどね〜〜 | ||||
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上巻とは様変わりと言っていい怒濤の展開。アクション映画さながらのスリリングなシーンが続く。リスベット・サランデルの超人っぷりがとにかく強烈。 しかし展開を急ぐあまり,本来ならばもっと掘り下げて描くべきであろうリスベットとアウグストの関係性がかなりご都合主義的に語られてしまっているのが残念。言葉を発することができず他人とのコミュニケーションをほとんど取ることができなかったアウグストが,なぜリスベットと行動をともにすることで言語による意思表示(ひと言叫ぶ程度だが)ができるようになり,彼女に対して信頼を寄せるようになったのか。これは物語上の大きな鍵であるにもかかわらず,過程が一切描写されることなく結論だけが唐突に提示されてしまっている。読んでいてすっきりしなかった。 アウグストをめぐる事件は決着をみた。だがリスベットと彼女の妹であるカミラとの確執は一時休戦の状態。はたして次巻以降でどう描かれるのか楽しみだ。 | ||||
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1−3の表現力がすばらしかったので、当初はモタモタしたところと、話が急に飛ぶ所が鼻につきましたが、途中から、特に4巻の後半は気持ちの良い展開になりました。 次回作を期待します。 | ||||
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期待以上の内容でした。 早くも5作目が待ち遠しい! 映画化も楽しみです。 | ||||
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作家がStieg Larssonではなく、また、Larssonの書き残したものでもなくて、挙げ句にNSA!が出てくるということで、あー、やっちゃったなーという感じ。 たぶん、買うでしょうが、初めからがっかり感があるので、星negative3。 どうしてNSAなんか出すんだよ、北欧ものなんだし、わざわざ合衆国を出す必要が無いものだったseriesだったからこそいつもふんだんに観ることができる合衆国ものには無い作風が良かったのに。 アメリカ人だって、そういつもいつも自国の政府機関が出て来るものばかりを望んでるワケじゃないですから。わかってないな。 | ||||
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ミレニアム123で、常にフワフワとその存在を見え隠れさせていたあの人物がとうとう4で登場する。だけどしかし、そのキャラクター設定はあまりにも安っぽくステレオタイプではないのか?男たちを操り翻弄する絶世の美女で悪女って(菜々緒かよ)。 思うにダヴィド氏は女性や恋愛を書くのが苦手なのではないだろうか。あの女にだらしないミカエルは今回全く色恋がないし、エリカもリスベットも冴えないと思うのは私だけだろうか。 ラーソンの書く女性はどれも変わり者で魅力的だった。旦那に許可もらってミカエルとも寝るエリカや、ムキムキマッチョのミカエルの恋人など、普通のヒロインはいなかった。そんな状況でその女性と関係しちゃう⁉︎という下半身のユルさと、仕事に関しては鬼、という絶妙のバランスがミカエルの魅力的だったのだけど。 なんとなく予想はしていたけれど、ミレニアムはラーソンの死後、その大ヒットゆえに大金を生み出すコンテンツになってしまったのだろう。シリーズの456はダヴィド氏が書き、789はまた別の作家が書き、10に至ってはスティーブンキングが書いてタランティーノが映画化をして、トムクルーズが主演をしたとしても、しょうがないのだろう。 | ||||
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まさかのミレニアム4が出た。 スティーグラーソンが故人となってしまった今、ミレニアムシリーズはいくつかの謎を残したまま永遠に続きを知ることはないと誰もが思っていたのに。では、一体このミレニアム4は誰が書いたのか。 作者はダヴィドラーゲルクランツ。ストックホルム在住のベストセラー作家。その彼を担ぎ出したのはミレニアムの版権を持つラーソンの遺族と版元である出版社であるらしい。そして日本の出版社は早川、訳は前作同様のヘレンハルメ美穂氏。微妙だ。数百ページのラーソンの続編の遺稿を持つという元恋人はどこへ行ったのだ。微妙だけど、悩んでいるくらいなら読んでみよう。だってミレニアムシリーズの大ファンなのだから、続編がどうなったのか、見届けたいと思ったのだ。 で、上巻の始まりは中々読ませる。読ませるのだけど、あの、ラーソンの描く北欧の寒々とした感じがない。ミカエルの誰とでもつい寝てしまう女へのだらしなさが消えている。アメリカやロシアが絡んでくるワールドワイドな陰謀がいまひとつ距離感や壮大さが見えてこない。 と、ついつい、ないもの探しをしてしまう。しょうがないのだ。これはこれ、新しいミレニアムの始まりなのだ。 | ||||
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やはり、スティーグ・ラーソンの三部作には及ばなかったようだ。 ラーソンが三部作で描いたミステリーの奥行きと迫力、ストーリー展開の面白さのレベルには到達していない。 下巻に入り、展開がスピーディーになり、リスベット・サランデルの過去が語られるとともに事件は急展開し、怒涛の結末を迎える。 確かにラーソンの傑作を引き継ぎ、続編を描くのは並大抵のことではないのだが、本作を読み、三部作の面白さまでもが少し薄らいだように思う。 残念。 | ||||
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上巻を読んだ限りでは、本家『ミレニアム』の三部作に比べると迫力と面白さに欠けるように感じた。 しかし、ミカエル・ブルムクヴィスト、リスベット・サランデルといったお馴染みの登場人物との再会は何とも言えない感慨深さがある。 雑誌『ミレニアム』を発行するミカエルの会社が経営危機に陥る最中、ミカエルに大スクープをもたらす情報が持ち込まれた… これまで詳しく描かれなかったリスベットの過去は描かれるのだろうか。 | ||||
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上巻とは打って変わって、オリジナルの骨法が見事に踏襲され、様々な場面がどんどん入れ替わって物語の展開が疾走感をいや増すとともに、リスベットの本領が発揮され(いや、爆発して)、悪漢たちを叩きのめす一巻。(特に、325~8頁の形勢逆転の掛け合いには笑った。)前三部ほどのおどろおどろしさ(?)は無かったとは思いますが、リスベットにまた逢えた、と感じ得た下巻でした。静謐なエンディングもなかなか良かったかと。(思えば、本作ではミカエルとリスベットが直接に邂逅するのは、このシーンのみだったのですね。) 「リスベットはパソコンを通じて、やっと真の友人を得ることができたわけだ。それに何より、生まれて初めて、自分は自由だ、と感じた。まるでワスプのごとく、自由にサイバー空間を飛びまわることができた。何にも縛られずに」(177~8頁) 「ロシアという国は実のところ、国旗を掲げたガソリンスタンドのようなものでしかありません」(198頁)。 「情報を漏らすのは、何か目的があるからだ。正義感にかられて、腐敗や不正を明らかにしたがっている、という高尚なケースも当然ある。が、ほとんどのケースでは権力闘争が絡んでいる-敵を貶め、自分の株を上げようという魂胆だ。したがって記者たるもの、なぜこの人は自分にこの話をするのか、という疑問をけっして忘れてはならない」(263頁)。 「リスベットはあとになってから、このとき自分は妹も撃てたのではないか、と自問した」(314頁)。 尤も、評者が一番残念であったのは、本作により第5部以降の展開あるいは新『ミレニアム』の物語構造そのもの、即ち「ワスプ」と「サノス」の対決軸(詳細は169~173頁参照)というのが見えてしまったことです。新たな趣向などによりこの辺が巧く処理されないと、第5部以降は凡庸な作品となるおそれが大であるように感じますね。(例えば、アウグストの成長譚を絡ませるとか。)なお、第5部の原作は、2017年に刊行予定とのことです。 | ||||
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ラーソンのミレニアムでは、華奢で小柄なリスベットが、ビュルマンやザラチェンコ、テレポリアン等の巨悪に果敢に立ち向かっていく姿に深く胸を打たれ、3のラストに喝采しました。でも、本作は、リスベットにあまり感情移入できませんでした。 それに、上巻は楽しく読めましたが、下巻のアメコミうんぬんのくだりあたりから「あれ…?」と違和感を覚えました。映画化のからみでアメリカの読者を意識したのでしょうが、ミレニアムの世界観にアメコミは合わないように感じました。私は北欧ミステリも、アメコミもハリウッド映画も好きです。ただ、アメリカのミステリにはない、北欧ミステリの独特の「暗さ」のようなものが好きなので、違和感を感じるのかもしれません。 誤解しないで頂きたいのは、私は、ラーソンの恋人のエヴァさん、本書の著者のダヴィド・ラーゲルクランツ、どちらかの肩を持っているわけではありません。単に、「『ラーソンのミレニアム』とは違う」と個人的に感じただけです。 本作はダヴィド・ラーゲルクランツの解釈によるミレニアムです。SNSやネットなどの現代のテクノロジーが反映されていますし、舞台が大西洋をまたいで大がかりになっているので、エンターテイメント性は高いと思います。また、暴力描写は前3作よりも抑えめです。前3作の暴力描写が苦手だった方でも、本作なら大丈夫かもしれません。 | ||||
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以前の三部作はジャーナリストであるミカエルが糾弾される側になってから、世の、不当に扱われる人々、不正を行う人々に対し闘い、回復を求めるストーリーである。 作品に一貫していたのは常に追い詰められている、という感覚。 今作では残念ながら前作の人間関係やスキルを持つ人々により、主人公サイドの方が余裕があるように思えてしまう。 当事者にしかわからないこと、その思い、沈黙を守る事で読者に想像させる余地があった前作に比べ、ラーソンのものではない、と感じる。 ミレニアムのファンとしてはリスベットが登場した際は嬉しくワクワクしたが、エヴァ・ガブリエルソンの事を思うと、この作品の底には何が流れているのかと思う。 筆者であるラーゲルクランツが 「人はみな平等である―お金さえ払えば」 と、登場人物の一人に言わせているのが印象深い。 | ||||
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