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ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女



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ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女の評価: 3.93/5点 レビュー 123件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全123件 41~60 3/7ページ
No.83:
(4pt)

面白い。

前の作者の死亡を受けて、別の作者による続編ということで、あまり期待しなかったが、最後まで面白かった。
かなり前作までの研究をしたらしく、出てくる人物の性格や個性、テーマとしての性と暴力、幼児虐待、家庭内暴力などの人権問題などを、うまく配置している。
また、リスベットの行動や、ミカエルの雰囲気も、前作と同じ感じで、よかった。
量子コンピューターの話や、リスベットの妹の登場や、なぜかマーベルのワプスとかいう話も、うまく織り込んでいる。なんか、この作者の職人技のようなつくりかたは、それこそ人工知能を使ってコピーしたような感じでうまい。
この作者で、このままいってもらいたい。
またリスベットは、 前作のようにオートバイで走り回るよりも、今作品のようにBMWの方がいいみたい。オートバイだと家出娘が、暴走族の特攻隊長になったみたいで、あれで背中に日本刀を背負ったら、マーベルの主人公になる。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)より
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No.82:
(4pt)

快作とまでは言い難いが・・

ミレニアム5が本屋に平積みされているのを見て、慌てて読み始めた。
 2015年12月の初版を買っているので、2年ほど放置をしていたということになる。
 スティーグ・ラーソンでなくなってから、どうも説明調のフレーズが多く、微妙な違和感を感じて放置していた。
 ただ、この帯には「全世界8000万部突破」とあって、「5」の帯には9000万部とあるので、「4」もかなり売れたということになるのかもしれない。

 改めて読み始めると、ストーリー展開が遅くて薄味だが、ファンの最低限の期待には応えているのではないかと思う。
 悪い本ではないのだが、新しい展開を創造するために、会話の形をとって、新しい人物像やストーリーが説明されることに、かなり辟易してくるし、これでテンポというかリズムが悪くなっている。
 ただ、何にせよ、続編が発刊されること自体は、リスベットという稀代のキャラクターが生き続けることになるわけで、名作であれ駄作であれ、続くことが悦びだ。

 なお、4のオビには、「ハリウッド映画化決定」とある。寡聞にして知らないが、映画化は実際なされたのだろうか。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)より
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No.81:
(4pt)

5が出たら読むか迷うところ...

前3部作のファンで、作者の死を非常に残念に思っていました。4が出たことも知っていましたが、なんとなく食指が動かないままだったところ、文庫になったとのことで購入。
上巻〜下巻まで一気に読み終え、そのスピード感とおなじみの登場人物の活躍、そして他人の作品をこのように発展させたラーゲルクランツの手腕に感服しました。特にIT/AIの知識はすばらしく、国際的な展開にもワクワクしました。ほかのレビューでもおっしゃっているように、これからさらに新たな展開が始まっていく序章のような作品だったと思います。
一方で、やはりラーソンのような登場人物の心情の細やかな描写や情景の表現はなくなり、当然ですが彼の不在をあらためて実感しました。たとえば、ミレニアム2(上)の冒頭にあったグラナダで嵐と対峙するリスベットの描写。冗長という批判もありましたが、あのような本筋とは離れながらも、それによってキャラクターが立体的に浮かび上がってくるような文章が好きでした。
と、いろいろ書きましたが、徹夜小説としてのおもしろさは十分だったと思います。レビュータイトルでは「迷う」としましたが、おそらく、5も読むことになるでしょう...!
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)より
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No.80:
(3pt)

待望!

ミレニアム最新刊面白いのですが、何か物足りない印象。でも下巻も読みますけど。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)より
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No.79:
(4pt)

しっかり繋げている

がっかりするのが心配で読んでいない方、大丈夫です。
がっかりさせません。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)より
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No.78:
(5pt)

訳者が同じなのが良かった

多くの読者が不安に思うであろう
「4は作者が違うんだから、テイストも違うでしょ」
という不安は驚くほど少なく、今まで通り痛快なサイバーミステリーとなっています。
不安に思っている方にはオススメしたく星5にしました。

1~3までを書きあげ、すばらしい世界観を生み出した作者スティーグ・ラーソン氏は亡くなりましたが
4以降の構想を残していたと過去シリーズの解説で見ました。

しかし、この4は残念ながらその構想を再現したものではなく、まったく別の話を遺族から発注されたとのこと。
知らずに読み終わりましたが、そんなことを感じさせず、良質ミステリーを楽しむことができました。

正体の想像もつかない悪組織へ挑む二人の主人公。
リスベットの大胆不敵な性格とITテクニックによる打開と、
ミカエルの記者としての人脈や機転による追求。
私はこれがミレニアムシリーズの礎だと思っているので、その点で大満足しています。

若干、今までのシリーズよりも切なさが弱めで、著しい性暴力等が控えめなので、その辺のパンチが欠けるとも感じたのですが
1~3までを引き継いだ新生ミレニアムとして良い出来だと思うし、リスペクトが感じられて、
「5は発売次第、文庫待ちしないで買おう」と思える作品でした。
映画の完成も楽しみです。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)より
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No.77:
(1pt)

ラーソンの魂、受け継がれず…(ネタバレあり注意)

面白いけど、これはミレニアムである必要はもうない。
リスベットもミカエルもある他の登場人物も皆変わってしまった。それも大きく。
ストーリーは英語圏へのアピールなのかサポーターの強制なのか何故かNSAが出てくるし(出す必要性を全く感じない)、サヴァンの話は既に散々他の作品で絞られきってて今更感しかないし、回収されてなかったキャラの絡め方は無理矢理過ぎて大風呂敷畳めきれてないし、ストーリーが本当に陳腐になってしまった。
ラーソンの筆じゃないとやはり無理だね。

いち小説として読むなら面白いけど、ミレニアムとして読むとがっかり感がハンパない。
途中で終わってしまっていても構わないから、ラーソンの遺稿を世に出して欲しい。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)より
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No.76:
(5pt)

悔しいけれど、ページをめくる手が止まらない

読んでいて腹が立ってきたらどうしようと思っていたけれど、杞憂に終わりました。

英紙Guardianによると、経営に行き詰ったスウェーデンの出版社がデイヴィッド・ラーゲルクランツに続きを書いてほしいと要請したのだそう(ラーソンとラーゲルクランツの交友関係は謎)。ラーソンの長年のパートナーだったエヴァさんは、婚姻関係になかったため続編について何も口出しできなかったようで、彼女にとっては不服な事の成り行きになっているみたいです。

そんな裏事情もありますが、とにかく読ませる本! 展開に勢いがあるので、2冊でもまったく長く感じない。もっと盛っても良かったとすら思った。それについてはスティーグ・ラーソンもそれほどがっかりしていないんじゃないかな。

ラーソンの書いた3部作と異なる点と言えば、彼の3部作には男性の支配的な文化を否定するフェミニズムをすごく感じたけれど、今作はそんなふうには感じなかった。あとなんとなくリスベットの人間らしからぬ有能ぶりに、若干辟易してしまうかな。ばかばかしいほどのヒーローぶりが、可笑しいけど読んでいて気持ちいい。

今月、次作『The Girl Who Takes an Eye for an Eye』の英語版が刊行しました。これでラーゲルクランツが富と名声を築いていくのは、なんだか抵抗を感じるけれど、されどやっぱり続きが読みたい!
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)より
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No.75:
(5pt)

興奮ものの三部作の続き

オリジナルの作者が亡くなったあと、別の作者が新たに書いたとは思えないほど、違和感無く素晴らしい作品。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)より
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No.74:
(5pt)

違和感なし

原作者が故人となってしまったことを知らないまま読み終えた。
読んでいても登場人物に違和感はなかったし前3部作同様に面白かった。
ただそれだけです。細かいことを気にせず楽しめば良いのでは。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)より
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No.73:
(5pt)

ええじゃないか

ブランド物のコピー商品に手を出すような気がして、読むか読むまいか逡巡していましたが、リスベットにまた会いたいとの誘惑に抗しがたく、結局手に取って・・・一気読みでした。
 ラーソンと比較して批判的評価が出るのはやむをえませんが、私としてはむしろ登場人物の下半身の緩さに食傷気味だったので、その辺をカットし、ラスト近くで脇役ププランスキーの初々しい恋愛を描く本作に好感を持ちました。
 本筋ではいつものハッキングと肉弾戦に加え、サヴァン症候群の少年を守るという王道的ストーリー展開でまったく飽きませんでした。
 リスベットの異母兄弟はたくさんいるので、この調子ならミレニアム10まで敵役には困らないかもしれませんが、さすがにマンネリ気味なので同族相食むはそろそろやめてほしいという気もします。いずれにしても、シリーズ復活万歳です。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)より
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No.72:
(5pt)

完全にミレニアムシリーズ

3までのファンを失望させない内容。著者が変わった知っていても、全くそれを感じさせず読み進められる。というか、むしろ、3までを強く意識して書かれていて、今までの登場人物がでしゃばりすぎず、しかししっかりそのままに出てくるのが嬉しい。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)より
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No.71:
(5pt)

生き返ったのか?スティーグラーソン!

一気に読まないよう大事に大事に読んだ。勿体ないからね。スティーグラーソンが甦ったかのような感想が先ず一つ!リスベッドに再会出来て嬉しいのがまた一つ!とにかく、面白かった。絶対おすすめです!
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)より
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No.70:
(2pt)

作者が変わったことは気にしないが…

1~3の原作者のラーソン氏は亡くなっている中、この続編。
続編は無い、と思っていたので、期待半分、心配半分、といったところ。
他のコメントには、作者が変わったことに対する批判が複数あるだろうが、そこは問わない。
映画なら、続編の製作者、監督、出演者が変わることはしばしばあるし、
アメコミや007であれば、作者が変わりながら描かれている。
そう考えれば、作者が変わるのも悪くないんじゃないか、と思えてくる。
リスベットは言わば「女ハッカー版ジェームズ・ボンド」みたいなものだしね(笑)

ここからが、中身の話。
上手く言えないが、「なんか違う」
ミカエルにもリスベットにも感情移入できないし、エリカやガブリエラも魅力的じゃない。
ドタバタとアクションがあって、それで終わり、って感じ。

今後、続編があって、カミラとの対決が見られるのだろう。
今回はその対決の第1ラウンドに過ぎず、初登場の登場人物も、紹介程度なのだろう。
そう思えば、本作のあっけない&中途半端なラストも、まあしょうがない。
次回作以降に期待しよう。それが面白ければ、本作の評価も上がる。それまでは「2」だ。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)より
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No.69:
(5pt)

完成度高い

おもしろかったー!
もう会えないと思っていた魅力的な登場人物達に再会きました。
作者が違うという違和感は私には感じられませんでした。
次作も楽しみにしています。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)より
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No.68:
(4pt)

ミレニアム4というより新ミレニアム1

上巻で感じた「久しぶりのミレニアムだ」という興奮は、下巻になって正直落ち着いた。視点が次々かわる描写法もあまり感心しなかったし、すべてのことが終わったカタルシスもだいぶ控えめ。本自体の密度はこれまでの3作と比べてだいぶ落ちる。

ただ、これをスティーグ ラーソンのミレニアムの4巻目ととらえるのではなく、この作者の新ミレニアムの第1巻ととらえて。つまりは次に期待して、星4とする。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)より
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No.67:
(2pt)

ミレニアム2(火と戯れる女)の前の話なら傑作

ストーリーとしては面白かったが、文体(特にリスベットとミカエルの互いの呼び方やエクスクラメーションマークの多用)が前作とは全く違っていたので、がっかりでした。
さらに言うと、教卓の騎士(下)でミカエルとセフレになった女公安警察官とのその後の関係が描かれてなかったし、リスベットが最後の場面で、他人にも徐々に心を開いていく描写があったにもかかわらず、今作はその過程が重要視されていないのが不満です
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)より
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No.66:
(5pt)

作家が変わったみたいですが、

キャラクターが前作までで完成しているので、違和感なくというか、変わらず面白い。
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (下)より
4151830022
No.65:
(5pt)

届きました

素早い発送、丁寧な梱包、本の状態も良く大満足です。ぁりがとぅございました‼
ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (下)Amazon書評・レビュー:ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (下)より
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No.64:
(5pt)

最高だった

愛してやまないリスベットが帰ってきたことが素直に嬉しい。
人によっては、前3部作と比較すると少し劣ると感じるかもれないが、それでも最高だった。
著者のイブラヒモヴィッチ伝も素晴らしく楽しかったし、2017年には5部が刊行されるそうなので、今から楽しみ!
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)Amazon書評・レビュー:ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 (上)より
4151830014

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